カイワリ第3弾と天気待ちの日々
昨日(4月10日)は伊東(オーシャン釣具)に釣行。
元々は5日に予定していたが前日の午前中に電話予約を入れると、風が悪いから止めておこうとオヤジさんの返事。
釣れ始めたカイワリ狙いというよりも、早くも出始めたサバとフグが本格的に出る前に、と少々焦り気味の予定ではあったが、あくる日の特に午前中はオヤジさんが心配された通り、どん吹きでうねりも大きく釣りどころではなかったようだ。
結果、今回の釣行になったがボを食らいそうになったほどの貧果では記すことなし、写真も少ないのでこの間の天気待ちの日々の様子も一緒に書きとどめておこう。
この時期、伊東はカイワリ、富士山は桜、そして、普通にはこの陽気で行楽にと一気に忙しくなる。
五目漁師は留守番を決め込んでいたが釣りが延期になったことで千葉に住む孫姉妹達に誘われて6日はこんなところに。
(父親は仕事で忙しいらしい)
五目漁師はもう30年以上も前にディズニーランドには行ったことがあるがシーはもちろん初めて。
えーえー?とか思ったが行ったら行ったで気分も眼も結構楽しい。
娘(姉妹達の母)が付き合ってくれるというので、以前から乗ってみたいと思っていた“落とし系”のアトラクションも孫達はそっちのけでヨメサンにまかせていくつか体験してみた。
他所の本格的なものだと年齢制限があるとも聞いているがここは高血圧とか心臓に難がなければOK、しかも自己判断なのでわざわざ老人ボケは?などとは確かめずに済んだ。
これくらいなら、キャーとかヒエーとかわざとらしい奇声を発するまでもなく(多分)ニヤニヤ顔を保ったままで楽しめた。
一方、このころは街中の桜はそろそろ終わりに近づいていたが
シーに行く前日に寄ったキャステイング八千代店。
満開のようだが駐車場に散った花びらが
富士山周辺でも山梨側の桜はこれから順次満開を迎える。
そこで、8日には静岡側を振り出しにぐるっと富士山を一周しながら桜撮りを楽しんだ。
富士宮市大石寺
富士宮市田貫湖湖
そして、これは周辺とは言えないが北側の牧丘町まで足を延ばして撮った乙ケ妻(おっかづま)の枝垂れ桜。
牧丘町乙ケ妻
写真では少し見えにくいがちゃんと富士山は入っている。
締めは山中湖からの夕焼けに期待したが何も起こらずに終わってしまった。
(撮影はヨメサン)
そして昨日が待ちに待ったカイワリ釣行。
爆釣とは言わずとも最近の様子からして10匹は堅いと思っていたのに・・・。
釣り始めて1時間近くは、たまに餌がとろける様になくなることはあっても全くアタリはなし。
やっと最初のアタリ。
グイングインとカイワリに間違いなかったがバラシ。
続けて、次はゴツンゴツンと怪しい引き。
今年は早くも、もう出ますよとの噂を聞いていたこいつ。
早すぎる。
ただ、このあとはさすがのフグも続かず2回ハリス切れがあった程度。
その後、やっと待望のカイワリがあがったが、いよいよこれからと思ったので写真も撮っていない。
しかし、期待のその後は続かず、ずっとずっと餌が付いたまんまで反応は極端に少ない。
たまーに単発で2度掛けたが2度ともバラシ。
滅多に掛かることはない釣りで5回の内手元バラシを含め4回がバラシというお粗末この上ない釣りに舌を噛みたくなる。
カイワリ釣りでこんなふうに一々アタリや巻き上げの状況を覚えていられるほど寂しい釣りは悲しい。
難しい時期の釣りであるのは分かっているので腕まくりしながら、ああなればこうする、こうなればああする、と色々作戦を立てて様々な仕掛けを持ち込んだ。
写真上段左から2.5m3号ハリス2本針吹き流し仕掛け。同ウイりー2+裸先針仕掛け。五目仕掛け全長6m。
中段左から真鯛用6mロングハリス仕掛け。ネムリ針を使ったウイリー仕掛けと回転ビーズを使ったウイリー仕掛けの交換エダス。色々な長さの細ハリス仕掛け。
下段:ウマヅラカワハギが湧いた場合に使うカワハギ仕掛け。
五目漁師は仕掛けは大体一種類につき3セットずつ準備することにしている。
3セットを使い切った場合にはその日の釣りにその仕掛けは向いていないと考えて別の仕掛けを使うことにしている。
しかし、今回はどれもこれも役立たず、所詮は、釣り師の腕と、何よりも釣れる日に出掛ける運にかかっていることを痛感する。
前回は1時過ぎからプチ時合いがあったので我慢してその時を待ったがどうもその気配はない。
このままではボを食らってしまう。
ここは何とか一発逆転を狙うしかないと思いタイラバの沖流しに切り替える。
(後ろ髪を引かれながらと言いたいがそれは無理だし、何か代わる言葉はないかな?)
とにかく、もう戻って来られないように、時合いが来た時に備えて大事に使っていたコマセを処分してしまう。
沖に出ると、結構吹いていた南東風も今は収まり、いい感じの東風で道糸が斜めってくれる。
これなら行けそうだと思った矢先にヌーっと穂先が重たくなる。
こんなところで根掛かりは考えられずどうやら魚のようだ。
巻き上げるに連れてガツンガツンと結構厳しい生命反応。
後半の穂先叩きには、まさかの真鯛? とも思ったが、上がってきたのは、良型(36cm)のオニカサゴ。
やれやれ、これで気分はボを脱出。
その後も何度かアタリはあったが掛かるところまでは持ち込めず。
で、何とかボは逃れたが、カイワリ狙いの今日の釣果はこれ。
今日は日曜日、他店からも結構な数のボートが出ていたので、その後、時合いがあったかどうかが気になっていたが、どうやらカイワリは最後まで駄目だったようだ。
このへそ曲がりめ!
で、釣った日は唯一のカイワリとハタを無理やりミックスしてこの1週間で一気に緑づいた木の芽をすり込んだ白味噌でたっぷり野菜と共に和える。
次の日にオニカサゴを捌いて料理する。
最初は姿造りにしようかと思ったが、メインはオヤジさんにいただいたのタケノコとのコラボで炊き込みご飯にする。
オニカサゴは頭が大きいのでこれくらいのサイズがあっても所謂身の部分は少ないが、逆に頭から尻尾まで全てが身と言ってもいいくらいに、腸以外は全てが美味しくいただける。
炊き込みご飯、
兜と背骨部分の味噌汁、
カマと腹骨部分の煮付け、
胃袋と肝はポン酢でいただく、
そしてヒレは少し乾燥させてから焼いてヒレ酒でいただく。
少し身を残して切り取ると香ばしくて美味しい酒になる。
海面水温はなんと一気に18.1℃まで上がっていました。このせいかどうかは分かりませんが沖は海底から10mくらいまでは一面に薄い反応があります。広い範囲にわたって平坦なので魚影ではなくクラドの様な浮遊物ではないだろうかと思っています。海面の陽気に比べて底は案外暗く冷たいのかもしれないですね。
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お疲れさまでした
ディズニーシーに富士と桜、そしてカイワリと
忙しそうですね
しかし、カイワリの気まぐれ
フグが少なくても喰い気は無く、むずしい釣りですね
観音崎のアジは産卵少し前のようで
これから楽しくもなりますが
カイワリの接岸の目的は何なのでしょうね
シラスでも追いかけてきたのか
気になります
その伊東に行きたいと想っていましたが
新宿第二弾が決まりそうで
まだ先になりそうです
投稿: 趣味人たけ | 2022年4月12日 (火) 16時37分
趣味人たけさん、こんばんは。
今は餌やウイリーには見向きもしなかったり、
1、2時間ほど限定で食って来たりのようです。
春と秋には数日だけ一日中食ってくることもありますが
こんな日に運よく当たるためには回数を重ねるしかないですね。
秋が産卵時期でシラスを追っているとは聞いていますがどうなんでしょうかね。
何れにしても一年中脂がのって外れがない魚だと思っています。
お仕事忙しそうですね。
サバやフグの活動次第では益々釣り期が限定されてしまいそうな心配もしています。
投稿: 五目漁師 | 2022年4月12日 (火) 23時17分
五目漁師さん、こんばんは。
この記事を見て、子供が小さかったころは毎年(というか年に複数回)行っていたディズニーも、最近は行っていないなーと思いました。子供たちが友人通しで行くようになると、次は孫にねだられるまで休止ということですかね。
前振りが豊かという事は釣果が…という事でしょうが、カイワリどうしちゃったんでしょうねぇ。
それでもタイラバに切り替えてのオニカサゴゲットは流石です。釣り方や狙う魚種を変えられないワカサギ釣りだと、半日2尾しか釣れなくてもじっと我慢しかありません(笑)
同じ日に僕も山中湖や河口湖から富士山を見ていたんですが、桜はあまり目に入らなかったですね。たしか河口湖町は桜まつり開催中ですよね。それよりも陽気が良くなって爆音バイクやシャコタンチバラギ(古っ!)カーが大量に押し寄せていて、せっかくの景色も台無しだなーなんて思っていました。
投稿: ぐっちゃん | 2022年4月15日 (金) 00時00分
ぐっちゃん、こんにちは。
ディズニーランドもシーもぐっちゃん家の庭の様なものですね。
はるばると山中湖まで出掛けなくても費用的にも行楽的にもうんと楽しいかもしれませんよ。
お嬢さんも付き合ってくれますし。
お察しの通り釣れないと書くことはないし写真はないしで辛いですね。
タイラバのおかげで釣果としてはなんとか帳尻が合いましたが狙いとは全く違いましたので
悔しい限りです。
山中湖は桜に関しては皆無に近いですがお隣の河口湖は春は桜、初夏はラベンダー、晩秋は紅葉と見せ場もその都度行事も多く観光に対する力の入れようは山中湖とは雲泥の差があります。
ワカサギの魚影が濃いのもそれなりの対策をしているんじゃないですかね。
投稿: 五目漁師 | 2022年4月15日 (金) 09時37分
お疲れ様でしたm(_ _)m
オニカサゴとタケノコのの炊き込みご飯、綺麗ですね!
良い出汁も出てそうでスマホにヨダレを落としそうになりました(*´艸`)
それにしても海底は暗く冷たい潮が流れてるのでしょうか?
東京湾の鯵船も結構渋いです。
半日船で先週は22匹しか釣れないのに竿頭となるほど不調です。
こんな時は春のマコガレイを例年なら狙いに行くのですが、釣れてませんね。
いったい何を狙ったら良いのか、分からなくなってしまいます( ´•_•。)💧
五目さんにあやかって鬼退治でも始めましょうかね?
また、どこかの海でお会いしましょう!
投稿: AP | 2022年4月15日 (金) 22時39分
APさん、おはようございます。
オニの炊き込みはなかなか食べられるもんではないと思ってやってみました。
いつもは湯引きでいただく皮ですが、今回はここでいい味を出してくれたようです。
相変わらずのカイワリで、この次の日には数時間の時合いがあったようです。
決していないわけではなくいるのに見切られている、iさんが撮って見せてくれたあの状態を想定して色々やってみるのですが難しいです。
伊東や網代は比較的対象魚が多いですから予備の釣りに切り替えられますが
大津でアジが釣れないとなると遊漁船でさえ逃げ道がなくなってしまいますね。
カイワリは同じアジ科の魚ですから竿頭のAPさんもそろそろ腕の見せどころ、カイワリ以上に手に負えないサバやフグの猛攻の前にいかがでしょうか。
私は、海の状況次第ですが明日もう一度挑戦の予定です。
投稿: 五目漁師 | 2022年4月16日 (土) 07時33分
こんにちは。
仕事もやっと一段落したので一気読みさせていただきます。
私はまだシーには行ったことがありません。
一回は行ってもいいかな?と思いますが、釣行一回分の時間+入園料+食事代+お土産代?を考えると自らは行く気になれないです。誰からか誘われたら、ですが今のところは可能性は無いですねぇ。^_^a
私が最後に行った頃はまだフグは出ていませんでした。サバも同乗されたOさん(先日コーヒーご一緒した方です)が1匹釣っただけでしたね。
これから暖かくなるにつれ良くも悪くも賑やかになってくるのでしょうね。
投稿: まっく | 2022年4月28日 (木) 11時04分
まっくさん、こんにちは。
一気にたくさんのコメントありがとうございます。
忙しそうですね。
一段落と言えど連休がピークになるのではと心配しています。
ああゆうところは行ったら行ったで私の年でも、一日うきうきして楽しいですが
確かに、自分でもう一度行こうとは思わないですね。
最近は天気が良かった日でもオーシャンのブログが更新されていません。
恐らくサバまみれで良い釣果が出ていないのではと勘ぐっているところです。
まっくさん、行って様子を見てきてください。
投稿: 五目漁師 | 2022年4月28日 (木) 12時59分