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2022年4月

2022年4月27日 (水)

初めての中深場ジギング



昨日(4月26日)は網代(亮知丸)に釣行。

この(天気)予報では25日に伊東でカイワリ第5弾かな? と思っているところに3日前になって26日の予報が良くなってきた。

まだ今シーズンは釣り切れていないカイワリ、しかし下手するとサバまみれの伊東に賭けるか、天気がまだ不安定で下手すると結局どこにも行けずにこのまま(世の中の)連休に突入してしまうかもしれない網代に賭けるか、うじうじと悩んだ挙句に24日になって網代にエンジン艇の予約を入れる。

そして、その当日。
午前中は小雨模様、昼からは雨も風も強くなりそうだがなんとか出られそうだ。
知床では海難事故の捜索が続いているところなので天気の急変や、ボートの不意の故障などを色々想定すると身が引き締まる。

今日はいつもお借りする艇と違って甲板中央にコクピットがないタイプの方。
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広々としているが掴むところがないので立ち上がるとボートの揺れでフラフラする。

乗り込む時から潮が濁っているなとは思っていたが、沖に向かってもそれは変らない。
いつもは真っ青な海原が緑色を通り越して土色に見えるほどだ。

(後でわかったが)先日の台風は大したことなかったし、大雨が降った様子もなかったのに何でだろう? と気にしながら、沖のいつものポイントに到着する。

今日はジギング一本勝負なので早速セミロングタイプ赤金グロー250gのジグから開始する。
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いつもなら海中に入れた仕掛けが小さくなるまで見送るのに今日は水面下1.5m位でこんな大きなジグが見えなくなってしまう。
果たして、狙いのアカムツはこれが見えるのだろうか?

先ずは底から1~2m程度をゆっくりと誘い上げながら少しずつ棚を上げていく(つもり)。
この深さ(200~250m)でのジギングは初めてなのでユーチューブなどを観あさってイメトレをしてきたが、観るとするとでは大違い。

いつもやっている左腕でジャーク、右手でリールの操作と思っていたが、3、4回もジャークすると重さに耐えられず腕がブルブルと震えてくる。
穂先もそれに合わせてまるで魚が掛ったようにがたがたと振動している。

駄目だ!
こんなはずではなかったが非力過ぎる。

実はリールを操作する右腕も(ハンドルを通して)使って、釣れますようにと拝むように両腕で竿を支えジャークすればよいことに気付いたのはしばらくしてからだった。
情けなっ! 

それにしてもこの濁りでは海底は真っ暗でジグなど見えないわなっ!
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ネットでは魚の活性によってグローの明るさをコントロールするなどともあったので、自宅でレジン液を固めるブラックライトをいくつかのジグのグロー部に当ててみて明るさや明るさの持続時間などは調べてきた。

そこで、今使っているジグのグロー部よりも更に明るく持ちの良い別のタイプのジグに交換する。
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その一投目。
効果があったのか、それとも腕を振るわせながらの努力賞なのかはわからないが、ジャークから脱力してジグを落としていく際にラインが大きくふける。

おっとっと、来たかな? 
合わせを入れると、いつもの餌釣りのアタリと違ってビクビクと掛かりが伝わってくる。
ただその後は反応がなくなり重量感だけになってしまうがひたすらに巻く、巻き続ける。

以前、手巻きのまっくさんが、何か悩みでもあるのか、それとも眠たいのか、うつむき加減の腰掛けスタイルで肘を太ももで支えながらひたすらに巻き続けていたあの姿が、今理解できる。

遊漁船ならジギングで魚が掛ると、別の意味で竿をラインと同じ方向、つまり海面に突き刺すようにして支えるために比較的腕に負担がかからないが、海面までの高さがなく立ち上がることもできない小型ボートではどうしても道糸と竿の角度が直角近くになり、その分、腕や肘に負担が掛かってくる。

残り50mほどになって、やっと竿先を叩く引き。
久しぶりだね、まだ掛かっていてくれたの?
そして、上がってきたのは予想もしていなかった本命のアカムツ。
しかもなかなかの良型(33cm)。
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このジグの大きさは16cm

やったね。
よくぞこんな中で掛かってくれた。

この勢いに乗りたかったが、これは正に幸運中の幸運だった証拠にこの後は小さなアヤメカサゴが1尾釣れただけで、他には上層に浮いているサバに時々捕まる程度。
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それ以外には一切魚からの反応はなし。

実はこのころには濁りの犯人は分かっていた。
春先に活発になる海藻プランクトン(?)のなれの果てと言われているクラド。
いつもは浮遊物として海中の埃のように漂っているのが見えるが、今はごみとしては見えず海水に溶け込んでいるような感じだ。
これがクラドが海中を暗くしている何よりの証拠。
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酷い時には穂先のガイドを詰まらせて道糸が巻けなくなることもある。

状況は同じだが浅場に行けば少しでも光が通るだろうからここよりかはましかもしれない、という思いと、予報では昼からは雨も風も強まるのでそろそろ避難しよう、という思いから岸側に戻ることにする。

今度は真鯛でもいいし、ハタかカサゴのでかいのが欲しいが、たまに掛かってくるのはイトヨリとここでも上層に浮いているサバ。
諦めかけた最後の最後にやっとハタが掛かってくれる(36cm)。

で、今日の釣果はこれ。
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その日は、ハタのキウイソースカルパッチョ、
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ハタのカマンベールチーズソテー。
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次の日に、アカムツのアクアパッツァ
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脂のノリノリで身が柔らかいために盛り付け時にちょっと失敗

イトヨリのパスタ
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餌釣りは胴付きとはいえエダスがありますからそこで動きの反応が吸収されてしまいますが、ジギングはこれが200m先の魚のアタリかとびっくりするほど手ごたえがあります。ちょっと面白そうですよ、これは。

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2022年4月24日 (日)

網代のこの1年と今後



懐かしい福浦の日の出。
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こんな景色を見ながら福浦の中深場ポイントに向かっていた。

福浦に代わって網代でエンジン艇をお借りし中深場の釣りを始めて、丁度1年になる。
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フルスロットルで走ると沖のポイント(-200m)までは7、8分で到着する。
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手漕ぎボートで30分以上も掛けてギーコギーコと漕ぎ出ていたことを思うと
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福浦の手漕ぎで中深場のポイントに向かう

なんとも楽ちんだし、怪しくなってくるとドキドキしながら空や海面から退散のタイミングを計る心配も減った。

風がそこそこある時には一流し毎に、釣っている時間よりも長い時間を掛けて漕ぎ戻る必要もあったが、今はそんな無駄にきつい時間もなく釣りに集中できる。

それになんといっても、数10キロもある荷物を持ってあの鬼坂を降り登りすることもなく、船の直ぐ横まで車で乗りつけることができるので荷物の量も気にならないし、気兼ねなく大漁釣りもできる。(そんなことは今までにないが)
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良いこと尽くめのようであるが、難点はエンジン艇が2艇しかないために土日は2、3か月も前から予約で一杯になってしまうし、平日もお目当ての日が近づいてくるとどんどんと予約で埋まってくることだ。

岸近くの釣りなら多少の風や波でも出られても、沖合となると天気や波の条件が厳しくなるために沖一択の五目漁師としては、うかつに早々の予約はできない。
いわば平日限定の釣りにならざるを得ない。

現に、今も天気予報と予約状況を交互にチェックしながら次のチャンス待ちをしているところだ。

数えてみるとこの1年(21年3月~22年3月)で16回沖に出ている。
当初はどこに行けばよいのかわからなかったが、カヤックの仲間に教えてもらったり、それらしき遊漁船の動きを観察しながらの釣りで、漸く網代近くの中深場ポイントの様子はわかってきたように思っている。

まだまだ1周目なので行動範囲は狭いが、これは比較的調子が良かった時の福浦と網代の釣果。
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福浦

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網代

水深は共に200~250m程度であるが、福浦の海底は結構根があり、ぼやッとしていると時々根掛かりで苦労したことがあった。
一方、網代はお隣の伊東と同じ様な海底で、今までに根らしきものにあたったことはない。

これらの釣果が正にそれを物語っており、福浦で特に多かったカサゴ系の派手な魚に変わって、網代では他に何も釣れないと釣れてくるバックグラウンド魚は地味なシロムツと決まっている。
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アタリを放っておくとシロムツの3連もあり

狙いのアカムツは、さすがになかなか難しくトータルで8尾に終わった。
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一方、福浦では釣れなかったコアラが、早々に3連荘で釣れたのは嬉しい番狂わせで、今ではもっとでかいのをと目標の一つになっている。10dsxp216213s

そして2周目に入った今はそろそろ、狙いの魚種やそれに応じてポイントも広げたいと考えている。
そこで準備を始めたのがこれ。
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ジギングなら積極的にボートを流すので海域を知るにはおあつらえ向き。
餌釣りに比べると、はるかに深さ方向のバリエーションも含めて広範囲を流すので、恐らく魚種も増やせられると期待している。

もっと深い方向にも興味はあるが、逆に100~200m辺りでハタやオニカサゴ、アラやメダイの大物を狙ってみるのも楽しみにしている。

引きごたえを味わうために、とりあえず手巻きでやってみるつもりだが、手に負えないようなら電動ジギングも考えている。


さて、桜前線が通り過ぎカイワリシーズンと共にやって来たのが、我が家の庭の木の芽と、あるお方の裏山のタケノコ。
お陰様で最近の釣り魚料理には何れもふんだんに使わせていただいている。

これは、前回伊東で釣ったカイワリの変わり押しずし。
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実は中央の一貫を境に左半分は少しだけ塩で締めたカイワリ、右半分が酢を主体とした出汁で締めたカイワリを使っている。
酢嫌いのヨメサンと酢好きの五目漁師のための押しずし。
もちろん中央の1つは五目漁師がいただいた。

そして、タケノコとタイ、イトヨリの煮物。
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期待していた26日(火)の天気がようやく見えてきました。多少の雨を我慢して網代にするか、明日25日にぽかぽか陽気の伊東でうまくするとまだカイワリ、下手するとサバにやられる賭けに出るか迷っています。

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2022年4月18日 (月)

カイワリ第4弾



昨日(4月17日)は伊東(オーシャン釣具)に釣行。

いよいよカイワリのXデーが近いはず。
例年、水温が17、8度に上がってくる時がそのタイミングだと思っている。

あのへそ曲がりのカイワリが1日中仕掛けを落とせば掛かってくるという1年に2、3日あるかないかの嬉しい日だ。

天気予報では台風が去って久しぶりに春のぽかぽか陽気が戻り、もちろん海上も穏やか(のはず)だった。
それがなんだ、これは。
道中、小雨混じり、海上はウサギが飛ぶ寸前の荒れ模様、それに、たまたま持って来ていたジャケットを慌てて着るくらい寒い(11℃)。

オヤジさんとは完璧なカイワリ日和になりましたねと話しながら岸払いの準備を進める。
今日は、ぽかぽか日和であろうが、カイワリ日和であろうが、一日カイワリオンリーのつもりで正面沖に漕ぎ出て粘るつもりだ。

さあ1投目、竿を振り出しながら周りの景色にオヤッ? と思い、投入しかけた仕掛けを慌ててボートの中に入れる。
魚探の航跡をチェックすると入ったつもりのポイントから100m以上も風下側にずれているではないか。
折からの北東風とうねりでアンカーが掛かっていないようだ。

面倒だがもう一度漕ぎ上って入れ直す。
今度は魚探の航跡を見ながら掛かりを見届けようとするがなかなか掛かってくれない。
ずるずると再び目標ポイントを通り過ぎてしまいやっと掛かったのは五目漁師が取りあえず正面沖のカイワリ圏内だと思っている少し外側の水深37.5m。
やれやれ、この風と波の中で何度もアンカーの打ち直しは厳しいので妥協してここでやってみよう。

海底には何も見えないがコマセを入れるとやがて賑やかになってくる。
5,6投目で待望のカイワリ。
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この調子では、既に本日の爆釣は諦めているが退屈しない程度(20、30分に1尾)のペースでだらだらとカイワリやハナダイが釣れてくる。2dsxp226759s

昼前には、こんなところでアオハタ。
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餌釣りの釣果としては珍しく型が良い(34cm)。
今日はカイワリと+αでハナダイ狙いではあるが、お前じゃない! とは言わない。
我が家では一番人気の魚なので正直嬉しい。

そうそう、ネットで“一番の高級魚”とか、“釣って美味しい一番の魚”のベストテンなんていう投票結果を見ていると面白い。
前者にはクロマグロやアカムツが名を連ねているが後者になるとアジ、サバ、キスなどが入ってくる。

観点が違うだけでこれだけ極端に魚が違うものなのか?
普通には釣れないマグロは別としても高級魚は美味しくないのか! と言いたくなってくる。

ただ、マハタやキジハタなどのハタ類は何れのリストにも顔を出すことが多い。
つまり,高いが釣れて美味しい魚ということになる。

相変わらず,釣れているのかいないのかわからないような盛り上がりのない、あるいは忘れたころに単発で掛かってくる釣りが続く。4dsxp226766s

昼前になるとやっと風やうねりも収まってきたので昼過ぎからの時合いを期待して当初入りたかったポイントに場所替えする。

すると直ぐにアタリがある。
ひらひらと濁り気味の海中に見えてきたのはカイワリ。
しかし、最後の手繰りに入るところでバラシ。

次も同じ様にまたバラシ。

カイワリ特有の途中バラシは掛かりが浅かったなどと諦めがつくが、すぐそこにカイワリが見えている中で竿からハリスに持ち替える際のバラシは正に五目漁師の技量不足としか言いようがない。

しばらくは首をひねりながら(多分)間抜け顔が消えない。
バラシの理由は分かっている。
五目漁師がそもそもはフグ対策用に自作した中通し天秤だ。

使ってみると具合が良いのでフグが居なくても最近はこればかりを使っているが、一つ難点がある。

以前にも書いているが、中通し天秤だけに最後の手繰りに入る時にビシを握っても仕方がなくハリスをとる(掴む)必要がある。
しかし、ビシを支点にハリスが垂れる天秤の先がフラフラと弧を描く様に揺れるためにこのハリスとりが結構難しく、まごまごしている間にぽっかりと開いた穴から針が外れて逃げられてしまう。

その後も独り言でブツブツとビシを掴んでみたり、上下のハリスを掴んでみたりシミュレーションを繰り返すが少し慣れるしかなさそうだ。

2連続バラシの残念さが冷めないうちに3度目のアタリ。
今度もか、と自信なさげにやっと上げた1尾は記念写真を撮っておこうと思うほど嬉しい。
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そしてまるで今日の訓練はここまで! と言わんばかりに、これを最後にピタッとアタリは止まってしまい、以降、沖上がりまで2時間ほどは殆ど餌取りもなくなってしまう。

で、今日の釣果はこれ。
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オヤジさんには今日は少なくとも30以上は期待したのに・・・と残念がられる。
決して悪い釣果ではないがこの時期でしかも(本当かどうかは分からないが)カイワリ日和だっただけに納得。

釣った日刺身はなんと言ってもカイワリ。
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白味噌を使った木の芽味噌のナメロウを大葉で包んで天ぷらにしてみた。
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ヨメサンからは白味噌が甘いとやや不評。

あくる日はハタのチーズグラタン風、
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今回もオヤジさんから土産にいただいたタケノコを使ってハナダイと野菜のあんかけ。
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海面水温は台風で海水がかき回されたせいか、何と1か月以上も前の16.0℃まで下がっていました。お陰で出始めたサバは皆無、フグもおとなしかったですがカイワリも静かでした。もう一度挑戦してもよい気はしています。

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2022年4月11日 (月)

カイワリ第3弾と天気待ちの日々



昨日(4月10日)は伊東(オーシャン釣具)に釣行。

元々は5日に予定していたが前日の午前中に電話予約を入れると、風が悪いから止めておこうとオヤジさんの返事。

釣れ始めたカイワリ狙いというよりも、早くも出始めたサバとフグが本格的に出る前に、と少々焦り気味の予定ではあったが、あくる日の特に午前中はオヤジさんが心配された通り、どん吹きでうねりも大きく釣りどころではなかったようだ。

結果、今回の釣行になったがボを食らいそうになったほどの貧果では記すことなし、写真も少ないのでこの間の天気待ちの日々の様子も一緒に書きとどめておこう。

この時期、伊東はカイワリ、富士山は桜、そして、普通にはこの陽気で行楽にと一気に忙しくなる。

五目漁師は留守番を決め込んでいたが釣りが延期になったことで千葉に住む孫姉妹達に誘われて6日はこんなところに。
(父親は仕事で忙しいらしい)
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五目漁師はもう30年以上も前にディズニーランドには行ったことがあるがシーはもちろん初めて。
えーえー?とか思ったが行ったら行ったで気分も眼も結構楽しい。

娘(姉妹達の母)が付き合ってくれるというので、以前から乗ってみたいと思っていた“落とし系”のアトラクションも孫達はそっちのけでヨメサンにまかせていくつか体験してみた。
他所の本格的なものだと年齢制限があるとも聞いているがここは高血圧とか心臓に難がなければOK、しかも自己判断なのでわざわざ老人ボケは?などとは確かめずに済んだ。

これくらいなら、キャーとかヒエーとかわざとらしい奇声を発するまでもなく(多分)ニヤニヤ顔を保ったままで楽しめた。

一方、このころは街中の桜はそろそろ終わりに近づいていたが
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シーに行く前日に寄ったキャステイング八千代店。
満開のようだが駐車場に散った花びらが

富士山周辺でも山梨側の桜はこれから順次満開を迎える。

そこで、8日には静岡側を振り出しにぐるっと富士山を一周しながら桜撮りを楽しんだ。
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富士宮市大石寺

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富士宮市田貫湖湖

そして、これは周辺とは言えないが北側の牧丘町まで足を延ばして撮った乙ケ妻(おっかづま)の枝垂れ桜。
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牧丘町乙ケ妻

写真では少し見えにくいがちゃんと富士山は入っている。

締めは山中湖からの夕焼けに期待したが何も起こらずに終わってしまった。
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(撮影はヨメサン)

そして昨日が待ちに待ったカイワリ釣行。
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爆釣とは言わずとも最近の様子からして10匹は堅いと思っていたのに・・・。

釣り始めて1時間近くは、たまに餌がとろける様になくなることはあっても全くアタリはなし。

やっと最初のアタリ。
グイングインとカイワリに間違いなかったがバラシ。

続けて、次はゴツンゴツンと怪しい引き。
今年は早くも、もう出ますよとの噂を聞いていたこいつ。
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早すぎる。
ただ、このあとはさすがのフグも続かず2回ハリス切れがあった程度。

その後、やっと待望のカイワリがあがったが、いよいよこれからと思ったので写真も撮っていない。
しかし、期待のその後は続かず、ずっとずっと餌が付いたまんまで反応は極端に少ない。

たまーに単発で2度掛けたが2度ともバラシ。
滅多に掛かることはない釣りで5回の内手元バラシを含め4回がバラシというお粗末この上ない釣りに舌を噛みたくなる。
カイワリ釣りでこんなふうに一々アタリや巻き上げの状況を覚えていられるほど寂しい釣りは悲しい。

難しい時期の釣りであるのは分かっているので腕まくりしながら、ああなればこうする、こうなればああする、と色々作戦を立てて様々な仕掛けを持ち込んだ。
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写真上段左から2.5m3号ハリス2本針吹き流し仕掛け。同ウイりー2+裸先針仕掛け。五目仕掛け全長6m。
中段左から真鯛用6mロングハリス仕掛け。ネムリ針を使ったウイリー仕掛けと回転ビーズを使ったウイリー仕掛けの交換エダス。色々な長さの細ハリス仕掛け。
下段:ウマヅラカワハギが湧いた場合に使うカワハギ仕掛け。

五目漁師は仕掛けは大体一種類につき3セットずつ準備することにしている。
3セットを使い切った場合にはその日の釣りにその仕掛けは向いていないと考えて別の仕掛けを使うことにしている。
しかし、今回はどれもこれも役立たず、所詮は、釣り師の腕と、何よりも釣れる日に出掛ける運にかかっていることを痛感する。


前回は1時過ぎからプチ時合いがあったので我慢してその時を待ったがどうもその気配はない。
このままではボを食らってしまう。
ここは何とか一発逆転を狙うしかないと思いタイラバの沖流しに切り替える。

(後ろ髪を引かれながらと言いたいがそれは無理だし、何か代わる言葉はないかな?)
とにかく、もう戻って来られないように、時合いが来た時に備えて大事に使っていたコマセを処分してしまう。

沖に出ると、結構吹いていた南東風も今は収まり、いい感じの東風で道糸が斜めってくれる。
これなら行けそうだと思った矢先にヌーっと穂先が重たくなる。
こんなところで根掛かりは考えられずどうやら魚のようだ。

巻き上げるに連れてガツンガツンと結構厳しい生命反応。
後半の穂先叩きには、まさかの真鯛? とも思ったが、上がってきたのは、良型(36cm)のオニカサゴ。
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やれやれ、これで気分はボを脱出。
その後も何度かアタリはあったが掛かるところまでは持ち込めず。

で、何とかボは逃れたが、カイワリ狙いの今日の釣果はこれ。
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今日は日曜日、他店からも結構な数のボートが出ていたので、その後、時合いがあったかどうかが気になっていたが、どうやらカイワリは最後まで駄目だったようだ。
このへそ曲がりめ!

で、釣った日は唯一のカイワリとハタを無理やりミックスしてこの1週間で一気に緑づいた木の芽をすり込んだ白味噌でたっぷり野菜と共に和える。
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次の日にオニカサゴを捌いて料理する。
最初は姿造りにしようかと思ったが、メインはオヤジさんにいただいたのタケノコとのコラボで炊き込みご飯にする。

オニカサゴは頭が大きいのでこれくらいのサイズがあっても所謂身の部分は少ないが、逆に頭から尻尾まで全てが身と言ってもいいくらいに、腸以外は全てが美味しくいただける。
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炊き込みご飯、
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兜と背骨部分の味噌汁、
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カマと腹骨部分の煮付け、
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胃袋と肝はポン酢でいただく、
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そしてヒレは少し乾燥させてから焼いてヒレ酒でいただく。
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少し身を残して切り取ると香ばしくて美味しい酒になる。



海面水温はなんと一気に18.1℃まで上がっていました。このせいかどうかは分かりませんが沖は海底から10mくらいまでは一面に薄い反応があります。広い範囲にわたって平坦なので魚影ではなくクラドの様な浮遊物ではないだろうかと思っています。海面の陽気に比べて底は案外暗く冷たいのかもしれないですね。

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