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2021年12月

2021年12月25日 (土)

すこぶる感度良しの80円天秤を作る



先日、クッションゴムを自作した。
少しゴムの伸びが悪いが市販の500円以上もするクッションゴムが自作すれば1本50円ほどでできてしまう。
もちろん365日連休の五目漁師ならではのことで、結構手間暇はかかるのでお仕事のある皆さんはけった糞悪くてもたまに2本や3本くらいなら買った方が良いだろう。
年金暮らしの五目漁師でも高いとは思いつつもゴムくらいは買っていたが今の様に1日に何本もフグ野郎に切られたのでは金たまらない。

さて、同じ理由で今度は天秤を自作してみた。
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全長50cm


実は、先日(12月20日)のカイワリとアオハタは全てこの自作天秤を使って釣った。
残念ながら最後はビシ諸共フグ野郎に切り落とされてしまったが沢山作る前に使い物になるのかどうかのお試しとしては大成功だった。

自作の目的は当然のことながら奴らに切り落とされてもうろたえずに平気でおられる安い天秤を作ることであったが、驚いたことにすこぶる感度が良く、しかも使い勝手も悪くはないことが分かった。

想像はしていたが、リーダーがパイプの中を通る中通し天秤なので掛かった魚、あるいは掛かる魚と穂先が直結しており魚は錘を引かずに穂先だけを引くためにすこぶる感度が良い。
更に、錘が魚がもがく支点にならないために、当然のことながらバラシも少なくなると考えられる。

先日の釣りでは正にこれを実感することができた。
掛かったではなくカイワリがオキアミを啄むところから穂先に伝わってくる。
サバが掛かった時など従来の天秤ならご苦労さんにもサバは錘を引きずりながらガタガタと抵抗するがこの天秤の場合は錘はそっちのけでグイグイと直に穂先を引きずり込もうとする。
いやいやこれは楽しい。

フグ対策のお陰で思いがけずいい天秤ができたと考えればここはフグ様に感謝。
もう少し使ってみないとわからないがフグ対策用として拘らなくてもカイワリや真鯛を釣る一般使用として、現在愛用している夢の天秤(1500円程度)にとって代わることができるかもしれない。

さて、こんなものを作ってみようと思った元々のヒントはネットで紹介されていた中通し小型天秤を使った泳がせ仕掛け。
ここで使用されている小型天秤を求めようとしたが近くの釣り具屋になかったのでダイソーのロリポップスティックを使ってこんなふうに自作した。
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赤い方が泳がせ仕掛け用、黒い方は150号くらいの錘をぶら下げても大丈夫なように改良した中深場仕掛けのエダス天秤として使用する。

作ってみると意外と簡単に、しかも安くできることが分かったのでこれをサイズアップすればフグ対策用の“切られても平気天秤”として良いかもしれないと思ったのが事の始まりであった。

では、作ってみよう。

材料は近くのDIY店で買ったこんなウレタンパイプ。
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透明の方は1本120円(税込み)ほど、クリーム色は何故か少し高く150円ほどだった。
1本1mなので全長が50cmの少し短めの天秤なら1本で2つの天秤を作ることができる。

で、その作り方だが、先ずパイプを適当な長さに切って折り曲げるところから始まる。
最初は先のロリポップスティックと同じようにライターで炙りながら折り曲げみたがフグに対抗して沢山作るとなると面倒だし品質も揃わない。

そこでこんなパイプ折り曲げ治具を作ってみた。
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使う時には後ろの万力にセットする。

これでも最近は靄の中に入ってしまったような脳みそをゆっくりと回転しながらの結構な試行錯誤を繰り返した結果だ。

これを使って曲げ部分をドライヤーで加熱しながらこんなふうに曲げていく。
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尤も、これを使ってもパイプ曲げはまだまだ匠の世界。
少し慣れないと色んな形(曲がり角度や曲がり点など)になってしまうのは仕方がない。

折り曲げたパイプにスナップサルカンを通し、こんな風にサルカン止めを施して
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収縮チューブで保護がてら体裁を整えれば出来上がり。
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全長50cmと60cm、今回は使い勝手などを調べるために長さや折り曲げ角度を敢えて変えて作っている。

使う時にはリーダーをパイプ内に通して出口にサルカンの付いた仕掛けを付ける。
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一見こんな華奢なもので大物が上がるの? と思われるかもしれないがご安心を。
中通しになっているのでどんな大物を掛けても引っ張り合うのは魚と竿。
中に入った天秤はこんな風に曲がった部分を延ばす方向に形を変えるだけで魚の引きを直接受けることはない。
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もちろん釣り上げた後は元の姿に戻る。
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昔、古くなった天秤の繋ぎ部分が破損して大物を逃がしたことがあったが、この天秤の場合は道糸とハリスが直結しているので道糸かハリスが切れない限り大物を取り逃がすことはない。

一方、欠点もある。
五目漁師は2号以下のPEラインを使う場合には元より5号か6号のリーダー(6m)を着けているので道糸をパイプに通すのは容易であるがリーダーを使わずにフニョフニョのPEラインを中通しするには無理があり、かって中通し竿にワイヤーを使って道糸を通したように工夫が必要になる。
また、形状記憶合金の様にくるくると巻くことはできないので持ち運びは少し面倒になる。

面白いことに先日話しているとオーシャン釣具のオヤジさんもフグ対策として天秤を自作されたという。
見せていただくとステンレスの針金を使った格好良いものだったが、その前には試作には至らなかったが今回の天秤と同じようなこと(中通し)を考えられたとのこと。
是非この天秤を試しに使って大きな真鯛を釣り上げていただきたいと思っている。

 


これで、フグ野郎切られて困るのはビシだけになりました。

しかもこの天秤カイワリ釣りにもなかなか良さそうです。

さて、次は納竿ですね。
日程を思案中ですが問題はターゲットですね。
正月の食材としては真鯛が欲しいところです。

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2021年12月21日 (火)

泳がせは最後の最後になんとか



昨日(12月20日)は伊東(オーシャン釣具)に釣行。

今回は泳がせ一本でヒラメやハタのでかいのを狙ってみようと決めていた。
ところが、予約の前日になってフグの猛攻がそこそこ収まりカイワリが釣れた、との情報が入る。
となればカイワリ釣りも面白そう。
うーん、迷いながらオヤジさんにはコマセの解凍もお願いする。
小心者の五目漁師は10尾にしようか7尾にしようかと悩んでいた泳がせ用の活きアジを思い切って5尾にする。
更に2kのコマセを途中で追加し少しずつカイワリ狙いに傾いてくる。

さて、予報では今日は珍しく西寄りの風。
そのせいか湾内は至って静かだ。
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魚探でベイトをチェックしながら湾南側から北に向かって心当たりのあるポイントをアジを泳がせながら流して行く。

今年は湾内どこに行っても殆どベイト反応がなく寂しい海中だったように思う。
昨年は海底からベイト沸き立つように賑やかだった根回りも今年はどこも裸状態でツルツルの根しか見られない。

そういえば、今年は豊穣の証とも言われるあのうっとうしい春濁りも、赤潮も殆ど見なかった気がするが何か関係しているのであろうか。
フグが海藻を全部、いや魚を全部食ってしまい奴らだけが元気になってしまったのだろうかとあらぬことを考えながら流して行くが反応はない。

10時前になってやっと何かが掛かったと思ったらそのフグだ。
こいつめ!
このタイミングで一旦は泳がせを諦めてカイワリ狙いに移動する。

しかし実はここからが酷かった。
フグは大したことがなくなったよ、と聞いてきたのに嘘か!?

先ず、一投目はいつもと同じように様子見の2本針吹き流し仕掛けにオキアミを付けて投入する。
するとすぐに2本共針のない仕掛けが上がってくる。
いるじゃないのフグ野郎。

そこで慌ててウイリー3本針(先針にオキアミ)に替えて入れると今度は3本共針がなくなった仕掛けが上がってくる。

2投入で2仕掛けの針が1つも残っていない。
今までフグフグと大騒ぎしてきたがここまで酷いことはなかった。
入れる度ビシを追って群れが浮いてくるし、仕掛けが何の損傷もなく無事に戻って来ることはない。

魚探には海底から海面近くまでフグの大群が見え、もう仕掛けを入れる気にもならない。
そんな画面を撮影したが、フグどもにせせら笑われるかのように五目漁師の影の薄い顔しか映ってない。
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海上の他のボートも逃れようとしてか右往左往している。
この界隈ではどこに行っても直ぐに湧いてくるだろうからどうせならいつもやらないところでやってみようと44mまで漕ぎ出てアンカーを入れる。

しかし、奴らが居なかったのは2、3投目まで。
また直ぐに集まってくる。

やっぱり逃げきれないかと思っていたときに本日初めての釣果はアオハタ(33cm)。
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もちろん掛かったアオハタが見えないほどのフグの群れが一緒に浮いてくる。

先日は12時ごろからフグの姿がなくなったと聞いている。
そろそろその12時になる。

すると、どうだろう初めてカイワリ。
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この後は針を盗られながらも2点掛けも含めてカイワリが続く。
しかし20、30分も続いたであろうか、また直ぐに奴らの猛攻が始まる。

酷い時にはこれは重い、生命反応はないがとにかく重いと思いながら浮かせてくると腹をポンポンに膨らませたフグの腹にスレの2点掛けというのもあった。
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腹に掛かった針が外せないのでハサミで腹を切らせていただいた

如何に海中がフグフグフグで賑わっているか想像がつく有様だ。

1時前にはとうとうビシ諸共持っていかれ万事休す。
短い釣り時間ではあったが結局、何度か針を付け替えながら盗られた仕掛けは7セット、クッションゴムを3回、ビシと天秤を1回、これだけの犠牲を払って釣ったカイワリはたったの5尾。
五目漁師は埼玉のOさんの様に強くはないのでここで退散し、残った活きアジを使って泳がせの旅に出る。

もちろん、泳がせだからと言って奴らから逃げられるわけではない。
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活きアジの口元だけが残る

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途中まで上がってきて切られてしまった

これらも奴らの仕業に違いない。

そろそろ沖上がりの時間なのでボート乗り場に近いところで粘ってみようとマリンタウン沖からアジポイントに戻り最後の活きアジをお泳がせた時だった。

一瞬なんだ、最後が根掛かりかと思いながら強引に竿を振り上げるとググッ! 
何か掛かってる!
ヒラメだな、きっとヒラメに違いないと思いつつ上げてきたのは良型のオオモンハタ(44cm)。

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ヒラメではなかったが最後になんとか目標達成!
直ぐに片づけて浜に戻る。

浜ではフグの猛威で話が持ち切り。
巻きこぼしの名人は水深を計ろうとして最初に落とした錘だけの道糸を切られてしまったとか、オーシャンのオヤジさんも一段落したと思っていたのにまた出たかとがっかり顔。

で、今日の釣果はこれ。
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泳がせの釣果としては最後の最後だったが先ず先ずだった。

釣った日はカイワリの漬け丼、
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白身の魚が釣れると最近はお気に入りのアオハタのフリッター、
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次の日の昼には定番のオオモンハタのカマ焼き茶漬け。
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ここにお茶を掛けると茶漬けの出来上がり



ここ数回のブログタイトルを見てみると伊東の釣りはフグに終始しています。
で、今回も内容はフグ一色になってしまいましたがタイトルは敢えてフグ抜きにしました。

さて、今晩はカヤック釣り師の皆さんの仲間に入れて頂いてこれから横浜で飲み会です。
食べる間がないので大きい方のハタは冷凍して正月の食材に回すことにしました。

正月までにもう一度伊東に行けますかね。

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2021年12月18日 (土)

ぐるっと一周富士山ドライブ



別に決めているわけではないが数年前からこの時期になるとぐるっと一周富士山ドライブに出掛ける。
何度かやっているとお気に入りのドライブパターンができてしまい、下道からも入られる東名高速富士川楽座SAで食べる桜エビのかき揚げと南アルプス市近くの道の駅で買う旬の柚子は欠かせない。

この時は、ついでになってしまうが朝夕(またはどちらか)にはもちろん富士山を撮る。

いつもは早朝の富士山撮りを皮切りに反時計回りするが今回は早朝の富士山はピーカンでいい写真は撮れそうにないのでゆっくりと自宅を出て、
西湘BP→箱根→沼津→道の駅富士川楽座→道の駅富士川→河口湖→山中湖→R246経由で西湘BPに出て自宅に戻る時計回りコースにした。

さて、駿河湾名物桜エビの旬は春と秋らしい。
サクサクに揚がったかき揚げを丼かそばと一緒にいただく。
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目の前の窓からの眺めも美味しい

特に旬に合わせているわけではないが、今回の他に桜やレンゲの時期にも近くに来ると食って帰る。
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専門店で食べたこともあるが、何もせまっ苦しいところで食べなくても所詮量をこなすところが安くて美味しい気がする。

お腹を満たした後は、一路甲府方面に向かい道の駅富士川で一年分の柚子を買う。
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ここは柚子の里と自称するだけあって旬の柚子が安い。

これは先に網代の中深場で釣ったシロムツとスミヤキ、オキギスのミックスダンゴを使ったつみれ汁。
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そして、冷凍保存していた伊東のカイワリを使った焼きカイワリご飯。
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実はトッピングの柚子は何れも昨年に買って冷凍保存していたものでこの時に買ったものではない。
色こそ少し悪くなるが香りはそのままに1年くらいは(刻んでタッパ)冷凍保存ができるので釣り魚料理の度にちょい出しして使っている。

さて、ここで1時を回ったのでそろそろ富士山に向かう。

天気予報では早朝は雲一つないピーカン日和で写真にはならない、一方、夕方は雲が出てきて隠れてしまう可能性大ではあったが雲に賭けて夕方をとった。

山中湖に到着したのは3時前。
予想していたほど雲はなく寧ろ丁度良い具合で期待ができる。
この時期、太陽は一番南にある時なので富士山の南側の裾野に落ちる。

いよいよ日没ショーの始まりだが低い前雲が邪魔になり時々頂上が見えなくなってしまう。
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ヨメサンの提案で前雲を避けるために直ぐ裏手にあるパノラマ台(標高1090m)に急遽場所移動する。
山中湖との標高差はわずかに100m強ではあるがまるで邪魔な雲は眼下になってしまったかのように眺望が開ける。

西の空を覆っていた雲の合間に青空も見えてきたし、何よりも頂上に少し離れて浮かぶ吊るし雲が気になる。

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広がったと思うと消えそうになったり、光が当たって彩雲ぽくなったかと思うと一瞬にして黒ずんだりと目が離せない。


ここからは目まぐるしく変わる様子を順に並べてみた。
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(16時20分)

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まるでシルクハット。今回の写真の中では一番だと思っている。
撮影者はヨメサンだが(16時29分)

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2段笠を期待したが(16時36分)

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彩雲(16時38分)

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焼け笠(16時57分)

最後に笠雲が黒ずんでショーは終わった。
夢中に撮ったので時間の経過も寒さも意識する間はなかったがこの間たったの40分弱であった。



さて、365日連休とはいえ色々と他にやりたいこともあり完全暇日と釣り日和のタイミングが狂ってしまうと正に負のスパイラルに陥り次々にチャンスを外してしまいます。伊東はフグの猛攻が続いているようなのでまあゆっくりとチャンスを狙ってみます。

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2021年12月11日 (土)

何としてでもアカムツが欲しい



昨日(12月10日)は網代(亮知丸)に釣行。

先に予定していた6日(月曜日)が荒天で流れてしまってから次のチャンスの本日に至るまで、3時間毎に更新される天気予報に一喜一憂の日々。
今回も前日になってどんどん水色や青色矢印から黄色矢印に塗り替えられていく風予報が忌々しい。
風の神様のお達しなのでどうすることもアイキャンノット(古~)、当たらないとわかっていながら予報のチェックに終始する自分に呆れてしまうやら、アホくさいやら。

結局、今回は昼からの2、3時間だけでも釣りになれば良しとして現地に向かう。

湾内は静かだが沖は吹いていそうだ。
亮知丸のお兄さんには朝方は無理でもよくなる方向のはずですので頃合いを見計らって沖に出ます、と伝え6時半の日の出とともに準備して出港する。

今日は弟と一緒。
4歳年下だが最近はいよいよ少し、いや、かなり暇になってきたのか、ほぼ平日オンリーの五目漁師の突然のさそいにも乗ってくれることが多くなった貴重な釣り友だ。

沖に向かうと風はそこそことしても予想に反してうねり+風波が強く舵の切り様がないややっこしい海面。
スロットルのタイミングを少し誤ると風防の前にいる弟はウオッ!とかキャーとか言いながらスプレーを浴びてしまう。
夏なら快適でもこの時期は辛いだろう(ウシシ)。

結局、沖のポイントまでいつもの3、4倍くらい時間を要したであろうか。
荒れてはいるがなんとか釣りはできそう。

お試し流しの後は船首からパラアンカーを入れると120号の錘で十分底はとれる程度まで流れは押さえられる。
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と言っても、速いには速い。
つかの間に良さげなポイントは通り過ぎてしまうためにいつもの様に一点集中というわけにはいかない。
目指すポイントに対してボートの風下に十分な余裕をとった上で流し始めて仕掛けを投入していくが2、3サイクル毎に(弟は)パラアンカーの引き上げとスプレーを浴びながらの風上行を余儀なくされる。
そして、五目漁師が流しのコースを設定した風上に到着した後、(弟は)大きく揺れるボート上でバランスを保ちながらパラアンカーの再投入が必要になる。

お陰様でボートがポイントを通過する際にはこんな3点掛けもあるが、通り過ぎてしまうとアタリが遠のいてしまう。
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今日の目標はアカムツを2尾。
しかし掛かってくるのは白いのばかり。

いつもアカムツの釣果が良いカヤックの知り合いから聞いた釣り方やネットで見た釣り方を真似てはみるがアカムツはどこだ!状態が続く。

あたりそのものもいつもに比べると遠く、無駄にボートを流してしまうことも多い。

いつもの-200m近辺は調子が良くないので思い切って-300m越えから流し始めて-250m辺りに差し掛かった時だった。
アタリかな? と思いつつ少し聞き上げてみると確かな重量感。
巻き上げスタートだ。

その巻き上げの6、7分間、穂先のピクピク、ガタガタ、そして不連続なリールの唸り音、この間に巡らす期待や想像、これが楽しくて中深場の釣りは止められない。

手元への反応が激しくなってきたのはもう7、80mを切ってからだった。
オヤ・・・オヤ!? これはひょっとして・・
リーダーを手繰ってくると、見えてきたのは待望のアカムツだ。

これはひょっとして、と期待した段階で既に右手側に置いたタモを意識していたのに姿を見るや歓喜と共に手繰り上げてしまった。

デッキ上では既に自動で針外れしている。
やばかったがやったね。
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どうやら重量感があったのはその下に着いたスミヤキのせいだったようだ。
こいつも結構引くからな。

さて、もう1尾欲しい。
時計を見ると2時前。
次が最後の流しになる。

このころになると風もうねりも穏やかになっている。
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これはようやく穏やかになってきた13時の様子

この計算が頭になかったのがまずかった。
少し風上に上り過ぎたためにアカムツポイントに達する前に時間切れ。
もう少しやりたかった。

すっかり穏やかになった海面を港に戻る。
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で、今日の釣果はこれ。
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今日は主のクロムツが少なかったしシロムツもスミヤキも型が今一つだっただけにアカムツの1尾が益々嬉しい。


アカムツが2尾釣れれば塩焼きにしようと思っていたが1尾だったので、赤、白、黒の三役揃い踏み、
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シロムツのフライ。
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久しぶりのアカムツ、やはり釣り上がった時の手ごたえが違いますね。思っていたよりも居場所が深かったのが意外でした。さて、伊東は相変わらずフグのようですが、泳がせ一本勝負でもやってみますかね。


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