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2021年11月 5日 (金)

伊東のフグに挑戦してみたものの

 

昨日(11月4日)は伊東(オーシャン釣具)に釣行。

フグの猛攻は相変わらずのようだが上手い釣り師はその猛攻をかいくぐってカイワリの釣果があがる季節になった。
昨日は2名で40尾もの釣果があったと聞く中で、五目漁師もそのおすそ分けを少しはいただこうと本日は弟と一緒に挑む。

“挑む”というのは少し大げさな言葉になるが、獲物を追って浮いてきたサバフグの群れが吻を海面に突き出しながらグチュグチュと音を立てたり跳ね上がったりする様子を一度でも目にすれば決してそうではないことは分かっていただけると思う。

なんとかできないかな。
前日にはネットでフグ対策動画も色々とチェックする。
速い潮は苦手、
獲物(餌)の速い動きにはついてこられない、
中には、あの三角の歯は再生しないのでコマセに硬いものを混ぜ込んでガリッ!とやらせば近づかなくなるなど面白い作戦もある。

なるほど、動作が比較的鈍いということであろうか。
そういえば昨日の釣り師は両名ともウイリーだったと聞いているのでうなづけないでもない。

五目漁師はいざとなれば挑戦というよりも逃げの策としてルアーでの沖流しを準備する。
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正面沖で釣り始めると間もなく弟がカイワリを釣り上げる。
幸先良し、いきなりいい時合いなのかもしれない。
と期待したものの、その後が続かず意に反して魚の気配がない寧ろ静かな海中。

少しでも速い仕掛けの動きを保つためにもちろん仕掛けはウイリー、先針にはオキアミを付けているがその餌はなくならない。

魚は居るがフグの大群とセットか、
それとも餌もなくならない暇な釣りのどちらをとるかと問われればきっぱりと後者と答える五目漁師はせっせとシャクリを入れながらカイワリのアタリを待つ。
平和だ。平和が良い。

弟が2尾目のカイワリ、五目漁師にはチャリコ(26cm)。
そこにオヤジさんから電話。

今から自分も岸払いするけど、様子はどう?
今日はフグはいませんよ、ただカイワリも他の魚もいません、、、
と言って電話を切った直後からだった。
先ずは何の音沙汰もなく針がなくなる。
これが前触れだった。

カイワリがやってくる前にとうとうサバフグどもの猛攻が始まった。
もう止まらない。
ウイリーは餌が付いた先針だけが切られる。
2本針吹き流しの2本針が同時に切られる。
針を食っただけでは食い足らずビシを追って大群が浮上してくる。
うかうかしていると2本針を同時に食われたり、
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写真は撮らなかったが緑色の他人のウイリーを既に掛けている怖さ知らずのやつも。

この引きはカイワリに違いないと思い覗き込むと見えてくるのはフグの大群。
がっかりしながらハリスを手繰っていくと、
実はその大群に隠れて見えなかったが針にはカイワリが掛かっていたとか。
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追ってきた奴らに既に腸を齧られかけたカイワリとか・・
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そんな中で運よくなんとかイトヨリやハナダイを釣る。
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もう仕掛けや替え針の手持ちも少なくなってきたが、それでも頑張ってみようと思っていた五目漁師を意気消沈させた一撃はこれ。7dsxp216499s

仕掛けを落としていく最中にフッ!と軽くなる。
その頃からたまに掛かってきていたソーダにまたやられたかな? と思い巻き上げると軽い。
いくら巻いても軽い。
やられてしまった。
底近くでカイワリと同居しているだけではなく、もはや中層まで群れているようだ。
仕方なくまだフグの登場がなかった早朝に真鯛を狙ってみようと出していたロングハリス仕掛けの竿に使っていた天秤とビシを代わりに付ける。

場所を変えると、つかの間は姿を見せなくなるが直ぐにまた群れてくる。
思い切って-45mまで沖出ししてアンカリングするとさすがにいなくなるが今度は他の魚も居なくなってしまうので、性懲りもなくまた元に戻る。

オヤジさんからは猛攻の中でも彼らが姿を消すチャンスタイム(午後)があり、釣る人たちはその機会を逃さないとも聞いているので五目漁師もその時を待ったが、期待の午後を前にしてもう辛抱の限界だ。

そんな時に、フグを避けてガスタンク前で大物を狙っておられた当のオヤジさんがそろそろチャンスタイム到来(?)とこちらに来られ竿を出される。

ところが竿を出してわずか数分で、もう止めたと仰られるので事情をお聞きすると、
最初の1投目で2本針を何の感触もなく2本同時にやられた。
2投目でビシを追ってきた大群を見たのであれじゃ駄目だよ、
また元に戻って静かなところでやってみるとのこと。

一方、少し離れてやっている弟も相変わらずのようで仕掛けも替え針もなくなったのでそろそろ沖のタイラバに行ってみない?と声を掛けてくる。
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そうだね、じゃあこれを最後にフグだったら沖に出よう。
と、既に五目漁師も最後になってしまった仕掛けを投入する。

しばらくしてもアタリはがないので上げて見ると見事に針が2つともなくなっている。
これで見切りがついたので1時前には沖に出る。

ただこちらはこちらでタイラバに一度怪しげなアタリがあったのみで寂しく時間切れ。
結局、五目漁師の腕ではどうにもならず惨敗に終わってしまった。

実は、既にあったチャンスタイムを見逃がしてしまったのか、もう少し我慢しければいけなかったのかは分からないが、
今日のなんとかおかず分の釣果はこれ。
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久しぶりのカイワリはいつもとは趣向を変えてコチジャンの漬け丼(?)に。
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次の日には一段落しているコロナの合間を縫って
久しぶりにやって来た娘家族に食ってもらおうとハナダイのフリッター。
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イトヨリの中華風姿蒸し。
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お一人様用チャリコの姿造り。
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いやいや参りました。サバフグの猛攻は全国的のようですね。

獲っても仕方ないだけに増える一方、先が思いやられますね。
困ったもんです。

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<!ー010伊東釣行ー>」カテゴリの記事

コメント

五目さん
お疲れ様です。憎たらしいグーフー相手では針が何本あっても足りません。
数えたわけではないですが前回の私は50本くらい(以上かな?)針喰われました。
ロングハリスなんて瞬殺です(泣)
また、PEから切られると聞いて、釣行後にPEチェックしてみると2か所に危ないところがありました。知らずに次の釣行で出していたらプッツン間違いなかったです。
オーシャン11/6の釣果を見るとカイワリ大漁ですし、分らないですね~
グーフーの居ないときにノンビリと真鯛狙いしたいです。

サビキ小僧さん、こんにちは。

私もロングハリスを始めは出しましたが早々に諦めました。
一日通してロングハリス、しかもあの釣果が信じられません。

私は仕掛けの交換は別として針結びは10本くらいでしたからまだまだ辛抱が足りないですね。

PEの高切れはフグもそうですがウスバハギも要注意ですね。
いいことをお聞きました。ラインのチェックを私も今からやっておきます。
ありがとうございます。

うわぁーっ・・・(◎_◎;)。

・・・。

「戻ったらオーシャンさんに行きたい」との前言の遂行に尻込みしてしまいそうです。

晩秋の良い季節にこの攻め込まれようは尋常ではないですね。

ついに、釣り人が力を合わせて「フグ戦争」に臨まなければならない時が来たようです!!!

・・・って言うのはたやすいですが、正直敗色濃厚ですね(^o^;)。

作戦、ひとつ思いついてます。アンカーが2本借りられるボート屋さんがあれば簡単なのですが、オーシャンさんなら相談に乗ってくれるかもしれませんね。

HEPPOさん、こんばんは。

フグさえいなければカイワリもハナダイや真鯛もいることは分かっているだけに残念です。

逃げ切るのはもはや無理のようですが後はお留守のタイミングにたまたま釣ることができるかどうかだと思います。
そのタイミングは予想はできませんが午前が駄目でも午後のひと時に良かったり
今日は駄目でも明日は良かったりと、、、
ただ、水温がもう少し下がってくれば当たり前にカイワリの釣り時はあると思っています。

オヤジさんは根っからの釣り師ですから、釣りの相談ならいつでも乗ってくれますよ。
HEPPOさんの1日も早い帰任が待ち遠しいです。

おはようございます
毎年フグが増え続けているように思いますね
何処に移動してもすぐ現れるフグには参ります
観音崎も根の上や岩礁地帯では
猛攻が続きとても石鯛など狙うことは無理
フグから逃げるには深場だけです
しかし毎回アジばかりでは飽きるので
次回試そうと想うのは
アンカーを下ろさずのビシ釣り
五目漁師さんの一投目のマジックです
アジ以外の魚は全て一投目
フグが集まる前に逃げる釣りですね
只、想像しただけで・・・疲れそうです

フグは数も大きさも勢いを増してますね。
フグから見ると自然の恵みで体を守られていますからもう止まることを知りません。
ここまで増えた環境に対する優位性、その逆が何かを知りたいところです。

確かにじっくり狙うマダイやイシダイなどの大物はこの状況では無理ですね。
伊東も全く同じです。

おっしゃるように、流し釣りならたまたま仕掛けが落ちた縄張り内の主が真っ先に食ってくるようですから大物狙いに適していると思いますが観音崎の潮の中では余程のチャンス(潮止まり)でない限りきついきつい釣りになってしまいます。

もう少し水温が下がれば伊東のフグも少しはなりを潜めるかもしれません。
今週は田舎に帰省しますが私の方はそれ以降はOKですのでお声がけ下さい。

こんにちは。

今日行こうかと思っておりましたが風の為断念して、書き込みを拝見しましたが行けなかったのが幸いに感じるフグ加減ですね。

避けられないなら何か対策を講じられれば良いですがね。個人的には頑丈な、例えばトリカゴのようなものにざく切りにした魚でも放り込んで沈める。底からしゃくって10m位まで引っ張り上げてその深さでフローターを縛り付けてボートから離れるように流してフグにはそちらに夢中になってもらっている間に釣る。とかくらいしか思いつきませんが、より大量のフグを呼び寄せる事になるかもしれないですし、そもそもフグの育成に繋がりかねないのでなんとも言えないですね。

熱海市で釣った魚を地域振興券で買い取ってくれると以前ニュースで見ましたがフグも買ってくだされば良いのですけどね。

まっくさん、おはようございます。

今、田舎に帰省しています。  こちらの方は一段と寒く炬燵の中で書いています。

フグ時々カイワリやフグのちカイワリといったようにチャンスタイムがあるようですから
チャンスタイムに如何に手返しよく釣るか、正に釣り師の本領発揮の見せ場だと思います。

水温がここにきてだらだらと22℃台を保っていますからもうしばらくの辛抱ではないでしょうか。

まっくさんは残念でしたが、皆さんの釣果情報を田舎から楽しみにしているところです、

五目漁師さん こんにちは。 こちらのブログで刺激を受けたので、中深場釣り初チャレンジしてみようと思いました。
15日に伊東、16日に網代でやってみるつもりです。 五目漁師さんの3分の一くらいは釣りたいと期待していますが、いかんせんポイントが全くわかってないので、適当にやってみるつもりです。 フグ対策みなさんいろいろやられているようですね。 私もいろいろあがいてみようと思います。

MHさん、こんばんは。

15日、16日は両日とも釣り日和ですね。
エンジン艇が借りられれば私も中深場釣りをやりたかったのですがあいにく空きがありません。

伊東からはどこがポイントなのか私もよくわかりませんが
網代ですと私が行くのは赤根崎沖、水深約200mです。
ポイントは釣りナビ君にマークがありますので魚探にマーキングして目指されるといいですよ。

頑張って下さい。 釣果を楽しみにしています。

私は16日に伊東でカイワリ狙いを予定しています。

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