初めて中深海ジギングもやってみたが
昨日(9月13日)は
網代(亮知丸)に釣行。
釣りに行く
↓
獲物を捌いて料理していただく
↓
疲れが癒えてくるとむくむくと
次の釣りのイメージが広がり出す
↓
同時に天気予報が気になる、
後は天気次第
この繰り返しで、
大体五目漁師の釣行ペースはほぼ週1。
365日連休なのだから毎日行けると言っても
体力、気力、そして色んな都合の余力的にも
そうはいかずこんなところで落ち着いている。
真夏の日差しを避けていた人たちも
そろそろ繰り出し、
手漕ぎボートも賑やかになってきた。
初めてのお客さんにポイントの説明をされる亮知丸のお兄さん。
左が五目漁師がお借りするエンジン艇
で、今日も五目漁師は一路、
沖の中深海を目指す。
といっても今日の海面なら
港を出て7、8分で現地に到着する。
正に、近くて深い好ポイントだ。
先ず、1投目。
と言えば1投目マジック。
着底後直ぐに何となく的なアタリ。
(ラインが長く、錘も重いので
アタリの具合で魚の大きさを判断するのは難しい
しかもそのわずかなアタリを見のがしてしまうと
竿を上下してみて重さで
掛かっているかどうかを判断するのも難しい)
で、とりあえず巻き上げに掛かる。
すると、なんとなくどころではない。
いきなり大きな手ごたえでリールが
ウイーン、インイン、ジーとうなり出す。
幸先良し、大物が掛かったぞ。
穂先もリールのうなりに合わせて
グイングイン、ビクビクと引き込まれる。
その間7、8分。
よくぞ楽しませてくれた。
さあ、なんだろう!
最後は竿を竿掛けに掛けて
リーダー(6m)を手繰る。
おやっ! 軽い。
上がってきたのは上針にギンメダイ、
真ん中の針にシロムツ、
一番下の針にサバタン。
この2匹が力を合わせたところで
あの引きはあり得ない。
竿からリーダーに持ち替える魔のタイミング
(魚にとっては最後のチャンス)に
やられたようだ。
うーむ、覗き込んで
正体だけでも確認したかった。
気を落としたものの、
その後はいつもの通り仕掛けを落とす度に
着底後まもなく何ものかが掛かってくる。
連釣がどれくらい続くだろうかと数えていたが
7回目か8回目かがわからなくなったところで
記憶力のなさと
いい歳をこいてそのくだらなさに気付き、
カウントは止める。
ここまでは釣りといっても
釣っている時間(魚と勝負する時間)は
殆どなく
仕掛けの投入と掛かった魚の巻き上げに
時間の殆どを費やしている。
コマセ釣りの楽しさは
期待を馳せる待ち、
そして食わせるか盗られるかの勝負。
中深海釣りでは待ちはない、
そして勝負もない、
楽しさは巻き上げ時の
あのワクワク感に尽きる。
9時を過ぎたころから
次第にアタリが遠のき始める。
今回はいつもやりたいと思いながらも
ついついその場の釣りを粘ってしまい
着手できていない新たなポイント探しを
今度こそはと決めて来た。
釣れなくなったとはいえ、
(引きようがない)後ろ髪を引かれながら
初島方面に移動する。
予め自宅で
釣りナビ君の等深線を見ながら決めていた
候補地の1つに向かう。
水深220m~250m。
仕掛けを落とすと
今までのポイント以上に底質が柔らかい、
というか錘が埋まるというよりも、
もさっとした海藻の上にでも
軟着底するような感じだ。
先のポイントでは
既に潮も止まってしまっていたのに
ここではいい感じで流れている。
しかし、アタリはない。
向こうで釣れなくなったのを機に
こちらに移動して来たのに
ここで釣れろ!
というのも無理があるわな と納得しながら
ここではシロムツ1尾の釣果のみで
再び元のポイントに戻る。
釣れなくなるとサバタンの交換もないので
おこぼれ頂戴のカモメも暇そうにしている。
さて、どうしよう、もう少し粘ってみるか、
あれに移るか。
あれとは中深海でのジギング。
これもやろうやろうと思いながら
なかなかできていない。
釣果はもう十分なので
昼過ぎからこれに取り掛かる。
道具がないので結構無理はあるが
竿は推奨錘負荷120gまでの
ジギングロッド、
リールは先ほどまで使っていた
PE1.5号を巻いた電動リール
(FM-800)を流用する。
ジグは250g。
こんな重たいジグを使うのは初めて。
ユーチューブを見ながら
イメトレはしてきたつもりであるが
想像以上に重い。
片手でシャクリ上げようとすると
情けないことに筋肉の筋がキリキリと痛む。
注意はそちらばかりに向かい、
ジグに向かう余裕がない。
これでは駄目だなぁ、
と思いながら巻き上げてくると
なんとこれが五目漁師の
中深海ジギングの初ヒット(初掛かり)。
深海の魚は餌を見つけると
怖いもの知らずの勢いがある。
中深海ジギングの目的は
でかいアラやでかいアカムツを釣るため。
今回のお試しでうまくいけば
道具も揃えようと考えていたのに
これではなぁ?
もう少しやってみたが、
釣れる気がしないので少し早め目に止めて
ゆっくりと後片付けをして港に戻る。
で、今日の釣果はこれ。
元々クロムツの魚影は濃いところではあるが
今日は型が揃っているだけに嬉しい。
同様にシロムツもスミヤキも型が良くなっている。
釣った日刺身は、
先日TVの釣り番組で
スミヤキの刺身盛りが
紹介されていたのを見たので、
それを真似てみた。
スミヤキの4種盛り
ナメロウはスミヤキ料理の鉄板だが、
あの骨対策として
炙りにも刺身にも一工夫している。
(これもTVで紹介されていたので)
クロムツは塩焼きに。
あくる日にクロムツとシロムツを
交互に並べてカルパッチョに。
カサゴは唐揚げ
そして前回美味しかったので
スミヤキを再びさつま揚げに
この釣り場で釣り始めたころ、幸先よく釣れた
赤いのはどこに行ってしまったのか、
最近はとんと見かけなくなってしまいました。
たまたまなのか、時期ごとに居場所(深さなど)を
変えているのか情報が欲しいところです。
本日もポチッとよろしくお願いします。
↓
にほんブログ村
追伸:前回五目漁師の間違いでポチッとを頂いても
カウントされていなかったことに気付き
修正しましたとお伝えしました。
おかげさまでみるみるカウントアップされ
順位が上がりました。
上がったからといってどうのこうのはないのですが
大変励みになります。
ありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。
« 良かったのは天気だけ | トップページ | 中深海の釣りはこんなに重い »
「<!ー040網代釣行ー>」カテゴリの記事
- -300mから-30mに逃げてなんとか帳尻合わせ(2024.07.06)
- 残念!アカムツ狙いがシロムツ一色に(2024.05.27)
- 中深場の釣りはアカムツ対アラ(2024.04.12)
- またまた終了間際に(2024.01.31)
- 納竿釣行は網代でアカムツ狙い(2023.12.29)
五目漁師さん、こんばんは。
中深場釣りもずいぶん慣れてきた感じですね。
ディープジギングも期待していたのですが、
こちらはまだ検証が必要な感じでしょうか。
200m以上だと伸びないはずのPEも少しは伸びるでしょうから、
しゃくりも大きくしっかりやらないといけないんでしょうね。
僕の電動リールにもジギングモードが付いているんですが、
一度も使った事がありません。
外房の数十mまでの浅場で青物相手に使う限り、
手巻きで誰でも釣れるような高活性な日でないと、
電動ジギングには食ってこないというのがその理由です。
深場の魚は何も考えずに食ってきそうなので、
電動ジギングと中深場の相性は良さそうですね。
一度ちゃんとマニュアル読んでおくかなー。
投稿: ぐっちゃん | 2021年9月16日 (木) 01時22分
ぐっちゃん、おはようございます。
そうですね、だいぶ慣れてきました。
とは言え、仕掛け一つとっても毎回少しずつ作りを変え試行錯誤中ですし
さそい方や巻き上げのタイミングなどもいろいろ試しているところです。
何といってもこれからの秋はどうなるか、冬はどうなるか?
これが一番の楽しみですね。
実は今回ジギングに電動を使ったのは、
500m以上もラインを巻いたリールがこれしかなかったためで
ぐっちゃんに言われて初めて気づいたのですが、
ジギングモードを使ってみる手もありましたね。
ラインの弛みや伸び、対象魚を考えるとそのままではうまくいかないかもしれませんが
自分で設定することもできますので
試してみたらよかったと思っています。
ジギングの興味は果たしてこんな大きな鉛の塊に魚が食ってくるのか?
でしたが、少なくともこれに関しては確証が得られましたので
後は自分の腕力との相談で今後どうするか考えてみます。
投稿: 五目漁師 | 2021年9月16日 (木) 08時54分
お疲れ様でした。
アカムツは外房では冬は水深250mの犬吠沖、6月~9月はのっこみで水深120mのカンネコに釣り場が移ります。
網代沖でも産卵期は、少し浅い所に移るのかも?
初島沖のメダイ場は、水深180m位の割と根のキツい場所でした。
でもあそこはumeさんが釣りきってしまいましたので、当分休ませないといけないかも?(笑)
投稿: 腰痛持ち | 2021年9月16日 (木) 19時12分
腰痛持ちさん、こんばんは。
そう思って少し浅いところもやってみるのですが
今のポイントで浅い方向に流すと
他の魚も含めてアタリがなくなってしまうような気がしています。
メダイはumeさん、ananさんと一度だけご一緒させていただいたことがあります。
私は釣れませんでしたが、約100mと記憶していました。
間違いだったようですね。
180mなら深さ的には今のところで合っています。
ただ、底は伊東風ですからちょっと違いますね。
魚探が使えないのがネックですが
静かな時が多いのでコマセでもやってみようかなとかも考えています。
何れにしても、ポイント探しは今からですし、
浅場で釣れなくなる冬にかけては楽しみです。
投稿: 五目漁師 | 2021年9月16日 (木) 20時31分
こんばんは。
中深場の釣果はバッチリ安定ですね。
それでも時合いがあるのか居場所がズレるのか探索が難しいですが見つけたらウヒヒヒ、ですね。
ジグをやるならば胴付き仕掛けの錘の代わりに付けたら今流行りのジクサビキみたいにならないものになりませんか。もっとも沈降速度が遅いしアピールするからサバの共喰いを誘発するだけかもしれませんね。
何が上がってくるのか、開けてびっくり玉手箱、楽しい釣りですね。
投稿: まっく | 2021年9月17日 (金) 23時28分
まっくさん、おはようございます。
今、外の雨が凄いです。
風さえなければと思っている屈強な週末釣り師もさすがに諦めがつく雨です。
中深海の釣りもやはり時合いはありますが食いたい時には思いっきりがいいようですから
アタリ=針掛かり は言えそうです。
あの深さで餌取りがいたとしたらもう釣りにはならないですね。(そんな敵はやはりサバです)
いつもの深さでジグサビキやタイラバサビキ、サビキではなく餌を付けることもありますが
ターゲットがぼけてしまってなかなかうまくはいきません。
ポイントも釣り方もまだまだ私にとってはこれからの釣りですね。
投稿: 五目漁師 | 2021年9月18日 (土) 06時22分
こんにちは、昨日、今日と鯵の乗り合い撃沈したAPです(^_^;)
打ちのめされてから、この記事を見たので、底物愛全開になりました(笑)
クロムツ、炭焼きが羨ましいです(*^^*)
初島のポイント開拓、もう少し写真より左側の水深180~200mの広めの棚田のような等深線がメダイのポイントになります。
錘がズボッと埋まる砂泥地です。
ビシ釣りになりますが、底から底から10m位巻き上げてから、15m位までしゃくると食って来ます。
あ~行きたい(笑)
投稿: AP | 2021年9月20日 (月) 17時24分
APさん、こんばんは。
メダイは結構棚が高いですね。
アカムツ→クロムツ→キンメ→メダイと言ったところでしょうか。
波、風共に静かな時に限るとはいえ遊漁船のすぐそばでこんな小さいボートで釣るのも気が引けますから、ポイント探索も結構難しいです。
亮知丸は目の前に手漕ぎの係留釣り場があります。
前回行った時には45~50cmのクロダイを3人で25匹くらいも釣っているのを見ました
秋本番になるとブリやカワハギなども面白そうなところですよ。
アジは釣れないようですが。
投稿: 五目漁師 | 2021年9月20日 (月) 20時46分