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2021年8月

2021年8月31日 (火)

ルアー釣りにも期待したが釣果なし



昨日(8月30日)は
網代(亮知丸)に釣行。

今日は前半は沖の中深場-180~250m、
後半はルアー釣りに切り替えて
-100m前後で真鯛、
更に岸側でハタやカサゴを狙ってみる予定。

先ずは赤根崎の沖、水深200mまで一直線。
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3本針胴付き仕掛けを落とすと
いつものように着底後、直ぐにアタリ。

上がってきたのはクロムツ。
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これは3尾目の写真

ネットの解説記事や動画などでは
正確な棚取りでアカムツの層を狙えとかなんとか
尤もらしいことがよく言われている。

そりゃアカムツや
それなりのサイズのアラならもっと良いが、
老いて中深場新参者の五目漁師としては
誘い方や正確な棚どりとやらで
魚種を選択する前に
釣れれば何でも嬉しい。

深場の魚は姑息なやり取りをしなくっても
食い気さえあれば
素直に伊東産のサバタンに飛びついてくれる。

重たい錘と胴付き仕掛けのお陰で
合わせなど入れなくても
向こう合わせで掛かってくれる。

ただ食った瞬間(アタリ)を見逃してしまうと
魚の動きが鈍いせいか
その後に果たして魚が付いているかどうかを
見極めるのは難しい。

そんなときには取りあえず
上げてみようかとなる。

もう一度アタリがあるまでなんて
悠長に構えていると
こいつ(別名縄切り)にやられてしまう。
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大概の魚は、いざ、巻き取り始めると
上がってくるにつれて穂先を
思い出したように、ピクピクとか
ガクガクとか
ググッという感じで
付いてるよ! と合図してくれるので
これで大きさや魚種を想像する。

この7、8分間が
中深場釣りの一番楽しい時になる。

今日はクロムツの食いが特に良く型も揃っている
仕掛けを落とせばほぼ100%、
1分以内に何かしらが掛かってきたが
8時ころになると急にアタリが遠のく。

今日一の大物を感じさせる巻き上げ中に
訳の分からないラインの高切れがあったり、
きつい2枚潮で釣りにくくなったりで
10時過ぎには当初から予定していた
タイラバとジギングに切り替える。

エンジン艇による流し釣りは
未だにどうしたらいいのかよくわからない。

手漕ぎボートでは1漕ぎ3巻き巻きという
五目漁師流のルアーでの流し釣りが
移動に一々エンジンの始動を要する
エンジン艇では難しい。

-80m~90mを流すが一度もアタリはなし。
良い風がある時にはなんとかなるが
風がなくなると 
どうにもこうにもしようがない。

昼を過ぎて更に岸側に移動し
-30~40mで根魚を狙うことにする。

ここでも結局、釣果はなかったが
大物バラシが一度あった。

着底と同時に
タイラバの穂先が突然引き込まれる。
いきなりジーっとドラグ音。

キタキタッ!と大騒ぎして
アッと落胆するまで
わずかに2、3秒くらいだったろうか。

なすすべなしというか
態勢を整える間もなしにやられてしまった。

タングステンヘッドを通していた
リーダーの比較的タイラバに近いところが
ザラザラになって切れている。

通常なら根に潜られた。 さてどうしようかと
作戦を練る猶予があるのに、
有無を言わさずプツン。

驚いて慌てふためく自分の姿だけが蘇る。
残念。

PE1号、リーダーは4号フロロカーボン。
いつもドラグは1~1.5kgに設定しているが
この時は締め加減だった。

亮知丸では今年にはいって2尾、
両手で抱えるほどのクエが上がっている。

初めての場所だったので
海底の様子は分かっていないが
根から時たま顔を出して食ってくるような魚なら
こんな細仕掛けで大物根魚をあげるのは
所詮無理がある。

あくまでもこの手のラインは
魚と巧妙にやり取りをしながら勝負するもので
2kや3kg程度の引きでドラグが滑るようでは
最初から勝負は決まっていることを
痛感してしまった。

仮にここで2発目が掛かったとしても
どうせあげられないと観念してしまい
多分砂底であろう40~60mラインを
流すことにしたがアタリはなし。

最後に定置網に沿って流してみるも
ここでもアタリはなし。

おまけにこのところ続いている
TGベイトのロストをまたもややってしまった。
しかも今回はまだ一度も魚を掛けたことがない
ピッカピカの100g。

先のタイラバヘッド80gTGと
あわせて2つは痛い。

後半は踏んだり蹴ったりの釣りで
沖上がりとなる。

で、今日の釣果は中深場のこれ。
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今日の様子からすると
網代での釣りは
当面は中深場専門になりそうだ。

釣った日刺身はクロムツのこじんまり刺身。
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シロムツとクロムツ白黒カルパッチョ味比べ。
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小魚を集めて天ぷら。
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次の日にクロムツの煮付け。
クロムツはこれが一番いける気がする。
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そして、油断も隙も無い嫌な魚だが
食味は至ってお上品な縄切りは
さつま揚げに、
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実は青物も期待していたのですが、

エンジン艇の流し釣りは難しいですね。
釣っている人はたくさんいますので
わかっていないだけというのはわかっているのですが、
とにかく今まで培ってきた
手漕ぎボートの流し釣りのやり方では対処できません。
今さら試行錯誤している場合ではないので
中深場専用の釣り場になりそうです。

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2021年8月25日 (水)

タイラバ絶不調



昨日(8月24日)は
伊東(オーシャン釣具)に釣行。

前回は真鯛に拘ったが
相手にしてもらえず。

今回もその続きで
真鯛とハタを狙ったが
頼みのタイラバには一度もアタリすらなし。

そろそろ青物の予感はしているがどうせなら
食べて美味しいカンパチを期待したが
これもならず。

うーむ、
なかなか思うような釣りはさせてくれない。
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さて、今日は一日曇り空、
しかも雨も雷もなさそう、
風も穏やかといった真夏の一日としては
この上ない釣り日和になりそうな予報だ。

南寄りの風予報なので
先ずは南側から攻めて、
そのままマリンタウン側に流して行こう。

漕いでいる時にはわからなかったが
タイラバを落とすと
結構底潮が流れている。
これは期待できそうだ。

しかしアタリは一向にない。

今日もタイラバとジグを交互、というか
基本的には砂漠ではタイラバ、
ベイト反応があるところではジグを落とす。

ジグならカンパチ来い! と期待するも
底から20回(約15m)
ただ巻きしたところでアタリがないので、
諦め加減の1ピッチジャーク、
そして諦めの高速回収に入った時だった。

一瞬軽くなったような怪し気なあたり。
サバかなと思ったが意外と引きが強く
次の瞬間にはドラグが引き出される。

久しぶりに青物特有の引きを
楽しませてくれて上がってきたのは
今年初のギリギリワラサ(61cm)。
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我が家ではあまり歓迎されないワラサ。
それでも、時期が時期だけに
こんなことも想定し昨晩から
ネットでいけそうな料理もチェックしていたので
〆てクーラーボックスに入れる。

この後もタイラバとジグを交互に入れていくが
相変わらずタイラバには全くアタリがない。

一方、ジグを入れると
小型ではあるが結構頻繁に魚が掛ってくる。
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思うにタイラバに食いついてくれるほどの
大きな魚に出会えていないのかもしれない。

沖上がり後、
五目漁師さんですか? 
ブログを見てますよ とおっしゃって下さった
都内のTさんとご挨拶させていただいたが、
面白いことに、この方は
今日はタイラバが調子よかったとおっしゃる。

釣果を見せていただくと、なんと
50cmc近くはありそうなビッグイトヨリや
これも40cm超えのウッカリンが羨ましい。
(もちろんその他にも色々)

青物と違って狙いの真鯛は
そんなに行動範囲が広いとは思えない。

スキューバダイビングをやっていた頃の
海中でのイメージとしては
シーズンごとの深さや
日々のお気に入りの水温などをよりどころに
たまに見る大型は
海底近くを単独でちょろちょろと動いていたり
中型のものは
小さな群れで中層に止まって
浮かんでいたりする姿が印象的だった。

カサゴの類に至っては近づいて
水中カメラのレンズがいよいよ迫って来るまでは
微動だにしない。

こんな魚を相手にする流し釣りは
正に自分で彼らの居所を探す釣り。

探し当てれば釣れるし
探せなければ釣れない。

海の色で探す、
何となく匂ってくる、
魚探に写る何かしらのアクセントを
あてにして探す。

それぞれの釣り師が正に知識から、
そして経験から力を発揮する場面になる。

あのワラサ以降は小物ばかりの五目漁師。

昼からの勝負に賭けて沖に出たところ
西の風(下手すると岸に戻れなくなる風)が
急に強まって来たために
あっけなく退散を余儀なくされた。

少し風が弱まる湾内に戻って来ると
後でご挨拶させていただくことになる
上記のTさんが
日よけ用の大きな帽子で頭部をすっぽりと覆い
ボート上でうつぶせになったまま
円を描く様にぐるぐると
同じところを回っておられる。

どうみても少し変。

熱中症にでもかかられて
意識が朦朧としているのかもしれない。
いや、この風で漕ぎ疲れて
ボートがコントロールできなくなった
のかもしれない。・・・

やっと顔を上げられたタイミングで
大丈夫ですか
と声掛けるのも気が引けたので
釣れましたか? とお声がけする。

すると、もにょもにょとのお答え。
折からの強風でよく聞き取れないが
とにかく大丈夫そうだ。

これがTさんとの最初の会話(挨拶)
になったが、
(今思えば光を遮りながら
魚探に見入っておられたのだろうが)
あの時の獲物を探す姿は
正に流し釣りの神髄と言えるだろう。

五目漁師の追及に比較すると
数段上の真剣さだ。

これが羨ましく思った
あの釣果に繋がっていくのかと納得する。

で、今日の自分の釣果はこれ。
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実は、今日はチャリコでもハナダイでも
レンコダイでもよいが
小型の鯛は1尾だけ欲しかった。

で、釣った日は久しぶりにこれ
(レンコダイのパエリア)を。
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ヨメサンが
古くなってテフロン加工が剥げてしまった
フライパンを買い替えたというので
是非使ってみたかった。

そして次の日にハタとワラサ、レンコダイの
色々盛り合わせ。
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ワラサの香味揚げ炒め。
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昨年からやってはいるが
なかなか消化しきれないワラサも
火を通すこの料理なら
(青物とは言え冷凍保存も可能になるので)
何とか2人で食べつくすことができる。

カマの部分はワラサ大根
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そして今日は、少しテーブルの上も片づけて
よそ行き風に撮ってみた。
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この日いらっしゃってた
マキコボシの鯛釣り名人がおっしゃるには
今年はどこも真鯛が不調とのこと。
昨年の今頃は水温が確か28℃を上回ることもあったと覚えています。
この日は26℃台でした。
青物の本格的な登場が遅いのも水温が影響していますかね。

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2021年8月12日 (木)

マダイ狙いに拘って失敗




昨日(8月11日)は
伊東(オーシャン釣具)に釣行。
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まだ夜明け前の平日なのにいやに車が多い。
弁当を買うためにコンビニによると
レジには行列。

岸離れの前に連休の話を聞いて、
そうか世の中はお盆休みだったのかと納得。

今の状況の中で、
気持ちの半分は心配と緊張、
半分は我慢の限界と緩みも少し。

わきまえているというか、
心得ているというか、
何れにしてもほにゃらら宣言は
いよいよ空しく感じる。

来週は少し忙しくなり出られそうにないので
五目漁師が今日に賭ける気持ちは大きい。

まだカイワリシーズンには少し早いので
やはり沖を流してマダイとハタを狙う。

ところがボートの準備中に痛い忘れ物に気付く。

時間をたっぷり掛けて2日前からいそいそと
作戦を練りながら道具の準備をしてきたのに
魚探のソナー部をボートべりに取り付ける金具
(竿掛け兼用)を忘れてきてしまった。

結局、オヤジさんの魚探をお借りして
無事岸離れしたものの
案の定使い方がわからない。
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(左がお借りした魚探、
右はGPSナビとして使う五目漁師の魚探)


以前は山立てと自慢の海面観察
(そんなもので分かるわけがない
海の色やプカプカ浮かぶごみの様子)
で流していたのに今はこいつがないと
ただの漂流、いや無意味に海面を行き来する
アメンボの様なものだ。

幸いにしてGPSナビは
本体側だけで機能するので
ルートはたどれるが
海中が見えない釣りでは
興味もそして恐らく釣果も半減してしまう。

更に、魚探忘れの不幸は
これだけでは終わらなかった。

今日は伊東にしては潮が速く
結構道糸が斜めになる。

やばいぞと思いながらも釣り始めて間もなく
海底の様子もわからないままに
TGベイトを落として根に掛けてしまった。

前回、前々回と2連荘で
TGベイトを根掛かりでなくしてしまった反省から
こいつを使うのはだだっ広い砂地だけにしよう
と誓ったにもかかわらずだ。

ジグを根に掛けるのは
餌釣りのコマセ替わりのようなもので
ある程度は仕方がないと思っているが
ここにきて
高価なタングステンジグの3連発は痛い。

予備は持ってきているが小心者の五目漁師は
ここからはジギングを止めて
タイラバ一本で狙いを真鯛に絞ることにする。

真鯛なら海底の様子には
あまりこだわらないので
魚探なしでも問題はない。

一石二鳥??、いや不幸中の幸いを期待する。

しかし、どうやらこの小心ぶりが
本日の敗因だったことに気付くのは
終了間際になる。

11時にオヤジさんから
様子伺いの電話があった際に
魚探の設定を教えてもらい使えるようになり
一安心したものの
この時点でやっとホウボウ(40cm)が一尾。
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この後もマダイ、マダイとこだわり続けたが
タイラバでのアタリは
2時頃までただの一度もないという
辛抱の釣りが続く。

幸いにして心配していた暑さはそれほどでもなく
時には海面をいくそよ風が気持良いくらいだ。

しかし、釣りの方は
次第に諦め気分になってくる。

そんな時に、
前日にメールを頂き
朝からポイントを案内したりしながら
時々一緒に流していたまっくさんから

今日はジグにはアタリがありますが
タイラバはさっぱりですねの一言。

早朝の根掛かり以来
タイラバオンリーだった五目漁師も
やっと予備に持って来た
虎の子のTGベイトを取り出し
ジギング竿に持ち替える。

するとどうだろう、
見事にサバが掛かり始め活況を帯びてくる。

そしてやっとウッカリン(29cm)。
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これなら釣れるかもしれないと鬼漕ぎで
朝方不発に終わったポイントに大移動し
一発目でアオハタ(35cm)も。
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しかし、もう少しと思ったところで時間切れ。

こだわったマダイは音沙汰なしで釣果はこれ。
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オハタ(35cm)、ウッカリカサゴ(29cm)、
ホウボウ(40cm)


貴重なヒントをくれたまっくさんは
40cmのアマダイ他。

自称まっくさんの連れのTさんの釣果はこれ。
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(オーシャン釣具の釣果ブログよりカット&ペースト)

いつもながらお見事。

そして久しぶりにお会いしたkさんは
泳がせで50cmはあろうかと思われる
立派なオオモンハタ他。

これは羨ましい。
お借りしてこれの代わりに写真を撮りたかった。
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渋滞で帰りが遅くなってしまい
当日は釣り魚料理はなし。

あくる日にウッカリンのアクアパッツァ
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オクラとハタの梅和え
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伊東はすっかりルアー釣りがが定着したようですね。
なんと言ってもアマダイやハタやカサゴなどの根魚、
それにマダイ・・・型のいい美味しい魚が勢揃いです。
シャクシャクと忙しそうにシャクっても
それで食ってくるのは青物。
スロージギング、しかも五目漁師はタイラバと同様に
巻くだけ。
餌釣りに比べると型が揃うだけに引きも楽しめます。
準備も後片付けも簡単、ボートは汚さないし、
車も臭くならないし、
私の場合は加工したオキアミでは手の皮がズルズルに
剥けてしまいますがそれもなし。
餌釣りはまもなくやってくるカイワリシーズンに
とっておきます。

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2021年8月 9日 (月)

中深場の釣りあれこれ



網代の中深場ポイントからは、かっての
福浦の中深場釣りのポイントがよく見える。

今は行けなくなってしまった海域を
遥か遠くに眺めながら
よく漕いだもんだと感慨深い。

お連れさんと一緒に並んで漕いだこともあったし
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カヤックの知り合いと
現地で集合したこともあった。

ギーコギーコとボートを漕いで
行きは40、50分、
帰りは手にできた漕ぎ豆をいたわり乍ら
1時間もかかることもあった。

ある時、
片道に要する手漕ぎのストローク回数を
数えてみたことがある。

丁度700回。
距離は3km弱だったので
1ストローク4.3m位進むことになる
とくだらない計算をしてみた。

今は網代の中深場ポイントまで
エンジン艇で10分足らずでひとっ飛び。
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漕ぐ楽しみ(?)はなくなってしまったが、
何れにしても中深場の釣りは楽しい。

伊東のカイワリにしても、大津のアジにしても
週末になると大量に餌がばら撒かれて
食い物はより取り見取り、
食い方にも慣れてしまって、
次第にすれっからしになってくる。

そこに行くと、
中深場の魚は餌を求めてやまないせいか
仕掛けが底に着くと直ぐにアタックしてくる。

と言っても中深場であるがゆえに
仕掛けを落とす回数に限度があり
わんさかと釣れるわけではない。

これは以前の福浦の釣果
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そしてこれは先日の網代の釣果。
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こうして比べてみると、
先ずは、魚の色が違う。

双方ともエリアを広く探ったわけではないが、
福浦の海底は
結構、根に覆われているようで
油断すると根掛かったり
海藻や貝殻の付いた石っころを
釣り上げることもあった。

一方、網代では
勢いよく落ちっていった錘がブスッと
海底に埋まってしまうために
最初の誘いはその錘を
よいしょっと引き抜くところから始まる。

丁度伊東のカイワリポイントの様な
広々とした土の海底を思わせる。

そんな海底の差が釣果写真にはよく表れている。

狙い魚ではないが福浦では
アヤメカサゴなど赤い魚やオキメバルなど
魚種は多かった。

一方、網代で遊んでくれる魚は
シロムツと決まっている。

単に比べると網代の方が数的には多いが、
寧ろ魚影は福浦の方が濃かったように感じている

中深場では仕掛けを落とすのに2、3分、
着底後、何らかの魚が掛るまでに
そんなに時間は要しないが
掛かれば巻き上げるのに6、7分を要する。
その間にボートが流れてしまうために
漕ぎ戻るとなると
福浦の場合にはひと流し分でも
風や潮流がきつい時には
10数分以上も費やしてしまう。

つまり仕掛けを落とす回数は多くても
1時間に3回程度と考えると
写真の釣果数は福浦としては
最大限に近いことになる。

潮上や風上に戻るのに
時間を要しない網代の釣りでは
数的には倍以上になっても当たり前
ということになる。

さて、網代の釣りも少し慣れてきたところで
これからの中深場の釣りをどうしよう。

希少なアカムツも欲しいが
やはりアラやメダイの大物を狙いたい。

300mの海底からゆっくり時間を掛けて
大物を引き上げる楽しさは
想像するだけでワクワクしてくる。

いくつかの魚が居る時には
大きい魚、優勢な魚が先に餌を食ってくる
と聞くが、
その意味ではシロムツが掛かってくる時には
そこにはそれ以上の魚が
居ない時なのかもしれない。

真鯛を待つのと同じように
大物の登場をじっくり待つために
小型の魚が寄り付かない大きな餌を付けて
狙ってみたらどうだろうか。

で、早速こんなものも準備した。
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仕様的になかなか難しくやっとTBで見つけた掘り出し物

貸しボートには
竿掛けが2か所に取り付けられているが
ドテラ流しを想定してのことか右舷側に2つ。

しばしば船外機の
スロットルレバーを握る五目漁師の着座位置では
使いにくい場所にあるので
専用のこれを使って
じっくりと狙ってみようと思っている。

撒き餌をしない中深場の釣りでは
魚に如何に餌を見つけてもらうかが
釣果に結びつく大きな要素になる。

と考えると
付け餌を大きくするとは言え
サバタンやイカよりもいっそうのこと
タイラバやジギングの方が良いのではないか
とも考えている。

今、そのための竿やリール、ラインを
どうしようかと思案している。
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ジグは250g


これが、また楽しい。


さて、先日、中深場の釣りから沖上がりし、
ボート屋さんの釣果写真を撮るために
ボードに魚を並べていたところ
漁師風のオジサンがやって来て、
美味い魚ばかり釣って来たな、と言われた。

その通り、
深場の魚はどれもこれも食べるのが大きな楽しみだ

中深場刺身盛り
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中深場天ぷら盛り
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またまた焦げてしまった中深場唐揚げ盛り。
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そしてクロムツの煮物と塩焼きに
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シロムツの塩焼き。
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台風が去った後に、
次回は伊東でそろそろハタの大物を期待しています。

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2021年8月 4日 (水)

この世捨て人めが

 

 

昨日(8月3日)は網代に釣行。

時々刻々、変幻自在の天気予報に釘付け
(これでは全く予報になっていない
と思いながらも他に頼りがない)で
やっと決めた釣行日。

途中何度も小雨があったがこれは想定内
暑さしのぎに丁度良い程度であった。

で、釣果はこれ。
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自宅に戻りこの釣果写真を撮っていると、
よりによって今日は
熱海の土砂災害から丁度1ヶ月、
まだ捜索が続く現場では
10時28分に黙とうをささげた
と(ヨメサンから)聞く。
そうだったのか。

しかも。昨日8月2日)からは
神奈川県にも緊急事態宣言が発出された
(とも聞く)。

この世捨て人めが。
で、今日の記事はここまで。

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