真鯛にハタはなるか!?
昨日(7月16日)は
伊東(オーシャン釣具)に釣行。
久しぶりの伊東。
災害の捜索、復旧が続いている中、
熱海のビーチラインが期間限定で
無料開通したと聞いているが
気持ちが重くなりそうなので
敢えて伊豆スカイラインを利用する。
こちらはこちらで、
早朝は全くといっていいほど対向車もなく
熊の出そうなつづら折りのコース、
しかも小雨や
時々視界が怪しくなる霧の中のドライブは
気持ちのいいものではない。
結局、いつもに比べると
10分オーバーほどで現着。
今日はタイラバとジギングのルアー縛り。
やるからには
何としても真鯛と大きいハタが欲しい。
朝一はいつも通り正面沖で
先ずはあてのないタチウオ狙いから始める。
最近ではこれが準備体操のようになっている。
水温が上がり(24℃台)
いよいよ海中が賑やかになってきた。
そこに、アタリ!
上がってきたのは予想外の中アジ。(25cm)
実は前日にオーシャン釣具のオヤジさんが
40cm前後のオオアジを釣っておられるので
アジの期待はあったがこのサイズではない。
あわててこんな時のために準備してきた
特製のジグサビキをタイラバの上部に付けて
入れ直すが、そんなにうまくはいかない。
あてのないタチウオ狙いで
これ以上時間をつぶすのはもったいない。
潮が流れている内に沖に出た方が良さそうなので
流しながらジグザグに沖に出る。
すると土砂降りの雨。
この時期の雨は寒くはないし
止めばすぐにびしょ濡れの衣類は乾くので
気にならないが、
新調して今日が初めての
ウエストタイプのライジャケが
早速膨らむのでは? と心配になる。
過去に雨降りのカヤック釣行で
ショルダータイプのライジャケが開いたことがある。
小心者の五目漁師は
カッパの下のライジャケの濡れ具合を
何度何度も手探りで撫でまわしながらの
ヒヤヒヤの釣り。
その雨が30、40分ほどで小降りになった頃に
ウッカリン(26cm)。
そして、ジグをタイラバに替えると
今度は重量感たっぷりの引き。
思った通り型の良いアオハタだ。 やったね。
かめやのロックフィッシュダービー応募用に
早速記録撮影。
期待した40cm以上には少し足りないが
取りあえず本日の目標は一つ達成。
今日は結構頻繁にアタリがあり退屈しない。
真鯛のアタリもそろそろの気配を感じていると
再び雨。
降りたけりゃ降りゃいいよと
少し投げやりになると10分で止み、
この青空が広がってくる。
始めは気持ちよかったが
やがて無風で逃げ場のない暑さになると
雨の方がましだったかなと思うくらい。
同時に、いつの間にか潮も止まってしまい
アタリからは遠ざかってしまう。
タイ、タイと期待しながらも
やや退屈な中だるみの中、
マリンタウン沖(-40m~47m)で見つけた
ベイト反応にジグを落とし込むとサバ。
反応を外すとエソ。
今日はジグよりもタイラバの方が
良さげに感じるので
再びタイラバ竿に持ち替える。
このころには風が次第に強くなり始め
TG80号のタイラバヘッドが
風上側(ボートの流れと逆側)に
結構な勢いで斜めになりながら沈んでいく
着底の間際に怪しげなごそごそしたアタリ?
辛抱して待つとググッグイーンと穂先が入る。
これは真鯛だな。 間違いない。
バレるなよ、バレるなよ!
何度も小刻みにドラグを滑らせながら
浮いてきた時には70cmはあるかなと見えたが
ボートに上げてみると意外と小振りだ。
(55cm)
それでも今日は何としても
真鯛を上げたいと期待していたので嬉しい。
これで本日の目標は達成。
オヤジさんに電話を入れると
後は気楽にやってよ!
この後は次第に南風が強まり
暑さの中での漕ぎ戻りがきつい。
気楽に小物を何匹か釣り上げたが
手漕ぎボートの流し釣りは風次第
とあらためて思う。
で、今日の釣果はこれ。
両方とも少し寸足らずだったが
ハタ良し、マダイ良しで
久しぶりに満足な釣りができた。
帰宅後に知ったが
今日関東は梅雨明け宣言、
帰りも伊豆スカイラインを利用したが
早朝と違って富士山を眺めながらの
快適なドライブになった。
信号なし、渋滞なし、おまけに通行料金無料
(熱海のビーチライン無料に合わせた
期間限定だと思うが)で
いつもよりも20分ほど時間も短縮だった。
釣った日はハタの刺身を添えた
アジのタタキ丼、
ホウボウとイトヨリの天ぷら。
次の日にハタのカルパッチョ、
真鯛のカマンベールソテー
久しぶりの真鯛でした。真鯛、青物、根物が掛かった時の引きは
それぞれ特徴的ですね。
殆ど重量感だけのハタやカサゴに比べ
真鯛のガッツンガッツンあの引きはヒヤヒヤものですが
やはりいいです。
この時は正に誘導型のタイラバのメリット感じます。
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初めてコメントを書かせて頂きます。
いつも素晴らしい釣果で羨ましいく日記を
拝見しております。
いつも決まったポイントで一日中粘ってしまうのですが、オーシャンの親父さんから五目漁師さんのボートの漕ぎっぷりを聞き、広く探らないといけないなと反省しています。
6月は週末の天候に恵まれず釣りに行けませんでしたが、来週末からは再び伊東の海をマックさんと堪能する予定でおります。
またご一緒する機会がございましたら、色々ご教授頂けると幸いです。
投稿: マックの連れT | 2021年7月18日 (日) 19時37分
マックの連れTさん、こんばんは。
お久しぶりです。
私は逆にTさんの集中力に感心していました。
ジギング1本での素晴らしい釣果に影響を受けて
今では私も半分以上がジギングになっています。
タイラバにしてもジギングにしても
食いっ気のある魚がそこに居れば一発で食ってくると思っています。
ですから私の場合は同じ場所でルアーを落とすのは3回までと決めています。
最近は2回になっていますが、それで食ってこない場合には
少なくとも30、40m位は必ずボートを漕いで魚を見つけに行きます。
その繰り返しですから伊東の湾内を北から南まで2往復位することもあります。
この1か月半ほどは暑さとの戦いですね。
熱中症に注意しながらお互いにいい釣りがしたいですね。
今後ともよろしくお願いします。
投稿: 五目漁師 | 2021年7月18日 (日) 21時02分
こんばんは。
わざわざまっくの連れと付けなくてもオーシャンさんでの釣果は知られてますよ。むしろまっくのコメントは見るけど釣果はいずこ?!となりますよ。^_^a
お二人とも釣りに関してはご自身のメソッドがあり話を伺っていてもとても参考になります。
今回もブログを拝見していてハタとタイで大物やり取りあり、美味しい魚もありで楽しい釣りをされたのだろうと羨ましく思っておりました。実は先にオーシャンさんのブログで釣果が出ていて拝見しておりましたが、ブログで生々しい状況を伺うともうたまらんですね。
しかし、しばらく行かないと妄想が膨らんでアレコレしたくなってしまいます。カイワリか、ジグか、、、いずれにしても楽しみですけどね。^_^
投稿: まっく | 2021年7月18日 (日) 21時32分
まっくさん、こんばんは。
いやいや、メソッドという点においては
まっくさんが頭一つ抜けていると思っています。
釣果がついてくるのも目前ではないでしょうか。
そうですね、釣具店の釣果写真だけでは釣るまでの
苦労などは見えてこないですよね。
この日も随分と漕ぎましたし
雨は降るは止めば止んだで逃げ場のない暑さ
昼からはけっこうな風で、少し漕ぐのを怠けると
岸川に押し流されるはで結構大変でしたよ。
再稼働のまっくさんとTさん、名コンビの釣りを楽しみにしています。
投稿: 五目漁師 | 2021年7月18日 (日) 22時55分
おはようございます
ジグとタイラバでの五目釣りには
いつも感心して見ています
私などナブラを見つけてのワンパターンな釣りでは
サバ、シイラ、イナダの一種だけ
タイラバはいつもフグの餌
しかし、最近、大津や観音崎でも釣る人は釣っていますね
時合を辛抱できるかが境目のようで
忙しい観音崎では難しいです
この日、その観音崎を予定していましたが
急な仕事が入り、週末は止めました
休日は山も海も人が多く行く気になれませんね
投稿: 趣味人たけ | 2021年7月19日 (月) 06時12分
趣味人たけさん、おはようございます。
多くのジギンガーはワラサなどの青物がお好きですが
ナブラの下には大概サバが群れていますので私は滅多に入れません。
底物の場合にはジグもタイラバと同様に巻くだけが多いですから
上手い、下手はない釣りですね。
おっしゃる通り時合いに出くわすかどうかだけですね。
時合いの効果は餌釣り以上のようにも思えます。
漕ぐ手が止められない観音崎の流し釣りは私にとってはトラウマです。
仇はうちたいですが。
夏の渋滞の季節、東京湾側よりも一層のこと
東伊豆の方が時間的には近いと思いますがどうでしょうか。
投稿: 五目漁師 | 2021年7月19日 (月) 08時45分
釣行で通る熱海で まさか多くの方が無くなる土砂崩れが起きるとは
何処も崩れやすい地形で 大雨や台風で少なからず小規模ではあったけど
こんな事になるとはと思ったら人災が濃厚のようですね
厳しく罰則を科してほしいものです
通れるようになったとはいえ 使うのには気が引ける気持ち分ります
サイズは」ともかく目標にしていた鯛とハタをゲットするとは流石です!
料理の数々 食欲を誘う彩ですね
投稿: マリン・ブルー | 2021年7月19日 (月) 10時01分
マリン・ブルーさん、こんにちは。
熱海も伊東なども山の上まで結構混雑しています。
同じような土地に住んでいる方はヒヤヒヤものですね。
県や市は業者のせいにしようとしていますが
盛り土が原因なら監督不行き届きも見逃がせないですよね。
最近はなかなか思うようにいかない釣りでしたが
まぐれとは言え、やっと当初の目標が概ね果たせた釣りでした
投稿: 五目漁師 | 2021年7月19日 (月) 12時49分
素晴らしい!
これぞ狙い撃ち、山本リンダも真っ青の釣果\(^^)/
雨にも負けず夏の暑さにも負けない強い体を持っている五目さんらしい流し釣りの釣果ですね。
実際、一緒に福浦で一緒に流すと五目さんは短距離の目を付けたポイントを何度もながしてました。
一方、私は五目さんの遥か彼方まで流して、長距離を戻る流し方、全く違う流し方に、いつも感心してました。
ポイントを見つけての集中攻撃、流石です!
ところで、ハタのカマンベールソテーが気になりました。
ハタとの相性、チーズの塩加減による他の調味料とのバランス、難しそう、、しかも味の想像がつかない!
どんなお味でしたか?
投稿: AP | 2021年7月22日 (木) 06時04分
APさん、おはようございます。
なかなか思うようにいかないのが釣りですが、
はまっちゃう~な~♬
潮風にのせられて でした。
流し釣りは当てた時の充実感が全てですね。
・やったぜベイビー
・どうだ参ったか!
・あれっ、こんなところにいたの!
当り方によってその時の魚との対話は色々です。
もちろん、当らなかった時には魚や潮のせいにしますが。
カマンベールソテーはエリンギと一緒にバターでソテーした後に
予め蒸したジャガイモを混ぜ合わせ、
最後にチーズを入れ少し解けてきたところで完成です。
塩はチーズに頼らずにたっぷりめが美味しいですが
入れ過ぎに注意です。
チーズやエリンギなどの添え物が生かせるのは白身魚ならではと思います。
投稿: 五目漁師 | 2021年7月22日 (木) 09時11分