フォト
無料ブログはココログ

« 拘りはおあずけ | トップページ | 久し振りの大津釣行は期待外れ »

2021年7月 7日 (水)

ラベンダー撮影行

 

 

伊豆山の土石流。身近でこんな凄まじい災害が起ころうとは思ってもいませんでした。まだ捜索、救出活動、道路や水道などインフラの復旧作業が続く中ですが、不幸にして亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに甚大な被害を被った方々が一日も早く元の生活に戻られることを切に願っています。



さて、伊東へ向かう道路は
通行止めが続いたままになっている。

仮に通ることができたとしても
何もしない自分が
生々しい状況を左右に見ながら
竿を積んで通り過ぎるのはさすがに辛い。

で、昨日(76日)は方向を変えて
久しぶりに富士山撮影に出掛けることにした。

丁度河口湖の大石公園では
ラベンダーが見頃を迎えている。

ただ天気が悪く
富士山が拝めるかどうかは
現地に行ってみないことにはわからない。

今は一年で一番夜明けが早い時期。
薄明時刻の4時前には現地に到着したいので
自宅を1時前に出発する。

星が見えるような空模様ではないが
意外と雲が高く
ひょっとしたら富士山がのぞくかも
と期待が膨らむ。

1時前と言えばまだ今晩の内。
どちらかというと
仕事や用事を済ませて帰る車がまだ多いのか
早朝のぶっ〇〇しモードと違って
普通に走っている車が多い。

西湘バイパスを国府津で降りて、
246号線に出、小山町を右に折れると
天気が良い日なら
目の前にドッカンと富士山が
飛び込んでくるが
今はしとしとと雨が降っている。

一旦は諦めかけたが山中湖に到着した頃には
登山道に沿った灯りが点々と見えてくる。
この分だとなんとかなりそうだ。

梅雨空の真っただ中、贅沢は言わん、
見えただけでも良しとしよう。

3時に河口湖大石公園に到着すると、
既に数人のカメラマンが
見頃のラベンダーを前景に
バルブ撮影の最中だ。

五目漁師(富士山撮影のハンネはOkkakefuji)と
同行のヨメサンも早速撮影に取り掛かる。

今更ながら
マニュアル露出にならざるを得ないバルブ撮影は
撮った写真が即座に見られる
デジタルカメラならではとしか言いようがない。

頭の中で秒を数えながら撮った写真を確認して
露光時間(この時はf6.310分~5分程度)を
合わせていく。
明け方が近づくにつれて
露光中でも明るさが増してくるので
そこは勘で数を補正する。
Dsn213331as


Dsn213333as

見えれば良しのつもりで自宅を出たが、
見えれば見えたで欲が出て
折角だから焼けてくれないかなぁ、
頭の雲が綺麗な傘雲になってくれないかなぁ、
青い空から日差しが入ってくれれば
ラベンダーが鮮やかになるのに
と、どんどん欲が出てくる。
Dsn213450as


Ims219241as

サバがいないだけで幸せと思った釣りで
カイワリが釣れる。
すると、釣れたら釣れたで
今度は折角だからマダイの1尾くらいは
と欲が出る。
誰かの釣りとよく似ている。

さて、富士山撮影の楽しみのもう一つは
お昼の吉田うどん。

少なくともこの数年前以内に
富士吉田市内にある吉田うどんのお店は
全店(約80店)を制覇している。

今回も新しくできたお店が見つかったので
撮影終了後開店の11時を待って食べに行く。
Cias215522s

どちらかというと
夜の飲み屋がメインのようなお店だが
出てきたうどんは正に
吉田うどん中の吉田うどん。

例によってのど越し悪く
つるつるとは入っていかない。
憎たらしいほどの固さと戦いながらモグモグと

いや、黙々と完食。
味噌風味の出汁も独特で満足、満足。
吉田うどん、あっぱれ!

 


コロナ禍中、昨シーズンは桜もラベンダーも紅葉も
撮れて当たり前の写真が撮れませんでした。
今年は桜も一度だけ、ラベンダーもなんとか撮りました。
ただ一般的には富士山撮影の人気は
釣り人気と同じ意味合いなのかどうかは分かりませんが
拍車がかかっているように思えます。

本日もポチッとよろしくお願いします。

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

 

 

« 拘りはおあずけ | トップページ | 久し振りの大津釣行は期待外れ »

<!ー330立ち寄り、旅行、お出かけー>」カテゴリの記事

コメント

こんばんわ
写真の面白さは、この光の捉え方ですね
数分の違いでも別の写真に見えてしまうほど変わり
その微妙な露出はやはり腕の違い
何度も見返して見てしまいます
又、okkakefujiの写真の方が鮮明に見えるのは
載せている写真の違いですか???
こうしてみると、最初の一枚が好きですね
私も山歩きの中で撮った写真では
なぜか最初の写真の場所を描く事が多いです

趣味人たけさん、こんばんは。

わずかな光を積み重ねて撮るバルブ撮影、
瞬き以上に速い高速シャッターで人の表情や物事の瞬間を切り出す高速連写
は人間の眼では見られない現実の世界ですね。
それだけに撮った写真を見るのが楽しみです。

驚きました。
okkakefujiの写真と本ブログの写真は同じものです。
但し、前者は写真を見てもらうために無圧縮に近いJPEGファイル
後者は記録ですので50%の圧縮をしています。
おっしゃる通り後者はいわば細部をまるめたような写真になっています。
ただ普通はその差は分からないはずです。
(と思っていたのですが)

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 拘りはおあずけ | トップページ | 久し振りの大津釣行は期待外れ »