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2021年6月 1日 (火)

ただ巻きジギングは3勝4敗の負け越し

 

昨日(5月31日)は
伊東(オーシャン釣具)に釣行。
1dsxp216165s

サバ、サバ、サバ、五目漁師の天敵、サバ。
五目漁師としては
カイワリの釣果が中途半端なまま
とうとうサバの本格的季節に入ってしまった。
(水温20.2℃)

何で奴らはこうなんだ!
何で決して鯛ではなくって奴らはサバなんだ!

既に白旗状態の五目漁師は
今シーズンもサバとフグの季節には
うまくいけば彼らから逃げられる
タイラバやジギングでの
沖の流し釣りにしようと思っている。

見つかってしまえば同じだが
ひとたび寄せてしまうと
一日中居座ってしまうコマセ釣りよりかは
はるかに縁遠くはなる。

さて、今回も前回と同様に
正面沖のカイワリポイントに
勝手に居ると思っている
ドラゴンを超えるタッチーを狙って
ジギングを少しやってみる、
その後はアジポイントでアジを狙い、
小型のアジが釣れれば
ヒラメ狙いの泳がせを
やってみる予定だったが、
結果、タッチーは見つけられず、
アジポイントではサバの猛攻で
アジどころではなく、
9時過ぎには沖に逃げる。

マリンタウン前の水深47mで1投目。
いきなりゴロゴロ感から良いアタリ。

今日はタイラバを止めて
ジギングだけにしたので
間違わずに合わせを入れる。

掛かった。

ドラグがジッ、ジッと小刻みに出るが
何だろうと思った矢先にバラシ。

前回の途中バラシと同じ感じだ。

あそこまで掛かっていながら
どうしてバレるの?

TGベイトグリンゴールド60gの
フロントフックには
細軸の刺さりの良い大型のフックを2本、
リアーフックには錨針を付けている。

首を傾げながらドラグをゆるゆる
(多分500g位)に調整し直して第2投目。

すると、また同じアタリだ。

今緩めたドラグがジージーと引き出される。
竿を立ててポンピングで巻き取るが、

アッ!またもやバラシ。

うーん、なんだこいつ!

無風の中で道糸が
宇佐美側に結構斜めになる。
少なくとも上潮はよい感じだ。

しばらくしてやっとイトヨリが上がる。
2dsxp216169s

バラした魚が大型のアジなどの回遊魚であれば
また狙えるはずなので
同じポイント付近を何度も流し直す。

潮が流れ出すのも早いが、止まる時も早い。
先ほどまでの流れがあっという間になくなると
アタリもなくなってしまった。

これから先は長い長い無反応な時間帯が続く。

昼過ぎにはもう一度アジポイントに戻って
アジの様子を伺うが、
やはりサバのお出ましだ。

諦めて、
コマセ釣り用の竿はここで仕舞ってしまう。

真鯛の一発に期待して
再度沖に出てみたものの
潮も風もないために
ボートは止まったままで
流し釣りにならない。

風向きが逆方向に変わる時には
当たり前だが
必ず無風の時間帯が間に挟まる。

案の定、しばらくすると
午前中の北東風に変わって南の風が吹き始める。
しかもやや強め(6~7m/s)で
ところどころに白波も見える。

なかなか流し釣りにとって都合のいい
丁度の風というのはないもんだ。

ひと流し毎に風上にギーコギーコと
漕ぎ戻りつつジグザグにボートを流す。

風上側に勢いをつけて
60gのジグを落としても着底の頃には
もう45度くらいまで道糸が斜めってしまう。

アタリもわかりにくい中で穂先に違和感。
どうやらこれはイカらしいぞ。

ここはヘタに合わせを入れると
エギではないので離してしまうかもしれない。
慎重に巻き上げてくるとそこそこのアカイカ。
3dsxp216171s

こんな時にはリアーの錨針が頼りになる。
もう少し海が静かなら
ジグをイカスッテに替えてみるんだけど
と思いつつ
再び切り上がってジグを落としていくと
また直ぐにあたり。

上がってきたのは久しぶりのハナダイ
(32cm)。
4dsxp216172s

どうやら時合いのようだ。
ふと気づくと海面には汚れた泡や
ちぎれた海藻が浮かんでいる。

釣れ始めたのはひょっとして
これ(潮目)のためだろうか。

潮目を意識しながら切り上がりジグを落とす。

ググッ!
今度は少し大物かも。

既にしっかり掛かっているようだが
思い出したように
後付け気味に合わせを入れると
ジリっとドラグが滑る。

ゆるゆるのままだったドラグを
締め直しながら上げてくる。

ハタをイメージしていたのに
海面に浮いたのは予想外のホウボウ。

デカっ!(50cm弱はありそう)
と思った瞬間に海面バラシ。

うーん、今日もよく逃げるな。
(タイラバでは今まで掛かったホウボウに
逃げられたことなどないのに・・・)

そして次はジグの回収で巻き上げている時に
上層でアタリ。

どうせサバ野郎に違いないと思ったが
引きが素直。
直ぐに見えてきたのは
なんと予想外のアジではないか。

アジアジと手元に巻き寄せようとすると、
それよりも早いスピードで
こちらに向かって突進してくる。
ボートの下に入ったところで針外れ。

今回も思い出したように
少し遅れて合わせは入れているが、
朝の2尾といい、この2連続といい、
タイラバに慣れてしまったせいか
合わせが甘いようだ。

最近わかってきたが、
ジギングでもただ巻きの場合は
タイラバのアタリと同様にゴロゴロとか
クックッとかの前アタリがあるので
合わせのタイミングが結構難しい。

結局上がったのはこれだけの
貧果に終わってしまった。
5cas215290s

3勝4敗とは情けない。

実は久しぶりにこれを食べたかったので
どうしても鯛が欲しかった。
ハナダイとイカの定番パエリア、
6cas215295s

イトヨリは中華風蒸し
7cas215302s




ガツンと来る従来のバーチカルジギングなら
反射的に合わせが入りますが
ゴソゴソから入るただ巻きだとタイミングが難しいですね。
タイラバに比べると私の場合は
圧倒的にジギングのバラシが多いです。
タイラバに比べるとフックが大きい分
貫通させるにはもっとしっかりと合わせが必要ですかね。

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コメント

おはようございます
マジックショウを見ているように色々な種類の魚が掛かりますね
伊東の海の不思議さです
上層での大アジにはビックリですが
過去に葉山の海で2度釣った事があり
こんな上まで来るのかと驚きました
サバが多い季節は、それを追いかける青物がいて
サバの泳がせが面白くなりそうな
ハガツオやシイラも早いかもしれません
又書きにくいですが、夢はボートでのマグロですね

趣味人さん、こんにちは。

まるで水族館の水槽に仕掛けを入れるようなボート釣り場がお隣の川奈
それに対して伊東や福浦は特定の魚が集まるオアシスもありますが
基本、広大な砂地を探し回る釣り場だと思っています。
それだけに当たった時には達成感がありますね。

環境の変化で行くもの来るもの
今まであり得なかった魚種に会える楽しみがありますね。
網代ではとうとうイルカが居着いてしまったようにも聞いています。

誕生日おめでとうございます(o^^o)

今回は魚に優しくしてあげたのですね!
きっと恩返しにくることでしょう^o^

ガルさん、こんにちは。

ありがとうございます。

サバにフグ、総動員での恩返しはこらえて欲しいです。

お疲れ様でしたm(__)m

逃がした魚は何か?
気になりますね!
ジグをやらない私には分からないので教えて欲しいのですが、ジグで底トントンは出来ないのでしょうか?
捨て糸1m位付けて、底トントンしながら流せたら、私にも出来そうなんですが(笑)

APさん、こんばんは。

バラした魚はオオアジではないかと思っています。

ジギングと言っても青物を狙うわけではありませんので
タイラバと同じように巻くだけです。
捨て糸は使わなくてもジグでトントンやりながら巻き上げるのは大いにありだと思いますよ。

もはや餌と言われるジグですが
私に言わせれば餌以上です。
あの砂漠のなかで餌よりもジグの方がはるかに目立ちます。
そこにもってきて、もはや餌ですからそれなりに大きな魚は釣れますよね。
やってみてください。

いつも陰ながら拝読させていただいています。

ジグで掛けた時のやりとりですが、可能な限り最初はポンピングせずリールでの巻き取りに徹した方がいいかもしれません。
身切れ、口切れしやすい太刀魚相手なんかだとポンピングはご法度だったりします。

途中で走ったり、叩いたりして他の魚の可能性が見えたら、ショートピッチのポンピングに切り替えるとよいと思います!

UGUさん、こんばんは。

初めまして。

アドバイスありがとうございます。
実際に逃がしていますので立場はありません。

言い訳になりますがこの前にバラシがあったのでアジではないかと思い
ドラグをゆるゆるにしました。
そこに再び同じようなアタリ。
今度はゆるゆる過ぎて巻けません。
そこでポンピングに入ったのが運の尽き。おっしゃる通りの失敗でした。

ポンピングは正に両刃の剣。 
うまく生かせばドラグの調整具合を補完しますが、
へたくそだと今回のようになってしまいますね。

ポンピングによる効果については2016年1月7日の記事で
稚拙ながら実験の結果を記したことがあります。
竿を曲げることにより、道糸とガイドとの摩擦で15~25%程度
ドラグを増し締めしたのと同等の効果が得られるという結果でした

ショートピッチのポンピングだと竿があまり曲がらないので
増し締め効果も少ないということでなるほどと思っています。

今後ともよろしくお願いします。

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