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2021年6月16日 (水)

一番楽しいのは前日

 

 

昨日(6月15日)は
伊東(オーシャン釣具)に釣行。

365日連休の五目漁師、
釣行の前日はたっぷりと準備を楽しむ。

天気予報のチェックは
先の釣りの翌日から始まり、
日取りが決まると
妄想が次第にヒートアップする。

前日は仕掛けや道具類を念入りに準備し、
夕食後には
真鯛が釣れたらどうしよう、
ハタが釣れたらどう料理しよう、
ひょっとしたらタチウオも釣れるかもしれない。

また、捕らぬタヌキしてるの! と
ヨメサンのちゃちゃをよそ聞きに
釣り魚の料理本や
ユーチューブをチェックしながら
料理の心配も楽しむ。

妄想は布団の中で
目覚まし時計をセットしてからピークになる。


そして結果を出すときがやって来る。
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天気は上々、予定通りに
マリンタウン側のアジポイントに向かう。

ここでは
タッチーとハタが狙い。

これはアジだなと思われる魚影や
ベイトの魚影が見える。

ハタが多いところなので期待ができると思いつつ
先ずはタイラバで
2回平行に少し離れたラインを流す。

無風の中で
ボートは北東側に結構な速さで流される。
タイラバやスロージギングにとっては
ベストと思っているパターンだ。

アタリがないのでジギング竿に持ち替え、
今一番頼りにしているTGベイトを
落とした時だった。

グッ! 来たな。

中型のオオモンハタ(35cm)。
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底近くではただ巻き、
中層辺りまではスローにシャクリを入れながら
タッチーにも期待する。

130cmを超えるドラゴンサイズなら
数は1尾で十分。

(恐らく)まだここでは
誰も釣ったことがないだけに
今回の妄想の中では一番の主役だったが、
それらしき魚影やお触りがないとなると
やっぱり無理だわな と諦めも早い。

その後は更にマリンタウン側に移動すると
結構なベイトが根上に群れている。

魚は居そうだがここはやばいぞと思いつつも
頼りのジグを落とすと
着底感が既に怪しい。
ムムム・・・やっちゃったかな?
根掛かりだ。

PE1.5号、リーダー5号を
手漕ぎボート上で切るのは結構難しい。
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五目漁師はこんな道具を使う

ラインはジグを結んでいるリーダーの
漁師ノット部で切れたが、
破断箇所は計算通りだったなんて
悠長なことを言っている場合ではない。

この時間帯で手持ちでは唯一のTGベイトを
なくしてしまったのは痛い。
43

まだこれからなのに、この後どうしよう、
代わりの80gをただ巻きしながら、
こいつってただ巻きでも釣れるのかな
と考えながらふと気づく。

今日はオヤジさんが
遅れて出て来られることを思い出し、
早速電話を入れて
お店のものを持ってきてもらうことにした。

後で聞いた話だが今は
釣り道具全体、竿もリールも小物も
仕入れがなかなかできないほど
メーカーは品不足になっているらしい。

このTGベイトも大型店やアマゾンなどでは
普通にあるが
特に人気の60g、80gなどは
この先、仕入れがいつになるかわからないらしい。

コロナ禍で
釣り人気が高まっていると聞いているが
その影響だろうか。

何れにしても、これで今日の釣りが
予定通り続けられるのはありがたい。
オヤジさんに感謝。

ハタ以来アタリがなかったジギングだったが
TGベイトに替えた途端に
イトヨリ、レンコダイと
小魚が立て続けに掛かってくる。
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素晴らしい。

五目漁師がダイワの回し者ではない証拠に
リールではこのブログでも
何度かケチをつけているが
このヒット商品はタイラバのただ巻きから
ジギングにも手を広げる初心者にとっては
本当にありがたい。

その後ジギングでもタイラバでも
少しでかいぞと思ったアタリが2、3度。
いずれも前回と同じ様に途中バラシに終わり
首を傾げる。

しかし、結構いい感じで流れていた潮が
止まってしまうと
アタリはぴたりとなくなってしまった。

こんな時のために準備してきた
こいつも使ってみるが、
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ボートを漕ぎ流ししながら
せっせとただ巻きはやってくれるものの
アタリの感触が
手にも心にも全く響いてこないのは
こんなにつまらないものかと納得する。

しばらくして、従来の
ボートに勢いを付けながら
ルアーを落とす方法に戻るが
釣れないものは釣れない。

早弁も済ませ退屈しのぎに
正面沖で真鯛狙いをされている
オヤジさんの様子をお伺いすると
こちらも不調らしい。

五目漁師は昼からに賭けたが
その頃から南寄りの風が上がり始め、
10分漕いで1分流すという
苦しい流し釣りを強いられる。

しかも相変わらずアタリはない。

いよいよ最後の1時間になった頃から
どうやら時合いに入ったようだ。

今度はジグを落とす度にアタリはあるが
なかなか掛かってくれない。

やっと掛った時には
更に念入りに掛けに行くが
相変わらずいい引きに限って
途中バラシが相次ぐ。

昨年の秋のシーズンに
何度か大物の途中バラシがあったので
竿のせいにして柔らかくて粘りのある竿
(Catalina BJ THRILL GAME 62HBTG)
を奮発した経緯がある。

どうすればいいのかわからないが
なんとも不甲斐ないとしか言いようがない。

結局この場での追加は超小型ハタ2尾
(他にサバタン用のサバ3尾)
に終わってしまった。

今回も前回に引き続きなんとかおかず分の貧果。
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釣った日はハタとレンコダイのカルパッチョ
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ハタの唐揚げレモンソース
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最近はイトヨリの定番なりつつある中華風蒸し
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そして翌日はすっかり我が家の定番のパエリア
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ハタのカマンベールソテー
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妄想とは何の根拠もなくあれこれと想像することとあります。
何の根拠もないわけではありませんが、
結果によって誰かに迷惑がかかるわけでもなく
楽しい釣りに思いを馳せることはあたり前ですよね。
今回はなんとかハタはとれましたが
真鯛はどうしたのでしょうかね、
オヤジさんも狙っていましたが音沙汰なし。
タチウオは何の根拠もなしに近いです。

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<!ー010伊東釣行ー>」カテゴリの記事

コメント

こんばんは。

TGベイトが凄いのもあるのかもしれませんが、毎回でないにしてもコンスタントにハタをあげる人も凄いと思いますけどね。私は一向にハタには会えませんからパターンを掴んでいないのでしょうね。あとは粘り等も足りないのかもしれません。

しかし大きい魚の当たりをバラしてしまっているのは残念ですね。何がいるんでしょうか。最近私はバラしがとても多くなっていたのでアジの大き目のやつなのかな?!なんて思っていましたがタチウオの可能性もありますよね。T氏には一日中しゃくれば釣れます。と言われているのですが予定が延び延びになって行くのでアレコレ釣りたい、食べたいと欲張りになってしまうのです。困ったものです。

妄想の意味、なるほどと思いました。
しかしそれを言ったら極一部を除いて釣り師はみんな妄想家になってしまうかもしれませんね。今日は釣れるだろうと出かけますが、お魚さんの気持ちは全く分かりません。

まっくさん、おはようございます。

どうやらハタやカサゴの類は食い物が見えれば躊躇なく飛びついてくるようです。
後はいるところに、いかに目立つように餌なりルアーなりを落とせるかですね。
目立ちの点では実餌に比べるとルアーが勝ってますよね。

T氏の一日しゃくればは私も同感です。
幸いに小魚に餌を盗られることがないだけにドッスンとくればそれなりのサイズがあります。
自動的に大小を選択しながら釣っているのでアタリは減っても仕方ないですよね。
それを暇だと思うか、一発集中で寧ろずっと緊張しておられるか
頭の中では妄想が続いていますね。

タイラバとジグでは魚が掛かった時の引きの感触が全く違います。
タイラバはヘッドが誘導型になっていますのでどちらかというと吹き流し仕掛けのビシ釣りに似ていますし
ジグは胴付きのサビキ仕掛けに似た引き方です。
ジグのバラシの多さはここからきているのでしょうね。
理屈は分かってはいるんですが難しいです。

師匠こんちわ^_^

なんだなんだダメだったと聞いたので
ちょーぜつカンボかと思ってましたが…

カマスがいつの間にか始まってますね!

ガルさん、こんにちは。

さすがに超絶は私でも年に1、2度ですよ。

本当、始まってますね。
ただ、ヒラメはそこそこでもカマスが厳しそうですね。
アジを買って行くと良いかもです。

様子を見て行きましょう。

お疲れ様でしたm(__)m
ハタから見ると、この釣果で満足出来ない五目漁師さんは、やっぱり漁師なんだと1人納得しておりました(^O^;)
でも、料理は漁師飯とは程遠い、おっしゃれーな地中海料理や中華料理、割烹料理が幅をきかせて、五目さんの美意識の高さに毎回、息をのみヨダレを垂らしてます(笑)
特にパエリアは私が始めた後に五目さんが始めたと思いますが、月とスッポンぐらいの差が出来てしまいましたね!
ほんとに素晴らしい!
釣られた魚も供養に納得すると思います(^^*)

APさん、こんばんは。

今では我が家の定番料理になったパエリアは
おっしゃる通りAPさんのを見てやったのが始めでした。
飽きがこないですし、今回のように貧果な時でも
釣り魚の料理として格好がつきますのでお気に入りです。

釣りは準備で楽しんで
釣って楽しんで
作って、食って楽しんで

楽し三昧ですね。

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