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2021年5月 7日 (金)

戻って来いカイワリ

昨日(5月6日)は
伊東(オーシャン釣具)に釣行。

五目漁師にとっては
終わるのを待ちに待った長い連休が
やっと終わった。

その間、何日か釣り日和もあり
結構手漕ぎのお客さんは多かったようだ。

少しオヤジさんと長電話をさせていただき
海(釣果)の状況を聴く。

カイワリの好不調はいつものこととして、
久し振りにアジが釣れたのは嬉しい。

当然、ヒラメ期待や、
最近しばしば
泳がせアジの頭部だけを残していく
大物魚の正体は? など
泳がせ談義にもなる。

さて、当日。 少し早めに行き
まだ霧のような雨が残る中で
ボートの準備を終え駐車場に戻ると、
隣に今日たまたま
ご一緒させていただくことになったまっくさん。

お仕事の関係で平日行の五目漁師とは
結構お会いすることが多い。

最近はいつも
ジギングで好釣果を上げていらっしゃる
ご友人のTさんとも挨拶させていただく。

五目漁師は先ずは、正面沖に出て
へそ曲がりのカイワリのご機嫌を伺い、
駄目なら早々に切り上げて
アジを釣って泳がせの予定だ。
1dsxp216122s

1投目、2投目と餌がついたまま上がってくる。
そして3投目、
シャクリ上げて止めた瞬間だった。

いきなりドスンと穂先が海面に突っ込む。
これは大物に間違いない。
ハリスは3号。

特に調整はしていなかったドラグが
たまにジッ、ジッと出るが
なんとか応戦しようと
竿はもう垂直になって
手元まで海中に没している。

頭に浮かぶのは真鯛。
しかし、フッ! 中層で針外れ。

その何投目かの後、
アタリがないのでしばらくしてあげてみると
今度は針が2本ともない。

なんだ、もうフグの登場かとも思ったが、
そうでない気もする。

針の結び直しをしようとすると
いつもは
15cmほどは残っているはずのエダスが
5cmほどしかない。

ムム? これはフグではないかも。

ひょっとして泳がせアジをスパッと切って
頭だけを残していくあいつ(タチウオ?)
ではないだろうか。

カイワリを追い払っているのも
実は、こいつかもしれない。

さっき途中で針外れしたのも
こいつだったのかもしれない。

と、色々詮索してしまう。

その後は餌が付いたままになってしまったので
早めにアジポインに移動する。

こちらは根があるだけに
底近くには魚影が多い。

さて、狙いのアジは居るだろうか。
底まで仕掛けを落とすと、
ベラやサクラダイが釣れてくる。

ビシ棚を底から10mも上げた時に
結構なアタリを掛け損なう。

この辺りかな?
すると、ようやくアジが釣れ始める。
2dsxp216126s
アジの写真を撮り忘れていたので
これはクーラーボックスから
既に冷えてしまったアジを取り出して
正面沖で撮ったもの。
後ろはまっくさん。


始めの頃はウイリーの上針ばかりだったが、
やがて先針の餌ばかりになる。

そこで棚を下げると
サクラダイが連で掛かってきたりして、
結構難しい。

泳がせのためには
もう少し小型のアジを期待するが
残念ながら型(25cm)が揃っている。

贅沢な文句を言ったからではないと思うが、
1時間ほどで
アタリはすっかりなくなってしまう。

ボート下に漂う
自分のアンカーロープに掛けてしまうほど
風も潮流もなくなってしまったが、
昼前に少し風が出て来たので
何度か小移動するがアタリは戻ってこない。

実は、何をしていたのか忘れてしまったが
ずっと手持ちにしていた竿を
背中側の竿掛けに掛けていた時だった。

後方でガタンと音がしたので
慌てて後ろを振り返ると竿がない。

見るとボートから70、80cmも離れて
尻手部分だけを残して
竿が沈んでいくところだ。

慌てて身を乗り出し、腕を伸ばし
なんとか親指と人差し指でつまむようにして
引き上げたが
傾いたボートからは少し水が入って来る。

竿が、いやボートが危なかった。

こんな時に転覆してしまうんだ。
助かった竿のほっと感と
やばかったボートの反省が入り混じる
複雑な気持ちになる。

いつも竿掛けを使う時には
尻手ロープを付けているのに・・・
と反省もしきり。

竿に魚は付いていなかったので
竿掛けの締め損ないかと思っていたが、
陸上がり後オヤジさんに、
それはきっとでかい魚だよと言われると
またそこに残念さまでが加わり、
良かった、危なかった、悔しい・・と
更に複雑な気持ちになる。

で、すっかりアタリはなくなってしまった上に
サバが登場し始めたので
昼過ぎにはもう一度正面沖に戻るも
今やここもサバだらけ。

最後は沖に出る。
今日はこのところ不調のタイラバではなく
ジギングに絞ってやってみよう。

ジギングと言っても青物狙いではなく
あくまでも真鯛やハタ、アマダイなどの
底物狙いなので
タイラバと同様に
TGベイトのただ巻きに終始する。

尤も、青物が狙えそうなベイト反応は
この時期というのに一切見かけない。

ここでも一番の大物の途中針外れが一度あったが
結局上がったのは
イトヨリとホウボウのみに終わってしまった。
3dsxp216129s

4dsxp216130s


で今日の釣果はこれ。
5cas215133s

楽しみにしていた
泳がせができなかったのは残念だが
久しぶりに伊東でアジが見られたのは嬉しい。

一方、まっくさんはバラシが多く
残念な結果に終わったようだが
Tさんは相変わらずの大物の釣果。
6_20210507201001
(オーシャン釣具の釣果ブログよりカット&ペースト)

今日初めて遠くから
Tさんの釣りの様子を拝見させていただいたが、
あそこでっ!? 
というほどの岸(テトラ)沿いを
波に叩かれながら丹念に探っておられる様子に
ただならぬ集中力を感じた。

さて、釣った日刺身はアジの姿造り。
7cas215143s

正面沖のマルアジと違ってここのアジはマアジ
大津のアジに負けず劣らずの美味しいアジ。

ジギングでかかったイトヨリとホウボウを
クリーム煮に。
8cas215152s

前回初めてやってみたが
新ジャガと新玉の時期には
我が家の定番料理になりそうだ。

次の日にアジの唐揚げ。
9cas215157s

この揚げ方が食べやすくてお気に入り。



他のボートではカイワリも皆無ではなかったようですが
何が気に入らないのかやはり居ませんね。
一方、サバののさばりはいよいよ本格的に、
早フグも出ているようです。
この後、ソーダ、夏のシイラと続きます。
カイワリも当然居ると思いますがこれからはカイワリ釣りよりも
如何に彼らを避けるかが釣果の分かれ目になりますね。
五目漁師はどうも苦手なので
昨年同様ルアーでの流し釣りが多くなりそうです。

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<!ー010伊東釣行ー>」カテゴリの記事

コメント

おはようございます
危機一髪、危ないところでしたね
こんな状況の時クルーザーでも通れば、波も被り
転覆していたかも
つい先日、友人のボートが取り込みに夢中で
クルーザーに気が付かず声をかけて無事でしたが
安全も危険も紙一重のような気がしますね
このところ山や溪谷を歩く事で、慎重にもなりました
しかし、海の中の事、特に魚の行動は不可解です
潮や海流による食餌行動で移動するのではと想っていましたが
何を想ってどこへ行くのか
魚に聞いてみたくなりますね
潮が沸き上がる処にプランクトンが発生し、小魚が集まり
大物も寄ってくる
そんなポイントを多くの釣り師は考え
一ヵ所にボートは集まりますが
想った釣果は少なく、誰も想像しなかった場所で釣れたりと
何か数学より文学で考えた方が当たりそうな
こんなことを考え始めると釣れなくなりますね

趣味人たけさん、こんにちは。

目の前で竿とリールが沈んでいく。
手を延ばせばなんとか届きそうとなれば誰もやっちゃいますね。
要は、そのような状況を作らないことだと思いいつもは尻手ロープを掛けているのですが
この時は前を向いて何かをするほんの少しの間だからと思ったのでしょう。

浜に上がった後、オヤジさんが
面倒がらずに掛けられるように金具をクーラーボックスに付けてくれました。

例えば、水温とプランクトンなど食べ物だけで行動するなら
伊東のカイワリももっと生息範囲がj広がるはずですが
不思議とこの場から動かないですね。
我々と同じように地縁とか好みの風土とかがあるんでしょう。
大津に恒常的に現れるようになるには数世代を跨ぐほどの時間を要するのでしょう。

こんばんは。

最近すっかり不調でございます。
まぁ、実力通り?といえばそうなのかもしれませんが。笑

そういえば私も一度変なハリスの切られ方をしました。上がってきた幹糸がさくらんぼの枝のように幹の先もハリスの方も同じような長さにきられていました。なんじゃこりゃ?!とは確かに思いましたが目の前で美味しそうな(実際写真では間違いなく美味しいに違いない)鯵を五目漁師さんが釣られてるのを尻目に慌てて仕掛けを付け直していましたのであまり気にも止めませんでしたが、今思うとやはり何かいるのかもしれませんね。

マゴチもいるようですから次回はジグヘッドにワームを付けて、、、いやいやカイワリをしっかり狙うべきか、、、夢が膨らみます。

まっくさん、こんばんは。

お疲れさんでした。
オチョボ口のフグならチモト近くでハリスを切りますが
あんなに高いところで切るのは
小さい餌を一飲みのタッチーかなと想像しています。
もちろんアジの頭を残しての食いっぷりも合わせての連想ですが。

アジは底を狙うと餌取りが多く、
浮かせて高い棚で待つのが良かったようです。
それでも潮が止まってしまうとアタリもなくなってしまいましたね。

あそこのアジは正面と違ってマアジですから食って良し、
もう少し小型が混ざってくれると泳がせをやりながら
期待の釣りができますよ。
オーシャンのオヤジさんがメーター超えのブリを
泳がせで釣られたのもあのポイントです。

五目さん、ご無沙汰しております。

今回の記事、読みながら胃がキリキリしました。前回のスッパリ切られたアジといい、大物のヒットや竿の落下など、姿の見えない大物の見え隠れする存在のせいと思います。

カイワリも気になりますが、やはり姿見えずの大物は精神衛生に良くないですね(^_^;)。

大津のカイワリといえば、10年くらい前に腰痛さんに「大津でカイワリを釣ったことがある」とお聞きしたことがあります。今までにも稀には釣れているのかもしれません。

僕の福岡での釣りの方は、無慈悲な中止が続いていて、もはや精神修行の様相を呈しています(^o^;)。今年は初釣りさえまだできていません。来週末にも予定を入れていますが、天候も緊急事態宣言も悩ましい限りです。

ピンポイントで春イカでも釣れてくれたら良い薬になりそうなんですが、前途多難そうです。

HEPPOさん、こんばんは。
本当に久しぶりですね。

東伊豆では見られないと言われたタチウオですが
数年前から年に1、2匹ですが周りでドラゴンクラスがあがっています。
もう少し固まって釣れると狙い魚になるのですが
今のところは大津でカイワリを釣りのよりも少しは可能性が高いといったところでしょうか。

まあ、簡単には上がらないのが大物の大物たる所以ですから
楽しみです。

たまに記事をチェックしに行くとずっと賀状のままでしたが
やっと更新でしょか、コロナも大変ですが
いくらHEPPOさんとは言え天気の状況も相当良くなさそうですね。
早く戻ってきて一緒に伊東の大物を狙いましょう。

五目さん、こんばんは。ハリスを食いちぎる大物気になりますね。ブログを読ませて頂き、タッチ―を狙ってみようかとも思いましたが、サバののさばる伊東でアレコレやれる技量は無いので思いとどまります。五目さんと浮かんで以来、釣りして以来ないので禁断症状がでています。サバが沸いてきたら試してみたい事がありましたので明日出撃して参ります。

埼玉のOさん、こんばんは。

オヤジさんから明日はOさんが行かれることをお聞きしました。
今日はオヤジさんが久しぶりに真鯛を上げられていますし
カイワリもぼちぼち釣れていますので
Oさんが明日はまた爆釣かなと話していたところです。

サバが以前に比べまた多くなっています、
Oさんがどんなふうにサバを避けて釣られるかが楽しみです。

私は今のところ金曜日を予定していますが既に降参していますので
タイラバとジギングで沖を流す予定です。
ちょっとだけタッチーの様子も伺ってみますが。

(お名前が実名になっていましたので、多分間違われたのではと思い
勝手にハンネに修正させていただきました。
サイドバーのコメント欄の修正はシステム側で少し時間がかかる
ようですのでしばらくお待ちください)

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