Xデー第2弾を期待したが
昨日(4月16日)は
伊東(オーシャン釣具)に釣行。
今年は冬が暖かかったせいか
海水温が例年に比べ
1℃~1.5℃くらいは高かったようだ。
冬場を通して
カイワリの釣果がボチボチではあるが
途絶えることはなかったし、
フグの猛攻にサバの横行も
さすがに下火にはなったものの
皆無になることはなかった。
地上の夏冬の気温の変化は
例えば海辺の我が茅ヶ崎でも
夏場は40℃近く、
真冬には0℃を下回ることもあり、
温度差は40℃にもなる。
一方、海水温
(五目漁師の魚探で計る海面水温)は
夏冬で27℃~14℃前後で
温度差は13℃といったところだ。
この差(約1/3)を考慮すると
魚にとっての1.5℃の変化の影響は
想像に難くない。
狙い魚の釣り期が変わり、
場合によっては魚種が変わったとしても
何の不思議もない。
地上ではこの温暖化という
厄介な問題とは関係なく
突如現れたコロナ禍が
なんの収束の兆しも見えないままに
もう2年目に入ってしまった。
五目漁師の別の趣味でもある富士山撮りや
冬の北海道への撮影行は
パタッと止まってしまっている。
3密回避の外出先として
もてはやされているのかどうかは知らないが
釣りの人気が高まっていると聞く。
富士山撮影も一見釣りと同様に
街を離れた3密回避の外出
と言いたいところだが、おっとどっこい
それ以上に撮影人口が増えてしまい
ポイントによっては
密密の喧騒状態と聞いている。
そんな中でもちろん平日に
久しぶりに出掛けて忍野で撮った桜の写真。
富士山周辺では一番遅い桜のポイントであり
いつもなら連休前が撮り頃になるが
今年はやはり2週間も早かった。
で、今日の釣りの期待と狙いは
カイワリのXデー第2弾にあやかることと、
この時期の桜に因んだ特有の色鮮やかな桜鯛。
(今日は写真もほとんどないし釣りも単調だったので
長~い前置きで記事を持たそうとしたが、
ここでなんとか釣りに繋がったぞ。やれやれ)
さて、前回の伊東釣行では
カイワリXデー到来を期待したものの
結果は、一日激渋状態が続き、
がっかりの釣りだった。
期待外れの要因を
異常な海水の濁りのせいなどにしながら
あくる日ブログ記事の下書きをしている際中に、
なんと “本日52匹の大釣り”
という釣果情報が入り
気難しいカイワリの本領発揮に
してやられた感でいっぱいになった。
あれからもう2週間になるが、
今度こそはあの気まぐれカイワリの
当り日であって欲しい。
前回と同様に
色んな道具や仕掛けを準備してきた。
先ずは、ご機嫌の様子伺いとして
使い慣れた3号2本針吹き流し仕掛けを入れるが
餌がそのまま付いて上がってくる。
残念ながらご機嫌は良くないようだ。
オヤジさんからはカイワリが
随分と上まで浮いていることもあるようだ
という情報を聞いていたので
2m、2号1本針仕掛けに替えて
少し上まで誘い上げていくとやっと一尾。
型は良い。
そうか、これがいいのかと思っても
もう次は続かない。
うーん、やっぱり駄目か!
と思いかけたころに
もうお一人のボートがやって来る。
おはようございます、
近くで釣らせていただいていいでしょうか。
どうぞ。
結構際どい所にアンカーが落とされたが
ボートが落ち着くと
お互いの声が届く程度のベストポジション。
おぬし、やるな。
話を聞くと、
なんと先の52匹を釣り上げたご本人らしい。
しかも最初のセリフは
あの時は激濁りでしたが
今日は澄み切っていますね
と五目漁師が釣れなかった理由にしていた
海水の大濁りを
寧ろ期待していらっしゃる。
短い竿に、
ビシは・・・仕掛けは・・・シャクリは・・・
(企業秘密かもしれないのでここまで)。
五目漁師は既に不調にあえぎながら
竿も仕掛けもとっかえひっかえの
試行錯誤をしていたが、
丁度その時やっていた2.7mの長竿を使った
久しぶりのビシ天釣法の釣りとは
対照的な釣りスタイルだ。
今では手に入らないビシ天釣法用のビシ
釣り棚が広いと感じ、
底から中層近くまでを
ゆっくりと誘いあげるこの釣法で
やっと3連続(一発は途中バラシ)して
カイワリを掛け、
しめたと思ったのもここまで、
また直ぐにアタリはなくなってしまう。
何をやっても前回と同様に
ポツリポツリの状況が続き
何が一番良いのかわからないままで
もう昼前になってしまい、
とうとう中層にはサバが集まってきたようだ。
O氏にお聞きすると
この時点では釣りのスタイルは違えど
双方同じような釣果だ。
五目漁師は
ツ抜けしたら沖に出ようと決めていたが
結局それも果たせぬままに少し沖に出て
タイラバで例の桜鯛狙いに
切り替えることにする。
朝方は結構あった風もうねりも収まり
流し釣りには丁度良い。
タイラバを落とすと、
思っていた以上にボートは流れている。
殆ど無風に近いので
伊東の海では珍しく
潮が流れていることがわかる。
これはいいぞ。
タイラバに重みも感じて
今にもヒットする感じが続くも
結局はコツンのアタリが2度あったのみで終了。
で、今日の釣果はこれ。
またしてもカイワリにやられてしまった。
一方、最後まで粘られたOさん釣果はこれ。
(オーシャン釣具の釣果ブログよりカット&ペースト)
52匹の実績は
当り日に当たった運だけではないことを
見せつけられる結果になった。
絶品カイワリの釣った日刺身
焼きカイワリ タケノコご飯
ここにきて水温の上昇が止まってしまいました。
52匹のXデーから後は再びボチボチが続いています。
第2弾がありそうですね。
五目漁師は数もありますがまだ30cm超が果たせていません。
これこそ幸運を待つのみですが
今年こそ果たしたいです。
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こんばんは。
わしっと掴んだカイワリは大きくてこれは数も大きさも期待してしまいますよね。しかし気になるのは52匹も釣られたのにもう食べてしまわれたのでしょうかね。^_^a
カゴの振り方や誘い方でも釣果は変わるし、何故か朝よりニセモノの方にかじりついてくる場合が多いこともある。正解は色々準備して行くことなのでしょうね。気まぐれ過ぎて解りませんが、一つ言えることは私は大釣りをしたことがないので何かが不足してるのだと思います。まぁ、それを見つけるのもまた楽しみですけどね。^_^
投稿: まっく | 2021年4月19日 (月) 00時18分
まっくさん、おはようございます。
私も気になり同じ質問をご本人にしてみましたが心配は無用でした。
それにしても脂がのったカイワリは美味しいですね。
是非是非全国の皆様に味わっていただきたいものです。
コマセの出し方、ハリスの長さ、太さ、付けエサの動かし方
それが日によってまた違うようですから厄介な魚です。
フグやサバの相手もしながら、
しかも時合いに負うところが大きいようですから
他の釣りに移る判断も難しいです。
一方で掛けた時のあの引き込み、そして食味の良さ・・・
おっしゃる通り相手としては文句なしの魚ですね。
まっくさんと言えば伝説の35cmを思い出します。
今期こそはなんとか足元の30cm超えを釣りたいです。
投稿: 五目漁師 | 2021年4月19日 (月) 09時12分
おはようございます
やはり富士山と桜は絵になりますね
まだ忍野に行ったことはありませんが、橋の記憶があり
追っかけ富士で見ていた事を思い出しました
乙ケ妻のしだれ桜は素晴らしかったです
写真も絵も同じで、シャッターチャンスの難しさ
桜のタイミングや天候に左右され
イメージに合う風景に巡り合うことの難しさに
いつも振り回されてしまいますね
釣りも同じで
昨日良くても、今日に繋がらず
悔しい想いの連続です
それでもそれなりに釣果を出すところは流石ですね
ボート釣りの面白さは数より型のような気がします
投稿: 趣味人たけ | 2021年4月19日 (月) 09時22分
趣味人たけさん、こんにちは。
富士山への撮影行は本当に久しぶりでした。
そのせいでポイントへの道も勘違いしてしまい
着いた頃には雲が出てしまい危ないところでした。
実は3枚の内、2枚目と3枚目はヨメサンが撮ったものです。
新しい家が建ったりしていたので構図には苦労したようです。
魚の時合いほど厳しくはありませんが
桜の開花具合、陽の入り方、人出の多少のタイミング
そして個人的にはカメラの操作は忘れかけており
色々と難しいです。
追っかけ富士のホームページを更新しようとしたところ
この歳ではあの煩雑さには対応できないと感じてしまい
今後はアメブロで引き継ぐことにしました。
またご連絡させていただきますので、
是非そちらの方もよろしくお願いします。
釣りは連休前にもう一度網代の中深場を試してみたいと考えています。
追伸:今回のO氏、たけさんと同じ埼玉の方でした。
普段は東京湾のようですがたまの伊東でこの釣果ですから腕も運も凄い方のようです。
投稿: 五目漁師 | 2021年4月19日 (月) 10時37分
五目漁師さんこんばんは。
先日はお世話になりました。際どいアンカーリング、気分を害されましたら、この場にて
改めて謝罪させて頂きます。
私の釣りに企業秘密はありませんのでご配慮は無用です。五目さんのように確立した
引き出しがあるわけではないので道具も仕掛けも毎回違います。気まぐれな魚にフラれる事も多いですが、アレコレ出来るのもボート釣りの醍醐味だと思っています。当日も苦手な
サビキを克服しようと挑みましたが、見事に玉砕。私はウィリーと魚皮をメインに仕掛けを
自作していますが、エダスの長さ(針の動き)が重要なポイントだと勝手に思っております。それとて、自然相手ですので・・・
あの日、サバの回遊を期に仕掛けの先針(空針)に白魚の様な(アミコマセの中に混じっている)小魚を付けて4匹程釣りました。ご参考になれば幸いです。
また伊東の海でご一緒させて頂く機会がありましたら宜しくお願いします。
投稿: 埼玉のO | 2021年4月19日 (月) 22時54分
埼玉のOさん、こんばんは。
先日はお疲れさんでした。
おやじさんから噂は聞いておりましたが、
こちらこそご本人にお会いできてハッピーでした。
企業秘密はないとお聞きしましたので書いてしまいますが
あの短竿にもかかわらず左手で支えながら小刻みで丁寧なシャクリ上げが
とても印象的でした。
しかもビシはステン缶。
伊東には数年前までいつでも人の3倍は釣られる
まるでマジシャンのような方がいらっしゃいました。
実はその方が珍しいステン缶でしたので、おやっ? と思って拝見していました。
カイワリには効果があるのかもしれません。
この時期のカイワリはシラスを食っているともきいていますので
私は付けエサの中から小さいオキアミを選んでつけていましたが
シラス風とはさすがですね。
おっしゃる通り手漕ぎボートはあれこれ自分で考え、工夫したことを
試しながら魚と勝負する、これに尽きますね。
いよいよ、サバが本格的に邪魔を始める季節です
連休前にもう一度と聞いていますので楽しみにしています。
投稿: 五目漁師 | 2021年4月20日 (火) 00時16分