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2021年2月

2021年2月26日 (金)

やっぱりいい、久し振りの釣り

 

 

昨日(225日)は
伊東(オーシャン釣具)に釣行。

巣ごもり中もなんとか関連記事で
ブログを繋いできたが、
久し振りの釣り記事になる。

ただ、こんな時節なので
はしゃがずに記録を残す程度にとどめよう。
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今回は弟のタイラバデビュー戦。

一方、釣具店の釣果ブログを見ていると
ここにきてフグの猛攻がやや下火になり
カイワリやマダイも狙える状況のようだ。

そこで、フグが登場するまでと決めて
正面沖でコマセ釣りから始めると
ぽつりぽつりとカイワリがあがってくる。
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8時半ころに先ずは弟がハリスを切られる。
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その後、五目漁師も2回の針の結び直し。

この程度なら釣りはこのまま続けられそうだし、
比較的調子が良い弟の方は
もう少し続けたそうだったが
結局10時にタイラバの沖流しに向かう。

デビュー戦には格好の北東風に乗って
マリンタウン側からジグザクに南側に流す。

最初のアタリは弟にイトヨリ。
続いて五目漁師に良型のコモンハタ(48cm)
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昨日は13.8度まで
水温が下がったと聞いているが
今日は15℃丁度と暖かい潮が入っている。

そのせいか結構魚のご機嫌が良い。

結局、五目漁師の釣果はこれ。
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(オーシャン釣具の釣果ブログよりコピー&ペースト)

カイワリはコマセ釣り、
タイラバでは良型のコモンハタが2尾。

一方、弟の釣果はこれ。
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(オーシャン釣具の釣果ブログよりコピー&ペースト)

デビュー戦にしては
五目漁師の密着指導の賜物で
なかなかの釣果。

うそ、実は密着指導しようにも
スタート地点こそ同じであったが
ついて来いと言わんばかりに
やや沖目を流す五目漁師に対して
弟は遥か岸側を流した。

数をとるかサイズをとるか、
好みは別として
結果的には差が如実にでてしまった。

釣った日刺身はハタとカイワリ
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次の日にハタのカルパッチョ
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久しぶりのボート釣り。

天気も風も良かったです。
タイラバそのものはただ巻くだけ。
どんな釣りにするかはやはり流し方次第ですね。

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2021年2月23日 (火)

巣ごもり2

 

 

巣ごもりももう2か月近くになる。
始めの頃はたまたま別の用事もあったし、
それに海に出たとしても
どうせ良い釣りなどできる時期ではないので、
色々言いたいことはあっても
ルールは守りましょうね的な装いをしていたが
そろそろ真面目に海の匂いが恋しくなってきた。

1週間に1度はボートを漕いでいた五目漁師が
散歩ごときで運動になるとは思っていないが
ヨメサンに付き合ってたまに海岸を歩いたり、
普段は車で行くお店まで歩いたりしている。

海岸までは自宅から歩くと17、8分。

西に富士山
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東に江の島
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南に烏帽子岩
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アマゾン中毒という言葉があるとしたら
五目漁師はそれにかかってしまったかもしれない。
アマゾンから何かが届かないと
何となく寂しい気がして、
また今日もちょっとしたものをポチってしまう。
安いものを見つけると得したような気分で
不要なものも買ってしまう。

年よりのコロナも怖いが
この病気も常習性があるだけに
気を付けないといけない。

で、そのアマゾンや100均で
小分けに楽しみながら揃えた部品も揃ったので
今日は1年分のタイラバヘッドをまとめて作る。

物置には使わない鉛の錘が山ほどあるので
この際、溶かしてしまおうかとも考えたが、
昔と違って今はさすがにちょっと怖いので
無垢のタイラバヘッドを80gを中心にそろえた。
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(アマゾン)

先ずは、
誘導式タイラバにするための道糸を通す穴に
道糸保護用のシリコンパイプを
四苦八苦しながらなんとかセットする。
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(アマゾン)

実は穴の大きさよりも
パイプの直径の方がわずかに大きく
作業の中で一番苦労したのはここだった。

さて、ヘッドの色はどうなんだろう、
あまり気にしたことはなく
着色しにくいタングステンヘッドは
無垢のままで使っているが、
ここで色などどうでもよいと言ってしまえば
趣味の世界に入り込めないので
赤色のラッカーで着色することに。

ラッカーをスプレーする前に
シリコンパイプの穴が塗料でつまらないように
爪楊枝でふさいでおく。
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風が吹いてこない隙を待って
ラッカーを吹き付ける。
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実は色などどうでも・・・といった割には
出来上がりを見ながら
もう少し明るい色の方が
良かったかなと思っている。

塗料を乾燥させる間に
ホログラムシートを
コンパス形のカッターを使って円形に切り出す。
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これをヘッドの両サイドに張り付けると
タイラバらしくなってくる。
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釣れるぞっ!

更にその上から蓄光シールを張り付ける。
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ここは釣り具屋で売っている魚の立体目玉と
どちらにしようか迷ったが
暗い海中で良く目立つ蓄光シールにした。

最後に塗装面やシールを保護するために
今回はレジン液を使ってみた。

レジン液は100均で買えることは知っていた。
しかし探してみると、
そこはマニキュア用のカラーやネイル用の
小物を集めた男子禁制のコーナー。

確か、趣味人たけさんが
マニキュア用の塗料などを物色する
好きな場所とおっしゃっていたことを
記憶しているが・・・
フムフムわからないわけではないが
おばさんや、女子高生の隣で
物を手に取りながらぶつぶつと
独り言を言うのはまずそうだ。

近くで買い物をしているヨメサンに電話して
彼女たちに襲われないように
ついてきてもらう。

で、買ったのはこれ。
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銀粉をレジン液に混ぜ込んで
キラキラ感を出すために使ってみよう。

確かに楽しい。
一々高いと思う釣り具屋の小物に比べて
こんなものが100円であるなんて
信じられない
と次々に手に取ってみたくなってくる。

因みに、ラッカースプレーやホログラムシート
これを丸形に切り抜くコンパスなども
全部100均で揃う。

ツリロンにしても2液性接着剤にしても
乾くのが早いので作業を焦ってしまうが
レジン液は紫外線を当てない限り
硬化が始まらないために
作業がゆったりできるのが良い。

レジン液を硬化させるライトには
UVライトとLEDライトがある。
五目漁師は懐中電灯のように
小型で持ち運びに便利な
LEDライトにした。
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(アマゾン)
LEDライトは発する紫外線の波長が
単一スペクトルなので
レジン液との相性があり、要注意。

筆で銀粉(正確には銀色紛)を混ぜた
レジン液を塗った後に
LEDライトを一つずつ当てて硬化させるが、
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これが面倒なら簡単に仮硬化させた後に
日向に置いて太陽光で完全硬化させても良い。

できた。
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これだけ作っておけば
十分今年一年は行けそうだ。

レジン液に混ぜ込んだ銀紛もなかなか良い。
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レジンライトはジグのグロー部分に当てると
瞬時に蓄光するので
釣り師の中にはポケットに潜ませておき
投入前に当てる人もいるらしい。
なるほどこんな感じ。
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伊東ではやっとフグが少なくなりマダイも釣れ始めたようです。
それに今年はなんたってアマダイがでかい。
少し深場ではタチウオも探せばアタリそうな気がしますし、
水温が高いので
早ければマダイの乗っ込みも期待できます。
そろそろ巣から出ようと天気予報を眺めていますが、
静かな日はまだまだ寒い、暖かいかなと思うと風が強い。
もう少しですね。

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2021年2月15日 (月)

ドテラ流しを考える

 

 

前回の記事で少し書いたが
自宅のネットワークの再構築作業や
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諸々のデータの整理はようやく終わった。

故障のPCは電源交換でファンは回り始めたものの
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本体は動いてくれないために
五目漁師の手には負えず
結局、修理業者にお願いすることになった。

さて、一方で釣りの妄想は続いている。

悲しいかな、
巻き巻きだけのタイラバやスロージギングの
流し釣りの成否の多くは
ボートの流れ次第と言わざるを得ないが、
何とかもっと、
前向きの釣りにしたいと考えている。

そこで昨年はこんなものを作った。
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使い慣れるにつれて
当初思った以上に使い勝手が良く、
今シーズンはますます手放せない
流し釣りの道具になりそうだ。

これと電動リールの(シマノなら)
さそい機能を組み合わせると、
巻き巻きは竿とリールにまかせて
空いた両手を使って
自在にボートを漕ぐことができる。

そこで巣ごもりの今、
仮に自在にボートコントロールができたとして
タイラバやスロージギングによる流し釣りは
一体どう流せばベストなんだろうか?
と悩んでしまう。

ボートが風や潮で流れるに任せる釣り方
(遊漁船ではドテラ流しというそうだが)は
本当にそれでベストなのだろうか
と考えてみた。

海の中の魚の様子が
そう簡単に覗けるわけではないので
いくつかの仮定や条件のもとに
考えざるを得ない。

先ず、
魚は海の中でどっちを向いているのだろうか?

よく言われるように、
あるいは釣り雑誌の絵によく出てくるように、
潮の流れてくる方に向かって
流れに逆らうように泳いでいるというのは
一つのパターンとして確かそうだ。

餌になるプランクトンを口に放り込むためには
その方が良いし、後ろ向きに泳げない魚が
同じところに止まるためには
潮流に逆らって泳ぐことが基本になるだろう。

もし、潮流に対して尻尾を向けようものなら
途端に猛スピードで
流されてしまうに決まっている。

タイラバやジグをここでは
特大のプランクトン(タコ)と考えると
魚の前方から魚の顔面に向かって
これらを流しながら巻き巻きするのが良い
と考えるのが自然であろう。
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視野が極端に広いカメラのレンズを
魚眼レンズというくらいだから
魚は人よりも周囲はよく見えているとは思うが
さすがに後ろから尻尾に向かって
ルアーを流すのはいかにも釣れなさそうだ。

更に、実際の釣りではよく遭遇する
海底の潮流と海面の近くの潮流が
異なっている所謂2枚潮状況は
ここではないとしておこう。

で、ここでドテラ流しについて考えてみる。

ボートは潮の流れと風の両方によって
流される。

今、潮によって流される要素を
赤のベクトル、
風によって長される要素を
青のベクトルで示すことにする。

先ずは基本形として
海上は無風でボートは
潮流によってのみ流される場合を考える。
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*1

魚は赤いベクトルの方向とは逆を向いて
プランクトンが流れてくるのを待ち伏せている。

一方、海上では潮に乗って
ボートも赤いベクトルの方向と速度で流れる。

つまり、この場合にはドテラ流しをすると
大好物のタコ、いやタイラバが魚の正面に
赤いベクトルの長さが示す速度で
流れてくることになる。

その速度が適当な速さであれば
当然のことながら獲物はパクッと
タイラバやジグに食いつくに違いない。
うしし。

今度は、潮流の他に
潮流と同じ方向の風がある場合を想定する。
6_20210215123401

ボートは潮流と風の両方で流されるために
さっきと同じ方向に
少し(対地)スピードを上げて流れる。

一方、風のことなどは正にひとごとの魚は
先ほどと同じように潮に逆らって泳いでいる。

ただ、好物のタコが前方から
先程よりも(ボートが風で長される分だけ)
速いスピードで近づいてくるために
例えばオニカサゴのように
動きの鈍い魚(失礼)は
タコを捕え損ねてしまうかもしれない。

逆にボートを流している五目漁師には
潮流は見えないために
丁度よい感じでボートが流れてくれる
と思っている。

ではこんな場合はどうだろうか、
風が潮流とは逆方向に吹いている。
しかも風ベクトルが
潮流ベクトルよりも大きい場合だ。
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観音崎などと違って
潮流が比較的弱い伊東などは
このパターンが多そうな気がする。

この場合も海上の様子を知らない魚は
相変わらず潮に逆らってホバーリングしている。

すると後ろからドスン!
鉛のタコがやってきて
尻尾を叩かれることになる。

これでは釣れんわなぁ!

ボートを流している五目漁師にとっては
潮流は感知しにくいために
海底の状況が
こんなあり得ない風景になっている
とは知らずに
釣れねー、釣れねー
と流し続けることになる。

単純なパターンとして
潮流ベクトルと風で流されるベクトルが
平行である場合について考えてみたが
実際には双方は互いに無関係であるために
ドテラ流しではボートは
潮流ベクトルと風ベクトルの
合成ベクトルの方向と速さで流れる。

このためにそれらの方向と速さ次第で
タイラバは魚の眼前を斜めに横切ったり、
斜め後ろから横切ったり様々である。
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例えば、(A)の場合には
タイラバは魚のやや左前方から
右後方に横切っていく、

B)の場合には
ほぼ前方から接近してくる。

C)の場合は
右後方から近づいてくるために
ぼやっとしているとゴツンとやられるか、
食いっ気がある魚なら
慌てて追っかけることになる。

D)の場合には
ほぼ前方からなので方向としては良いが
海上の五目漁師は
いつも等速で巻いているにも関わらず
接近速度が風の分だけ
速くなっていることに気付いていない。

こんな中でも
常にタイラバを魚の顔面に向かって
適当な速さで流したい。

さて、どう漕げばいいのだろうか。

答えは簡単なことに
今更ながら気付いた。

要は、魚には風が見えていないために
常に潮に向かって泳いでいる。
つまり、海上のボートは
ドテラ流しなんかではなく
常に潮流と同じ方向に、
魚に接近したい速度差分だけ
潮流の速度と差をつけて漕げばよいことになる。

風がどんな風速で
どっちからどう吹いてこようが
このルールは正しい。

そんなボートコントロールが
できるかどうかは別として、
ここで活躍してくれるのが初めに書いた
竿立てと誘い機能の付いたリール
ということになる。

うまく漕ぐには熟練が必要だが
少なくとも両手が空いたことによって
真似事はできそうだ。

と、ここまできて、
ハタと気付いたのが次なる難関。

五目漁師には絵で描いたような
潮流ベクトルと風ベクトルが
目視できるわけではない。

魚探の航跡から
合成ベクトルの方向と速度は分かるが
潮流ベクトルが検知できないと
結局はどっちを向いて
どれくらいの速さで漕げばよいのかは
わからない。

アフォくさいと思われるだろうが
暇というのはこんなもので、
どうすれば絵にある赤のベクトルが
海上で検知できるだろうかと
一生懸命考え始めた。

前出のタイラバ素材を作りながらも、
ネットワークの見直し作業をしながらも、
ベットイン(うそ、和室の布団に潜り込む)
してからも
海上の様子を思い浮かべながら
なんやかんやと考えてしまう。

ボートから
弛ませた紐を流してみたらどうだろう、
それなら浮きに針金を付けて
その先に紐を付けて
放り投げる方がいいだろうか、
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少し手間と時間が掛かるが一旦アンカーを入れて
ボートを風ベクトルに固定した上で
ボートから紐を流すのが一番確実そうだな。
でも潮流は結構頻繁に変化するので
こんなことは一々やってられないだろう・・・

で、結局竿から垂れる道糸の角度で
判断することに落ち着いた。

感度は鈍いが、もともと
厳しい精度を要する類のものではないので
取りあえずはこれでやってみよう。

結論は簡単だ。
風に左右されない海面直下のPEラインが
ボートの進行方向と平行に
しかも決めた角度で
海中に突き刺さっていることを
確認しながら漕げばよい。

図からもわかるように
海中に没したPEラインは
風ベクトルの直接の影響ではなく
潮流ベクトルと合成ベクトルの
差のベクトルに基づいて
海中に没しているために
道糸とボートの進行方向を平行に
かつラインが海面に突き刺さっている角度を
決めた角度に保つことが
タイラバを魚の真正面から
常に同じ速度で近づけられているかどうかの
指標になる。

これなら精度は疑問だが
一種の負帰還制御になっているので
安定性はありそうだ。

ラインが突き刺さる角度は
タイラバヘッドの重さ、PE ラインの太さ、
そしてその日流したいボートと潮流の
流れの速度差で決まるが
ここでは一定に保つ、

あるいはいろいろな速度でやってみる
ということにしておこう。

因みに本ブログの201384日の記事
2014227日の記事
シンカーの重さとPEラインをパラメータにして
潮流速度に対するPEラインの斜め度を
計算している。

これも五目漁師独自の計算によるものなので
正しいかどうかは??であるが、
追ってタイラバヘッドに対応するものを
計算してみようと思っている。

あくまでも
先の前提や条件における限りにおいてであるが
安易なドテラ流しは、場合によっては
とんでもない間違いを犯していることが分かった

潮流と風次第では
魚の後ろから攻めていることになるし、
PEの斜め度がきついからといって
タイラバヘッドを重いものに替えるのは
タイラバの接近速度を速めていることになり
果たして正しい解決方法なのかどうかは
これも大いに疑問がある。

さて、長々と
あてにならないことを書いてしまったが
要はさっさと海に出て
釣れればそれで良し。
釣れなければ退屈しのぎに
こんなことでも考えながら、
また考え方は良しにしても
実際にそんなボートコントロールが
できるのかどうかを試してみようと思っている。

*1:ついついラインを斜めに描いていたが
2枚潮などがないという条件下で無風の場合には
道糸は垂直になるので絵を訂正。(21.02.18 00:45)

 



どんどんと暖かくなってきますね。
伊東の海水温は未だに16℃台、
一日中一度も餌を盗られることもないような
静まり返る真冬の海の状況はないままに
春の海に向かいそうですね。
カイワリもハナダイも既に釣れ始めたようですし
そろそろ乗っ込み真鯛も楽しみです。

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2021年2月 7日 (日)

巣ごもり中の五目漁師

 

 

1月は、とりあえず
超絶完ボの初釣りは終えたものの、
いろいろやりたいことがあって
釣りに行くチャンスがなかった。

そんな中で緊急事態宣言が発出されたが
五目漁師にとっては別に困ることもなく
寧ろ“タイミング良し”くらいに考えていた。

ところが、
2月に入り宣言解除が延長されると、
さて困った。

釣行、特に
五目漁師のような手漕ぎボート釣りは
3密には程遠いし、
ヘタな散歩や買い物よりも
余程危なげないのは分かっている。

とは言え、
仮にも一国の主に
(気持ちはこもっていないにしろ頭を下げて)
不要不急の釣りごときでは出ないでくださいと
お願いされているのだから
ここはルールとして気にするべきだろうと。

が、しかし次第にボケの進行と、
気持ちのイライラが募ってくる。

いつまで辛抱できるか自信はないが
ここは主と同様に
今少し我慢のそぶりはしてみようと思っている。

で、折角の巣ごもり、良い機会なので
普段からいつかはやらなくっちゃ と
後回しにしていた作業をやり始めた。

釣りの準備
(効率的な流し釣りのアイデアつくりや
タイラバ素材準備など)、

PCの修理
(動かなくなったPCからデータ取り出したり
バックアップ構成の見直しなど)、

それに未整理になっていた
パイプファイル一冊分もある
ネット関係のIDPWなどの整理、

二束三文になってしまったので
10年以上も放ったらかしにしていた株も
今なら売り時のようだし・・・

で、これはタイラバの素材作り。
買えば結構高いラバー部は
100均のシリコン素材を使ったり、
通販でネクタイ素材を買い
もう一生分の準備ができた。
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ある人に、これで当分は行けますと写真を見せたところ
いやいや、五目さんなら一生行けますよと言われてしまった。

確かに、作り過ぎたかな。

メーカーはそれぞれ工夫して
ラバー部品の交換が容易にできることを
アピールしているが
釣りの途中でネクタイだけやスカート、
あるいはフックだけを交換することなど
あり得ない。

五目漁師の場合には
このうちどれかに不都合が生じたり、
替えたくなった場合には
ラバー部毎交換することにしている。

ネット上には色んな自作方法が紹介されているが
今回はネクタイやフックの結合部分に
おしゃぶり飴玉などを作る際に使う
プラスチックのスティックを使う方法を
やってみた。

先ずはスティックを1cmの長さに切りそろえる。
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ロウソクで端を溶かして
4cas214420s 
素材をロウソクの炎の下部に入れて、

クルクルと回転させながら溶かすのがコツ。
上方の炎を使うと素材が煤で真っ黒になってしまう。

冷たいアルミ板に押し付けて成型すると
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これで出来上がり。
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 成形の仕方は独自にいろいろ試行錯誤してみたが
この方法が一番良さそうだ。

簡単そうに見えるが少し慣れないと
なかなかお気に入りの形にはできない。
歩留まりは50%といったところ。

ネクタイ、スカート、フックの結合部を
どうするかによって
ラバー部の作りの容易さや
スタイルが変わってくる。

五目漁師が準備している4つのタイプを
ぶら下げてみた。
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一番左は五目漁師オリジナルの方法で
素材をまとめた上でフックの結び目に掛けて
収縮チューブで固定する。

作りやすさをポイントに考えただけあって
簡単に作れるのが特徴。
良いか悪いかはわからないが、
下すぼみになるので
針もうまく隠れてしまう。

2番目が先のスティックを使った方法。
スカートの上部が花が咲いたように
上向きになるのが特長。

3番目はガマカツが販売している
タイラバ専用のスイベルを使ったもの。
オーシャンのオヤジさんがお薦めだが
結構作るのが難しいのと、
フロロカーボンのリーダーを
細いスイベルの輪っかに
直に結ぶ構造なので
破断強度が心配になる。
写真のようにPEを通して
ラインを結ぶと良いかもしれない。

4つ目は
五目漁師にタイラバを進めて下さった
今は亡き飛竜丸さんのラバー部。
まとめた部分を結束バンドで締めるだけで
簡単だし、
スカートにボリュウームを持たせたい場合には
一番やりやすい。

巣ごもっている間に
どんどんとラバー部が増えてきた。
8cias214513s

もうフグ様にでも期待して
消費するしかなさそうだ。


さて、1年ほど前に
電源が入らなくなってしまったPC

PC本体は諦めるにしても
何とかデータだけは取り出したい。

始めは、HDDを取り出して
外付けHDDとし
別に稼働中のPCで読み出そうとした。
9cas214482s
このケースにSATA仕様のHDDを収納すれば
USBインタフェースでデータの読み書きができる。

この作戦自体は成功したが、まずいことに
暗号化していたファイルを解読するソフトが
本体側に閉じ込められているらしい
ことが分かった。

10年以上前に導入したフリーソフトで
今となっては
本体に残されたものが唯一とわかったので、
このPCに一旦は生き返って貰うしかない。

修理業者さんもあたってみたが
物が物だけに結構話がややこしい。

仕方がないので一か八かで
自分で修理に取り掛かった。
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電源部の蓋も開けてみた。
とりあえず電圧は正常値だが
負荷がかかると駄目なのかもと、どうも怪しい。

今のところ電源の故障ではないかと考え、
ヤフオクで中古を探し出して
注文しているところだ。


これは巣ごもり需要と言えそうだが
バックアップ用に2TBHDDも新調した。
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それにこんなものも。
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洗車時にラジエータ回りなど
雑巾が入らない部分の水を吹き飛ばすためだが、
たまたま分解したPCのファン周りの
埃を吹き飛ばすのに役立った。

さてさて自分が釣りに行かないとなると
天気予報にも興味がなかったが
久し振りにチェックしてみると
少し暖かくなってきたようだな。
宣言解除が先か、
辛抱しきれなくなるのが先か、
何れにしてもここ数日は
もう少し作業が残っているので待ってみよう。


経験上、4℃以下になると手がかじかんで
釣りにならないと思っています。
来週前半、朝一は厳しそうですが
後半は暖かくなりそうですね。
伊東の水温は未だに15度台と聞いています。
このまま上昇に転じるのでしょうかね。

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