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2020年12月 4日 (金)

やっぱり、ここは鯛だな

 

 

昨日(123日)は
伊東(オーシャン釣具)に釣行。

当初は
一時のようには釣れなくなってしまったが
カイワリを一日がかりで狙ってみようと
あれやこれやと作戦を練り
竿の準備までしていたが、
前日になって作戦変更!

次の日に娘家族がやって来るので
やっぱりここは鯛だな。

はじめに少しだけカイワリを頂いて
その後は沖に出て大物を狙ってみよう。

こんな都合のよい考えも
現地に着くといきなり怪しくなってしまった。

あれだけ予報をチェックして出てきたのに
海面が結構荒れている。
この時期に北東風(ならいの風)が吹くと
伊東は特に早朝は荒れることが多いようだ。

恨めし気に白波の様子を見ながら
9時過ぎまで待機する。
Dsxp205837s

元々少しだけの予定だったカイワリ捕獲時間が
短くなってしまったが、
まだ海面は結構騒々しいし、
今にも降ってきそうな
正にカイワリ釣り仕様の天気に期待しながら
仕掛けを入れる。

しかし、一向にアタリはない。
エサはなくなる。
針もたまになくなる。
海中にはどうやら
フグかウスバハギかしかいないようだ。

更に遅れてやって来られた
巻きこぼし釣りの名人お2人をあとに
五目漁師は予定通り沖に出る。

今日は無風時に備えて
例の足釣りセットまで持って来たのに
活躍の場はなさそうだ。

先ずは-45m前後を
風に向かっては流し、向かっては流しで
じぐざぐに少しずつマリンタウン側に向う。

しかしタイラバへの反応は一向にない。

ここ最近の海中は極めて寂しい。
こんな時に、しばしば遊んでくれた
外道代表のホウボウやイトヨリは
一体どこに行ってしまったのだろうか。

昼前になって小さいが
やっと噂のイトヨリが掛かってくれる。
Dsxp205840s

いよーっ、久しぶりだね。

続けて中層にベイト反応を見つける。
ここはジグを落としたいところだが
まだ竿の準備をしていなかったので
取りあえずタイラバを落とす。
そもそも反応が薄かったので
既に真下には何も見えなくなっている。

底どり後、
いつも(10m前後)よりも高い
25m程度まで巻き上げたところで諦めて
回収の早巻きに切り替えた時だった。

いきなりひったくるようなアタリで
竿が船べりに叩かれる。

キタキタ、一瞬ドラグも引き出され
結構でかそうだ。

イナダかな?
カンパチだったらいいのになぁ。

何れにしてもこれは獲らねばと
慎重に巻き上げてくる。
終始元気は変らないが
横っ走りはしないので青物ではないかも、
マダイも一瞬脳裏に浮かびはしたが
それでもなさそうだ。

なんだろう?
まさかあの巨大なフグ?

覗き込む。
なんとひらひらしながらも暴れているのは
真鯛ではないか。

玉網取りの際にも網に入ってからも
元気元気。

浅場で掛けた真鯛は
いつもは海面では観念してしまう真鯛とは違って
こんなに元気なんだ。
Dsxp205844s

ボートに引き上げてからも飛び跳ねて
なかなか掴ませてくれない真鯛を前に
やったやったと一安心する。

さて、まだ時間はある。
久しぶりの真鯛に元気をもらい勢いづいて
この調子だともっと沖に出ればでかいのが
と欲を出してしまったのが
まずかったのかもしれない。

アタリが滅多になく、
どこにいるのかわからない中で
折角、イトヨリとマダイがここだよ
と教えてくれたのだから
近辺を探ってみた方がよかったのでは
と後で反省する。

結局、この後は
何度かフグにラバー部を裸にされただけで
終わってしまった。

で、本日の釣果はここまで。
Cas204083s

寂しいがなんとか狙いの一角は果たせたので
良しとしよう。

因みに、これはカイワリポイントで
マキコボシ釣りをやった方の釣果。
Photo_20201204230301
(オーシャン釣具の釣果写真をカット&ペースト)

五目漁師も少しだけだったが
コマセ釣りはやってみたが
フグの気配しか感じられなかった中で
この釣果は凄い。

マキコボシ釣りの真鯛釣りの威力には
あらためて驚かされる。
うーん、やってみようかな。


あくる日、娘家族がやって来たので
五目漁師渾身の真鯛の姿造り。
Cas204096s 

子供たちには福浦の冷凍メバルを天ぷらに。
Cas204100s 



実は過去に巻きこぼし釣りを始めてみようと
準備したことがあるのですが
その後予定地の川奈に行けなくなって
止めてしまった経緯があります。
なんとかビシ釣りで同じ効果が出せないものかと
試行錯誤しますが難しいのでしょうね。

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<!ー010伊東釣行ー>」カテゴリの記事

コメント

最近は風が吹く日が多く、釣行日を決めるのが難しいですね。
更には渋い日が多いなか、本命を仕留める流石の釣果です。
そして、最も驚かされてのは渾身のお造りです。
刺身には湯通しも含め、細かなデコレーションの施し方が素晴らしいです。
こんなキラキラしたお造りでしたら皆さま目でも楽しめそうですね。

MBLさん、こんにちは。

少し小振りでしたが取りあえず本命を獲ってしまうと
気分がずいぶん楽になりますね。
早かったのでもう1尾くらいはと思ったのですが、、、

お陰様で刺身は完売でした。
真鯛ははらわたのラードが物語るようにしっとりと脂がのって美味しかったですよ。

明日は良い天気になりそうですね。
エレクトリカルタイラバでの釣果が楽しみです。

こんばんは。

釣れたままでも調理されてからも綺麗な鯛ですね。

最近はジグとタイラバのみで出撃される機会がどんどん増えていらっしゃるようにお見受けします。

予告通り本命を釣られるのですからお見事としか言いようがありません。仰られるようにジグやタイラバですと雑魚には悩まされませんね。しかしフグが多いとタイラバは丸裸にされてしまうのが悩ましいところですね。

確かにフグ対策にはマキコボシはありかもしれません!言われて気が付きましたがコマセの巻き込み方によってはフグをかわして鯛がいるところに餌針をもっていき易い!、、、机上論ですが。^_^a

でも仕掛けは極めて簡単ですし、魚とのやり取りもダイレクトなので面白い釣りだと思いますので是非お試しください!!

まっくさん、おはようございます。

今年は1年を通してマダイを釣って食してみましたが
何だかんだ言ってもいつでも美味しくいただけることがわかりました。
ただ、脂ののりはやはり今が一番ですね。
これも料理によっては好き好きですが。

タイラバやジギングはなんと言っても魚を探す面白味ですね。
その特徴が一番現れるのがマダイでしょうかね。

マキコボシは作戦の繰り出し方が奥深そうで
やれば深みにはまる釣りだと思います。
おっしゃるように掛けた後のやりとりの面白さは
NS同様これに勝るものはないでしょうね。

おはようございます
型の良いサイズの真鯛は一匹で十分ですね
しかし、この一匹が中々釣れないのが現実です
この日私は山でしたが、海も予報は外れましたね
直前まで晴れの予報でしたが、一度も陽は刺さず深い霧の中でした
いずれにしても朝早くで出てしまうので
予報が外れるとガッカリ
待ち続けることもなく突き進みますが酷くなるばかり
これが秋の天気と想いますが
格段に精度の上がった今、死語のような・・秋の天気
擦り切れた雑巾のような気がしますね

趣味人たけさん、こんにちは。

真鯛は基本どこにでもいるというのが考え方ですが
これほど高い棚で釣れたのは初めてでした。
多分ベイトを追って浮上していたと思います。
どちらかというとたけさんが狙いとする鯛ですね。

朝方の波は仕方ないにしても
後半は穏やかな海上をイメージしていました。
山も特に紅葉の季節はスカッと晴れ上がって欲しいですね。

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