今回もヒラメに拘る
昨日(12月29日)は
伊東(オーシャン釣具)に釣行。
コロナに明け暮れた今年。
こいつを残したまま1920年は
今日を含めあと3日で終わってしまう。
納竿は五目漁師のホーム釣り場としている
伊東と決めている。
今回も先に大津で失敗した
ヒラメに更に拘っている。
どうしてもヒラメをものにしたい。
となれば、やはり泳がせ釣りが一番の近道だ。
幸か不幸か
最近の伊東はアジが釣れないために
大津のようにどっちつかずの
ながら泳がせにはならない。
活きアジを持参して
泳がせ一本に賭けてみよう。
タイラバとジギングも準備はしていくが
ヒラメが釣れるまでは
他の釣りにちょっかいは出すまい。
今日は8ハイのボートが出船。 賑やかになりそうだ。
伊東のヒラメ狙いは
いつもはマリンタウン側のアジ釣りポイントだが
今回は仲間から
結構泳がせでアタリがありましたよ
と聞いた湾右手側の岸寄りに向かう。
さて、泳がせ天国の大津なら
その場でいとも簡単に釣れる泳がせ用のアジだが
釣り具屋で活きアジとして買うと
1尾200~250円もする。
うーん、5匹にしようか、10匹にしようか、
うーん中をとって7匹? いや8匹?
と悩みながら結局、5匹にした。
悩みが顔に出ていたわけではないだろうが、
これはおまけです
と店員さんが1匹をつけ足してくれた。
ラッキー!
実はこのケチっぷりを後で後悔することになる。
先ずは、初秋にジギングで良い目をした
-40m辺りで早速泳がせに取り掛かる。
少し深く感じているので
小さいアジにとっては負担かなと心配し
ややブレーキを掛けながら
ゆっくりと落としていく。
風であろうか、潮流であろうか
ボートは絶妙の速度で
北東側(少しずつ深くなる)に流れてくれる。
しかし3、4回流したところで
アタリらしき反応はないので
魚探の反応を見ながら少しボートを漕ぐ。
岸に向かって
どんどんと浅くなっていく駆け上がり部分に
反応が多いようだ。
反応があった少し手前(-28m)に
コースどりをして流して行く。
すると、 ドスン!
ギャッ!
いつもは泳がせは置き竿で
アタリは目で確かめながら掛けるが
今日は1本勝負で手持ちにしていたため
不意のアタリに
反射的に大きく合わせてしまった。
残念、すっぽ抜けだ。
しまった!
しかし、あのアタリはヒラメではないな、
青物だろうか?
ブツブツ言いながら念のために
置き竿ができるように
いつもの足釣り竿掛けも準備する。
(この写真は後で撮ったもの)
逃がしはしたが
初めてのアタリに一気に期待が膨らむ。
2回目も同じコースを流す。
そして同じポイントに差し掛かった時に
アジがごそごそと動き始める。
どうやら咥えたようだ。
先の失敗があるので今度は慌てない。
ドキドキしながら引き込みを待つ。
もぞもぞを感じながら
ゆっくりと穂先を上げる。
グイーン、
来たー!
よし掛かったぞ。
あまり大きくはなさそうだが
これはヒラメだろう。
やっぱりヒラメ(42cm)だ。
小さいがやっと拘ったヒラメが釣れたことで
やったやったと歓喜、歓喜。
ボート釣りはいいなぁ。
こんなサイズで大歓喜しても
誰にも聞かれていない、見られていない。
さて、3匹目、
ルアー釣りなら所詮ゴムや鉄の塊。
一旦見切られてしまうと
2度とアタックしてこないので
同じコースどりは決してしないが
実餌なので調子に乗って再び同じコースを流す。
そして同じポイント付近に差し掛かると
またもやアタリ。
グイーン。
今度は6:4調子真鯛用2.7mの長竿の穂先が
海面に突っ込む。
これはデカヒラメに違いない。
覗き込む、
おや真鯛?
上がってきたのは立派なハタ(52cm)。
前回タイラバで釣ったオオモンハタよりも
一回り大きそうだ。
ヒラメではなかったけどこれはこれで嬉しい。
少しずつ風がぶれて
ボートの流れる角度が変わってきたので
流しのスタートポイントを
10数メートル岸寄りに変えて
4回目の流し。
するとまたもや同じ辺りで
アジがもぞもぞと動き始める。
来るぞ来るぞ・・
グイーン。
来たー!
今度こそ間違いなしに
型の良いヒラメに違いない。
覗き込む、
ヒラメ、ヒラメだ。
あれっマトウダイ(42cm)か。
紛らわしいやつだがまあいいや。
魚探のコース履歴表示が本当にありがたい。
前回のコース履歴から風のブレを考慮して
5匹目も同じポイント周りを流す。
そろそろ来る頃だ。
グイーン。
来たっー!
これはでかい。いままでで一番でかいかも。
グググと穂先を引き込んだかと思うと、
フッと軽くなる。
あれバラシたかな?
グググ、いるいる、
この引き方はどうやら青物のようだ。
上がってきたのはなんだイナダ(43cm)か。
青物はやはり良く引く。
さて、あっという間にアジが底をついてしまい
これが最後の流しになる。
ここで何を血迷ったのか
竿を例の竿掛けに掛けて
ごそごそと別の作業をしている時だった。
グイーン。
来たぞ!
今だ!
し、しかし竿が竿掛けから外れない。
穂先は(見えないが多分)
既に海面に突っ込み、
お辞儀をし過ぎた竿のベリー部が
ボートのスターンの縁に当たっているのに
竿が竿掛けから外れない。
やっと外れた時にはバラシ。
残念。
最後のアジに大ヒラメを期待したが
あえなく終わってしまった。
やっぱり8匹にしておくべきだったか。
結局、6匹の内、
最初と最後をバラシたが、
あと4つはとったので良しとしよう。
それにしても、凄かった。
(記事を書きながら
写真データでチェックしてみると)
最初のヒラメから最後のイナダまで
50分しかたっていない。
あっという間のできごとだった。
あらためて時合いの凄さを感じる。
やれやれ一段落しタイラバを始めたころに
宇佐美から川奈方面に向かうところ
と連絡のあったカヤックの皆さんと合流し、
しばし情報交換。
Mさんは既に良型のハタやホウボウなどを釣られ
今日は結構アタリがありますよとのお話。
お一人はアジを持参されているので
ポイントを案内する。
さて、この後の五目漁師の狙いは
タイラバとジギングで真鯛。
まだ10時前、
マリンタウン側に向かって少しずつ流して行く。
最後は記事にコメントを下さる
まっくさんと一緒に流したが、
タイラバに2度ほど
フグのアタックがあったのみで
ルアーの釣果は零に終わってしまった。
で、今日の釣果はこれ。
最初のヒラメで小さいながらもヒラメはヒラメ。
今日はこれで良しと十分満足感はあったが、
いい時に当たればこんなこともあるから
釣りは止められない。
しかも面白いことに、
今回五目漁師がこのポイントに向かったのは
最初に書いたように
仲間から聞いた情報によるものであったが、
実はこの情報のやりとりには行き違いがあり
教えていただいたポイントは
全くこの場所とは別のところだったことが
後でわかった。
お陰で新たな泳がせポイントを
魚探にマーキングすることができた。
釣った日は
今やイナダやワラサの定番料理となった
香味揚げ炒め。
次の日に、ヒラメの刺身と昆布締め
マトウダイの香草焼き
なんとかヒラメをゲットし今年の釣りを締めくくることができました。
さて、いよいよ釣れなくなる時期の初釣りは
何から始めるか悩ましいですね。
止まらないコロナで、また自粛も考えざるを得なくなるかもしれません。
毎年賑やかな我が家の正月も今年は静かですので
ゆっくりと考えてみたいと思っています。
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