むしゃくしゃ解消のお出かけだったが
昨日(11月17日)は
伊東(オーシャン釣具)に釣行。
普段は、釣りの準備をして、
今なら4時に起きで1日釣って、
後片付けして、捌いて、食べて。
3~4日。
やる気の高まりも考えると
どうしたって釣りの周期は
1週間くらいに落ち着く。
しかし、今回は先の福浦行で
むしゃくしゃした気持ちを
さっさと発散させたくて
1日空けての釣行になった。
始めは当然ながらジギングとタイラバで
かたき討ちのつもりであったが
オヤジさんと相談している内に
ちょっとカイワリもやってみよう
という気分になり準備する。
今のカイワリはフグの出方次第の気がするが
取りあえず様子を見てみよう。
前回はウイリーよりも
オキアミの方が食いが良かったので
始めから2.5m 2本針仕掛けに
オキアミを付けて入れる。
1投目、片手で竿を支えながら
ボート内の荷物を整理する。
アタリがないのでしばらくして上げてみると
なんと2つとも既に針がない。
正に1投目マジックだ。
こりゃ駄目だ。 覚悟はしていたが
これでは仕掛けがいくらあっても足りない。
次からは
ウイリー3本針(先針にオキアミ)に替えて
1尾目をゲット。
前回ほど入れ食い状態にはならないが
フグ、フグ、カイワリ、フグ、カイワリくらいの
ペースで退屈はしない。
しばらくすると少しずつ海底の様子が見えてくる
魚探にも映っているが、
どうやら海底にずっとたむろしているのはフグ。
そして、今日のカイワリはさっと現れては
さっと去って行くようだ。
そんな中でウイリーにアタックしてくるのは
ほぼほぼカイワリ、
先針のオキアミへの反応も
フグよりもカイワリの方が早いために
彼らの回遊にタイミングが合えば
餌の争奪戦自体には勝っているカイワリが
釣れるような気がする。
問題はいつやって来るかわからない
カイワリ待ちの間のフグのお相手だ。
10時には手持ちの替え針10本と
ウイリー仕掛けなど5セットを消耗し
コマセ釣りを終了する。
さて、ここまでで
何度か強烈な引きでハリス切れがあった。
多分、犯魚はフグではなくウスバハギだと思う。
そのウスバハギが
先ほどから海面近くまで浮いてきて
ビシから漏れるアミコマセに寄っている。
彼らを甘くみると
海面でPEをプチッと切られて痛い目を見るので
怖くてなかなか仕掛けが入れられない。
結構美味しい魚なのでお土産に
得意のウスバ掬いをやってみよう。
それ入った!(小さいが1尾目)、
もう少し大きいのを狙って、2尾目。
続いて3尾目、
土産としてはもう十分だが面白いので4尾目、
もうクーラーボックスに入らない。
あとで真鯛でも釣れたらどうしようと心配になり
ここでストップ。
勿論、捕り方には少しコツがあるが
ここでは内緒。
捕獲者としては後ろからそっと近づきたくなるが
基本前進あるのみの彼らに対しては
堂々と前で待ち伏せするのが肝、
あれっ言ってしまったか。
後は本日のメインイベントジギングとタイラバで
いつものように沖を流す。
湾内を北から南まで1往復半したが
先日の福浦と同様にベイト反応が乏しく
ほとんどは
マダイ狙いのタイラバ流しになってしまった。
釣果は小型のハタが2尾のみ。
真鯛はもとより期待したアマダイもオニカサゴも
相手にしてくれなかった。
そうそう、もう11月の後半に入ったというのに
タイラバを落としていく途中で
こんなものが掛かってくることも。
(誘導タイラバが効いた一瞬の写真)
海面水温は21℃から22℃、
前回から下がっていない。
海底の様子がいつものペースとは違うのかもと
疑いたくなる。
で、本日の釣果、掬果はこれ。
今のカイワリは
しっとりとした脂がのりのりで絶好調だ。
釣った日はもうこれしかない。
次の日、カイワリの酢締め寿司
ハタの和風カルパッチョ
ウスバハギの塩焼き食べるラー油ソース
仲間が教えてくれましたが
このフグは
いつも集団で海面まで獲物を追ってくるサバフグと違って
カナフグというらしいです。
見かけるようになったのは最近ですが
サバフグを駆逐してくれたとしても
これじゃ嬉しくはないですね。
困ったもんです。
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「<!ー010伊東釣行ー>」カテゴリの記事
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カイワリ美味しそうですね。
伊東行きたいなぁ(^。^;)。
ウスバ掬いの極意をご披露いただいて有難うございますo(^_^)o。
伊東でもカナフグですか。
芋さんのところにもコメントしましたが、数日前に能登で定置網に巨大フグがかかったニュースが流れていました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/097b87dd12d047ed1a229fd30ad76a91727b02c1
カナフグは日本海側でも太平洋側でも北上しているようですね。安全に食べられたら良いのに、やっぱり素人には無理なようですね。
投稿: HEPPO | 2020年11月20日 (金) 12時30分
HEPPOさん、こんにちは。
いつものサバフグももちろんいますが
このフグは多分今年が初めてです。
紹介いただいた記事を見ましたが、
結構珍しいフグで最大1mにもなるようですね。
くる魚がいれば去る魚もいる。
代わりにカイワリやイトヨリがいなくなったのでは勘定が合いません。
こんなのが定着しないことを望むばかりです。
投稿: 五目漁師 | 2020年11月20日 (金) 15時21分
五目漁師さん、こんばんは。
カイワリでリベンジ、さすがですね。
それにしても、カナフグにウスバハギですか。
大きくてもちょっと嬉しくないかも…。
伊東にいるなら、東京湾や外房にもいそうですが、
まだ見たことがありません。
そういえばカイワリも伊東名物なんでしょうね。
食べてみたいですが、やっぱりこっちでは見たことがありません。
東京湾でもたまーに釣れるとか言われますが、僕には無縁の魚ですね。
投稿: ぐっちゃん | 2020年11月23日 (月) 21時02分
ぐっちゃん、こんばんは。
嬉しくない魚ですから、見ないのが幸いですよ。
特にウスバハギは性質が悪くPEを切ってくれます。
最近でもTGのジグを1日2本持っていかれとか
ビシを立て続けに持っていかれたとかの話を聞くと
ジグも仕掛けも入れられなくなってしまいます。
そこに行くとフグのスカートやネクタイ切りは可愛らしいもんです。
カイワリ、特に今の時期は美味しいです。
確かによそでもたまに上がることはありますが
これだけかためて釣れるところはあまり聞いたことがありません。
投稿: 五目漁師 | 2020年11月23日 (月) 23時13分
こんばんわ
ウスバハギは千葉の安房勝山沖の浮島まわりでよく釣りました
一匹上げてくると、一緒に2~3匹ゆっくりとついてきたことを思い出します
又、カナフグとは初めて見ましたが、かなり大きくなるらしいですね
嬉しくない大物です
やはり釣って、食べて旨いカイワリ
今年は油壷でも釣れてなく、ボート釣りでは伊東だけですね
先日の日曜日、五日前に観音崎へ予約を入れましたが
打ち止め、他に行きたいところが見つからず止めました
今年はコロナの件もあり半分諦めの状況
来年の秋に期待です
投稿: 趣味人たけ | 2020年11月24日 (火) 19時35分
趣味人たけさん、こんばんは。
お仕事があって土日行に限られると本当にこの時期は
難しいですね。
春に続いて今伊東は比較的良い型のカイワリの狙い目シーズンですが
フグの猛攻、ウスバハギのちょっかいをかいくぐっての難しい釣りです。
本来ならマダイや青物も面白いはずなのですが
なかなか姿が見えないですね。
ただ、まだまだ水温(21℃)はありますからもう一波あると期待はしています。
時間があるようでしたら
明後日辺りはどこもよい日和になりそうですよ。
投稿: 五目漁師 | 2020年11月24日 (火) 23時46分