アカムツが欲しかったが
昨日(10月3日)は
福浦(エトーボート)に釣行。
未だにあの大物が気になり、
またまた伊東に向かいたくなるところだが
5回連続ではあまりにも能がないので、
今回はがらっと趣向を変えて
福浦でこれもずっと気になっていた
アカムツを狙うことにした。
昨年11月には同行のAさんが
40cm級を含む2尾のアカムツを
見事に釣り上げている。
クロムツ釣りを得意とする五目漁師は仕方なく
赤黒の物々交換に応じたことを覚えているが、
悔しさもほどほどに
何と言ってもあの美味さは忘れられない。
いつもの通り入り江内で夜明けを待って
日の出の少し前に
ギーコ-ギーコと沖に漕ぎ出る。
気になる天気は風なし、雨なし、雷なし、
そしてあの灼熱地獄も一転して
早朝などは寂しいほどに涼しくなった。
一方、気になるボートは
浸水なし、オール受けのネジのゆるみなし、
どうしたのか鼻がゆがみそうなあの異臭もなしで
これなら安心して沖に出られそうだ。
現地まで汗を抑えながら
ゆっくり漕いで約30分。
あの時、Aさんは何れも
五目漁師よりも随分深いところで
アカムツの釣果をあげられたが、
今日は敢えて少し浅めの-160mから始める。
すると一投目の着底と同時に
結構大きなアタリ。
巻き上げ中も終始いい引きを見せてくれる。
上がってきたのはメダイ(47cm)。
一投目マジックが
こんな深場でも期待を裏切らない。
続いて、良型のクロムツ(36cm)とくれば
もう今日は期待せずにはいられない。
2日前に中秋の名月を迎えたところなので
今も夜明けと大潮の満潮時刻がほぼ一致しており
丁度下げ3分に入った頃であろうか。
今日もこいつが活躍してくれる中、
いい感じでボートは南西側に流されるが
予報以上に吹いている風との相性が良いせいか
120号の錘を着けたラインが
ほどほどに斜めってくれるので釣り易い。
近くのボートでも何かが上がったようだ。
取り込む声が聞こえてくる。
さて、小心者でせっかちな五目漁師は
ものの2、3分もアタリがないと
アタリを見逃がしたのではないか、
小物が掛かっているのではないか・・・
と心配になり
仕掛けを直ぐに上げたくなってしまう。
今日は仕掛けのエダス間を
140cmと比較的長めにとり、
エダスも1つ増やして3本針にした。
このため感度の良いゼロテン釣法のままで
比較的広い棚を探れることもあり、
確固としたアタリがあるまで
無駄な餌チェックは辛抱することにしている。
そのせいか、上げる度に何かが掛かってくる。
これで7投連続の釣果だ。
前回はシロムツが結構多かったが
今日はオキメバル(21cm)がやけに多い。
いつもと殆ど同じ場所で釣っているのに
釣れる魚は日々(それとも季節?)によって
がらっと変わるようだ。
8投目で初めて
獲物なしの仕掛け回収をしたころから
次第にアタリが遠のいてくる。
一流し、約20分。
11時の沖上がりを考えると
せいぜい14、5投が限界ということになる。
この中になんとか1度、いや願わくば2度
赤いのが混ざってくれることを祈りながら
釣り続けたが結局混ざることはなかった。
で、本日の釣果はこれ。
14投して13尾、
小物の連掛かりもあったが
平均して1尾/1投で
無駄な餌チェックをしない
辛抱の釣りはできたようだ。
アカムツよりも底にいる
オキメバルやカサゴ系が釣れる時には
捨て糸の長さを長くして棚を上げろ!
とよく言われるが
真ん中や上針にも彼らが掛かってきたので
やってもその効果はなかったと思う。
福浦の釣りは他のボート釣り場に比べると
極端にその時々の情報が少ない。
(誰か掲示板でも主宰してくれないかなぁ。)
今のアカムツ君はどこ(どの深さ)にいるの?
同エリアで釣っていたお2方にも
お目当ての魚はなかったようで、
勝負は持ち越しになってしまった。
久しぶりの釣った日刺身は
クロムツ、メダイ、オキメバルの6点盛。
オキメバルやムシガレイを集めた
野菜たっぷりの甘酢あんかけ。
メダイのハーブソテー。
メダイの野菜炒め
この日伊東ではMさんやKさんがワラサを上げています。
(Mさんはポイントは違いますがなんとマダイも4尾)
タチウオも数は少ないが上がっているようで
伊東のルアーフィッシングが熱いですね。
これからは伊東でも福浦でもカンパチの期待が大。
おもしろくなりそうです。
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おはようございます
良い釣りですね
この魚なら、千葉県洲の崎の沖メバル、南房乙浜のメダイ
久里浜のクロムツと良い処釣りの魚です
その中でもクロムツは型が良いですね
そんな魚がボート釣りで釣れるのは福原だけです
深場釣りは何が釣れるか上がるまでわからず
楽しみな釣り、羨ましいです
投稿: 趣味人たけ | 2020年10月 5日 (月) 09時03分
お疲れ様でした。
私はルアー釣りはしないので、今まではコメントしずらい状況でした(笑)。
今回のポイントの水深はいかほどでしたか?
カンネコでは産卵期なので、120~150m位の所にのっこんで来てます。
以前荒熊さんが、120m位に根があったと仰ってましたが、今はその辺りにいるかな?と探してますが、まだ見付かってません(笑)。
次の仕立ての介添、よろしくお願いいたします!
投稿: 腰痛持ち | 2020年10月 5日 (月) 11時29分
趣味人たけさん、こんにちは。
福浦は特にこの辺りからどんどん沖に向かって深くなります。
おっしゃる通り毎回釣れるものが変わり
次第に大きくなる穂先の突っ込みを見ながらの巻き取りの約5分間が楽しみです。
ただ、本文中にも書きましたが殆ど事前情報がありませんので
正に釣りながらの暗中模索になりますので苦しいところでもあり
逆に楽しいところでもあります。
投稿: 五目漁師 | 2020年10月 5日 (月) 12時27分
腰痛持ちさん、こんにちは。
お久しぶりです。
ルアー釣りには皆さん関心がなさそうなのでついつい釣り情報のメールがおろそかになっています。
実はカンネコの情報からこちらでもひょっとしたら浅いところかな? と考え
スタートは160mからでした。
流されるままに放っておくと直ぐに300m位に達してしまいますが
今回一番アタリが多かったのは200m前後でした。(アカムツではありませんが)
釣りの様式はどんどん変わっています。
今の ”まるで餌”, "もはや餌” とまで言われるジグなら
ウイリーよりもよほどシャクリは楽ですし
魚さえいればアタリも頻発します。
そう言わずに是非やってみてください。 極端に小っちゃい魚除けにもいいですよ。
仕立てはお任せください。
楽しみにしています。
投稿: 五目漁師 | 2020年10月 5日 (月) 12時45分
メダイにクロムツともに良型で羨ましいです、深海魚は脂たっぷりで別格ですね。
最近私は真鯛を比較的深場で釣っているのですが、同種でも浅場の真鯛よりも脂乗りが良いように思えます。
次回はやはり、深場でのカンパチ、または、シーズンインのアオリイカでもしようかと思っています。
そうそう、網代定置にキハダマグロが群れで上がっていますので、伊東の巨大魚はキハダマグロではないでしょうかね。
同じ場所、同じジグでもしゃくり方で釣れる魚が異なるので、最近は意識してジャークを入れるようにしています。
ただ巻きだとハタや真鯛が多いので、ジャークで釣れる青物やタチウオがあまり釣れなかったことにようやく気付きました。
今の伊東は色々と楽しめて良いですね!
投稿: MBL | 2020年10月 5日 (月) 14時15分
いや〜、黒い宝石ことクロムツ、羨ましい。
メダイ、一度ボートで釣ってみたい魚です。
ボート釣りの夢が広がる釣果です。
投稿: 芋焼酎 | 2020年10月 5日 (月) 16時14分
MBLさん、こんにちは。
アカムツの脂には負けますがクロムツも結構いけますね。
伊東、川奈で真鯛がそろそろ上がり出したというのは私も聞いていますので
次回はマダイ狙いです。
カンパチは昨年福浦で50cm超えの話を聞いていますので
いよいよこちらの方も楽しみです。
私は、ジグの場合は底から10回転くらいはただ巻き
そこから上はスローにワンピッチジャークが多いです。
確かに伊東のワラサ、オオアジ、タチウオは何れも後者で掛かることが多い気がします。
キハダまで行かなくてもカンパチやヒラマサの60cm超えなら十分嬉しいですよ。
どなたが先にあげるか楽しみですね。
投稿: 五目漁師 | 2020年10月 5日 (月) 17時02分
芋焼酎さん、こんにちは。
この日は他艇もメダイを上げていました。
前回はでかいのも見ていますのでアカムツよりは可能性は高そうです。
他にキンメも見ますが、ここの釣りは選ぶわけにいかず
いつでも、いずれもまぐれです。
投稿: 五目漁師 | 2020年10月 5日 (月) 17時11分
普通の深場釣りなら満足いく釣果なんですけどね
今までの思いがそうはさせなかったのかな ^^
投稿: マリン・ブルー | 2020年10月 6日 (火) 17時20分
マリン・ブルーさん、こんばんは。
遊漁船の釣りですと当たり前ですが
アカムツ船はアカムツ、キンメ船はキンメが多いのでしょうが
素人がやるとどうしても五目になってしまいますね。
五目はいいのですが狙い魚はやっぱり欲しいですよね。
投稿: 五目漁師 | 2020年10月 6日 (火) 20時15分
こんばんは。
気が付けば陸上はすっかり秋ですね。海中はまだ夏の名残があるのでしょうか。
まず、釣りに関してですが思ったよりも枝針は少ないのですね。確かに針が多いと小さいボートでどうしたものかとなりますが5本くらいは付けていらっしゃるのかと思っておりましたが欲張るとろくなことにならないでしょうね。
深海の魚を新鮮な状態で食べられるのは釣り人の特権ですね。どれも美味しそうです。クロムツなどはお刺身食べたことないとおもいますが更にそれの上を行くアカムツはどんなものなんでしょうか。是非食べてみたいです。
急に決まったのですが明日伊東に参ります。が、今回は連れの方がおりいつもの船宿からではないのですけどね。良いご報告できればと思います。
投稿: まっく | 2020年10月13日 (火) 20時30分
まっくさん、おはようございます。
今、海面水温は24度台。
台風の波浪でかき混ぜられてもう少し低くなるかと思ったのですが
真夏の30度超えは異常だったにしてもまだまだ高いですね。
アカムツ釣りではこれ(2、3本)が普通ですが、
そう言われればエダスの数は中深場の釣りにしては少ないですね。
私の場合は気分的にもアマダイ釣りと同じような感じで仕掛けの上げ下げもしていますが
ここは少し考えどころかもしれません。
今頃は伊東でしょうか、コマセ釣りはとにかくサバ、フグとの戦いと聞いてます。
そろそろ型のいいカイワリが姿を見せてくれるといいのですが
釣果を楽しみにしています。
投稿: 五目漁師 | 2020年10月14日 (水) 08時55分