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2020年10月

2020年10月27日 (火)

いよいよ本番入りと期待したが

 

 

昨日(1026日)は
伊東(オーシャン釣具)に釣行。

折角のシーズンなので
天気が良い日で元気が余っている時には
どんどん行きたい。
1img_20201026_054845-002s

前回は新竿の入魂に失敗、
というかもとよりボ覚悟の釣りであったが、
今回は釣れないという想定はない。

朝一から一直線で湾内右側のポイントに向かう。

五目漁師のお気に入りの根には
いつもベイトが所狭しと群れている。
今まで特に朝一は良かった。

だが、しかしどうしたことだろう、
現地に到着すると何がお気に召さないのか
ベイトが居ないために
久しぶりに裸になった小さな根の姿が見える。

それでもこの時点では
釣れるに決まっていると思っている。

風は大したことはないのに
ボートはどんどん東側に流れる。
道糸はそこそこに斜めるので
底潮も結構ありそうだ。

とっかえひっかえジグを入れる、
タイラバにも替えてみる。
しかし、アタリの気配はない。

とうとう諦めてまた戻ってくるつもりで
9時にはマリンタウン側に一旦移動する。

すると、ここでようやくジグにアタリ。

上がってきたのは小さなレンコダイ。
2dsxp205681s

なんと、これが新竿での初めての獲物になる。

魚が掛かれば竿(スリルゲーム)の曲がりを
存分に楽しんでやろうと思っていたのに
こんな魚では
そんなことは思い出しもしなかった。

前回の記事のコメントでGさんから
鱗付けは五目さんが大好きな
サバに決まってますよと言われたが
あいにくの小型レンコ鯛。

うーん、何となく複雑な気持ち。

それでも初めてのアタリに少し気をよくして
同じ場所で直ぐにジグを落とすと、
続いてアタリ。
今度は少し大きそうだ。

しかし中層でバラシ。
なんだ、この竿でもやっぱりバレるのか。

その後は再び沈黙が続く。
まだ時間は十分あるので
状況が変わっていることを期待しつつ
再び朝のポイントに戻る。

いつの間にか潮流は弱くなり
釣り易くなったが
相変わらずベイト反応はいつもほどではない。

数日前には小型ではあるが
カンパチも上がったと聞いているので
少し東側にも流してみるが音沙汰なし。

さてどうしようとさまよっている時に
~さーん と
近づいてきた来た手漕ぎボートに
声を掛けられる。

相手は紺色(?)の衣服や覆面で
全身を覆っていらっしゃるので
誰だかわからないままに
取りあえず挨拶を交わす。 
(ここではhさんということにしておこう。)

平日釣行だからだろうか?
既に世捨て人の五目漁師と違って
いろいろ事情はありそうだが、
覆面部分を風になびかせながら
颯爽と現れたお姿は、
これが白ならまるで怪傑ハリマオだ。
(古っ!! 
もちろん、ご本人はご存じないだろうが
五目漁師や多分趣味人たけさんなら
あの主題歌をまだ口ずさむことができる。
早速やってみると
あれっ?いつの間にか月光仮面に変っている)。

お互いに何か釣れるといいのになぁ、
と少し諦らめ加減でジグの回収時に
ふと海面を見ると
50cmはありそうなウスバハギ(56匹)が
ジグを狙って右往左往している。
そうだこれだ。 獲物がないので
結構真面目に玉網で掬おうとするが
さすがにジグやタイラバで
おびき寄せて掬うのは難しい。

因みに、岸上がり後に話をしていると
hさんはこのウスバ掬いを遠くから見て
五目漁師が大物を掛けて玉網どりをしていると
勘違いされていたようだ。

さて、意識をしていたわけではないが
ボートはいつの間にかフラフラと
再びマリンタウン側に向かっている。

そこで無言の海底から上がってきた
ジグを追ってきたのは今度はシイラだ。

一旦回収したジグを投げ入れて少しサビくと
直ぐに掛かり
60cmほどの魚体が派手に宙を飛ぶ。

なんとかいいところを撮ろうとするが、
シャッター押しから撮影までに時間が掛かる
この旧型のカメラではどうにもならない。

飛ばしている内に逃げられたり、
やっと撮れても着水後のモグラのような姿や
泡だけになってしまう。
3dsxp205684s


4dsxp205683s

さて、こんなことに時間を掛けるわけにはいかない。
何とか一尾でいいからまともな魚が欲しい。

朝方レンコダイを釣ってマーキングした場所で
タイラバを落とす。

すると着底と同時にゴソッと怪しげな感じ。
何? 取りあえず巻き上げ始めると
ヌー、ガンガン、 おや何だろう。
ジリッと一瞬だが今日初めてのドラグ音も出る。
結構でかいかも。

慎重に上げてきたのはオニカサゴ(32cm
5dsxp205687s

まだまだ釣果的には寂しいが
価値ある一尾がとれてほっとする。

で、今日の釣果はこれ。
6cas203802s

なんとも渋い一日に終わってしまったが
岸あがり後はオヤジさんと
ルアーも餌釣りもまだまだシーズンは今からだよ、
カンパチは出たし、今年はタチウオも広がっているし、
そろそろ真鯛狙いも良さそうだし、
カイワリはサイズアップしてきたし、
サバはほどほどにいなくなったし、
(あとはフグだけだね)と期待は尽きない。

オニカサゴのしゃぶしゃぶ、
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いつものパエリアは少し飽き気味なので
今日は白身魚のリゾットを作ってみた。

出汁は、捌いた魚のアラでとって
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たっぷりとチーズを使ったリゾットに。
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うーむ、五目漁師が作るとなんとなくおじや風。

 



またまた、不調でしたが水温は23℃丁度
本文中にも書いた通り今からでしょう。

 

ビシ釣りなら天秤の上部、ジギングならリーダーを切られる。
このところ何れも1日に2度も切られたという話を聞きます。

たまりませんね。何かいい対策はないものでしょうか。

 

 

 

2020年10月23日 (金)

お試し釣りならず

 

 

昨日(1022日)は福浦に釣行。

バラシの多さを竿に頼ろうと思ったわけではないが
(実はちょっとあり)
ジギング用の竿を新調した。
Cias203741s

カーボンフルソリッドで
魚を掛けるとよく曲がり楽しそうな竿。

お試しは-100mまで簡単に行けてしまう
福浦にした。

いまジギングは五目漁師が行く釣り場では
伊東が面白いが、
あえて福浦の-100mでカンパチ
(ここで釣ったという話は聞いたことがないが、
福浦はそもそも情報がないし、
あってもいい加減なので
自らの妄想を手掛かりにするしかない)
を狙ってみることにする。

勿論、上記のような事情があるので
ボは覚悟の上で
日の出の写真を撮りながら沖出しする。
Dsxp205665ss 
 良い日の出だったのに残念ながら全てピンボケだった

ポイントに到着すると
やや強めの風は想定内であったが
ベイト反応が皆無で
静まり返った海中にはがっかり。

夏に来た時にはあんなに賑やかだったので
シーズンになればと
カンパチの姿を浮かべながら期待はしていたが
これではまるで真冬の海ではないか
(水温23度)。

狙いがマダイや底物の場合には
魚探に映る絵が砂漠のような海底でも
あまり気にしないが
青物となるとやはりこれでは元気が出ない。

新竿の感触を確かめながらと言っても
フルソリッドの楽しさは
魚が掛からないことには確かめられない。

1時間ほど粘ってみたが
気配もないのに一々
一流し毎に漕ぎ戻るのも辛く
早々にポイント移動する。

実は、
もう一か所想定していたポイントがあったが
やはりこの風では厳しそうなので
断念して、岸側の根回りや
アマダイ流しと同様のルートに沿って流して行く

しかし、海からも
大物が上がれば雄叫びが上がる五目漁師の口も
無言の釣りが続く。

駄目だ!
既に本日は諦め気分ではあるが
思い切って湯河原方面に大移動する。

ポイントには乗合船とエンジン艇が入っているが
ここで初めてそれらしきベイト反応を見る。

しかし、何れもどうやらアジ狙いのようだ。

五目漁師はここでジギングは諦めて
ターゲットをカサゴ、ハタ狙いに切り替える。

ベイト反応の真っ只中にタイラバを落としていくと
やっと本日初めてのアタリ。

掛かったのは小魚だと思っていたのに
中層辺りから引きが強くなり暴れ始める。

おや、そこそこの大きさかも、
なんだろう?逃げるなよ!
(もう最初に引きが小さかったことなど
忘れてしまい大物気分)

果たして、リーダーを巻き込み、
海面を覗き込むと
なんと目を覆いたくなるばかりの
大サバフグの群れが
我先にと掛かった魚にむさぼりつきながら
浮いてくる。

ウシャーッ
(ここは雄叫びではなく奇声)
掛かっていた魚は
25cm足らずのオオモンハタだった。

既に腸はなく
胴体から下は骨だけになっているのに
ピクピクと動いている。
Dsxp205671s
(下半分はカット)

怖ッ!

噛み切られた様も怖いがこっちも怖い。

魚を掛けた際に
フックのハリスやリーダーを
噛み切られるのは仕方がないにしても
掛かりもしないのにPEを何の手ごたえもなく
スッと切られるのは防ぎようがなく怖い。

無音カッターと呼ばれる
タチウオ、
(まだ釣り上げたことはないが)サワラ、フグ
そしてこの時期に一番の注意は
海面近くでPEを見つけると
高切っていくウスバカワハギ。

五目漁師は当然のことながら
直ちにこの場から逃げ去ったものの、
この後は定置網周りで
やっとタイラバにホウボウが掛かって完ボ逃れ
Dsxp205672s_20201024084601

結局、新竿へのアタックは
皆無に終わってしまった。

で、今日の釣果はこれ。
Cas203774s

おやっ、コアジが。。。

じっちゃんが運転する帰りの車の床に
ビニール袋に入ったアジが無造作に置いてある

晩のおかずですか?

そう・・・良かったら持って帰ってよ!

いいですよ、おかずでしょっ!?

市場でイワシやアジが安かったので
誰かにあげようと思って買ってきたの。

誰かって、私?(しかいないじゃないの)。

あははっ、そうだね。
美味いかどうかは分からないけど
持って帰ってよ。

(会話をこんな流れにしてしまったのは
まずかったかな?)だった。

 

で、完ボ逃れのホウボウと頂いたコアジの刺身
Cas203786s


コアジのフライと骨せんべい
Cas203790s



今回はどこに行ってもベイト反応が極端に少なかったです。

水温は23℃、絶好調なんですがね。
そろそろ餌釣りも良いかもしれませんが状況次第ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020年10月14日 (水)

タイラバ大活躍

 

 

昨日(1013日)は
伊東(オーシャン釣具)に釣行。

久しぶり、と言っても前回から間に
一度福浦が挟まっただけだが、
この時期はあれもこれもやりたくて
気持ちが焦り気味だ。

福浦のアカムツに50cm超えのカンパチ、
伊東のドラゴン級のタッチーに
あのモンスターの正体暴き・・・

今日は道草をせずに一直線に
湾内右手のジギングポイントに向かう。
1dsxp205631s

ここは根回りのベイトについている
タチウオや青物が主体なので
先ずは60gのジグを入れる。

すると1投目のフォールから早速のアタリ。
なんだ、こいつはサバだな
とぞんざいに扱ったせいか途中バラシ。

3投目、ググッときた後に
食い上げて軽くなったかと思うと
一転して重い引き。

これは奴に違いない。
2dsxp205634s

やっぱりタッチーだった。
と同時に、
しまった一投目の奴もタチウオだったかも
とまるでさっさと針外れして欲しいばかりの
あの扱いにここで後悔する。

慌ててタチウオ専用ジグに替えたが
次に掛かったのは
珍しく餌釣りサイズのアジ。
3dsxp205637s

あのデカアジと違って見るからに美味しそうだ。
こんなアジならもう23匹欲しい。

今日も相変わらずバラシが多いが
次のタチウオを釣ったあたりから
アタリが少なくなる。

ここがポイントと信じて攻めている
根回りの範囲が狭いせいか
何匹か上げると時合いが去って行くように
静かになってしまうのは
いつもと同じ感じがする。

五目漁師は特にタチウオの場合には
アタリがなくなると
ジグを変えてみることにしている。

ただ、理由は
よく言われることとはちょっと違う。

五目漁師はルアーやエギに関して
緑が良いだとかピンクが良い、
いやこんな日はグローが良いだとかの
うんちくに耳を貸すことはない。

色や形そのものはどうでもよいが
それをを取り替えることに
効果があると思っている。
4cimg3716s
今日一日、とっかえひっかえ交換して使い
帰宅後に塩出し乾燥中のジグとタイラバ

(と言いつつ、いざ店頭で買う時には
随分と色や形そして値段に悩むのが常)

同じ様にシャクリ方などもどうでもよいが
シャクリ方を変えることに
効果があると思っている。

あるいは、ポイントがいくつかあれば
適宜巡回するのも
効果があるのではと思っている。

狭いポイントの中で
同じもの(ルアー)が同じ動きをしておれば
魚の脳みそがどの程度かはわからないが
何れ怪しいことには気づくであろう。

変えることによって
見破られてしまった釣り師の愚かな作戦を
リセットする効果は
大きいのではないだろうか。
(と五目漁師は勝手に思っている)

それでもとうとう
アタリが遠のいてしまったので
いよいよタイラバに替えてみる。

すると、これが大当たり。

ビビビ、クク、来た来た、グイーン。

ジグへのアタリとは全く異なる
独特のアタリと引き込みの間合いが
タイラバの最も緊張する一瞬ともいえる。

ガツンの一発が
獲物の大きさに比例するジギングと違って
タイラバは獲物の大きさがわかるのに
少し時間を要する。

時間といってもほんの23秒ではあるが
この間に
どうだどうだ! と期待を集中させながら
平然と巻き続けるのは結構難しい。

で、独特のガッツンガッツン首振りと
短いストロークのドラグ引き出しを
繰り返しながら
上がってきたのは真鯛(55cm)。
5dsxp205641s

釣れた場所の意外さと久々の真鯛に
ええーっ、こんなところによくいたね、
やったね、と大声で独り言。

この後に、
訳があって今日はどうしても欲しかった
小さい真鯛、チャリコ(31cm)
6dsxp205643s 

とこちらの方はもっと大きくても良かった
小さいマハタが続く。
7dsxp205646snef

やるじゃないの今日のタイラバ君。

そして本日のタイラバの極め付けはこれ。

2馬力艇でやって来られたsさんと
ご挨拶を兼ねてポイントの様子などを
しばしお話している最中だった。

ボートべりに中層で垂らしていたタイラバ竿に
いきなりのアタリ。

びっくりして話を中断して上がってきたのは
なんとタチウオ。
8dsxp205649s

だから言ったじゃないの、
シャクリなんてどうでもいいって。

遊漁船のルアータチウオはやったことはないが
釣れない時には
釣れている人のシャクリや棚、
ルアーの色もを真似しようとよく言われる。

いやいや、五目漁師なら
多分逆のことをするだろうな。

棚を少し変えて、
あえて違ったシャクリをやってみるに違いない。
ボートべり垂らし釣法とか。

さて、早朝に始めたころには
丁度良い風があったが
今は風も潮もなくなってしまい
釣り辛い上に
すっかりアタリも遠くなってしまった。

少し沖に出たところで
エンジン艇の餌釣りの方から
何か釣れましたか? と話しかけられる。

真鯛やタチウオなどがそこそこです。

いいですね、こちらはサバばっかりですよ。

餌釣りはサバかご苦労様、と思いながら
少し離れたところでタイラバを落とす。

諦め心地で
20巻きから30巻きに入った時だった。
いきなり穂先が引き込まれ
ドラグがジージーと引き出される。

なんだなんだ!
いきなりジージーとは
タイラバのアタリでは珍しいが
大物には違いない。

なんだろう?
穂先を叩く強烈な首振り。
度々ドラグが引き出されるが
ストロークは短い。

どうやら真鯛の様だ。

この引きでもしマダイだとしたら
相当にでかいぞ。
80cmはありそうだ(釣ったことはないが)

あげてやるぞ、あげてやるぞ、逃げるなよ、
周りに根などはなさそうなので
走りたければいくらでも走れ!

ドラグの締め直しは止めて
ポンピングで巻き取る。

一進一退の中で
慎重に時間を掛けてあげてくる。

実は、つい先ほど
何者かによるPEの高切りにあい
リーダを結び直したところだが
その時に切られた近くで
もう一か所傷跡を発見したこともあり、
心配がないわけではない。

リーダーがやっと手元に入った時には
よっしゃこれで一安心。

やがて獲物がひらひらと見えてくる。
おや白いぞ。
どうやら期待の真鯛ではなさそうだ。
ヒラメ?

なんだ、ワラサか。
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恐らくアタリの後の反転時に
2本目の針が変なところに掛かってしまい
擦れ掛かりのような態勢で上がってきたため
デカ真鯛もどきの引きをしたようだ。

ワラサとくれば普段はあまり嬉しくないが
今日に限っては歓迎する。

実は今週末に
ワラサを使った炒め物が大好きな
孫がやって来る予定なので
売れ先が決まっている。

この後はオヤジさんと
時には並んで釣りながら
タチウオとイナダを追釣する。
10dsxp205656s

で今日の釣果はこれ。
11cas203690s

 
ヨメサンから久しぶりに
パエリアが食べたいと注文があったので
実はチャリコが欲しかったし、
いつもなら敬遠されるが
ワラサも釣れたし良かった。

で、そのパエリア。
12cas203693s 

いつもはローズマリーで香りづけするところを
バジルとトマトにアレンジ。

このスパニッシュ料理は普通なら
エビやムール貝が定番であろうが、
釣りたてのふっくら真鯛なら
決して役者不足ではないと思う。

次の日の昼食に小刺身盛りと
真鯛のカマ焼き。
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タチウオの細い部分を焼いて南蛮漬けに。
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夕食は真鯛のカルパッチョと
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タチウオの辛み焼き。
Cas203720s




台風の影響で水温が低下しているかなと思っていたのですが
24度台でした。10日前と変わっていません。
あと23度下がると青物や真鯛、カイワリやハナダイも
賑やかになりそうですね。

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2020年10月 4日 (日)

アカムツが欲しかったが

 

 

昨日(103日)は
福浦(エトーボート)に釣行。

未だにあの大物が気になり、
またまた伊東に向かいたくなるところだが
5回連続ではあまりにも能がないので、
今回はがらっと趣向を変えて
福浦でこれもずっと気になっていた
アカムツを狙うことにした。

昨年11月には同行のAさんが
40cm級を含む2尾のアカムツを
見事に釣り上げている

クロムツ釣りを得意とする五目漁師は仕方なく
赤黒の物々交換に応じたことを覚えているが、
悔しさもほどほどに
何と言ってもあの美味さは忘れられない。

いつもの通り入り江内で夜明けを待って
日の出の少し前に
ギーコ-ギーコと沖に漕ぎ出る。
1dsxp205606s

気になる天気は風なし、雨なし、雷なし、
そしてあの灼熱地獄も一転して
早朝などは寂しいほどに涼しくなった。

一方、気になるボートは
浸水なし、オール受けのネジのゆるみなし、
どうしたのか鼻がゆがみそうなあの異臭もなしで
これなら安心して沖に出られそうだ。

現地まで汗を抑えながら
ゆっくり漕いで約30分。

あの時、Aさんは何れも
五目漁師よりも随分深いところで
アカムツの釣果をあげられたが、
今日は敢えて少し浅めの-160mから始める。

すると一投目の着底と同時に
結構大きなアタリ。
巻き上げ中も終始いい引きを見せてくれる。

上がってきたのはメダイ(47cm)。
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一投目マジックが
こんな深場でも期待を裏切らない。

36dsxp205617s

続いて、良型のクロムツ(36cm)とくれば
もう今日は期待せずにはいられない。

2日前に中秋の名月を迎えたところなので
今も夜明けと大潮の満潮時刻がほぼ一致しており
丁度下げ3分に入った頃であろうか。

今日もこいつが活躍してくれる中、
4dsxp205615s

いい感じでボートは南西側に流されるが
予報以上に吹いている風との相性が良いせいか
120号の錘を着けたラインが
ほどほどに斜めってくれるので釣り易い。

近くのボートでも何かが上がったようだ。
取り込む声が聞こえてくる。
5dsxp205619s 

さて、小心者でせっかちな五目漁師は
ものの23分もアタリがないと
アタリを見逃がしたのではないか、
小物が掛かっているのではないか・・・
と心配になり
仕掛けを直ぐに上げたくなってしまう。

今日は仕掛けのエダス間を
140cmと比較的長めにとり、
エダスも1つ増やして3本針にした。

このため感度の良いゼロテン釣法のままで
比較的広い棚を探れることもあり、
確固としたアタリがあるまで
無駄な餌チェックは辛抱することにしている。

そのせいか、上げる度に何かが掛かってくる。
6dsxp205623s

これで7投連続の釣果だ。

前回はシロムツが結構多かったが
今日はオキメバル(21cm)がやけに多い。

いつもと殆ど同じ場所で釣っているのに
釣れる魚は日々(それとも季節?)によって
がらっと変わるようだ。

8投目で初めて
獲物なしの仕掛け回収をしたころから
次第にアタリが遠のいてくる。

一流し、約20分。
11時の沖上がりを考えると
せいぜい145投が限界ということになる。

この中になんとか1度、いや願わくば2
赤いのが混ざってくれることを祈りながら
釣り続けたが結局混ざることはなかった。

で、本日の釣果はこれ。
7cas203611s

14投して13尾、
小物の連掛かりもあったが
平均して1/1投で
無駄な餌チェックをしない
辛抱の釣りはできたようだ。

アカムツよりも底にいる
オキメバルやカサゴ系が釣れる時には
捨て糸の長さを長くして棚を上げろ!
とよく言われるが
真ん中や上針にも彼らが掛かってきたので
やってもその効果はなかったと思う。

福浦の釣りは他のボート釣り場に比べると
極端にその時々の情報が少ない。
(誰か掲示板でも主宰してくれないかなぁ。)
今のアカムツ君はどこ(どの深さ)にいるの?

同エリアで釣っていたお2方にも
お目当ての魚はなかったようで、
勝負は持ち越しになってしまった。

久しぶりの釣った日刺身は
クロムツ、メダイ、オキメバルの6点盛。
8cas203623s

オキメバルやムシガレイを集めた
野菜たっぷりの甘酢あんかけ。
9cas203631s

メダイのハーブソテー。
Cas203645s

メダイの野菜炒め
Cas203640s

 

 

この日伊東ではMさんやKさんがワラサを上げています。
(Mさんはポイントは違いますがなんとマダイも4尾)
タチウオも数は少ないが上がっているようで
伊東のルアーフィッシングが熱いですね。
これからは伊東でも福浦でもカンパチの期待が大。
おもしろくなりそうです。

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