いよいよ本番入りと期待したが
昨日(10月26日)は
伊東(オーシャン釣具)に釣行。
折角のシーズンなので
天気が良い日で元気が余っている時には
どんどん行きたい。
前回は新竿の入魂に失敗、
というかもとよりボ覚悟の釣りであったが、
今回は釣れないという想定はない。
朝一から一直線で湾内右側のポイントに向かう。
五目漁師のお気に入りの根には
いつもベイトが所狭しと群れている。
今まで特に朝一は良かった。
だが、しかしどうしたことだろう、
現地に到着すると何がお気に召さないのか
ベイトが居ないために
久しぶりに裸になった小さな根の姿が見える。
それでもこの時点では
釣れるに決まっていると思っている。
風は大したことはないのに
ボートはどんどん東側に流れる。
道糸はそこそこに斜めるので
底潮も結構ありそうだ。
とっかえひっかえジグを入れる、
タイラバにも替えてみる。
しかし、アタリの気配はない。
とうとう諦めてまた戻ってくるつもりで
9時にはマリンタウン側に一旦移動する。
すると、ここでようやくジグにアタリ。
上がってきたのは小さなレンコダイ。
なんと、これが新竿での初めての獲物になる。
魚が掛かれば竿(スリルゲーム)の曲がりを
存分に楽しんでやろうと思っていたのに
こんな魚では
そんなことは思い出しもしなかった。
前回の記事のコメントでGさんから
鱗付けは五目さんが大好きな
サバに決まってますよと言われたが
あいにくの小型レンコ鯛。
うーん、何となく複雑な気持ち。
それでも初めてのアタリに少し気をよくして
同じ場所で直ぐにジグを落とすと、
続いてアタリ。
今度は少し大きそうだ。
しかし中層でバラシ。
なんだ、この竿でもやっぱりバレるのか。
その後は再び沈黙が続く。
まだ時間は十分あるので
状況が変わっていることを期待しつつ
再び朝のポイントに戻る。
いつの間にか潮流は弱くなり
釣り易くなったが
相変わらずベイト反応はいつもほどではない。
数日前には小型ではあるが
カンパチも上がったと聞いているので
少し東側にも流してみるが音沙汰なし。
さてどうしようとさまよっている時に
~さーん と
近づいてきた来た手漕ぎボートに
声を掛けられる。
相手は紺色(?)の衣服や覆面で
全身を覆っていらっしゃるので
誰だかわからないままに
取りあえず挨拶を交わす。
(ここではhさんということにしておこう。)
平日釣行だからだろうか?
既に世捨て人の五目漁師と違って
いろいろ事情はありそうだが、
覆面部分を風になびかせながら
颯爽と現れたお姿は、
これが白ならまるで怪傑ハリマオだ。
(古っ!!
もちろん、ご本人はご存じないだろうが
五目漁師や多分趣味人たけさんなら
あの主題歌をまだ口ずさむことができる。
早速やってみると
あれっ?いつの間にか月光仮面に変っている)。
お互いに何か釣れるといいのになぁ、
と少し諦らめ加減でジグの回収時に
ふと海面を見ると
50cmはありそうなウスバハギ(5、6匹)が
ジグを狙って右往左往している。
そうだこれだ。 獲物がないので
結構真面目に玉網で掬おうとするが
さすがにジグやタイラバで
おびき寄せて掬うのは難しい。
因みに、岸上がり後に話をしていると
hさんはこのウスバ掬いを遠くから見て
五目漁師が大物を掛けて玉網どりをしていると
勘違いされていたようだ。
さて、意識をしていたわけではないが
ボートはいつの間にかフラフラと
再びマリンタウン側に向かっている。
そこで無言の海底から上がってきた
ジグを追ってきたのは今度はシイラだ。
一旦回収したジグを投げ入れて少しサビくと
直ぐに掛かり
60cmほどの魚体が派手に宙を飛ぶ。
なんとかいいところを撮ろうとするが、
シャッター押しから撮影までに時間が掛かる
この旧型のカメラではどうにもならない。
飛ばしている内に逃げられたり、
やっと撮れても着水後のモグラのような姿や
泡だけになってしまう。
さて、こんなことに時間を掛けるわけにはいかない。
何とか一尾でいいからまともな魚が欲しい。
朝方レンコダイを釣ってマーキングした場所で
タイラバを落とす。
すると着底と同時にゴソッと怪しげな感じ。
何? 取りあえず巻き上げ始めると
ヌー、ガンガン、 おや何だろう。
ジリッと一瞬だが今日初めてのドラグ音も出る。
結構でかいかも。
慎重に上げてきたのはオニカサゴ(32cm)
まだまだ釣果的には寂しいが
価値ある一尾がとれてほっとする。
で、今日の釣果はこれ。
なんとも渋い一日に終わってしまったが
岸あがり後はオヤジさんと
ルアーも餌釣りもまだまだシーズンは今からだよ、
カンパチは出たし、今年はタチウオも広がっているし、
そろそろ真鯛狙いも良さそうだし、
カイワリはサイズアップしてきたし、
サバはほどほどにいなくなったし、
(あとはフグだけだね)と期待は尽きない。
オニカサゴのしゃぶしゃぶ、
いつものパエリアは少し飽き気味なので
今日は白身魚のリゾットを作ってみた。
出汁は、捌いた魚のアラでとって
たっぷりとチーズを使ったリゾットに。
うーむ、五目漁師が作るとなんとなくおじや風。
またまた、不調でしたが水温は23℃丁度
本文中にも書いた通り今からでしょう。
ビシ釣りなら天秤の上部、ジギングならリーダーを切られる。
このところ何れも1日に2度も切られたという話を聞きます。
たまりませんね。何かいい対策はないものでしょうか。
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