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2020年6月

2020年6月30日 (火)

久し振りの大津、作戦は失敗

 

 

昨日(629日)は大津(石田丸)に釣行。

前日まで福浦のカサゴ狙いと
大津のアジ釣りを迷ったが、
クラゲや濁りで絶不調だったアジが
そろそろ復帰してきたようなので大津にする。

実は大津なら都合の良い作戦を実行しようと
行きたいと言っていた東京の弟を誘う。

しかし、用事があるので今回は止めておくと
断られてしまった。

アジは20もいたら十分なので
弟を案内して先が見えたところで
五目漁師はジギングでヒラメや真鯛を狙う。

20に足らない分は弟からせしめようという
魂胆だったのに。

 さて、久しぶりの石田丸。
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お店のトレードマークだった黄色の建物が
紺色に変っていた。

素晴らしい釣り日和なのに
平日なのでボートは67ハイだ。
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作戦に失敗した五目漁師は
自力で先ずは20匹を目指して
ガレバの更に北側まで漕ぐ。

女将さんには岸寄りが釣れていますよと
聞いたが、
シャクリ上げると道糸のリーダーが
直ぐに見えてくるような浅場では
どうも釣る気にはなれない。

皆さん同じような考えなのかどうかは
分からないが、
他店のボートも含めて多くのボートが
五目漁師よりも少し南側の
ガレバ周辺に集まっている。

魚探にはほとんど魚影がないが、
撒き餌をすればよって来るんだろうな
と期待しつつウイリー仕掛けを入れる。

確かに何やら海底は賑やかになったものの
アジではなさそうだ。

1時間半ほど粘ってみたが
小さいカサゴやフグに遊ばれただけ。

駄目だ、移動しよう。

少し離れているので
ガレバ周辺に集まっているボートの様子は
わからないが
取りあえず様子を伺ってみよう。

駄目そうなら岸寄りも仕方がないと思いつつ、
釣れてますか? とお伺いすると。

今、タチウオが泳がせで上がったところですよ。

アジはどうですか?

中途半端なサイズですが釣れますよ。
(釣れてみて分かったが、
料理するにはもう少し大きい方がよいし、
泳がせ用にはもう少し小さい方がよい
という意味だったようだ。)

なら、やってみよう。

そのボートの少し南側にアンカーを入れて
釣り始める。

なるほど、たまにではあるがアジが釣れてくる。

しかし、それも1時間ほどすると
全く釣れなくなる。

底に落とせばお帰り頂くサイズのカサゴ、
少し浮かせばフグ、
たまにいい引きと思うとサバ。

こんな調子では20匹は夢のまた夢。
ルアーの流し釣りは諦めざるを得ない。

昼を過ぎた時点でアジはやっと78匹、
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40cmを越える大サバが3匹。
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そして、こんなところで珍しくキスが2匹。
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唯一釣れた18cmほどのアジは
早速泳がせてみたが反応はなし。
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天気はいいんだがなー、諦めムードの中、
1時前になって
ようやく魚探にアジらしき反応が入る。

すると、現金なものでアジの入れ食いが始まる。

それから240分まで、
途中お休みタイムもあったが
気分よく釣らせていただいた。

周りのボートは、結構暇そうにしていたので
これもひょっとしたら
五目漁師のボートの下だけ
だったのかもしれない。

女将さんの話では
武山に向かった人は
8時から釣れ始めたらしいですよとのこと、
一方岸寄りは調子がよくなかったようだ。

慣れていない場所での釣りは
機転が利かせられず難しい。

で、今日の釣果はこれ。
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アジは泳がせた1匹を除いて22~24cm、
サバは40~42cm。

五目漁師の釣果には
避けても釣れてしまう天敵サバが
入ることはないが、
大津のサバなら仲間入り。

で、今日の釣った日刺身はアジの5点盛。
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脂もノリノリでさすがに大津のアジは美味しい。

から揚げ。
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こうして中骨まで切れ目を入れておくと
中まで熱が通るし
切れ目単位で身がとれるので食べやすい。

次の日の昼飯にサバの味噌煮。
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夕食にアジの押しずし。
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見栄えは悪いが
丸一日酢の出汁に付けた苦労の寿司。

キスと言えば天ぷら、
それに小さいカサゴとついでにアジを加える。
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アジと白髪ねぎのコチジャン和え。
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刺身に飽きたらこんなものも良い。

因みに、福浦に行っていたらどうだっただろう。
これは福浦に行かれた腰痛持ちさんの釣果。
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久しぶりにアマダイの大漁。型も揃っている。
ただ、五目漁師が行っていたら
サバタンとジギングで
カサゴ狙いの予定だったので
またボだったかも。



アジ釣りも面白いですね。
少し場所を移動するだけでこれだけ変わるとは
思いませんでした。
願わくばもう少し早めに釣れてくれればよかったのですが、
中には諦めて帰った人もいました。

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2020年6月27日 (土)

いろいろ

外出自粛で暇だったわけではなく、
いつでも暇な五目漁師は、
幸いにして
自分の手を動かすのが嫌いではない。

釣りの仕掛けは殆ど全てを自作しているし、
+αの工夫や継ぎ足しも
大概は自分でやることにしている。

最近は餌釣りよりも頻度が増えてきたタイラバ
根に掛けてしまうヘッドの消耗も
あるにはあるが、
フグに狙われたが最後の
ラバー部の消耗はその比ではない。
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一瞬にして
丸裸にされたタイラバが
上がってきた時には
間抜け顔だけでは済まない。

市販のラバー部は結構お高い。
そこで始めたのがラバー部の自作。

ネットを検索すると出てくる出てくる。
なんだ、皆さん作っていたのか。

スカート素材は
まさか自作というわけにはいかないので
ネットで買うが、
これ全部で500円程度。
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左はメーカー純正

一年分はありそうだ。

ネクタイは
ゴム風船から切り出す人もおられるようだが
五目漁師は100円ショップのこんなもの
(シリコン素材のキッチンマット)に
適当な型紙を当てて切り出す。
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一枚で50本近くもネクタイがとれるし、
色んな形のネクタイを作る楽しみもある。
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もうフグなどちっとも怖くはない。
どんどん食べて下痢にでも便秘にでも
なってしまえばよい。


シーズンが短いので
今年も結局一度しか参戦できなかった
オオモリボートのカマスからの大ヒラメ狙い。

カマス釣り用の
バイブレーションジグやミノージグ、
これも結構お高いが
ネットで買うとびっくり安い。

魚から見て何が違うのかわからないが
釣り具屋で買えば2つ分ほどの値段で
これだけ買えてしまった。
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スピンテールが効果的と聞いているので
こんな風に取り付けてこれでOK。
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残念ながら
カマスは既に終盤戦に入ったようなので
お試しは来シーズン待ちになってしまいそうだ。


今年久しぶりにムギイカをやってみようとして
スッテを買いに行くと目ん玉が飛び出る。

なんと一昔前の2倍くらいも
お値段が上がっている。
というか、それなりに釣り師目線の
物(ぶつ)が良くなったようだ。

ひねくれものの五目漁師でさえ
いかにも釣れそうに思える。

昔のオッパイスッテと違って
透明のスッテの内側に
どろどろしたオイル状のものがうごめいていたり
気泡が封じ込められていたりと
なかなか手が込んでいる。

こんなものはさすがに真似られないが
もう一種類、
寧ろこちらが主流かもしれない方は
昔からある緑や赤や白の布巻きや糸巻きタイプ

これなら作れそうだぞ。

そこで、スッテの代わりに
緑と赤のセキ糸を買って帰る。

捨てずにおいていた
破れかけたオッパイスッテの
ストッキングを剥がして
こんな風にセキ糸を巻いていくと出来上がり。
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さて、最後はシマノの両軸リール
炎月プレミアムのメンテというか修理。

このリール、当りが悪かったようで
買った時から調子が良くなかった。

今回は
ドライブギア軸の回転にゴリ感があるので
一点集中でここを調査する。

実は、先日既に一度トライしている。

その時はドライブギア軸を外そうとして
これを止めている固定板のネジ2本を外したが
肝心の軸が外れない。
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これ以上力づくでやると壊してしまうかも、
と一旦諦めて戻した経緯がある。

その後ネットを調べてみると
分解記事が見つかったので
コメント欄でお尋ねしたところ、
多分汚れのせいで固着しているだけでしょう、
特別な仕掛けはありませんから
強引に引き抜いて下さいと教えていただく。
(若様どうもありがとうございました)

今回はそこからのスタートだ。

そうとわかればこっちのもの。
引っ張っただけでは抜けなかったが
少し横に揺らしながら引っ張りやっと抜けた。
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見事に錆が回り、
ベアリングはゴロゴロしている。

こんな塩水を溜める構造だから
サビるに決まっている。
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洗浄しても良くならないので
ベアリングを交換する。
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新しいベアリングは脱脂してから新たに注油する

どうせまた直ぐにサビることは分かっているが
お安くはないリールなのだから
もう少しなんとかならないものかね。


さて、ついでに先日の釣魚料理の続き。

真鯛のカマの塩焼き。
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ヨメサンはお茶漬けのお供に、

五目漁師は押しずしののお供に。
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この押しずしは失敗。
実は木の芽はすし飯と鯛の間に挟むつもりが
間違って上にのせてしまった。

最近こういう間違いがやたらと多くなったが
こっちの方が色合いは良かったかな。
味は変わらないし。

レンコダイの潮汁。
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そして、最近では我が家定番のパエリア。
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真鯛と野菜の天ぷら。
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マダイのアラ煮。
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さて、天気予報をチェックすると
さすがに雨の日が多いですね。
月曜日を逃すと次はいつになることやら。
アジが釣れるようなら大津へ、
駄目そうならこのところだんまりの福浦ですかね。

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2020年6月24日 (水)

五目漁師トンネルを抜ける

6月23日は伊東(オーシャン釣具)に釣行。

こんな時だからどうせ記事にはしないし、
リラックス、リラックス。

と思い普段やらない釣りをやってみたり、
普段攻めないポイントを
意地になって攻めてみたり。

で、そろそろ記事も書かなきゃ
と気持ちを切り替えたのに

依然として
釣れない、魚の顔も見られない
完ボや超絶完ボが続いている。

やっと県またぎの自粛も解除されて
4か月ぶりに息子家族がやって来る。

期間中に新学期のタイミングを迎え
もう3年生になってしまった孫からは
直々に電話があり、

じいちゃんが釣ったイカが食べたい、
イカが無理なら別の魚でもいいよ。
(こいつイカの無理っぽさを
知っているようだ)

そんな一世一代の見せ場の釣りも
マルイカ一パイで終わってしまった。
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2家族の目線が集まる中、
一人で待望のイカ刺を黙々と食べる様子は
さすがに子供らしかった。
(これじゃや分けようがないよな)

もう、ボの付く釣りはごめんだ。

行先は伊東に決めたものの
いつでも出動できる五目漁師だけに
日取り(天気)には慎重になる。

しかし二転三転する予報の中で、
もう待ちきれず
「もし朝雨が降っていたら止めにします。」
とおことわりしながら予約を入れる。

雨じゃなかったら自分も出るよ、とのお返事。

そして翌朝。
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思っていたよりかは空は明るい。
なんとか一日もって欲しい。

今の伊東はサバサバサバと聞いてはいるが
先ずは正面沖でカイワリを狙ってみよう。

市販のサビキ仕掛けの
先っちょのスナップサルカンを切って
先針だけに餌を付けて
天秤吹き流しサビキでスタートする。

しかしこの作戦は失敗。

一発でサバに巻き付かれて
わけのわからなくなった
サビキ仕掛けが上がってくる。

あったりまえだわな。

そこでいつもの2本針
2.5mの吹き流し仕掛けに変える。

サバ以外に先ず上がってきたのはイトヨリ。

そして、3本針ウイリー仕掛けに変えて
待望のカイワリ、
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型の良いイトヨリ(40cm)、
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そして3匹目のイトヨリ。

こう書くとまるで順調のようだが
実はサバサバサバサバ、イトヨリ、
サバサバサバ、カイワリ、サバサバサバ・・・
のサバ祭りで、
仕掛けが底に着くまでに
サバが掛かってしまうことも多い。

ただ、魚探を見ていると
どうやらこれがサバの魚影のようだ。
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こいつがいない隙間を狙って仕掛けを落とすと
ある程度サバが避けられることがわかってきた。

そして、カイワリ、サバサバ、
カイワリ、サバ、ハナダイ、サバサバ・・・
といった具合に改善する。

この調子ならなんとかなるかもしれない。
そこで、あとから出て来られるオヤジさんに
コマセ(2k)の追加をお願いする。

やがてやって来られたオヤジさんから
そのコマセを受け取り、
同時に、これでも飲んで元気をつけてよ!
と冷え冷えのエスカップをいただく。

既にサバ天国の様子をご承知のオヤジさんは
少し岸側に戻ってコアジを釣って
泳がせ作戦のようだ。

五目漁師は早速元気づけのエスカップで
喉を潤す。

すると、果たしてこれが効いたのか
皮肉にもサバが一層元気になり始め、
もう手が付けられない。

とうとう諦めて
タイラバとジギングで沖に出ることにする。

さすがに45mを越えると平和だ。
サバはもちろん、この時期はフグも居ない。

ただ、いつもなら遊んでくれる
イトヨリやホウボウ、ハタやカサゴ類も
だんまりを決め込んだかのように
静まり返っている。

数日前にも現れたというイルカのせいだろうか。
あるいは昨日の荒れ模様で
水温が少し下がったせいだろうか。
(21.5℃程度)

いつものように少しボートを漕いで
3回目のリトリーブを終え
次の一漕ぎに移ろうとしたタイラバの回収中に
やっと本日初めてのアタリ。

半分以上も巻き上げていたので
水深は20~30m程度の中層だった。

おやっ?こんなところで。
こういうアタリはフグなんだよな
と思った矢先だった。

ガッツンガッツンと穂先を叩いた後に
ジージリジリといきなり硬めのドラグが出だす。
おおっ!これはひょっとしたら鯛かも。

慌てて態勢を船べり側に入れ替え、
しばしのやり取りの後、濁り気味の海中に
ひらひらと白い魚影が見えくる。

鯛だ。(59cm)
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どうやら下から追ってきた鯛が
急にスピードを上げて逃げ去る餌に
たまらなくなって飛びついたようだ。

やったね。
やはり鯛は雌の方が綺麗で
見るからに美味しそうだ。

そして時間をおいて、2度目のアタリ。

どうも五目漁師は
フグ恐怖症にかかっているようだ。

今度こそフグに違いない
→いや、ひょっとして鯛?
→これは鯛に違いない
と期待が変っていく中、
上がってきたのは驚きのレンコダイ。
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レンコダイと言えば
アマダイ釣りの外道の代表選手。

普通は20cm、
型が良くても25cm程度であるが
この大きさ(33cm)とボリュームにびっくりする。

その後は、折角追加したコマセも
使わないまま残っているので
カイワリポイントに戻る。

しかし、これが酷い。

魚探で注意しながら仕掛けを落としても
3、4回に一度しか中層突破できない。

しかもやっと突破しても底にもサバ、
更にビシからこぼれるコマセを追って
海面近くまで浮いてきているので
うかつに餌付けもできないほどだ。

さすがのオヤジさんもあきれ果てた様子で
沖に戻った方がいいよと勧めてくれるので
再び沖に向かう。

そこでは一度フグか鯛かの途中バラシがあったが
基本沖は沖で、極めて魚信は少ない日だった。

一面ではなかったので影響はないと思うが
カイワリポイントの直ぐ沖側にはこんな赤潮も。
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で、今日の釣果はこれ。
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真鯛とレンコダイ、イトヨリ1尾はタイラバ、
その他はサバの猛攻をかいくぐってのコマセ釣り

正面沖にはカイワリもハナダイもイトヨリもいる
サバさえ交せばチャンスはありそうだ。

因みにオヤジさんは
40cmのマアジも上げておられた。

そうそう、実は折角カイワリやハナダイ、
マダイが掛かっているのに
またサバかとか、
どうせでっかいフグだろう
と思ってしまうマイナス思考(五目漁師)では
折角掛かった魚とのやり取りの楽しみを
失ってしまう。

これはでっかいカイワリかな、
これはハナダイに違いない
と途中まででも信じて上げてくる
プラス思考の方が今はお徳のような気がする。

がっかりを避けるか
つかのまの楽しみをとるか
何れにしても行きつくところは
サバ野郎に違いはないが。

さて、塩焼きにしたいレンコダイだったが
大き過ぎるので
カイワリ、イトヨリと一緒に釣った日刺身に。
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次の日の夕食に、よく似た感じだが
カイワリとレンコダイ
そして大真鯛の刺身が想像以上に甘くて美味い。
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サイズだけではない、
ボリュームのある40cmのイトヨリを
なんとか姿のままで食べたい。
フライパンでは
半分に切らないとソテーできないし、
と悩んでいると
ヨメサンがのホットプレートを使ったら!と提案

で、ガーリックソテー・トマトバジルソース

これはが大当たり
スペースは十分だし、焼けた後でも保温状態で
熱熱がいただけるのが気に入った。

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これなら家族が集まった時に
50cmの真鯛でもそのまんまソテーできそうだ




やっと、ボの一文字がない釣りができました。
しかし、船べりで暴れるあのサバを掴むと
老人とはいえ日焼けした男の腕がイイーッと
歯ぎしりしながら振るえます。

あとは天高く上がってもらうか
海面に叩きつけるかしかありません。
おっと、冷静に!
次は様子次第ですがアジが釣れそうなら
サバのお持ち帰りもありの大津ですかね。

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2020年6月17日 (水)

止めどなく貧果が続く

 

 

昨日(616日)は福浦に釣行。

実は、福浦行は先の12日、13日を予定していたが
風雨のために断念している。

昨年こんないい釣りをしたのは
丁度今頃の626日だった。
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あれ以来、何度か同じポイントで
サバタンやタイラバを落としてみるが反応はない

ただ、いつもここに来ると
魚探の画面は賑やかになるので
魚の集まる場所であることは確かなようだ。

同じ深場でも
比較的平らな海底を
広範囲に流すアマダイ釣りと違って、
ここはポイントが狭く結構凸凹で
海藻の根などが点在するために
サバタン流しにしてもタイラバにしても
他力本願のボートの流れが決め手になる。

深くて中層で道糸が弛むために
得意のボートコントロールも
なかなかうまくいかない。

そこで今回は無い知恵を絞って
せめてあの時の潮回りと同じ時に行ってみよう
と予定したのが先の予定日であった。

あと、2週間待ってみようか
とも思っていたところに
千葉に住む孫からの電話。

コロナ禍の外出自粛も
少し穏やかになって来たので
(これは本人の弁ではないが)
次の休みに遊びに行くよ!
じいちゃんイカを釣っておいてよっ! だった。

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釣ってきた魚のツルツルの目玉をつついたり
ホウボウの羽を広げたりするのが
好きなことは知っていたが、
イカの注文にはドキッとする。

今のシーズンならまだアオリイカも行けそうだが
あれをやる時には1日を覚悟しないといけないし
ムギイカは終わったようだし、
マルイカかな?

で既に車に積んでいた
サバタン流しとタイラバの道具に
スッテとエギシャクリの道具を加え
今回の釣行になった。

真っ当な釣りではなかったが、
福浦の前回と前々回の釣りでは
遊漁船の真似をしてムギイカ狙いをやってみたが
それぞれ3杯と超絶完ボに終わった。

こんな海を漕いでいると今日こそは行けそうだ。
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(5時半)

朝が早い福浦行では
途中で買うことができないために
いつも自宅の冷蔵庫で作った氷を持っていくが、
これでは足らないかも、
いや昼あがりなのでなんとかなるかな?
今日は火曜日なので青木釣具は閉まっているし、
帰りのコンビニで補給しよう
と とらぬ狸を繰り返しながら
先ずは沖の自称カサゴポイントを目指す。

1投目、アタリこそないが
心配していたボートの流れは問題なさそうだ。

2投目、小さいカサゴ、
3投目オニではなさそうだが
そこそこのカサゴかな?

と思ったらなんとこれは想定外のイネゴチ。
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こんなところで珍しい。

で、少し期待したが後は続かない。

ふと、海面を見て犯人はこれかな
と言い訳材料に気付く。

赤潮の残骸だろうか
海中にはもやもやとしたゴミが漂っているし、
海面は糞尿のような膜が覆っている。
これじゃ底まで光が入らないはずだ。

潮の流れが変わるのを待とう。
で、一旦いつもの浅場(-40-70m)に戻る。

そこで先ずはマルイカ狙いのスッテを出してみる
竿が短いのでスーッというよりも
ポコポコと叩いてみたり
シャクリ上げて止めてみたりするが
なんの反応もない。

周りを見てもそんな釣りをやっている様子はない。

皆さん孫に頼まれたかどうかは知らないが
居ないんだわな!

直ぐに諦めて、今度はタイラバを始める。

こいつなら今の不調脱出を
何とか助けてくれそうだ。

長年設置されていた高浦の定置網が撤去されたが
その辺りに
いくつかのボートや遊漁船が集まっている。

そりゃそうだ、
魚が入らないので撤去されたとはいえ
集まりたい心理は分かる。

でもな、・・・
きっと撤去後のロープなどが
海底に散在しているだろうから
タイラバはやばそうだ。

五目漁師は遠巻きに眺めながら
その沖を三つ石方面に流す。

しかし、少し沖目に出ると
例の濁りと汚れが目立ってくる。

駄目だ。
もう10時になってしまったので
そろそろカサゴかマルイカかの判断を迫られる。

結果、未練がましくタイラバを落としながら
早朝のカサゴポイントに戻ることにする。

このころから少しずつ南風が強まって来たので
タイラバを落としては北に流され、
漕ぎ戻ってはまた流されてで
なかなかカサゴポイントには到着しない。

どうやらそこに気持ちが向いていないのは
自分で分かっている。

チンタラと1時間ほどもかけて
漸くカサゴポイントに到着する。

だがしかし、朝の汚濁は多少は収まったようだが
今度は風が結構きつい。

仕掛けが着底した頃には、もう道糸が
海面に対して30度くらいまで傾いている。

これでは怖くて流せないし、
40号の錘では流せば流すほど斜めって来る。

なんとか23度落としてみたものの
反応もないので直ぐに諦めて
あてもなく正面の定置網側に戻る。

困り果てて、虚ろにタイラバをやりつつ、
一層のこと定置の内側
(もちろん定置網の中で魚の横取りではなく、
定置の岸側)に入って
もう一度マルイカを狙ってみよう。

今度はスッテではなく
エギシャクリをやってみよう。
少し深いが
これならアオリも掛かってくれるかもしれない。

時間はあと30分しかないので
先に他の道具を片付けて正に最後のあがきだ。

沖と違って浅いし、風も弱いので
逆に丁度いい感じでボートは流れる。
しかも不思議と嫌な糞尿の膜もない。

期待薄の4回目の流しだった。
ガツン!ではなくカツン、 おや?くらいの感じで
どうやらイカが乗ったようだ。
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居るではないか、イカ君。

いやいやカサゴは悔しいが
これで孫には取りあえず顔向けができる。

で、イカは大切に冷凍庫に、
貧果の中からカナガシラの唐揚げ
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イネゴチは半身を洗いに。
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参りました。
コロナで身に付いたサボり癖。

今回も記事は止めようかなと思っていたのですが
自分記録、釣れない時も書いておかないとなって感じです。

なんとか、貧果続きを断ち切りたいのですが
次も大穴狙いのオオモリボートにするか
アジが来てくれれば手堅い大津にするか
タイミング次第ですね。

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2020年6月 9日 (火)

久し振りの釣行記事

 

 

コロナ禍中。
折から始めた集活記事(集活-その0
なんとかブログは休止しなくて済んだが、
肝心の釣り記事は
もう2か月近くも途絶えてしまった。

この間、
釣りに行っていないわけではなかったが
世の中が深刻な時に
釣った、釣れないの
記事を書く気にはなれなかった。

実は前前回辺りから
そろそろ書こうかなと思い始めたものの
前前回は完ボ、
前回は超絶完ボだったので
都合のいいコロナ休止を理由に
書くのは止した。

福浦では2回にわたってムギイカ狙いで
完ボ(3パイと0ハイ)、
伊東はタイラバオンリーのボ、
先日はカマスからヒラメ狙いの
オオモリボートで超絶完ボ。

コロナ休止がなかったら
一体どうなっていたことかと冷や汗ものだ。

同時に、自分記録とは言え
釣果をあからさまにすることが
かなりの負担になっていたことがよくわかった。

普段なら時間が迫ってくると
なんとかしようと引き出しをかき回し、
あれやこれやとあがき始める。

どうか釣らせて下さいと神様にお願いもする。

もう終わったわけではないが、
期間中はもちろん沖上がり後の
仲間や店主とのおしゃべりはなし、
温泉はなし、
直帰しシャワーを浴びると
サッパリ、スッキリでハイお終い。

魚がないので料理もない。
釣り記事は書かないので
釣れなかった言い訳もない。

この気楽さでこのまま、
無期限休止になってしまいそうな
気さえしてきたので、
今回はシャキッと気持ちを引き締めて
釣る気満々、書く気満々で伊東に出掛けた。
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今の伊東はたまにカイワリが釣れるものの、
サバに加えて早くもフグも出だした
と聞いているので
タイラバとジギングで
沖を北から南まで流してみることにする。

狙いは、真鯛だが、
オニカサゴやアマダイ、ハタなど
型がよければなんでもよい。

最近は、シンプル系のタイラバが
流行っているらしいのでこんなのを準備した。
2cas202726s 
右2つが 従来のゴージャス型

自宅の湯船で曳いてみた限り
五目漁師的には
舞い降りる天女様をイメージする
なかなかの出来だ。

魚は蛸と勘違いして
タイラバに食いついてくるとも聞くが、
五目漁師がそうだったように
タイラバを疑っている方に
こんな動画はどうだろうか。

いつもは湾内の南側からスタートし
北側(マリンタウン側)に向かって
流すことが多いが、
午前中は北東、昼からは南東の風予報なので
先ずは北側に向かい
風に押されながら流すことにする。

水温の高まり(本日22℃弱)に伴って
移動中には海中のあちこちで
盛大なベイト反応がみられる。

そんな時にはついつい
ジグやタイラバを落としてみたくなるが、
どこで落とそうが、どこを流そうが
獲物の活性は甚だしく低く、
結局午前中は
ほとんどアタリすらないままで終わってしまう。

昼を過ぎると予報通り
南寄りの風が強くなってくるが、
少し活性も上がってきたようだ。

やっとイトヨリ(30cm)、
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ウッカリン(28cm)。
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他にサバとフグが相手をしてくれるが
コマセ釣りを邪魔する彼らの本気度ほどではなく
丁度暇つぶしになる程度だ。

何度か鯛らしきアタリもあったが
コマセ釣りで言うと食いが浅いというやつで、
ネクタイを咥えた鯛と引き合いはするが
針に食いつくまでは至らない。

今日は、サングラスを忘れてしまった。
時々疲れた目をいやすために
目を瞑りながら流す一方で、
瞑ったついでに神様にお願いもしたし、
最後には 釣らせろよ!!
と大声で悪態もついたが
釣果はここまでに終わった。
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カサゴは釣った日のこりこり感こそが
釣り師ならではの特権と思っているので
もちろん釣った日刺身に、
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実は休止期間中に何度か釣れたイトヨリは
煮つけにしてやや飽き気味にあったので
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前々回の伊東のイトヨリ

今回のイトヨリとカレイは
ガーリックソテー・トマトバジルソース
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ついでに、不調続きの中、前々回の釣りで
オヤジさんから頂いたカイワリは貰った日刺身に
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カイワリの刺身はやはり美味かった。


 

県またぎに際しての電光掲示板の表示が
今は来ないでくださいから
できるだけ自粛してください(違ったかな?)とか、
慎重にお願いしますに変りました。
7月に入ったら久しぶりに孫が千葉からやって来る予定ですが、
イカを釣ってきてくれと無理難題。

何度か挑戦してもし釣れれば冷凍保存しておこうかと考えています。

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