集活-その6(青物自慢)
コロナ騒ぎでおとなしくしている間に
もう夏の陽気になってしまった。
こんなはずではなかったが、
釣り記事の合間に挟もうと思って始めた集活も
いよいよ今回の青物自慢で
もうネタ切れになってしまう。
さて、手漕ぎボートの対象になる青物と言えば
ブリサイズを含んだワラサ、
カンパチ(ショゴ)、ヒラマサといったところだが
カンパチは
せいぜい40cm前後のシヨッコサイズ
30cmクラスなら数釣りしたことも
ヒラマサは昨年、エンジン艇で出た
五目漁師の故郷、舞鶴の沖合で
初めて小型のサイズを釣ったが
手漕ぎボートでは未だ釣ったことはない。
我が家ではワラサは持ち帰っても
ヨメサンは食べないし、
五目漁師自身も刺身なら4、5切れで十分なので
決して狙って釣る魚ではない。
どちらかというと
泳がせによるヒラメ狙いや
タイラバによる真鯛狙いの外道として
釣れてしまう魚であるが、
掛かった時の走りっぷりは
ヒラメや真鯛の比ではない。
泳がせの場合には道糸、ハリス共に太い
(PE3号又は4号、ハリス5~8号)ために
強引に(2、3分ほどで)巻き上げてしまうが
タイラバ(PE1号、リーダー4号)の場合には
そうはいかない。
川奈で
初めてタイラバで掛けた80cm超えの時は
慎重だったせいもあるが
恐らく40分程もかかったと覚えている。
同じく川奈の水深70mの底で掛けたワラサは
やっと上がった時には
ボートが流されたのかワラサに曳かれたのか
水深は40m弱になっていた。
福浦の80cm超えは遠くの方で海面に浮き
何度も何度もジャンプし、
これも手こずらせてくれた。
伊東のマリンタウン沖で掛けた80cm超えは
周りに何もないので
安心して引きを楽しんでいる間に
ボートが曳かれて
なんとアジポイントまで流されていた。
力いっぱい巻いているようで
実はハリス切れがないように手加減している。
これが返って
腕をパンパンに疲れさせてしまう。
遊漁船で釣る(釣ったことはないが)
大物と違って
手漕ぎボートでは周囲にからむものがないので
存分に青物の引きと
切れてくれるなというスリルを
楽しむことができる。
今までに釣り上げた
ブリクラスを含むワラサの釣果を
表にまとめてみた。
昨年は身辺で50cm超えのショゴの話を
何件か聞いた。
同じ青物でもカンパチなら
持ち帰ってなんとか消費できる魚なので
今年は是非狙ってみたい。
さて、暇にまかせて始めた集活であったが、
未整理のまま
大量にあった写真の整理はできたし、
元々自分記録で始めたブログ上で
釣果の整理もできたので
やってよかったと思っている。
こうして並べてみると
どれがどの時だったかは
記憶が定かではないが、
周りの景色、
獲物を早く確かめたいと
はやる気持ちの中で
ぼんやりとやがて見えてくる魚体の影、
そして玉網どりの瞬間など
あの時のシーンや手首や腕の感触が
断片的ではあるが蘇ってくる。
先の記事でも書きましたが、
五目漁師個人としては表現の仕方に違和感があるものの
来ないで下さいと懇願される中で出かけたところで
なにも楽しくはないので
県界をまたぐのはもう少し辛抱しようと思っていますが
福浦辺りに正しく出かけてみようと思っています。
マルイカでもやってみますかね。
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良いブリ(ワラサ)を釣られていますね。後半はタイムリーに覚えていますが、流石です。私も五目さんと同様に圧倒的にカンパチ派です。ワラサはまーまー太っているのに脂が全くのハズレもあり、見分けが付け辛く、更には、あの長ーい虫が居ると食欲減退してしまいます。でも、たまに旨いイナダもいますので悩ましいです。
静岡には行き辛いので神奈川県内でソーシャルディスタンスを保ちつつ、そろそろ釣行してきます。イカとタコでも狙いますかね。
投稿: MBL | 2020年5月15日 (金) 21時03分
MBLさん、こんばんは。
やっぱりカンパチがいいですね。
今年は私もでかいのをあげてみたいです。
福浦でも昨年上がっていますしポイントも聞いていますので
狙いです。
マルイカ、ムギイカをやってみようと思い今日釣り具屋に行きましたが
スッテが高いのにびっくり。
昔のにセキ糸を巻いて蘇らせました。
閉まってしまった駐車場が元に戻らないと元気が出ないですよね。
私は福浦ですね。
投稿: 五目漁師 | 2020年5月15日 (金) 22時49分
おはようございます。
青物も大型のものにはご縁がないですね。こうして記録を拝見して比較してみると私のボート釣りの釣果はかなり貧相なのが良く分かります。
ボートでの青物釣果は泳がせかルアーのがほとんどなんですね。遊漁船だとオキアミでも釣れますがボートだと食わないのでしょうか。
夏のサバシーズンになったらジグやタイラバを中心に釣りをしたいと思いますが、カイワリが数出ているウチはカイワリを狙いたいな、と思っていますが中々難しいですね。
投稿: まっく | 2020年5月17日 (日) 09時34分
まっくさん、こんにちは。
寧ろ伊東ではルアーでワラサを釣っているのは私くらいで
毎年2,3尾はオキアミ餌で上がっていますよ。
魚が集まるところには小魚も沢山いますので
餌だと例えばロングハリスにするなどして小魚を避けないといけないですね。
沖のタイラバはオキアミ流しに比べるとはるかによく目立ちます
しかも小物よけの効果がありますから大物の可能性はアップするのでしょうね。
投稿: 五目漁師 | 2020年5月17日 (日) 16時26分
おはようございます
流石といった釣果ですね
釣り場にこだわらず釣っている事が、また素晴らしいです
また、表を見て意外だったのは
川奈、福浦ではタイラバ、伊藤、大津では泳がせと
釣る時期に関係ありそうですね
私は8割方ビシ釣りで上げてます
一番は観音崎でしたが、この2~3年釣れてはいません
ボート釣りの中では一番の魚と想いますがチャンスは少ないですね
水温の上昇に関係あるのか
あるとすれば、カンパチが気になります
投稿: 趣味人たけ | 2020年5月18日 (月) 06時58分
趣味人たけさん、こんにちは。
ワラサ釣果のタイラバと泳がせの違いには言われて初めて気づきました。
ただ、大津の海苔棚シーズンに仮にタイラバに掛かったとしても
十中八九上がっては来ないでしょうね。
私は逆に、以前はロングハリスでワラサに期待して釣っていましたが
一度も釣ったことがないですね。
カンパチはワラサに比べると水温に敏感で期間が短いことがネックだと思っていますが
今年はタイラバで50cm超を狙ってみるつもりです。
投稿: 五目漁師 | 2020年5月18日 (月) 09時40分