フォト
無料ブログはココログ

« タイラバの魅力 | トップページ | 気まぐれなカイワリに唖然 »

2019年11月14日 (木)

久し振りの中深場釣り

 

 

昨日(1113日)は
福浦(エトーボート)に釣行。

今回は以前からタイミング
(それぞれの都合と天気)が合えば
一緒に行きましょう
と声を掛け合っていたAPさんを
前泊の茅ヶ崎でピックアップする。

福浦の朝は相変わらず早い。
5時半には既に海上に浮かび
準備万端整えて明るくなるのを待つ。

闇の中を外に漕ぎ出すのは非常に危険だ。
昼間でさえ前方の視界が悪い動力船が
運悪く丸太に当たるようなものだ。

今日は風と波の様子次第では
沖の中深場に出てアカムツを狙う。
Dsxp194993s

少し風があるが
予報では少なくとも収まる方向になっているので
これくらいなら行ってみない手はない。
APさんと相談して沖出しする。

ポイントに着き、,
水深180mからスタートするが
ボートは
かけ下がりの沖に向かって流されるために
一流し毎に漕ぎ戻る。

直ぐにクロムツが2連で掛かって来たので
調子は上々と思っていたが、
後はハリス切られや途中バラシが続く、
それに小さいユメカサゴが多い。

ユメカサゴであろうが何カサゴであろうが
魚が掛かってしまうと
仕掛けを上げないわけにはいかない。

水深+αで300mも道糸が出ていると
仕掛けを入れて、釣って、引き上げて、
元の場所に漕ぎ戻るまでに
2030分は要する。

計算すると
6時から11時まで5時間やったとしても
投入回数はせいぜい1015回。

小型のユメカサゴなどを
相手にしている場合ではない。

後半に入った頃だった、
更に沖に出て
豆粒の様になったAPさんから電話が入る。

五目さんアカムツが釣れました。
40cm位ありそうです。

やったね。

前回もそうだった。
APさんが比較的良い型のアカムツを
始めてこのポイントで釣って見せてくれた。

お陰で、
本当に居るのか居ないのかの
迷いが吹っ切れて
その後、確かな期待を持って釣りができた。

その時は、結局APさんが釣ったのよりも
2回りも小さいのが
なんとか1尾釣れただけに終わったが
一つ前の記事でも書いた通り、
手漕ぎボートの流し釣りは
正にターゲットを見つけ出す釣り。

APさんは、
自称底釣り師を標榜されるだけに
(最近はもっぱら
アジ釣りに専念とお見掛けしていたが)
この深い海でさえも
アカムツの居場所を
嗅ぎつけてしまう臭覚には驚かされる。

むむー、もう少し深いところの方が
良さそうとわかってはいるが、
GPSの航跡を見ていると
これ以上沖に出るのは
色んな意味で億劫になってしまう。

仕方なく同じ程度の深さの範囲内で
目ぼしい地形を探しながら
流して行くがまたもやクロムツ、
Dsxp194994s

そしてシロムツ。
Dsxp194997s

止まっていた潮が再び流れ出したので期待するも
11時半には沖上がりとなる。

これは海岸でお披露目のAPさんの釣果。
1573733658464s

なんと型の良いアカムツ(40cm37cm)
揃っている。
ユメカサゴも五目漁師のよりも型が良い。

そして、こちらは五目漁師の釣果。
Cas19a1372s

おやっ?
真ん中にアカムツが!

残念ながらクロムツが釣れなかったAPさんが
どうしてもクロムツを食してみたい
とおっしゃるので
仕方なく交換に応じさせていただいた。

AP
さん、ありがとうございました。
釣果に花を・・いやこれで
頑張って漕ぎ出た中深場釣りの釣果として
正しい見栄えになりました。


さて、
今回はいつも以上に食の楽しみが大きい。
事情があって、
釣った日は捌くだけで料理はなかったが、

次の日の昼食に
アカムツの塩焼きから始まる。
Cas19a1377s

驚いたことに、焼いている最中に
グリルの中でボッ!と聞こえたので覗いてみると
なんと中で炎が上がっている。
慌てて息を吹きかけて消し止めたが、
その後もジュリジュリと脂が滴り落ちる。

以前にも書いたことがあるが、
美味い不味いは人それぞれの好みなので
あまり言わないことにしているが、
こいつは凄い。
脂でとろとろの身は明らかに
他の魚とは食味が違う。

柔らか! とか
口の中でとろける甘味! とか
TVの食い物番組で定番の
安物臭い表現は嫌いだが
それを言うならこれを食ってからにしてね!
と言いたくなってくる。
APさんにあらためて感謝)。

そして、アカムツの刺身と炙り、
Cas19a1390s

アカムツの握り、
Cas19a1395s

クロムツの煮付け、
Cas19a1411s

シロムツの塩焼き、
Cas19a1405s

ユメカサゴの唐揚げ。
Cas19a1401s

やはりアカムツの塩焼きが別次元で美味しかった。



秋シーズンの真っただ中、
あれも釣りたい、これも釣りたい、
あれもやりたい、これもやりたいと焦っています。

本日もポチッとよろしくお願いします。

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

« タイラバの魅力 | トップページ | 気まぐれなカイワリに唖然 »

<!ー020福浦釣行ー>」カテゴリの記事

コメント

一昨日は有難うございました!
五目さんが居ないと一人ではとても行くことが出来ない場所です。
クロムツ交換して下さり有難うございました!
我が家ではクロムツが最初に売り切れました(笑)!

アカムツ、脂が豊富で、身も甘く火を通したりした食べ方の方が段違いに美味しい食べ方だと五目さんの料理を見ながら感じました。
酢飯とも合うな~と思っていたら、写真に垂涎物の寿司が並んでるし、刺身には柑橘類があるし、腕も料理の選択センスも遠く及ばないと改めて痛感しました(^o^;)

アカムツが釣れたポイント、ラインが320m出されました。
前回より明らかに深い場所に落ちてますね。

魚探のない私は、長流しと錘が海底に当たる感触で魚の居場所を見つけるしかないので悪戦苦闘で、7回しか仕掛け投入出来ませんでした。
せっかく見つけたアカムツの居場所も目印にしていたブイが見つからなくなって、2匹が限界、そのあとは自分の居場所が分からず迷子になる始末、久しぶりに海の怖さを実感した日でした。
大吟醸さんからの「海を舐めるな」という警告だったのかもしれません。

次はGPS とボート釣りナビを使えるように修行したいと思います(^o^;)

ほんとアカムツは別格の美味しさですよね~^^
あの脂の甘み 皿についたものまで舐めたくなりますね
私は卵巣まで生食しています

APさん、こんにちは。

お疲れさんでした。
少しいつもよりは沖まで出ましたが
福浦の場合はあの急登がある限り、漕ぐこと自体は大したことはないですね。

深場の魚は総じて脂はのっていますが、アカムツの甘さは格別ですね。
APさんのお陰で堪能することができました。

GPSがないと流れ感が掴めず、
APさんが感じている以上にボートは流れていたと思います。
次回は是非GPSを準備してください。

準備したホタルイカが丁度なくなりましたから
私は12,3回は流していると思います。
APさんが7回であれだけの釣果ですから連で上げてくることが多かったということですね。

ホタ針を使ってみると、掛かってしまった魚はそう簡単には外れないことがわかりましたので
針数を多くして連釣をやるのが賢そうですね。

マリン・ブルーさん、こんにちは。

以前釣った1尾は小さかったせいかあんまり感激しなかったのですが
今回は驚きの甘さでした。
刺身は柔らかいなりにもしこっとしていますが
熱を加える一方的に柔らかく、甘さが増すようです。
驚きでしたね。

初めまして!
自分も、福浦のボートはお世話になっております。普段は、甘鯛を主にやっているのですが、今週末、中深場やろうかなと思ってます!

アカムツ、クロムツ、いいですねー!!

福浦沖はドンブカになってるのでそんなに大変じゃ無いと言ってましたが…

ポイントはどの辺でしょうか??
海図見ると、150mから、300mまで一気に落ちてる場所がありますがその辺でしょうか??

良かったら教えてもらえませんでしょうか??

図々しく申し訳ございません。

i.tさん、はじめましてこんにちは。

ポイントは180mあたりから250,300mと急に深くなる辺りです。
ボート乗り場からは南東方向、石切り場の正面辺りになると思います。

多分エンジン艇だと思いますが、波も風も岸沿いに比べると厳しいですから
安全(天気の変化の見通し、船の整備、服装など)には
十分すぎるくらい注意して下さい。

今回の記事にもありますが
余りポイントは意識されずに深さを意識されたらよいと思います。
釣果を楽しみにしています。

ご丁寧にありがとうございます。

はい。天気の変化には要注意ですね!
一回痛い目みてますので。

ちょっと風吹いて来たなと思って、熱海、初島方面の海見たら、白波が立っててそれが一気に入って来て、危うく転覆しそうになりました。

i.tさん、こんばんは。

いいえ、どういたしまして。

私は、福浦の沖に出る場合には
初島や三石の釣り天気予報をチェックします。
それと釣り前後の予報も確認されるとよいと思います。

お気をつけて行ってらっしゃい!

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« タイラバの魅力 | トップページ | 気まぐれなカイワリに唖然 »