フォト
無料ブログはココログ

« 気まぐれなカイワリに唖然 | トップページ | お駄賃釣り »

2019年11月22日 (金)

タイラバボウズも嬉しい釣り

 

 

昨日(1121日)は伊東に釣行。

数日前のお客さんのヒラメの釣果に魅せられ
あまり日をあけずに再び伊東釣行になった。

午前中にヒラメを狙って、
その後はやはりタイラバが外せない。

(これは内緒であるが)
実はこの前日には
オーシャン釣具のオヤジさん自らも
同じポイントに漕ぎ出られたが
あいにく泳がせ用の小あじが釣れずに
完ボに終わっている。

五目漁師はアジがいるからヒラメがいる、
アジがいなけりゃヒラメは居ない
と思いつつも心配になって
途中で泳がせ用のアジを買って行く。
1dsxp195034s

やっと秋らしく少し寒さを感じるようにはなってきたが
水温はまだ20℃あり、
手を入れるとお湯のようだ。

ポイントに着くと、
アジが手元にあるので
直ぐに泳がせ仕掛けを入れる。

一方で、コマセ釣りを始めるや
掛かってきたのは、
なんと、1200円もはたいて買ってきた
あの小アジではないか。
2dsxp195042s

釣具店の水槽で泳いでいたアジよりも
この海の環境に慣れたアジの方が
元気に泳いでくれるはずなので
せいぜいこちらのアジ(マルアジ)を
使ってやろうではないか。

丁度時合いの様だ、
コマセ釣りの方にはアジに混ざって
イナダ(48cm)やチャリコが釣れて来る。
4dsxp195043s

再びいい引きはまたイナダ。
3dsxp195036s

まだまだ釣れそうな気配がするが
イナダはこれ以上釣っても後が困るだけなので
大物期待でロングハリス4号1本針に替える。

そんな中で、チラ見の泳がせ竿が
ズボッと海面に突っ込んだので
慌てて竿掛けから外し聞き合せたがすっぽ抜け。

既に十分な重量感があったので
掛かったと思ったが どうやら
生き餌を咥え込んでいただけだったようだ。
残念!

ここで、オヤジさんから電話が入る。

どう、釣れてる?

イナダが来ましたよ。

アジは?

折角買ってきたのに
ここで丁度良いサイズが釣れますよ。
来ませんか。

昨日の今日で疲れているけど
アジが釣れるなら行きたいね。
考えてみるよ。

この“アジが釣れる”が
オヤジさん出陣の決めに手なったようだ。

4050分後にはオヤジさんがやって来る。
5dsxp195046s

直ぐに小アジが釣れて泳がせをスタートする。

しばらくすると来たよ!

見ると竿が逆Uの字に曲がっている。

後ろからで魚体はみえないが
取り込み時にはヒラメ特有の大暴れで
バシャバシャ音と共に
激しく水しぶきが上がっている。
どうやら大物の様だ(63cm)。

いいな。
五目漁師には朝の一発以降
泳がせにアタリはなく
イナダが3本とチャリコで
11時にはコマセがなくなる。

実は、最初からの予定とはいえ、
先ほどから早く沖に出てタイラバをやりたくて
気もそぞろだった。

今日は大物が来そうな気がするから
ここで粘ってみるよ
とおっしゃるオヤジさんを後に
五目漁師は沖に出る。

ただ、出たはよいが風も潮もない。
スカスカ感のタイラバで
あのフグさえ遊んでくれない。

-45m-55mを約3時間漕ぎ回ってみたが
結局一度のアタリもなく時間切れになってしまった。

浜に戻りがてらオヤジさんの様子を見に行くと、
丁度大物との格闘が始まったところだった。

今掛かったよ。
ワラサだと思うけど結構大きそう。
どんどんドラグが出ちゃうよ。

穂先がグイングインと勢いよくお辞儀するが
ヒラメの時よりも曲がりが少ないのは
青物の証拠だ。

さすがに落ち着いた竿さばきだ。
片方の腕で大物を操り、
もう片方の腕で邪魔になる別の竿から垂れている
仕掛けを巻き上げたり
ボート内を整理しながら格闘が続く。
6dsxp195049s_20191123074901
 
10号の泳がせ仕掛けなので
ハリス切れの心配はないが
掛かりが浅く口切れしたりすることや、
最後の難関はアンカーロープへの巻き付きだよ
とおっしゃる中で
少し巻き上げたと思うとまた出される。

もう20分くらいはたったであろうか。
一瞬、心配していたアンカーロープに
巻き付いてしまったかという懸念もあったが
それは重くて魚が動かないがための
感覚であったようだ。

今日は澄み潮なので
もうそろそろ見えるころなのに
なかなか見えてこない。

7m、覗き込む、
でっか! 
やっとおやじさんには姿が見えた。

その数10秒後、
五目漁師の目前に真っ黒な丸い背中が
ヴォッコ! と姿を現す。

ブリ(102cm)だ。

何回かのトライで無事にネットイン。
7dsxp195065s

おめでとう!

で、オヤジさんの釣果。
Dsc_0981a

始めに上げた63cmのヒラメでさえ小さく見えてしまう。

で、五目漁師の釣果。
Cas19a1454a

最近はもっぱらいただく方に回っている。
3尾いたイナダの内2尾はオヤジさんに貰って頂いた。

このヒラメはありがたい。
あくる日には息子家族が遊びにやって来たので
自慢げにヒラメ三昧を馳走する。

ヒラメ、イナダ、タイの刺身盛り。
Cas19a1461s

和風カルパッチョ。
Cas19a1503s

上にのせたのはえんがわ。

にぎり。
Cas19a1500s

から揚げレモンソース。
Cas19a1481s

ハーブマリネ焼き。
Cas19a1487s


鯛の塩焼き。
Cas19a1473s

イナダの香味揚げ炒め。
Cas19a1492s

 

 

見物している私の方はバレるなよ、バレるなよと
ヒヤヒヤ、ドキドキでしたが

ご本人は終始余裕の釣りでした。
無事に玉網に入った時には思わず万歳でした。
感動のある釣り、楽しいですね。

本日もポチッとよろしくお願いします。

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

« 気まぐれなカイワリに唖然 | トップページ | お駄賃釣り »

<!ー010伊東釣行ー>」カテゴリの記事

コメント

おはようございます
良い釣りですね
読んでいるいるだけで手に汗が滲み
釣り上げた“どうだ!!”の写真を見て
一緒に見ていた気分で嬉しくなりました
これがボート釣りの醍醐味
釣りは良いですね
また、五目漁師さんのイナダやチャリコ
これなら嬉しい釣果です
大物は時の運
大物は釣って楽しいですが
持ち帰って苦労します
いつの間にか食べ頃サイズで良しと
そんな釣りになっています
なにしろタモを忘れるぐらいですから

趣味人たけさん、こんにちは。

おっしゃる通り、正にボート釣りの醍醐味ですね。
ここに居るはず、今日は釣れるはずという
オヤジさんの執念にも驚きましたが
自分で釣ったように嬉しかったです。

一昨年は観音崎のマダイの記録更新(85cm)も見届けていますし
今度はオーシャンの青物の記録更新でした。
自分でやりたいですね。

私はボートに乗ると先ずタモをセットします。
先頭打者ホームランは結構多いと思っています。

水温はまだ20℃ありますからこれからしばらくは
狙えそうですよ。

こんばんは🎵
お疲れ様でした!

五目さんの釣行間隔が短すぎて、コメントを入れる暇がないです(笑)。

親父さん、おめでとうございます🎵
それまでは私の82㎝5.5kのワラブリが記録だったのかな?
まあいいや、記録は破られるためにある!(笑)

次は私が親父さんの記録を破りましょう(多分)。

さて明日は大津のガレ北で、この前落としたワラサと勝負です。

何とか正月の料理に華を添えたいと思います(笑)。

本当に最近の悪天候の中の貴重な快晴時に多く行かれてますね、羨ましい限りです。
息子さん方々もあのような見事な料理が振る舞われるようでしたらまた来たくなりますね。
でも、そのプレッシャーのあまり殺気が出過ぎてタイラバに魚が寄り付かなかったのではないでしょうか!
周囲の方々から魚を分けていただけるのは五目さんの人柄ならではでしょうが、お返しが大変ですね、カイワリいっぱい釣らなければなりませんね、笑。
あすは、晴天を求めて西伊豆に行ってきます。

腰痛持ちさん、こんばんは。

いやいや、腰痛持ちさんの釣り間隔が短かすぎて
コメントなど書く暇はないと思いますよ。

私がわざわざ沖に出ているのにあんな岸沿いにこんな魚が居るんですね
びっくりしました。

大津には行こう行こうと思いながらもなかなかいけません。
今度腰痛持ちさんが落とされたらタイラバ持って拾いに行きますよ。

MBLさん、こんばんは。

余りに好天気を狙いすぎて、
この日もそうでしたが無風のタイラバやスロージギングはきついですね。
魚が掛かる気がしません。

気分的に最低でも40mは欲しいと思っているのですが
今回のブリを見て考えが変わりました。
次回は岸沿いもじっくりと狙ってみたいと思っています。

カイワリはどうしたんでしょうかね。
まだ水温が20度ありますからこのままで終わるはずはありませんが
今年中にお返しはしなくっちゃです。
そろそろこてこてに脂がのった美味しいカイワリですよ。

こんにちは!

まずは親父さんですね。
メーター越えとは!
ボートでこれを上げたらクーラーに入らないですから直ぐに凱旋帰港ですね。
いやぁ、凄いです。
宣伝効果もきっとグンバツでしょうね。

先般の海の中の季節の移ろいだけでなく、更に短期間の時合いや局地的な状況も影響があるのでしょうね。読み勝ったのは流石、経験からの実績としか言いようがありません。

五目漁師さんも朝一発目残念でしたね!イナダは普段伺っている仕掛けの太さから考えるとかなりスリリングだったのではないでしょうか。

自分の判断で動ける釣りですので厳しい状況になるのも、良い結果が出た時の喜びも全部自分のモノ。私の周囲で釣りを始めた人達にも伝えたいですねぇ。

最近ヒラメもとんと食べていないので次は伊東で、、、アジは買っていって試したいところです。

まっくさん、こんばんは。

そうですね、こんな時のために大きな保冷バックなどを積んでおくといいですが
電車釣行ならオヤジさんに引き取ってもらうか切り刻むしか方法はないですね。
なんて、心配するのも楽しみですね。

私も80cm超えは2度釣っていますが、メーターを越えるととんでもない大きさです。
水面に浮いた巨大な影のイメージは今でも焼き付いています。

これくらいのイナダなら3号ハリスで問題なく上がりますがこんなでかいのがいるなら
最低でも5号は欲しいですね。

釣りの楽しみ方は色々ですが、
今回はオヤジさんの信じて待つ執念と落ち着いた竿裁きに脱帽でした。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 気まぐれなカイワリに唖然 | トップページ | お駄賃釣り »