カンパチ狙いは完ボに終わる
昨日(10月27日)は福浦(エトーボート)に釣行。
今年はボート釣りでカンパチ
(ブリと並ぶ出世魚で小さいのは
シオッコとかショゴというが
仲間内では何故か小さくてもカンパチ)
の釣果をよく聞く。
釣ってよし、食ってよしは
カンパチかシマアジかと言われる魚。
五目漁師もせめて50cm超え、
さらには60cm超えを釣ってみたい。
先週はブログにコメントを下さる
カヤック釣り師のMBLさんから
タイラバで60cm超えと、弱の2尾を釣り上げた
という話を聞かされ、俄然、元気が出る。
大物狙いとなると
やはり根回りで水深が欲しい。
五目漁師の釣り場的には
福浦が一番可能性が高そうだ。
ということで、福浦沖の根回り、
水深100mを目指す。
しかし、結果は表題の通り
完ボに終わったので本日唯一の釣果、
この素晴らしい朝焼け写真を
ドーンとトップに貼り付けて
中身をごまかそうとしたが
ダメな時には全てがダメ。
あいにくのピンボケ写真で
これ以上大きくはできないのが残念。
さて、沖のポイントに着いて早速、第1投目。
100mともなれば80gのタイラバの着底までには
結構時間が掛かる。
程よい潮流があるらしく
その間に道糸は斜めって行く。
この斜め度を利用して
できるだけ新鮮な海底を探っていく。
その3回目の底どりから
巻き上げようとした時だった。
ごそごそとした感触の直後に
巻き上げが止まってしまう。
一瞬、根に入られたかなと思ったが
ジワリと巻き始める。
少し上がってきたかなと思った頃に
ドラグを引きずり出して真下に向かう。
このまま放っておくと
また根に潜られそうになるので
きつめのドラグ設定に
仕方なくサミングを併用する。
巻いたり、引きずり出されたりで
結果的にまだほとんど巻き取れていなかったが
格闘を始めて5分後に敢無く針外れ。
何だったんだろう。
せめて顔が見たかった。
悔しいからサメにしておこう。
いや、あの引きは違うと思うけどなぁ
と悔しさが残る。
この後、黒崎の沖、定置周り、
もう一度元の場所に戻ったりと
漕ぎ回ってみたものの
結局、タイラバのアタリは
これが最初の最後になってしまった。
保険の積りで準備してきたサバタンの流し釣りも
何度かやってみたがずっと餌は付いたまま
終了前の定置周りでやっと本日初めてのアタリは
小型のオニカサゴ(放流)。
朝一の格闘とこのオニで
辛うじて超絶完ボは逃れたものの
酷い釣りになってしまった。
実は、今日はこんなものも準備していた。
前回の福浦は
立て続けに8号ハリスを食いちぎられたために
犯魚調査と仇を打つ積りでワイヤーハリス。
これは結局使う機会はなかった。
そして、これ。
サバタンの流し釣りではPE2号の道糸を使う。
ハリスは幹糸8号エダス6号なので
地球を釣ってしまうと簡単には切れない。
そこでこんなものを準備してみた。
市販のものよりは一工夫したつもりだ。
使いたくはなかったが、
ダメな日とはこんなもの。
これが最後と決めた投入で
タイラバが根係してしまい出番が回ってきてしまう。
思ったほど簡単ではなかったが
なんとかPEにも手にも傷をつけずに
期待通りリーダーとのつなぎ目で切ることができた。
今日は腰痛持ちさんと一緒だった。
実はこのお方
昨日は大津でアジを大釣りされている。
それで、どうしてここに居られるのかと
色んな面で驚いてしまやら、
不思議に思うやら、感心してしまうやら。
仲間内でも頭3っつくらい抜き出た釣り○○に
相違ない。
今日はカワハギにアマダイ狙いと聞いていたが、
さすがにお疲れのせいか
こちらもいつもの様にはいかなかったようだ。
そして、五目漁師のクーラーボックス内。
機会があればエビラバで真鯛も狙ってみよう
と思っていたが
結局使うことはなかったエビ餌と
解けなかった氷。
魚は皆無ではあるが
朝一で格闘があったし一尾放流しているので
超絶完ボではない。
釣れはしませんでしたが、実はうれしい話が聞けました。
帰りの駐車場でお兄さんに釣果を尋ねたところ、
ジギングで50cm弱のカンパチが釣れたと、
しかもこのお兄さん、
先週は同じ場所で60cmのカンパチを釣ったと。
やはり福浦という狙いは良かったようです。
いますね。次回に期待です。
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こんばんわ。
明日と考えていた釣行も家族サービスに転換され悶々としております。
朝焼けが綺麗ですね。
1日の始まりがこれだと多少のことはどうでも良くなるかもしれません、、、いえ、やはり最初にきたあたりの魚は気になりますね。
狙った魚を釣る楽しさもあるし、何が来るかもわからないワクワクもあるしタイラバは面白い釣りですね。フグとエソしか釣ったことがないので五目漁師さんのようにそれだけ持って釣りに行く勇気がありませんのでまたご一緒できる機会に所作を拝見したいと思います。
投稿: まっく | 2019年10月29日 (火) 20時50分
お疲れ様でした~!
私も流石に疲れました(笑)。
幸い翌月曜は仕事が入らなかったので、何とか魚の下処理は完了しました。
今日(火)には大津と福浦の魚はほぼ完食しましたので、今週末は漁師から百姓にチェンジです(笑)。
投稿: 腰痛持ち | 2019年10月29日 (火) 22時26分
まっくさん、こんばんは。
少し天気の傾向が良くなってきたようですから
これからまだまだチャンスはありますよ。
この日に限らず日の出の景色が海上から拝めるのは
福浦の特権ですね。
この朝焼けはわずかに5分ほどでした。
あの深場ですが行く度に様子が変わります。
面白いポイントです。
深いだけに、冬場の魚が居ない時にも楽しめるかもと
思っています。
投稿: 五目漁師 | 2019年10月29日 (火) 23時45分
腰痛持ちさん、こんばんは。
本当に本当にお疲れさんでした。
一発物のタイラバではなかなか海の調子は分かりませんが
腰痛さんの釣りで、今年のアマダイには?マークが付きました。
あれだけ邪魔になったキダイも居ませんし、
そういえばヒメコダイの姿もなかったですね。
代わりにキいやタマガシラは福浦では珍しいです。
やはり昨年あたりとはちょっと違う感じがして
半面楽しみでもあります。
お百姓頑張ってきてください。
投稿: 五目漁師 | 2019年10月30日 (水) 00時04分
五目さま
大物とのやり取り、正に私が釣ったカンパチと同じなので、きっとかなり大きなカンパチではないでしょうかね。私はリーダーがナイロン5号でしたので最初はドラグを普通程度に閉めていたのですが、全く上がってこないためギリギリまで閉めて約30分で上げました。最初のモジモジでは真鯛かなと思いましたが三段引きがなく、ぶり系かなと思いましたが左右に泳ぎ回らず真下への強烈な引き、エイかなと思いましたが単調ではなく時折 グイグイときたため、やり取りを見守ってくれていた方々には最後に思い当たるサメかもしれませんと言い訳していました。
決め手は、昨日の福浦定置網でもカンパチ(ショゴとは分けて記載)が獲れているので多分間違いなしと思います。
今年のようにショゴ~カンパチまでが豊漁な年は無いので、十分に味わいたいものですね。
投稿: MBL | 2019年10月30日 (水) 08時39分
おはようございます
朝一の中りは気になりますね
私も先日上げたキジハタでさえ
根掛かりと想い手で巻あげた時、魚と判り
急いで竿に持ち変え上げた状況です
大物は掛かってもなかなか動かず
その後一気に走り切られる事があります
またカンパチを手漕ぎボートで釣るのは
夢の一つですね
今回館山で期待していた魚ですが
台風で全て流れてしまいました
建物の被害より、信頼を失った事は大きいです
カンパチは次に期待ですね
まだまだ時間はあります
冬に向かうほど大きくなりますね
投稿: 趣味人たけ | 2019年10月30日 (水) 11時40分
MBLさん、こんにちは。
そんな風に言われると今更ながらますます残念です。
たまに一気巻きできることもありましたが
潜られるときにはどうにもならない力でした。
針外れ後の回収時にわかったのですが
5分間もやり取りしていたにも関わらず結果的には殆ど巻き取れていませんでした。
多分無事に上がったとしたらMBLさんと同じように30分くらいはかかっていたのでしょうね。
タイラバで初めてブリを釣った時には40分かかりました。
遊漁船の力まかせと違ってここが細ハリスで釣るスリルですね。
おっしゃる通り今年は湧いてます。
仇とりますよ。
投稿: 五目漁師 | 2019年10月30日 (水) 16時23分
趣味人たけさん、こんにちは。
ハタは特に最初は根掛かり風に始まりますね。
それだけに魚とわかった時にはやった感があります。
カンパチ、小さいながらも今年は伊東や川奈でも数が上がっていますし
ルアーでは60cmまで聞いています。
45cmくらいまでは釣っていますので
なんとか50cm超えが欲しいです。
たけさんも台風の被害者でしょうか。
館山は直撃ですから大変だったと思います。
被害を受けた人はこれからも大変ですが
天気の方はやっと静かになりますかね。
投稿: 五目漁師 | 2019年10月30日 (水) 16時44分
カンパチ?
残念無念です。
リターンマッチが、必要ですね(^^)?
連休明け、平日に北風微風の日に、アカムツとダブルターゲットで狙いに行きませんか?
投稿: AP | 2019年10月31日 (木) 16時30分
APさん、こんにちは。
実は当初は明日(金曜日)伊東を予定していたのですが
用事があり来週始めに変更しました。
その後の天気で決めましょう。
漸く天気が落ち着いてきたようですからチャンスは直ぐにありそうですね。
1.5号を500m巻きましたので準備は整っています。
時間があれば深場のジギングもやってみたいと思っています。
よろしくお願いします。
投稿: 五目漁師 | 2019年10月31日 (木) 17時32分
五目漁師さん、釣り船の乗り合いならば、細いリーダー指定になるでしょうが、
我々は手前船頭の釣りですから、斜めになろうが、時間かけようがいいのです。
私は競技会になれば、絶対大物を外せないので、PE2~3号 リーダーは5号を使い、
ロッドも硬めのライトジギングロッドを使います。
青物や80オーバーの真鯛にも対応できますし、太い仕掛けでも小さな獲物も問題ないです。ランニングコストも安くつきますし、ライントラブルも少なく、もつれもほどきやすいですからね。
投稿: 飛竜丸 | 2019年11月 4日 (月) 14時17分
五目猟師さんこんにちは。
そちらでもショゴが沸いているんですね。
今年は本当にショゴの魚影が濃いように思います。
外房では沖のジギングで50cm前後、岸よりのアジポイントの泳がせで30cm台のショゴがよく釣れています。
カンパチも大型だと深場のイメージですが、
60cmくらいまでの中型ならむしろ20mから40mの比較的浅いエリアでかかります。
もちろん80mくらいの深場でも釣れますけど。
この差はエリアの海域の特長にもよるんでしょうね。外房は基本遠浅ですから。
ジギングの経験上、カンパチは早いしゃくりに反応がよいですから、
タイラバよりもジギングの方が確率は上がるのではないでしょうか?
ぜひ、ショゴではなく、堂々としたカンパチの釣果報告を期待しています。
投稿: ぐっちゃん | 2019年11月 5日 (火) 11時20分
飛竜丸さん、こんばんは。
さすがに九州男児、意外と太いのを使ってらっしゃるのですね。
乗り合いだと絡んだ時に勝負するために寧ろ太いのを使うのかと思っていましたが
絡まぬ先に細いのを使う。
いい考えですね。
マダイだけなら0.8号でもなんとか行けそうですが
たまに掛かる青物のことを考えるとどうかなと悩んでいます。
手元に準備までしていますが、もう少し考えてみます。
ありがとうございます。
投稿: 五目漁師 | 2019年11月 5日 (火) 23時31分
ぐっちゃん、こんばんは。
正にショゴですが今年は湧いているようです。
寧ろ、イナダやワラサ、それに意外とソーダが今年は少ないようです。
仰る通り、ジギングのイメージなのですが
先日仲間がタイラバで60cmクラスを2尾上げたというのを聞いて
今日もジグも用意はしては行ったのですが結局最後までタイラバで通してしまいました。
それが理由なのかどうかわかりませんが、釣果は先ず先ずだったのですが
カンパチの姿はありませんでした。
私にとっては、先ずは堂々としたショゴですね。
投稿: 五目漁師 | 2019年11月 5日 (火) 23時45分