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2019年9月26日 (木)

やっぱり思惑通りにはいかない

 

 

昨日(925日)は福浦(エトーボート)に釣行。

釣魚のレシピ本を繰っていると
白身魚の料理ばかりが目に留まる。

今はお腹が白身魚を欲している。

そこで福浦のカサゴ系狙いで出掛ける。

基本流し釣りになる根魚狙いは
風さえ良ければ当たりはずれがない
(と思ったのだが)。

エサは先週伊東で確保した
サバの冷凍タンザクだが、
念のためにタイラバとジグも準備する。

365日連休の五目漁師は
念入りに風予報を調べて出てきたので
今のところは海上の様子はバッチリ。
1dsxp194858s

沖に出る前に魚探に反応があると
やはり見逃すわけにはいかず、ジグを入れるや
フォール途中で掛かってきたのは中サバ。
2dsxp194860s

なんだサバか。

放り投げかけたが、待てよ、
冷凍サバタンは持って来たが
どうせなら新しい方がいいに決まっている。

そこで、バケツのお尻をまな板代わりにして
早速タンザクに捌く。
3dsxp194863s


4dsxp194864s

ウシシ、実に美味そうだ。
酸味の強いパッサパサのサバでも
食いつく前にはわかるまい。

-100mのポイントに着くと、
早速、ムツ針18号、ハリス/6/8号の
オニカサゴ仕掛けに
釣りたてのサバタンを付けて落とす。

100mともなれば風は弱くても
結構道糸は斜めるので
落ちて行く間もオールは手放せない。

着底後はのんびり構えていると
今度は根掛かりが心配なので
急いで底を切って
ひとシャクリ、ふたシャクリ。

ウン???
何か付いたかな。

いちいち時間が掛かる余計な巻き取りは
したくないが、
餌を盗られているかもしれないので
取りあえず巻き上げる。

やはり時々生命反応があるが、
怪しい、不吉な予感。

心配げに早々と海中を覗き込む。

ギャー!
やっぱりこいつだ。
5dsxp194867s

写真撮りに手間取っていると
巻き付いたハリスを
胴体に食い込ませながら
天秤のところまで上り詰めてくる勢いだ。

そうなれば天秤もろとも切り捨てるしかないので
慌てて仕掛けの一番上部を
ハサミでチョッキン。

見苦しいやつだ。
自分でハリスを巻き付けておきながら
それさえ解放できずに
ダンゴ状のまま沈んでいく。

そして、気をとり直して次の一投。

グイン、来た! これは重たいぞ。

ただオニにしては重たすぎる。
また前回のサメだろうか?

結局、途中でハリス切れ。
多分サメだな。

ハリスの一部が残っているので
先針だけを予備の針で修理して3投目、
直ぐにアタリがあり、合わせると
強烈に竿を絞り込むが、
またしても途中でハリス切れ。

五目漁師は釣行に際して
その日使いそうな様々な仕掛けを
山のように準備するが、
ただ、それぞれ3セットずつと決めている。

釣り場でこれ以上同じ仕掛けを要する時には
その釣りに
仕掛けが合っていない間違った釣りをしている、
という考えで
無駄な抵抗はせずに他の仕掛けに変えるか、
狙い魚を変えることにしている。

わずか3投で
2+1修理セットの仕掛けをなくした今は
正にそんな状況である。

潮が変われば状況も変わるかもしれない。
最後の仕掛けは温存して
取りあえずここは早々に引き上げて
ジギングとタイラバで
真鯛やハタを狙うことにする。

今日は平日のせいか
やってみたいと思っていたポイントに
遊漁船も見当たらないので
その黒崎方面に向かう。

ここは地続きの岬の出っ張りに向かって
急な駆け上がりになっているので
福浦側から漕ぐと80m近かった水深が
60m40mとどんどん浅くなる。

その駆け上がりに沿ってタイラバを落とすと
次々にエソが掛かってくる。

ポイントを変えてみようかと
-40mの巻き巻きから
タイラバの回収に入った時だった。

ググイーン。 掛かったぞ。

構える間もなくどんどんと道糸が引き出される。
どうやら青物の様だ。

炎月プレミアムのカウンターを見ると
75mもPEが出ている。

この深さでこれ以上走られると
根が険しいのでヤバイ。

やむなくサミングでブレーキを掛けながら
勝負する。

それにしてもPE1号は強い。

根にこすられたり
海藻に巻かれたりするくらいなら
力づくで切られても仕方ない位の気持ちで
40mまで引き寄せてくると一安心。

上がってきたのはギリワラサ(63cm)。
6dsxp194871s

結構太っていて美味そうだ。

その後はあっちこっちに
ポイントを移動するものの
マダイらしきアタリはないままに
もう10時になる。

そろそろ潮も変わっているかもしれない
と期待して
もう一度朝のカサゴポイントに戻る。

その何投目かで
来たっ、今度は引き方が違うぞ!

ひょっとしたら待望のオニかも
と期待したもののやはり中層でハリス切れ。

これでサバタン用の仕掛けは
全て費やしたので、
仕方なく再びタイラバ竿に持ち替えて
最後に定置周りでおかず釣りに入り
やっと終了間際に
良型のイトヨリ(33cm)をゲットする。
7dsxp194876s

で、今日の釣果はこれ。
8cas19a0963s

結局、狙いのデカウッカリンやオニの姿を
見ることはできなかった。

さて、ここからはワラサ三昧。

ワラサの釣った日刺身
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(ヨメサンは青物の刺身は食べないので
少しだけ、代わりに)
贅沢なオニ(正確にはフサカサゴ)と
アヤメカサゴの煮つけ。
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ワラサの香味しょうゆかけ。
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いつも青物は釣るはよいよい、後はどうする?
で悩ましいが
これならブリの様に脂がのっていなくても
行ける感じがするお薦め料理。

ワラサ大根。
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次の日の昼食には、カマの塩焼き、
12cas19a0992s

夕食にワラサの照り焼き、
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そしてこれはイトヨリの和風ムニエル。
Cas19a1003s

まだまだ、これでやっと半身終了
といったところなので
ワラサ三昧は続く。


現地では前回のことがあるので
ハリスを切ったのはサメに違いない
と思っていましたが、自宅に戻り省みるに、
サメならことごとくハリス切れはないだろう。
時間はかかっても
6号ハリスなら上がってくるはずだ。
あの重量感では考えにくいが、
実はフグだったのだろうか?
今度はワイヤー仕掛けで正体を暴いてみよう
という気になっています。

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コメント

おはようございます。

おおっ!
拝見すると最早数回釣行に赴いていらっしゃる。釣果も確実にあげていらっしゃる。
ご本人様はご満足されていらしゃらないようですが今回のワラサはとても美味しそうに見えますけれどね。

前々回に続き、福浦はそんなにサメが凄いのですね!オーシャンの親父さんの所も大変そうですし解禁後の釣行は伊東かなぁ。
などとブログ拝見して思っております。有益な情報をありがとうございます。

また伺います。

思いがけない ワラサ ゲット おめでとさんです^^
サバ餌ですが 深場釣りでよく使うので聞いているのですが
活きたサバの皮に付いているヌメリが なんかいいようです
船上ではヌルヌルで捌き辛いのでタイルカーペットを使っていました

まっくさん、こんにちは。

本文中にも書きましたが
ワラサは釣り味は最高ですが
我が家ではあまり歓迎されない魚なんですよ。
それでも今回にはそれなりに美味しくいただき完食の目途もつきました。

前回はサメ、今回は今になってフグだったのではと思っています。
ただフグだとすると相当なサイズでしょうね。

伊東ではカンパチも上がったようですし
いよいよ秋のシーズン始まりですね
またご一緒できればと楽しみにしています。

マリン・ブルーさん、こんにちは。

そうなんですよ。
タイラバでワラサが釣れる時はいつもタイラバの回収時に突然です。
狙ったジグでは釣れずにタイラバが多いですね。

なるほど、ぬめりですか。
冷凍タンザクは塩をしますからぬめりはないのでしょうね。
昔はタックルボックスの中に小さいまな板を潜ませていたのですが
バケツもなかなか使い勝手はいいですよ。

おはようございます
釣りは、良い時を知っているから
思惑通りにいかない、と想ってしまいます
始めて行ったなら、このワラサ一本で嬉しくなりますね
特に私は、ボート釣り本命がワラサなので
今回の釣りなら満足です
そんな事で、観音崎予定ですが
今週は大潮で敬遠、来週行きたいと想っても
一週間先の予報は強い風予想
と、上手く行きません
しかし、今年も昨年と似たように、何か季節が遅れているようで
そこで、予想より1月ずらすと合いそうな気がします
やはり楽しみは秋終盤ですかね

趣味人たけさん、こんにちは。

底近くで巻き巻き、そしてスピードを上げて回収ですが
ここで思いがけなく掛かってくるのがいつもワラサです。

まぐれでもいいですから観音崎で一度掛けてみたいですね。

伊東ではカンパチも上がりました。
いよいよ秋のシーズンの始まりですが
同時にフグなども活発になってきます。

餌釣り、泳がせ、ルアー どれを選択するか
ここからが面白い勝負ですね。
手漕ぎならではの醍醐味です。

いつも、楽しく拝見させて頂いてます。
どこへ行っても釣果をあげるのは流石としか言えません。
私も久々に伊東に行って来ました。
潮が動かない、餌が2時間も残ると言うような伊東では初めての経験でしたが、カンパチを何とか釣りました。
いつかご一緒出来る日を楽しみにしています。

結果オーライさん、おはようございます。

伊東もまだまだ日により調子が変わるようですね。
それでも結果がカンパチなら羨ましい限りです。

私も釣行の度に頭の中にある魚ですがこのところずっとご無沙汰しています。
いるとわかれば次回は生き餌で狙ってみようと思っています。

海上にアバター風の私がいましたら是非お声がけください
ご一緒できる日が楽しみです。

五目漁師さん、こんにちは。
タイラバでワラサですか。しかもけっこう太っていて夏枯れしていませんね。
これなら美味しかったのではと思います。
外房も秋シーズンがスタートしました。
ここ数年、この時期はショゴが良く釣れます。
温暖化の影響で、ヒラマサの生息範囲がカンパチにとってかわられようとしているのか…、
ともかく、いろいろな魚を楽しめる良い季節ですよね。
次回のチャレンジも期待しています。

ぐっちゃん、こんにちは。

この3、4年でワラサは相当数釣っていますが
タイラバでの釣果が一番多いです。
ただ残念ながら今回と同様に
狙っていたわけではなく掛かってしまったというのがほとんどです。
今丁度そんな記事の下書きをしていたところです。

ショゴ、いいですね。
私の釣るショゴはぐっちゃんのよりも二回りくらい小型ですが
それでもワラサと違ってやった感があります。

さてどんな秋の好シーズンになりますかね。
お互いに楽しみましょう。

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