釣ったは良いがキリキリ音
昨年の5月29日(83cm、福浦)、
同6月14日(85cm、伊東)、
そして先週9月25日(62cm、福浦)
昨シーズンからに限れば
どれもタイラバでの釣果であるが、
このとき狙っていたのは何れもマダイ
あるいはマダイ前哨戦のちょいイトヨリ。
どれも底付近の巻き巻きから
タイラバを回収する際に
思いがけなく掛かってきたお魚さんたち。
五目漁師はタイラバが着底後
リールのハンドル10回転は
真剣モードで巻き巻き、
次の10回転は
まだチャンスありと思いながらやや早巻き、
そして次の10回転は
もしマダイがいるとしたら
タイラバを一旦彼らの視野から消し去るために
早巻きする。
トータル30回転で
底から20m~25m(リールによって違う)を
巻き上げると
もう一度タイラバを落として底どりをする。
これを3回やってもアタリがない時には
タイラバを完全に回収し
ボートを少し(50m以上)漕ぎ、
新たな鯛を見つけることにしている。
上の写真のワラサ&ブリは
何れもこの3回の試技を終えて
ポイント移動するためのタイラバの回収中に
掛かってきたもの。
五目漁師からすれば
掛かってびっくりの不本意な獲物。
魚たちにとっては
不幸この上ない瞬間であったに違いない。
というようなお話を
このブログにコメントを下さる
カヤック釣り師のMさんと
メールでやり取りさせていただいたところ
貴重なご意見を頂いた。
どうやら偶然にしてこの釣り方は
合理的なものなのではないでしょうかと。
Mさんも実体験された上でのご自身のお考えなので
ここから先については
五目漁師の一存で記すわけにはいかないが
なるほどと納得している。
今後もやり方は変わらないが不本意ではなく、
してやったりと思えるように
意識しながらやってみよう。
さて、先日
このワラサが掛かった時のことであるが、
彼と正に闘っている最中に
リール(シマノ炎月プレミアム)が
突然キリキリ、キーキーとハンドルを回すたびに
貧乏くさい音を発するようになった。
回転そのものに違和感があったり、
固くなるわけではなかったので
勝負への影響は物理的にはなかったものの
折角の楽しい時間を損したような気分であった。
少なからず
投げやりになってしまいそうにもなった。
実はこのリール、あたりが悪かったのか
購入した直後から
負荷が掛かると異音が発生するので
一度はクレーム処理で
修理をお願いしたことがある。
(元々この手のリールには
保証書はついていないので無理もないが)
メーカーはまるで
五目漁師の使い方が悪かったかのように
恩に着せながら
今回は無料にしておきます。
リールは精密機器ですので
気をつけてご使用ください
とのノート付きで返していただいた。
チェッ!
わかりました。
今後は大事に大事に特別にいたわりながら
使わせていただきます。
どうやらこの時の不具合の延長線上で
やはり良くはなっていないようだ。
あれから約1年、余り使ってはいないが
さすがに今度はクレーム処理とはいかないので
自己責任の下で自分で触ってみることにした。
と言っても、せいぜい
汚れを掃除し注油する程度であるが、
さすがに結構なお値段がしただけあって
廉価版のリールに比べると
ここまでの分解でも部品点数が多い。
本当なら
スプールを外すところまでやりたかったが、
外した部品を並べながら分解したとはいえ
これ以上やると、どこがどうなっていたのか
記憶をたどるのが難しくなってきたので
今回はここまでとした。
元々他のリールに比べると
回転が重たいのは
ある程度のメンテナンスフリーを考慮して
粘性の高いグリスを
使っているからではないだろうか?
だとしたら
今後は自分で必要な時にメンテするので
もっとさらっとしたオイルを使って
回転も軽くしたいという気持ちもあったので、
それらしきところにオイルを注油して元に戻す。
今のところ少なくとも
ハンドルの無負荷回転は軽くなったようだけど
キリキリ音は
次のワラサが掛かるまでは分からない。
実は、最初に元に戻した時には
ハンドルが回らなくなってしまい真っ青になりました。
何度も何度も見直しましたが直らず、
諦めて格好悪いがメーカーにお願いしようとしたのですが
時間をおいてもう一度見直したところ
部品の戻し順を間違っていることに気づきました。
もちろん中を覗こうとしたところから
全て自己責任ですので
余り真似はされない方がよいと思います。
それにしてもメーカの修理費用は高いですし、
時間もかかります。
なんとかなりませんかね。
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