久し振りの釣りは今一つ
昨日(8月27日)は伊東(オーシャン釣具)に釣行。
25日には五目漁師にとっては
もはや年に2回の恒例行事になってしまった
気象予報士試験を終えて久しぶりに浮かぶ。
(持ち物がサビかけの脳みそだけに
まだまだ合格には程遠い、というか
やればやるほどゴールが遠くなる時期が
やがて来るだろうから
そこでギブアップしようと思っている)
台風や雨で荒れ模様が続いた海が、
今日は暗い空ながらも
この約1か月の辛抱を
ねぎらってくれているようだ
(それなら、釣らせろよと言いたいが)。
実は、詰め込み中もオヤジさんとは
時々電話でお話させていただいていた。
カイワリは釣れるには釣れるが
あのサイズではね~とか、
青物はまだ少し早いようだしとか、
相変わらずサバもいるしねとか、
あまり良い話はないが、
小アジが釣れる場所があるから
泳がせでもやってみたら! だった。
そこで、沖に出る途中のポイントで
先ずは泳がせ用のアジ釣りを始める。
好きな釣りではないがサビキ仕掛けを出すと
いきなりアタリだ。
どうやらこれはアジではなさそうだ。
なんだろう?
なんと、あがってきたのはカイワリ。
しかも噂の超小型ではなく
レギュラーサイズ(20cm前後)だ。
次もカイワリ。
目的のアジではないが
これならいいんじゃないの?
そして、やっとアジも釣れ始める。
後で場所を変えて泳がす予定ではあるが
早速この場でも泳がせを始める。
アジとカイワリが交互に
入れ食いモードで掛かってくるが、
最初の2匹とは違ってここからのカイワリは
残念ながら全てリリースサイズ。
痛々しく裂けてしまった口元から
そっと針を外し、
お尻を振り振りして帰っていく姿を
また来てね! と見送る。
いつも歯ぎしりしながら
震える手で針を外され、
もう2度と来るな!
と、竹トンボのように回転しながら
天高く飛ばされるサバ野郎とは
えらく待遇が違う。
理屈的には魚に罪はないのはわかっている。
なので不味いのは
食べなければ済むことなので
我慢するにしても、
隣の仕掛けを再起不能なまでに巻き込んだり、
挙句の果てにアンカーロープに巻き付いたりする
あの野蛮な行動には我慢ができない。
と今日もその後に釣れてくるサバは
やっぱり投げつけてしまう。
サバのことになると
ついつい力が入ってしまうが、
話を元に戻すと
30、40分もするとピタッとここでのアタリは
止まってしまった。
面白いことに、
魚探の魚影は今まで通り何ら変わりはないし、
五目漁師が気づく限りにおいて
空模様も潮の流れも何も変わっていないのに。
だらだらと続く宴会と違って、
3度の食事の様に
お箸を置けばピタッと止まってしまう。
正に食事時間の終了だ。
ここでの目的は
泳がせ用の小アジ釣りであったにも関わらず、
この調子ならいくらでも釣れると思い
面倒なバッカンにはまだ入れていなかったのは
後の祭り。
結局、アジを持たずに
沖に場所替えすることになってしまう。
沖では取りあえず、
型の良いカイワリに期待しつつ
マダイを狙ってみる。
仕掛けは6mロングハリスの上部に
2本のエダスを付けた例の五目仕掛けだ。
いつもは、上部の針と先針に
カイワリやハナダイ、イトヨリやマダイ、
時にはムシガレイなどが
相応に掛かってくるが
今日は徹底して上部の針にのみ
先の超小型のカイワリが掛かってくる。
しかも、先針の餌は滅多になくなることはなく
ずっと残ったままだ。
正にコマセに突っ込む小魚の釣れ方そのものだ。
9時過ぎにオヤジさんがやってきて
どう? と様子を聞かれる。
サバは大したことはないですが
カイワリはこんなですよ
と、親指と人差し指の範囲で
十分に足りてしまう大きさを示す。
で、アジはどうだったの?
釣れるには釣れましたが
結局持ってこれなかったので
仕方なく今は小さいカイワリを泳がせています。
そう、じゃ今から向こうで小アジをやってみるよ
と言いながら、岸側に向かわれる。
しばらくすると
小アジが釣れ始めたよ! との電話。
カイワリを釣っては
リリースが続いていた五目漁師も
再びサビキ仕掛けを準備して向かうが
到着した頃にはアタリは小休止。
結局、オヤジさんから
貴重な小アジを分けていただき
元の正面沖に戻る。
しかし、その後も状況は変わらず
五目仕掛けには相変わらず
上針に小カイワリ、たまにサバ
というパターンが続く。
後半には仕方がないので
小カイワリの中でも
比較的ましなもの(サイズ15cm前後)も
クーラーボックスに取り込みつつ、
2時まで頑張ってみたものの
状況が変わらないためにムズムズしていた
ジギングとタイラバに切り替える。
一発大物狙いで
少し沖を流すもイトヨリ×2で終了。
で、今日の釣果はこれ。
(カイワリは同数以上をリリース)
因みに、オヤジさんは
小アジを釣った場所で泳がせて
マトウダイを1尾ゲットされていた。
釣った日はヨメサンにはアジのタタキ丼、
五目漁師は味噌を混ぜてナメロウ丼。
そして、次の日。
料理を始める前に庭の鉢植えから
使うものを採ってきて水に浸けておくと
付着した埃や虫かすなどが沈む。
山椒の木の芽と言えば春の定番であるが、
今年は今頃になって
2度目の狂い咲きをしている。
カイワリとマルアジの刺身、
手前はおろしワサビ和え。
小さいカイワリはソテーエスニックソース、
カイワリと小アジの骨せんべい、
最後はイトヨリの煮つけ焦がし風味、
(うそ焦げてしまった)
久しぶりだけにもう少し釣りたかったです。
ただ魚が並ぶだけなら市場で買ってきても済みます。
やはり何か釣ったぞ感、やったぞ感が欲しいですね。
そうそう、ソコイトヨリは小型も良くみますが
こんな小さいイトヨリ(写真)を見つけたのは初めてです。
子供のイトヨリはどこにいるの? といつも不思議に思っていました。
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こんにちは!
待望のブログ更新ですね。
気象予報士の試験でしたか、お疲れ様でした。試験としては国家試験になるのでしょうか、とても難しいものだと思います。ご自身でご判断されるまで頑張ってください!
久々の伊東ですね。
しかしいつもながらお見事ですね、数は上げていらっしゃいますね。小さい魚しかいないのは如何ともし難いことですから大きくなってくれるのを楽しみにします。なんて言っていますと大型の群れが来て親父さんのブログを見て悔しがる、のはいつもの事です。
私も今後ですが、2ヶ月ほど釣りには行けませんので五目漁師さんのご活躍を楽しみにしております。またご近況拝見できればと思います。
投稿: まっく | 2019年8月29日 (木) 11時38分
まっくさん、こんにちは。
合格率は4%と言われていますので25回までは胸はって受験できます。
特に実技試験はスピード感のない年寄りには難関です。
気になっていた伊東でしたが、全体的に何事ももない静かな海
という印象ですね。
もう一か月もするとあっちもこっちも面白くなってきますから
2か月の休漁は辛いですね。
解禁の暁にはご連絡下さい。
投稿: 五目漁師 | 2019年8月29日 (木) 13時16分
お疲れ様でした!
小さいながらもたくさん釣れてますね。
私も早く良型のカイワリが闊歩する伊東で釣りをしたいです。
私ももしかすると10月から当分釣りを自粛するかもしれません。
まだなんとも言えませんが。
なので9月いっぱいはガンガン釣りに行こうと思います。
大津手漕ぎ、伊東手漕ぎ、網代遊漁船、川奈手漕ぎってところでしょうか。
土日でよければまたご一緒しましょう、
それでは、また。
投稿: flex-p | 2019年8月29日 (木) 18時47分
flex-pさん、こんばんは。
申し訳ないほど大きいカイワリが続々と釣れたのは昨年11月初旬でした。
あの時の強烈な引きは忘れられません。
確か、午前中は何も釣れず諦めていた午後になってから突然釣れ始めました。
今年もそんな日があるかもしれないですね。
自粛というのは例えばご家族の都合とか、仕事の都合ではなく
自ら進んでということですよ。
10月と言えば釣りシーズン真っ只中、それはないでしょう、
言葉の使い方をお間違いではないでしょうか?
嵐の海に強行とかはごめんですが
大津や観音崎以外なら土日も気にしていないですよ。
是非お声掛け下さい。
投稿: 五目漁師 | 2019年8月29日 (木) 21時45分
こんばんわ
お疲れ様です
やはり、気象予報士の試験でしたか
良い結果報告をお待ちしています
昨年も同じパターンだったと想いますが
昨年と今年の違いは何ですかね
魚の種類も、釣果も、同じ時期とは思えません
その中でも真鯛が気になります
前回の観音崎で、k--君と二人して
今年の真鯛はどうしたのだろう、と
何か違って見える海でした
少し遅れているのでしょうかね
投稿: 趣味人たけ | 2019年8月29日 (木) 22時21分
趣味人たけさん、こんにちは。
たけさんに言われて気が付きましたが
確かに昨年は大漁でしたね。
あれは、ボート乗り場から宇佐美方面に20分ほど(大津なら中根くらい)
漕いだところでした。
実は、あの後で網代の事故などもあったせいか保安庁(直ぐ近くに支所がある)が
煩くなりましたので仕方なく自粛しています。
やはり、ポイントが全てですね。
逆に、伊東の正面沖では昨年はこんな風にカイワリは釣れませんでした。
群れが大型含みになると面白くなりそうです。
マダイや青物は福浦で何度か狙ってはいるのですが
今年はどこに居るのかわからない状況です。
近々、一層のことうんと深目はどうかなと思っているところです。
季節ごとの魚探しはボート釣りの醍醐味ですね。
投稿: 五目漁師 | 2019年8月30日 (金) 10時08分
う〜ん!
数と種類だけ見るとすごい釣果のはずなのに、納得いかない釣りとでも申しましょうか…これは餌がある限り陸に上がるのを躊躇う釣りになったのではありませんか?
暑い盛りは北海道や屋内で試験勉強、暑さが治まったら釣りに行く…賢い年次サイクルですね!
私も、退職したら見習いたいと思います。
年金支給が後ろ倒しになるでしょうから、あと20年位は無理でしょうが(笑)
私も、flex-pさんと同じく明日は大津です。
投稿: AP | 2019年8月30日 (金) 21時10分
APさん、こんばんは。
やはり主役になれる魚が欲しいですね。
例えばこの日でしたら30cm超えのカイワリが1尾混ざるとか、
泳がせでヒラメが掛かるとか
そこそこのマダイとか・・・
それを狙った釣りでしたからね。
オヤジさんも正に同じ考えでしたね。
あと20年と言えば気が遠くなりますが
既にAPさんは私が見習うべきだったことを
どんどんやってらっしゃるように思っています。
明日は海が良くなってよかったですね。
楽しんでください。
投稿: 五目漁師 | 2019年8月30日 (金) 22時31分
皆さまと同じように、あれ!ブログ更新が遅いなーっと気になっていました。中サイズではありますがカイワリ大漁は羨ましいです、美味しいですからね。カイワリシーズンになりましたら昨年のリベンジで、カイワリとハタのトレードしましょう!
投稿: MBL | 2019年8月31日 (土) 10時28分
MBLさん、こんばんは。
期間中はたまたま台風が来たり、雨が多かったりで救われましたが
部屋の中で竿をフリフリしたりして気を紛らわしていました。
昨年は、お互いに思うようにカイワリもハタも釣れず交換が成立しませんでしたが
今年もよろしくお願いします。
明日は福浦でそのハタやマダイを狙ってみます。
ハタなら泳がせが良いかとも思ったのですが活きアジの持参が面倒ですので
ジギングとタイラバです。
MBLさんはどちらでしょうか?
投稿: 五目漁師 | 2019年8月31日 (土) 18時46分