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2019年7月

2019年7月28日 (日)

タイラバ強し

 

昨日(727日)は帰省先の舞鶴で釣行。

関西にいたときには
妹の旦那殿の船によく乗せてもらっていたが、
関東に引っ越ししてからは
すっかり乗る機会がなくなっていた。

久しぶりに竿、と言っても
タイラバ竿1本だけを持ち帰り
乗せてもらうことにした。

あいにく、天気が怪しいので
近場で済まそうと相談していたが、
気が付くと沖釣りのメッカ、
舞鶴港から約25km沖合の冠島に向けて
ボートは疾走していた。
1canvas1
(地図はGoogle Mapよりカット&ペースト)

ターボの調子が悪いと言っていたが
小型艇にもかかわらず
90馬力のディーゼル船内外機を積んだボートは
よく走る。
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いつもは、竿は自宅でリールをセットして
ガイドに糸を通した状態で持ち出すが
今日は船上でその準備をする。

眼鏡はないし、船は跳ねるし、
更にボートのスピードが故の怒涛の風の中で
しかもこんな時に限って小さくて数の多いガイドに
リーダーを通していくのは至難の技だ。

やっとセットし終わり顔を上げると
先ほどまで遥か遠くに青くかすんでいた冠島が
既に緑鮮やかに、
海岸のゴロタ石が一つ一つ見えるところまで
迫っている。
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手前が冠島、通称大島、奥は通称小島

船長さんご苦労様。

冠島は急な下り坂を利用して
転げ落ちるように勢いをつけないと
舞い上がることができないオオミズナギドリの
繁殖地として
島全体が国の天然記念物に指定されている。

このために特別の場合を除き上陸はできないが、
周りには釣り船やダイビングの船が
集まってくる。

ボートは島の手前でスピードを緩め
かっては毎週のように島回りで釣っていた
旦那の記憶をあてに
島の南東側のポイントに入る。

ここまで来ると
湾内の静けさからは想像もできないほどの
強い北寄りの風が吹いている。

案の定、
一流し目はボートが風に流されて釣りにならず、
次の流しからパラシュートアンカーを入れると
程よく南東方向にボートを流してくれる。

その流しの数投目で
早くもタイラバにアタリ。

あまり大きくはないがマダイの引きに間違いない。

そんなもので魚が釣れるわけがない
と思っている旦那が注視する中で
上がってきたのは食べ頃サイズのマダイ(41cm)
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次の流しで、今度はこれも小型だが
アコウ(キジハタ)が上がってくる。
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オヤジに連れられて行った子供の頃は
舞鶴湾の中でも釣った記憶があるが、
今の五目漁師の普段の釣り場、伊東や福浦では、
よく似たアオハタやオオモンハタが
釣れることはあってもアコウが釣れたことはない。

-50m辺りから流し始め-70m近くになると
間違いなく結構大きなエソが掛かり始めるために、
また元に戻って流し直す。

水深60m近辺で、タイラバが落ちていく際に
何度かコツコツとした反応があることには
気付いていたが、
今度はゴトゴトと穂先が振動する。

慌ててリールのクラッチを入れた途端に
グイーンと穂先が海面に突っ込む
(いやこれは手漕ぎボート釣りの時のセリフ)。

グイーンと穂先がお辞儀する。
(では少し頼りないかな?)

久しぶりにドラグを引き出す青物独特の引きだ。

そろそろタイラバの威力を本気にし始めた旦那が
玉網に入れてくれたのはこれ。
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関西では関東でいうイナダからワラサクラスを
ハマチと呼ぶが、
おや?
少しハマチとは違う感じがする。

小ぶりではあるが、どうやら五目漁師にとっては
初めてのヒラマサ(51cm)のようだ。

実は、途中に寄った釣り具屋の前で
2人で今にも降って来そうな空を見上げながら
近場のキス釣りにするか、
思い切って沖に出るかを迷い、
結局キス釣り(この場合は
五目漁師はタイラバでヒラメやマゴチ狙い)
と決めたために
旦那はイソメを準備したが
コマセやオキアミは持ってこなかった。

しかし、そこは五目漁師遠方より来る、
何というか旦那の男気とでも言おうか。
雲行きを見ながら走りつつ、
どんどんと舵を島に向けて切ってしまったために
キス釣り仕掛けにイソメを付けて
流している旦那にはベラやオキギスしか
掛かってこないのも致し方ない。

五目漁師はこの後、ホウボウを釣ったところで
アタリも遠ざかってしまったので、
今度は陸続きの岬に大きくポイントを移動する。
6

ここでは-30m-40mラインを流して
ウッカリン2(36cm)追釣する。
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このポイントは
かっては旦那のキス、カワハギ、アマダイなどの
五目釣り場だったらしいが
こんなにでかいカサゴはここでは初めて
とびっくりの様子。

タイラバ強し。

で、今日の釣果はこれ。
Dsxp194743s

  釣った日刺身は旦那の自宅にて捌かせていただき皆でいただく。
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あの広い海の中で
先ずは餌(あるいは敵)の存在を知らしめるのが第一。
タイラバは派手で初めて見る変な奴、
ジギングもイワシの中で一尾だけ変な奴、
しかもヨタヨタして元気がないので直ぐに捕まえることができそう、
泳がせのアジも同じですね。
元気に自然に泳がせるのがいいなんて
五目漁師は信じていません。
そんなことしたら、万に一しか釣れるチャンスはなくなってしまいます。

 

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2019年7月22日 (月)

○○釣りは釣れず

昨日(7月21日)は伊東に釣行。

10日間の北海道旅行から一昨日戻ってきた。

旅行中はボート屋の釣果ブログなどを
チェックしていたが
ずっと天気が悪かったようだし、
釣果も芳しくなかったようだ。

どうせ釣れないなら
普段やらない釣りをやってみよう。

仲間の情報では今年は
東京湾でタコの調子が良いらしい。

そこでタコとイカをやってみることにする。
(注1)

手持ちのタコテンヤの他に
最近、はやりのタコエギやイカメタルを揃える。

更に、ヒラメの泳がせもやるつもりで
道具を揃えて出発したが、
道中いろいろ考えながら、
生きアジがバッカンの中にいると
落ち着いて他の釣りができないので
ヒラメは止めにする。

今日は珍しく潮が濁っており、
ひょっとするとコマセ釣りが良かったかな
とも思いながら沖に向かう。
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途中-30mのハトヤ前のポイントで
なかなかのベイト反応があったので
慌ててジグを落としてみると
一投目で小型ながらオオモンハタ
(30cm)が掛かってくる。
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タイミングよく胃袋の内容物を吐き出した瞬間が撮れている。

小型とはいえ幸先よし。

後で写真を見てわかったが
この時に、苦し紛れに
胃袋から吐き出した内容物がこれ。
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これじゃ釣られても仕方がない。

数投後にもう一尾。
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もう少し型が良いと嬉しいのだが。

それにしても、頻繁にジグが根掛かる。
根が複雑な上に
リアのフックにイカリを使っているせいもあるが
ジグを盗られない内に正面沖に退散する。

今日はタコ狙いがメインではあるが
タコテンヤ用の餌にするサバを
ここで調達することにしている。

周りのボートを見ていると
案の定というか思った通り
結構サバが上がっているが
少し離れたところでやっている五目漁師のジグには
なかなか掛かって来ない。

撒き餌の回りに群がってはいるが、
一人(魚)寂しく踊るジグには
気づいてもくれないようだ。

仕方がないのでテンヤを諦めて
昨日買った餌不要のタコエギを
使ってみることにする。
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岸寄りの-10m前後を竿釣りで流すが
一向にそれらしき反応はない。

1時間ほどで諦めて少し深場の根回りに移動し
今度はイカメタルでアカイカを狙ってみる。

タコにしてもイカにしても
普段の釣果情報がないだけに
少しやってみて反応がないと
やっぱり駄目かな?

とマイナス思考に傾いてしまう
粘りのない五目漁師。

ここも小1時間で諦めて
結局、沖に出て
あてもなくジグとタイラバを交互に
マダイ狙いに切り替える。

すると、やがてTGベイト40gに
マルイカが掛かる。

その後もヌルンヌルンと
怪しげなアタリがある度に慌てて
ジグをイカメタルに交換するものの
動きの速いイカではなかなか
イカメタルを落とすタイミングが合わない。

どうやらイカは布巻きのイカメタルよりも
通常のメタルジグの方がお好きなようだ。

ただ、このジグでは
リアフックがイカリ針とはいえ
フッキングは難しい。

昼前にそろそろ本日のメイン、
タコに戻ろうかと考えている時に
大きなアタリ。

堅めに締め込んだドラグが出るほどではないが、
朝方、ハタを釣ったポイントで
数回の根掛かりがあり、
その時に、
諦めてラインを切ってしまおうとしても
素手ではそう簡単には切れない
1号PEラインの強さを再認識しているので
強気でどんどん巻き上げる。

魚影が見えた時には、イナダかな?
と思ったが
最近、伊東でよく上がっている
オオアジ(マアジ、41cm)だった。
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(アジとわかれば)今になって
強引に巻き過ぎたことを反省するが、
イカリ針を丸飲みしてくれいたせいで
外すのに苦労するほどしっかりと掛かっている。

さて、おまけのハタやアジは釣れたし、
曲がりなりにも目標だったイカも釣ったので
あとはやはりタコが欲しい。

実は、我が家で今使っているタコ焼き器は
火力が弱くてうまく焼けないので、
もし大ダコが釣れたら買い替えると
自宅では尼(崎)出身のヨメサンが
腕まくりして待っている。

やっと餌のサバが釣れたので
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早速ボート上で捌いて
テンヤに巻き付け岸寄りでタコ釣りを再開する。
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でかいのを期待しているのでもちろん手釣りだ。

約2時間半、方向を変え、深さを変え
色々やってみたが
唯一に掛かったのはこいつ。
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で、今日の釣果はこれ。
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小さいが本命の一つ、イカの釣果が一番嬉しい。

先の北海道旅行で
利尻昆布と羅臼昆布を買ってきた。

タイミングよく
昆布締めが美味しいハタが釣れたので
釣った日刺身は昆布締めを待って
次の日刺身にする。
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アジの酢締めにぎり寿司と炙りおろし大根寿司
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注1:
ちょっと調べてみました。 
伊東市では
地先(定義はよくわかりませんが
多分海岸や岸壁に近い海側部分)での漁業者以外の
タコ捕りはイセエビなどと同様に禁止されている
ことを知りました。
今回は幸いにして捕ってはいませんのでぎりセーフ。
こんなルールがあることの拡散も含めて敢えて記事にしました。
ここでルールを云々するつもりはありませんが
要するに地面にくっついて動かない海藻類、
あるいはあまり動かない貝類、イセエビやタコ類は
“これは俺たちのもの”
と漁業者に確保されているようです。
なお、イカは(多分漁場区分をまたがって
回遊するからだと思いますが、さすがに)
漁業権対象魚ではありませんが
資源保護の観点から禁止時期とその対象場所が
決められています。
ので、皆さん気を付けましょう。



 今度は田舎に帰省です。
ここにきて水温の上昇も止まっているようですが、
次の釣りが見えてこない昨今です。
戻ってきたころに状況が面白く変わっていると良いのですが。

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2019年7月 4日 (木)

オニ三昧の日々

 

こう降られたのではどうしようもない。

さて、食べられないのは
ヒレの先端の鋭い突起部分だけ
と言われるほど、オニカサゴ
(正しくはイズカサゴ)は捨てるところがない。

市場に出回ることは少なく、
獲れるといわゆる高級料理店に直送されるという。

それほど貴重な魚なので
余すことなく平らげましょう
という意味合いもあるとは思うが
確かに隅から隅まで
どこをどう食っても美味い魚には違いない。

そんな高級魚を自分で捌いて、料理して食べる。
正に釣り師冥利につきる。
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一度にこれだけのオニカサゴを釣ったのは
五目漁師も初めてだったので、
この機会にあれやこれやと
色んな料理をして食べてみることにした。

先ず、釣った日は何と言っても刺身。
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カサゴ系の魚の釣った日刺身は
身がしっかりとしていてかたいので
薄く削ぎ切りにしていただく。

その他に炙りや洗いもやってみた。
(昆布締めはオニではなくウッカリン。)

手前は皮の湯引きと胃袋。
両者ともポン酢がよく合う。

食べた後は
頭部からカマを切り取って塩焼きにし、
刺身の残りと一緒にお茶漬けに添えるのが
我が家の定番。
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食べる時に身をほぐしてオニ茶漬けにする。

特にオニカサゴはカマ回りが分厚く、
食感も身の部分よりも更に引き締まって
イセエビの様と例えられるのも納得できる。

刺身だけでは腹持ちが悪そうだったので
1尾を大胆にぶつ切りの唐揚げにしてみた。
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見栄えは豪快でも
一口齧ると、中身は真っ白で上品な味。

大きなオニが釣れた時の定番は
何と言ってもしゃぶしゃぶに尽きる。
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本当は皮をつけたまま
薄切りにしたいところであるが
皮つきでうまく切るのは難しいので
今回も皮と胃袋はポン酢で食べることにした。

肝は旬のカワハギのように
はらわた内を占有するほど大きくはないが、
あっさり味で食べやすい。

ぶつ切りではなく骨やヒレを処理して
身の部分だけをサイコロにして
チリソースあえもやってみた。
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少し豆板醤入れ過ぎて
辛いとヨメサンには不評だった。

いろいろやっているとカマがたまってくる。
量があったので
お茶漬けではなく塩焼きにして
大根おろしを添えていただくことにした。
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こんな時にはヒレ酒がお似合いだ。
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ヒレは根元部分で
ほんの少し身を付けて切り取るのが
コツだと思っている。

冷蔵庫で乾燥させ、少し焦げる程度に焼いて
熱燗に浮かすと
香ばしく味わい深いお酒になる。

焼酎でもやってみたが
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少し香りがするくらいで、
やはり日本酒との相性が良いようだ。

オニの最後は甘酢あんかけ。
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オニを味わいたいので、野菜は入れずに
白ネギや生姜、ニンニクの薬味と調味料だけで
調理した餡をたっぷりとかける。

青物と違って
何十年も生きてきた年輪を感じながら
お箸で隅々までホジホジしていただく。

さて、ここまでがオニの料理。
これで食べきった。

ついでにその他の料理も。
ウッカリン他の煮つけ。
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サバタン用に持ち帰ったマサバであったが
3枚におろした段階でいけるかも
と言ったところ
五目漁師以上にサバには厳しいヨメサンが
ならばと焼きサバ寿司にしてくれた。
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少なくとも皮側には十分な脂がのり結構いける。

残った半身は味噌煮にしたが
珍しく美味いサバではあった。
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中途半端に1尾だけだったアマダイは
定番の昆布締めでいただく。
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梅干しとの相性がなかなか良い。

まだまだ、冷凍庫内には
ウッカリンやユメカサゴなどの小物が控えているが
これで完食の目途はついた。

あとはこの雨が去るのを待つだけだ。



中旬には旅行に出掛けます。

その前に一度伊東に行きたかったのですが
この分では帰ってきてからになりそうです。

この雨いつまで続きますかね。
梅雨が明けると今度は台風です。
魚も勝負を楽しみに待ってるでしょうに。

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