赤い魚集合
昨日(6月26日)は福浦に釣行。
今日行かないとしばらくは雨模様が続く。
先週はタイラバとジギング。
アタリが欲しくてタイラバのハリスに
エビ餌のエダスを出す仕掛けもやってみたが
全くアタリはなく、またまた貧果に終わった。
潮がダメダメの日だったと思いきや、
岸あがりして
定置周りでやっていたボートの
クーラーボックスを覗かせてもらうと
なんと良型のオニカサゴ含みでカサゴの大漁。
この時に、
五目漁師の今日の福浦は決まっていた。
今回はタイラバもジギングも封印し
餌釣りでカサゴと勝負してやる。
と言いながら、やっぱり朝一は
定置周りでジギングからスタートする。
前回と違って、
そこそこのベイト反応はあるものの
やはりアタリはない。
小1時間ほどで諦めて、先ずは定置周りから
サバタン餌の底釣りを始める。
先週のことがあったので
少し粘ってみるつもりであったが
脳裏では沖の根回りが気になって仕方がない。
そうだ、あそこは根が深いので
海面が静かな今のうちに行った方が良さそうだ。
とかなんとか、自分に言い訳しながら
小型のカサゴを数匹釣ったところで沖に向かう。
前々回の福浦で
型の良いウッカリンを釣ったポイントだ。
そして、ここは
正にウッカリンの巣だと思っていたのに
いきなり来たのは
なんと予想もしていなかったオニカサゴ。
えっ、オニがいるの?!
ウシシ、得した気分だ。
前回はジギングとタイラバで攻めたが
今日は手元にあった
底近くでサバタンがゆらゆらと漂う
オニ用の仕掛けを使っているので
その差であろうか。
もちろん、ウッカリンやアヤメカサゴ、
なんとアマダイまでも忙しく掛かってくる。
少し根回りを外れたところ
で魚探に魚影が映ったので
気分転換がてらジグを落とす。
着底からシャクリ上げて
正に魚影が映る-70m付近に差し掛かった時に、
来たー。 してやったりのアタリ。
時折ドラグが引き出される。
でかそうだ、何だろう?
イナダ? こんな時期にカンパチ?
ひょっとしてマダイ?
あれが真鯛の魚影だとするとこれは怖いぞ!
あと20mまで引き上げてきたときに
やっと思いたくもないサバが頭をよぎる。
そうだ、サバという手があったか。
まともに考えるとサバだわな。
やっぱりサバだ。
型は良い(44cm)。
皮肉なことにサバタンは
いつも冷凍庫に常備しているのに
今回に限ってなかったので
スーパーで昨日買ったものを使っている。
なので、一尾は持ち帰ろう。
また、根回りに戻ると相変わらず反応は良い。
今度はオニとアヤメカサゴが連であがってくる。
ははーん、
最初の小さなアタリがアヤメで
次にガツンと来たのがオニだな。 なるほど。
間にオニ単独を挟んで、
次もコツン、そしてガツン。
今度も2連だ。
頻繁にアタリはあるが決して簡単な釣りではない。
根が深いのに水深が100mもあるために
いくら海面が静かでも、放っておくと
仕掛けの着底までに
どんどんと道糸は斜めってしまう。
そのまま誘いに入ると直ぐに根掛かってしまう。
エダスと幹ハリスが絡まないよう
双方に太いハリス(8号)を使っているだけに
根掛かってしまうと厄介だ。
仕掛けが落ちて行く間も、誘いに入ってからも
片手は竿、もう一方は
左右のオールを持ち替えながら
道糸ができる限り垂直になるように
ギコンバッタンと漕ぎ続ける。
タイラバやジギングなら
底切りと同時に根掛りの心配はなくなるが
吹き流しの先端が漂うこの手の仕掛けでは
そうはいかない。
よく釣った。 まだ10時だが
そろそろサバタンの餌もなくなってきたし、
やっぱりタイラバで真鯛も狙ってみたいので
ここらで最後にでかいのが欲しい。
すると、ググン。
いやいや、まだ餌は付いているはずだ。
ゴツン、これだっ!
ここで、合わせを入れる。
でかいぞ。
ひょっとしたら今日一かも。
上がってきたのは
実は最初のアタリでも十分上げてみるに値した
30cmのウッカリンと
そして本命のオニカサゴ(38cm)の
またまた2連。
まだまだ釣れ続きそうだが
針掛かりの良いサバタンを切らしたところで
少し岸川に戻ってタイラバに切り替える。
もうそろそろマダイの顔が見たかったが、
このころから風も強まり
唯一の獲物はイトヨリに終わった。
で、今日の釣果はこれ。
福浦らしい赤い魚が集まった。
釣った日刺身は、オニとウッカリンの昆布締め。
贅沢に、オニのぶつ切り唐揚げ。
どうやら、この手の魚はエビよりもサバタンの方がお好きなようです。
潮も良かったのでしょうが正に根魚の入れ食い状態でした。
ただ、錘はまだしも針が根掛かってしまうと
風上に、左右にとボートを漕ぎながら外すのが大変です。
遊漁船では怖くてこんな釣りは多分できません。
希少なオニが今時かたまって残っているのも
そんな理由からなのかもしれません。
7月中旬には旅行に出掛ける予定です。
次はその前後どちらになるかはわかりませんが、
仲間が伊東でこの日上げたカイワリは
あの小っこいのではなく普通サイズでした。
今年はサバの猛攻も大したことはありませんし、
また面白くなるのかなと楽しみです。
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