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2019年5月21日 (火)

カイワリの正夢をみる

 

今シーズンのカイワリは型が良い。

例年30cmを超えるカイワリは
シーズン(1年)を通じて
1尾かせいぜい2尾止まりなのに、
今シーズンは五目漁師がホームにしている
オーシャン釣具だけでも
既に、34尾は上がっている。

しかも30cmぎりではなく
その内1尾は35cmという別格の大きさだ。

しかもしかも、30cmには満たないが
278cmクラスなら普通に釣れてくる。

五目漁師は
伊東でカイワリを釣り始めた10数年以上も前から
毎年30cm超えを目標にしているが
未だ釣ったことがない。

それも今年で決着しそうだ。

で、これはどうかな?
Cas19a0085s

沖上がり後
オーシャン釣具のオヤジさんの検寸で
29cmと宣告された個体。

自宅で捌く前に未練がましく再度計ってみた。

なんだ30cmを超えているではないか、
というのは写真のトリックで
やはりジャスト29cmしかなかった。

カイワリはもともとそんなに大きくなる魚ではない。
そのためかどうかはわからないが
マダイ(チャリコ)の20cmクラスを
刺身にすることはないが
カイワリの20cmクラスなら
普通に刺身にしていただいている。
Cas19a0059s
これは25cmくクラスであるが、これでも十分2人分はある

しかも小型でもしっとりと脂がのって
あの独特の甘さと滑らかな身質が堪能できる。

カイワリがアジと同じ仲間であることは
尾びれにかけて
ゼイゴがあることからも納得できる。

刺身や塩焼きにすると絶品のカイワリであるが、
残念ながらフライげや南蛮漬けは
アジの方が美味しいと思う。

アジのように所謂、魚臭さがないためであろうか。

カンパチなどと同じように
どちらかというと白身の魚に近く、
味が純粋過ぎるからかもしれない。

さて、昨晩はそんなカイワリの夢をみてしまった。
Dsxp194499s
57日撮影)

今日は日和が良いし、
いつもながら潮は澄んでいる。

正面沖に到着し、
早速仕掛けを投入すると
ビシから漏れ出るアミコマセが線を引きながら
-40mの海底に向かって落ちて行く。

こんな調子では底に着くまでにコマセが
なくなってしまうのではと心配するが
ビシの中の海水の動きが落ち着くと
流れ出すコマセは最小限に留まる。

途中で出てしまったコマセは
中層をうろつくサバを止めておくのに
丁度良いかもしれない。

やがて地上なら水たまりになる程度の
凸凹がある荒地のような海底が見えてくる。

この勢いでビシを着底させると
砂と粘土が混ざったような土面に
ズボッとビシが埋まってしまうのと、
魚を必要以上に脅かさないためにも着底の寸前で
ビシの落下スピードをコントロールする。

周りには勢いよく着地したビシがあけた穴が
いくつも見える。
その周りには着地の勢いで漏れ出たアミコマセが
土の上に付着でもしたように散らばっている。
(どうやらこれらは魚の餌にはならないようだ)

さて、ここで一振りしてコマセを出すと
何やら奥の方から雲でも湧くように
もやもやとしたものが見えてくる。

おっ!カイワリ君ではないか。

あっという間に、魚体をくねらせ
ビシから振り出されたアミコマセをパクパク
やりながら右に左に行きかうカイワリの群れで
海底は大賑わいだ。

これだけいればどれかが
針の付いた餌を食ってくれるだろう。

またビシを一振りしながら
少し仕掛けを巻き取る。

おっ! ハナダイもやって来た。

カイワリとハナダイ、
彼らはお互いに干渉などせずに
交じり合っているように見える。

少し上をエイが通り過ぎる、
先日撮影のモデルになってくれた
奴ではないだろうか。 奴だとしたら
まだひらひら部分に掛かったハリスを
引きずっているはずだ。

心配したサバは先ほど中層で見かけたが
幸いにしてここには現れない。

それにしてもこの魚の数は凄い。

そろそろ餌を食ってくれないかなー。

おっと、今のはおしかったぞ、
一瞬ついばんだように見えたのだがなー。

あれ、今度は10cm手前でUターンか。

さて、最後の一振りだ。

また集まって来たぞ。

むーー、それにしても上手く避けるね。
どうやらオキアミ餌は
コマセとは異質のもの、
怪しいものと
見切られてしまっているようだ。

辺りに点々と浮かんでいたアミコマセは
もうほとんどなくなってしまい、
針が仕込まれた2つのオキアミだけが
所在なげに漂い、
たまにピコピコッと跳ねて
なんとか彼らの関心を引こうとしている。

オキアミの横っ面には金色の針が覗いている。
それが理由ではないと思うが
少しは数が減ったものの
まだ往来が続く魚たちには今や見向きもされない。

アミコマセは出し切ってしまったので
仕掛けを回収してもう一度やってみよう。

やがて水面にビシが顔を出し
まばゆい青空が広がった時に目が覚める。

これは正夢に違いない。

参った!
釣れない、餌もなくならないのは
カイワリもハナダイも居ないからだ
とばかり思っていたが
どうやらそうではなさそうだ。

以前、海面でビシから漏れるコマセに
ソーダが群がるのを観察したことがある。

仕掛けもコマセに混じって浮かんでいたが
彼らは気が狂ったように突進しながら
コマセをあっという間に食いつくしてしまう。

面白がって何度かコマセを撒きなおしてみたが
いつも最後に残るのは
針が付いたオキアミだけだった。

こいつが湧き始めると
うかつに仕掛けをボートべりに
浮かすこともできなかったり、
中層で待ち構えられた日には
仕掛けが底まで届かないほど苦労するのに、
そのソーダでさえ
見える時には見えていることを知って
感心したことがあった。

今、海底には
ソーダやサバよりも賢い?目の良い
カイワリやハナダイが群れている。

潮の具合、陽の入り方、
海面の波や風の具合で、
寧ろあるひと時だけあの魚達が
素晴らしい判断力を失う時がある。

そんな時(時合い)にのみ
腕のない釣り師達にも
彼らを釣り上げるチャンスが巡ってくる。
Cas146355s
2014年4月23日の釣果、カイワリ55尾

漫然と仕掛けを落とすだけで釣れるわけがない。
五目漁師の釣りの原点である
魚との真剣勝負を忘れていたような気がし、
もう居ても立ってもいられない。

直ぐにオヤジさんに電話したが
明日(20日)も明後日(21日)もあいにくの天気だ。
大雨で海底の状況は変わってしまうだろうか。

とりあえず今日は勝負の道具を揃えよう。

久し振りに手釣りもやってみよう。
Cas19a0111s

穂先を通さない手釣りは
竿釣りに比べて釣り師の思う通りに
ビシを動かすことができる。

アミエビを針につけたいところだが
無理がありそうだ。
余り針が小さくなってしまうと
折角30cm超が食ってくれても
掛かってくれないだろうし、
掛かったとしても、ばらしてしまうだろう。

ここはやはりサビキだろうか。
天秤に付けた吹き流しサビキなら
釣り味もいつもの仕掛けと変わらないが
サバを掛けてしまうとひとたまりもないので
安いサビキ仕掛けにしておこう。
Cas19a0114s

外は予報通りの雨風だ、
さて、どうなることやら。

 

正夢なら伊東の海底にはうようよとカイワリやハナダイが群れています。
サバが本格的になるまでですね。
急げ急げ!

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コメント

iOSです。こんにちは。

奇遇です。。五目さんの正夢を私も何処かで見たような気がします。(^_^)

それにしても凄い見切りです。私もオキアミでは釣れないと思ってサビキや疑似餌を仕入れてきました。

リベンジに燃えています。
早く週末にならないかな。

またお会いしましょう。

投稿: iOS | 2019年5月21日 (火) 13時29分

iOSさん、こんにちは。

いい夢を見せていただきました。
ショックが大きくなるかもしれませんが
私は明日です。

釣っている時には見えませんから、
駄目だと、”サバしか居ませんでした” になりそうです。

投稿: 五目漁師 | 2019年5月21日 (火) 14時26分

五目漁師さん、こんにちは。

そんな気張らなくても今の季節はサバですから(笑)

ところでサビキと言えば、普通の安売りサビキは1.7mくらいですよね?
サバがいない前提ですが、コイツを赤、緑、白で連結すれば約5mの20本針吹き流しサビキの完成です!
コイツを沈めてコマセをドバ巻きすれば、
カイワリ 20尾一荷も夢じゃありません!

カイワリの束釣りは頂いたも同然ですね。

それでは、また。

投稿: flex-p | 2019年5月21日 (火) 18時06分

flex-pさん、こんばんは。

お隣のボート屋さんはサバの猛襲とかなんとか仰ってますが
あんなのは猛襲でもなんでもないです。

これくらいなら退屈しのぎに丁度よいくらいですよ。

多分、flex-pさんのご希望通り土曜日辺りからはいよいよかもしれません。
サビキで大マサバ20匹掛け、是非ぜやってみてください。

投稿: 五目漁師 | 2019年5月21日 (火) 19時57分

おはようございます。

そうすると今頃は駐車場で仕掛けの準備をされているところでしょうか。

夢が水中カメラになった夢なのかはたまた水中カメラの画像を見ていらっしゃったのか、鮮明なイメージですね。

確かに私も同じ経験があります。ソウダがコマセにつられて水面まで来て捕食していて餌針食べない。でもコマセが濃厚な状態の中の餌針は食べるんですよね。よく見ているなぁ、と感心した記憶があります。水面と深度がある場合の違いはあると思いますがコマセの効果は大きいですね。

ご武運お祈り申し上げます。

投稿: まっく | 2019年5月22日 (水) 07時06分

まっくさん、こんばんは。

実は知り合いの方が撮られた伊東の水中動画を見せていただきました。
驚きの映像でカイワリもハナダイも結構な群れでコマセに寄ってきますが
決して針が付いたオキアミは咥えません。

時合いを待つか、何か工夫をすれば釣れるのか
今日は後者のお試しでしたがうまくいきませんでした。

ここをなんとかするのが技量のありなしなのでしょうね。

投稿: 五目漁師 | 2019年5月22日 (水) 23時03分

こんばんは。

それは衝撃的ですね!
コマセと付餌の違いで違和感を感じているのかハリスが見えて違和感を感じているのか、、、パッと思いつくのは針にコマセは付けられないですからコマセをオキアミにするかハリスを極力細くするかですかねぇ。でもサバがいると2号だと面倒ですし、大物には対応できないだろうし、、、やっぱり五目漁師さんの言うように誘い方とかになるのでしょうね。

投稿: まっく | 2019年5月23日 (木) 20時29分

まっくさん、こんばんは。

時合い=お魚の食事タイム、じゃないですよね。
魚は餌がある限り食い続けています。
ただ、オキアミを怪しいと感じる時間帯とそうでない時間帯(時合い)
がありますね。

そこが何なのかわからないですね。
潮との関係がよく言われますが
どんな時にオキアミが餌に見えるのでしょうかね。

投稿: 五目漁師 | 2019年5月24日 (金) 00時25分

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