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2019年5月23日 (木)

勝負はまだ始まったところだ

 

昨日(522日)は伊東に釣行。

海底にカイワリやハナダイが群れる夢を見た。

(実は油壷辺りをホームにされているiさんが
釣りをしながらカメラを水中に入れて撮られた
実写動画の下手な再現版だった。)

もうサバの海になってしまったか。
あいつらさえいなければ
まだまだカイワリはいるはずなのに
と思ってはいたが、
あそこまでの大きな群れだとは
想像もしていなかった。

問題はサバがいることではなく
カイワリがいても釣れないことであった。

コマセにはむさぼりついてきても
決して針には掛からない。

彼らはサバのようにアフォではなく、
餌と仕掛けをきっちりと見分けている。

昨日の大雨で大きな川がない伊東の海も
岸寄りはさすがに濁っている。
 Dsxp194576s

この濁りが丁半どちらに出るかはわからないが、
さて勝負だ。

先ずはパイロット的に
いつもの2.5m吹き流し仕掛けを入れる。

すると、なんと1投目から休みなしの6連発のサバだ。
Dsxp194578s  

と言っても、仕掛けが底に届かないほどの
本来の猛攻ぶりではない。

次もサバで7連荘なら、息抜きに
記念のサバ撮影会でもやろうと考えていた矢先に
やっと本命のカイワリが来る。
Dsxp194579s 

どうやらサバが退場する兆しだったようだ。
一段落したので一旦は出してみたものの
サバに絡まれるのが嫌で止めていた
ロングハリスの仕掛けを入れ、置き竿にする。

一方、手持ち竿はあの動画をイメージしながら
シャクリ方を変えたり、
サビキ仕掛けに替えたり、
小さいオキアミを寄って付けてみたりするが 
“まだまだだよ” と言いたげに
たまにサバが掛かってくる。

残り15mくらいまでは
グイグイと下に向かって引くので
掛かれば毎回真剣モードで対峙するしかない。

どうせサバだろうと思っていい加減にあげてくると
見えてきたのは
カイワリだったりすることもよくある。

慌てたところで
既に針の回りは大きな穴になっており
竿から手繰りに切り替えるタイミングで
後姿を見送ることになる。

やがて、サバのアタリも遠のくと
魚全体の活性が悪くなったような気がする。

居ても釣れない。
正にあの動画の状態だ。

普通ならここで、だらけてしまったり、
嫌気がさしたりするが、
今日は今もこの下にカイワリやハナダイが
うようよいることが想像にかたくないために
寧ろ一層の力が入る。

9時過ぎにはオヤジさんもやって来られる。

そのころには水の濁りだけを残して
朝方の大きなうねりも収まりつつあり、
沖を眺めると
濁りの海域と青い海域の潮目がはっきりと見える。
Dsxp194583s

底にはカイワリがいることを信じて
いろいろやってみるがいつもの通り、
やはり釣れない時には釣れない。

昼を回ると少し状況が変わり
イトヨリが釣れ始める。

このところ、伊東の名物イトヨリは
鳴りを潜めていたが
果たしてカイワリやハナダイに代わって
今日はイトヨリデーなのであろうか。

五目漁師の手持ちの竿は
結局いつもの2.5m吹き流し仕掛けに
落ち着いているが
餌がなくなることはほとんどない。

一方、置き竿にしている
6mロングハリス仕掛けの方は
結構餌がなくなることが多く、
イトヨリもほとんどがこちらの竿に掛かってくる。

唾を付けたくらいでそんなにたやすく
釣れなかった魚が釣れるわけがないことくらいは
わかっている。
空転にしろあれやこれやと頑張ったので
いつもより早くコマセが切れてしまった。
コマセ節約のため
最後は調子が良いロングハリスの竿1本を
手持ちにしたところ、2尾のカイワリを追釣する。

結局、今日は
ひと時の時合いらしきタイミングすらなく
コマセ切れ、時間切れになってしまった。

で、今日の釣果はこれ。
Cas19a0121s
(カイワリ27cm他)

カイワリ5尾の内
4尾は4号のロングハリスに来たもの。

サビキ仕掛けは長くは出していないが
2度ほどアタリがあった。
あげてみると2度とも先針の餌がなくなっており
やはり餌かなと判断していたので
サバに絡められた際に止めてしまった。

勝負はまだまだ始まったところだ。
カイワリ釣りが面白くなってきた。

 

釣った日は刺身にする元気がなく
久し振りの漬け丼に。
Cas19a0130s

次の日にカイワリを刺身にし、
自家製のうちわのように大きい大葉に盛る。
Cas19a0147s


五目漁師は味覚は人それぞれなので
味の評価はあまりしないことしているが
これは特別に美味い。

今釣れるカイワリには

全体に丸い個体と細長い個体がある。
雄と雌の違いかなと思っていたが
どちらもメスだった。

刺身にしたのは丸い方。

(細長い方と比べたわけではない。)

 

イトヨリは身が柔らかく少し水臭いので
一旦天日干しにしてからアクアパッツァにする。
Cas19a0152s

 

 

動画を撮影されたiさんは綿密な作戦を立てられ
週末リベンジに臨まれると聞いている。
意表をつくアイデアもあり結果が楽しみです。


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<!ー010伊東釣行ー>」カテゴリの記事

コメント

おはようございます。

イトヨリは確かにしばらく釣れていなかったですね。

しかし釣れていない時合いの時も水面下ではコマセはパクパク食べているかもしれないと思うとなんとかしたいなぁ。という気持ちが高まりますね。見えにくいラインはあるんでしょうか。

私もそろそろ美味しいカイワリ食べたくなりました。7月にはチャーター船で10人くらいで出るので餌のサバ切り身もあれば良いかと思うので近々参ります。

おはようございます
ディスクワークがメインでしたので
今回のようなアウトドア的な作業は疲れて、
釣へ行く元気も無くなります
それでも釣りに引き留めているのは
ブログですね
しかし、スマホでは画面が小さく、感動も薄く
五目漁師さんとなかねボートの釣果確認だけは
見ています
前回のカイワリの正夢を見るでは
読んだその夜、同じような夢を見ていました
昔見た何かの映像とダブり、カイワリなのか
シマアジかイサキかメジナか
今思い出してもなんの魚だったか
まぁー今回の釣りに繋がり
やはり同じ考え、同じ映像を浮かべます
小魚の当りが消えた!!!
何か大物が近づいてきたな!!!
釣りの楽しみは、これですね
私も昨日、帰る前に堤防に立ち
潮の濁り、サラシの中に何か見つけて
次回が楽しみです

まっくさん、こんにちは。

今回食べたカイワリは本当に美味しかったです。
うなりましたね。
多分個体差があると思いますが
あの35cmはどうだったのでしょうかね。

サバは今のところ一日中邪魔するほどでもないですが
サバが来てもいいぞ、くらいの気持ちで釣れば
案外カイワリが来るかもしれないですね。

瞬殺のエサ取りからいかに逃げるか、
食わない魚にいかに食わせるか
釣り師の腕の見せ所ですね。

趣味人たけさん、こんにちは。

忙しそうですね。
これから暑くなりますから、現場は大変そうです。

今回の動画をみて釣り師の伸びしろは
まだまだ無限にありそうだと感じました。

正に百聞は一見にしかず、見てしまったからには
なんとかして食わせてみたいですね。

カイワリやハナダイですらこれですから
たけさんのように用心深いマダイを狙って釣る釣り師は
あらためて凄いと思います。

前回、コマセカイワリで全く釣れなかったので、二度とするか!っという想いで横須賀にジギング釣りに行ってきました。真鯛ねらいの最中、何かいつもとは違うアタリ…何と、皮肉にもジギングで28㎝カイワリが釣れました。傷心釣行でカイワリに遊ばれましたが、味は絶品!また、恋心に火がついてしましました。サバねらいでコマセすれぱカイワリが釣れるのでしょうかね!

MBLさん、こんばんは。

油壷で一度カイワリを釣ったことはありますが
横須賀は聞くのも初めてです。

アジに代わって釣れてくれると楽しくなりますね。

いやいや、今伊東はサバ、サバ、サバで大変なようです。
黙って晩秋まで待ちましょう。

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