やっと2年越しのアカムツを釣る
昨日(5月25日)は福浦(エトーボート)に釣行。
2年越しの福浦でのアカムツ狙い。
2週間ほど前から
ブログにコメントをいただくAさんと
候補日をいくつか決めてその日を待つ。
いつものアマダイ狙い(-70m前後)よりも
沖(-200m近辺)に出るために
go/no-goの決め手は海況。
潮流はどうせわからないが
風と波は天気予報で万全を期す。
今日ならどう間違っても強風や突風、
雷の恐れはなさそうだ。
Aさんとボートを前後して
沖のポイントを目指す。
風の吹きようによっては
岸沿いでは静かでも沖に出るに伴って
次第に風や波が強くなってくることは
よくあることだが、
今日は予定通り
岸沿いの海況がそのまま沖まで続く。
魚探を持たないAさんに
最初のポイントだけ案内して釣り始める。
水深約200m、
ボートは150~120号の錘で
底が取れる程度に南に流される。
最初にアタリがあって上がってきたのは
ギンメダイ(と自宅で調べたが写真なし)。
次はユメカサゴが続く。
可哀そうに、飛び出した目玉がいかにも中深場風
前回と違って今日は余程活性が良いのか
お目当てのアカムツが掛かる前に
こいつが食ってしまう。
入れ食い状態とは言え、
仕掛けを落とすのに1分以上、
魚が掛かると何であれ慎重にあげてくるので
7、8分はかかってしまう。
その間にボートは200mほども流されてしまうので
流れに逆らって元の場所に戻るのに
また10分を要する。
こんな小さな魚を釣るのにも
最低でも1尾20分はかかってしまうので
できることなら遠慮願いたい。
やがて、次第に潮が変わり
ボートは西に流れるようになる。
先ほどまでは等深線に交わるように
ボートが流れていたが
今度は等深線に沿って流れるため釣り易くなる。
300mも出た道糸の先で
25cmのユメカサゴが食ったところで、
アタリというよりも
何となく重たくなったと感じる程度である。
しかし、
今度は明らかなアタリが手元に伝わってくる。
来たぞ!
巻き取りの途中でも何度か反応があって
その都度リールのモーター音が高くなる。
アカムツかな?
アカムツであって欲しい。
しかし、見えてきたのはクロムツ。
型はそこそこ(35cm)ではあるがやはり残念。
そうこうしている間にAさんが
アカムツ釣れましたよーと
こちらに向かって見せてくれる。
やったね。
ひと事ながら嬉しいし、
居ることがわかって心強い。
五目漁師もなんとしてでも釣りたい。
おやっ、どうしたことだろう。
その後Aさんはどんどんと
五目漁師のボートからと離れて岸に向かっていく。
1尾釣ったので大満足し、別の魚狙いかな?
それとも釣った感激で腹でも痛くなって
一旦岸に上がるつもりなのだろうか。
それにしても戻るなら戻るで一声掛けて欲しい。
電話でもしてみようとスマホを触っていると
丁度Aさんからの呼び出し音。
もしもしAです。 そして、第一声は
五目さんちょっと沖に出過ぎじゃやありませんか?
と注意の電話だった。
(いつも出過ぎのAさんから
出過ぎと注意されるのは本望だが)
えっ?
私はずっと同じところを
行ったり来たりして釣っていますよ。
いつの間にか潮の向きは変わっているし、
岸から離れているので
Aさんはどうやら自分の位置が
わかっていないようだ。
これほど岸から離れてしまうと
山立ての物標も探しにくいし、
感度も鈍くなってしまうので
やはりGPSナビは必須になってくる。
海底まで200m以上もあるとは思えない
湖のような静けさであるが
ボートに乗っている本人は
流れの速さを知る由がない。
慌てて戻ってくるAさん
相変わらず仕掛けを落とす度に
ユメカサゴが掛かってくる中で再び確かなアタリ。
巻き上げ中にも時々クンクンと小気味よい引き。
今度こそ来たかな?
巻き上げの7分は余りにも長い。
外れずに堪えてくれ。
クンクンの度に健在(?)を確認して安心する。
とうとう見えてきたのは
待望のアカムツ(25cm)だ。
先に見たAさんのよりも2回りくらい小さいが嬉しい。
この後、更にクロムツ、
小型のユメカサゴが一投毎に釣れ続く。
最後に、
アカムツが釣れたポイントにもう一度戻って
2尾目を狙ったところが根掛かり。
結局、リール側で高切りして終了。
で、本日の釣果はこれ。
釣った日刺身はアカムツとクロムツ、
ユメカサゴの中深場盛り、
クロムツの煮つけ
次の日に、クロムツのソテー、
ユメカサゴの唐揚げ
観音崎ほどではないがやはり漕ぎっ放しは疲れます。
後は暑くなるのでこの釣りは今回で一区切りにするつもりです。
150号の錘を支えるのに、むにゅっと柔らかい腹の肉が
結構役に立つことがわかりました。
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