エビ餌でなんとか超絶完ボを逃れる
昨日(4月28日)は福浦(エトーボート)に釣行。
途中で氷が手に入りにくい福浦や大津に行く時には
自宅の冷蔵庫で作った氷ブロックを持っていく。
自宅を出て10分ほど走ったところで
その氷を
上り口の床に置いてきてしまったことに気付く。
まだ4時前だ。
このまま放っておくとヨメサンが起きてきたころには
玄関が水浸しになっているし、
もう何度も再冷凍を繰り返しているテンヤ用の
エビが解けてくると悪臭も酷いだろうと思い、
仕方なくUターンする。
予定よりも30分も遅くなってしまった。
世の中は連休2日目、
へたをすると、もうまともなボートがないのでは
と心配したが
思っていたほどお客さんは多くなく余裕だった。
今日はタイラバとジギングで真鯛を狙う。
福浦でこんなに陽が高い岸払いは珍しい。
いつもなら日の出の写真を撮りながら
定置周りで、先ずは
青物狙いのジギングをやってから沖に出るが、
今日は一直線で沖の-80m近傍を目指す。
福浦は、
あれは凄かったよ、
(両腕を目いっぱい広げて)
こんなんだったよ! とか、
クーラーが一杯だったよ! とか
勢いまかせのじっちゃん情報の他には
釣果情報がほとんどないために
今どこで何が釣れているのか知るすべがない。
それなりのポイントを押さえておけば、
年がら年中釣れるアマダイやカサゴ類、
カワハギなどならまだしも、
青物や真鯛については
その時々のポイントを直感で探るか、
わからないなりにやたらと広く探るかしかない。
今日の五目漁師は、
どちらかといえば後者の探り方で
-60~-100mを西に東にと流すことにする。
ボートが程よく流れてくれるので流しやすい。
ベイト反応を見つけると
時々タイラバ竿からジギング竿に持ち替えるが
メインはタイラバ。
しかし、どこをどう流しても一切アタリがない。
コツンとも言わない。
時々少し眠くなってくるが、
気を取り戻しては
いつもの1漕ぎ3巻き巻きを繰り返す。
五目漁師はタイラバもジグも
色や形にはあまりこだわらない方であるが
ここまで相手にしてもらえないと
ため息まじりで暇にまかせて
スカートやネクタイのひらひら部分を変えてみる。
それでも何も来ない。
福浦は正午ではなく11時に村のチャイムが鳴る。
このチャイムを聞くと
釣りは、そろそろ終盤戦で釣果を整えにかかる。
数を増やすか、種類を増やすか、小物で遊ぶか、
一打逆転の大物狙いに切り替えるか・・・
今日の五目漁師はタイラバとジギングなので
選択肢は限られているが、まだ超絶完ボ状態。
このまま真鯛を狙い続けるか、
今朝わざわざ引き返して持ってきた
テンヤ用のエビを使った釣りに切り替えるかを
迷いながら更に1時間を流す。
とうとう12時になってしまった。
まだ、超絶完ボが続いている。
ここでやっと作戦を変更する。
海上は至って静かなので、
ロープを避けながら定置周りを狙って
せめておかずをゲットしよう。
そこでタイラバの上部にテンヤ用のエビをぶら下げて
定置周りに向かう。
さすがに餌を付けると反応がよい。
先ずは、見えてきた時にはソゲのソゲかなと思った
大型のムシガレイ(34cm)。
次に小型のウッカリン。
こんな魚でもエビの頭をしっかりと狙ってくる。
そして頭部がなくなるとアタリが遠のく。
いよいよ時間もないし、
エビも最後になってしまったので
少し場所を移動して最後の仕掛けを落とす。
コツコツと思いっきりの悪い獲物を
誘いあげて掛けると、
やっとそれらしき引きの魚だ。
カサゴかな、ハタかな? オニだと嬉しいが。
結局、ウッカリカサゴ(33cm)で
辛うじてボを逃れる。
で、今日のボ逃れ釣果はこれ。
ウッカリカサゴの釣った日刺身は
正に新鮮さを食す感じ。
ムシガレイは唐揚げ甘酢あんかけに。
さて、いつもはタイラバのスカート部を
途中で変えたりしないのに
あまりにもの反応のなさに
今日は何度か変えてみた。
自宅に戻ると廃棄する仕掛けから切り取った
サルカンや使えそうな針類も流しに水を溜めて
塩抜きした後に乾燥させるが、
今日はスカート類が多いのでガラスに並べて干す。
これだけ交換してみたものの
渋い日のルアーは結局餌には及ばず。
福浦や真鶴の遊漁船はどうやらマルイカを追いかけているようです。
今度はアオリイカもセットにイカ狙いも面白そうです。
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