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2019年2月14日 (木)

想定通りのボ(エビスダイを釣る)

昨日(213日)は福浦に釣行。

数日前に福浦行を準備したものの
天気予報が悪化したため諦めた。

今度は良さそうだ。
ただ、朝起きた時点で予報を最終チェックすると
昨日の予報では心強い日差しが期待できたのに
一日中曇りに変っている。

腹と腰の2枚でいいかと思っていたホカロンを
急遽、内ももに追加する。

狙いの想定は先に予定した
マダイ坊主と青物坊主、
とか言いつつ万が一の
大鯛やワラサクラスの青物を期待する。

案の定、福浦名物の朝日は拝めず
どんよりしているが、
思っていたほど寒くも冷たくもない。

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殆ど漕ぎっぱなし、
腹や内ももに秘めたホカロン、
釣れない手を濡らさないルアーの釣りと
3拍子揃えば
真冬の手漕ぎボートは最強と言える。

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途中、ジグやタイラバを落としながら
予定の-100mまで漕ぎ出たころには
上着は脱いでしまっていた。
(冬の釣りで一旦汗ばむと後で冷えてしまうので
五目漁師はライジャケの上から上着を着、
いつでも脱ぎ着できるようにしている)

定置網サイド通過時に
一度ジグにアタリがあったものの掛けそこなう。

そして8時にタイラバに初めてのアタリ。

時々グイグイと鈍重な引きからすると
真鯛ではなさそうだ。

まさかでかいヘビ(アカタチとかウツボ)
ではないだろうな。

一人ぼっちのこんな海原で
そんな奴らと遭遇することを思うと
ドキドキしてくる。

よかった、上がってきたのは
今まで見たことがあるような、ないような
こんな魚(36cm)。

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自宅で調べたところエビスダイだった。

琉球列島や小笠原に生息する南方系の魚とある。
暖かい海水に乗って迷い込んだのであろうが、
南の魚が今更気が付いたこんな寒いところで
頑張っているのだから
マダイ君もどこかで震えていないで出て来いよ
と言いたくなる。

さて、ボは想定とはいえ、
やはり何か持ち帰りたいので
実はこんな仕掛けを準備してきた。

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タイラバとリーダーの間に胴付き仕掛けを入れた
以前のタイラバアマダイとよく似ているが、
小物を避けるために餌はオキアミではなく
一つテンヤ用のエビを使う。

タイラバの誘導部分を80cmとりつつ、
エビを付ける枝ハリス部分はワンタッチで脱着可、
一層のことタイラバ部分そのものを
ジグに替えたりもワンタッチでできるように
工夫はしたつもりだ。

タイラバの針に直接エビを付ける
所謂エビラバと違って
タイラバ+それ以上のアタリをとる
一つテンヤの効果を付加した
タイラバの真冬バージョンのつもりだ。

効果があってかどうかはわからないが
本日釣れた2尾のホウボウは
何れもエビに掛かってきた。

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割に早い時間にエビスダイが釣れたので
その後に期待したものの
結局タイラバへのアタリはそれが最初で最後、
終わってみれば
やはり厳しい冬の釣りでしかなかった。

5cas199194sエビスダイ(36cm)、ホウボウ(38cm、他)


帰宅後は真っ先に
(名前がわからなかった)エビスダイについて
図鑑やネットで調べる。

刺身はもとより
焼いても煮ても揚げても美味しいらしいが
素人が捌くのは無理ともある。

その理由がこれ。

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別名ヨロイダイともいうらしく
全体がガラスのような固い鱗で覆われている。
そのガードは徹底的で
魚体の隅々まで一分の隙もない。

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試しにいつものように出刃包丁をあててみたが
全く刃が動かせない。

初めて見る魚に興味を持った
ヨメサンのアイデアで
ラジペンで一つ一つ鱗を引き抜くことにした。

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間違えばガラスの破片(鱗)で
スパッと指先を切ってしまいそうだ。

出刃を入れるところの鱗だけを取り除き
3枚におろした後で
皮ごと鱗を引く手もあったが
皮が香ばしくて美味いともあったので
そうもいかない。

結局、鱗取りだけでほぼ1時間を要した。

釣った日刺身はエビスダイとホウボウの薄造り。

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程よい旨味のエビスダイのおかげで
今日はホウボウが水臭く感じてしまう。

折角の珍しい魚を食べつくすために
カマや腹骨も合わせて唐揚げに。

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風で出られなかったここ数日、
ネットで真冬の真鯛釣りの動画や船宿の釣果情報などを見、
まんざらでもないと期待したのですが
やっぱり五目漁師には無理でした。

東伊豆では乗っ込み真鯛という言葉を聞くことは
あまりありませんが
やはりもう少し待ちですかね。

来週は最近恒例になった北海道の撮影行です。
今度は-20度の世界。
一番寒い時が旬の冬景色を撮ってきます。

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ボート釣り」カテゴリの記事

コメント

こんばんは!
今朝0時15分に北海道から帰宅しました。
北海道寒いです。
最高温度マイナス4℃(笑)!
夜中は平気でマイナス10℃以下になります。
鶴居村なら、さらに寒く地吹雪や気嵐の中での撮影になると思います。
顔の表面が凍ると思いますので、目だし帽が必須になります。
レンタカー屋で、吹きだまり脱出用に毛布とスコップを借りることを進めます。

食べ物は海水(塩水)ウニが若冠、安くなってます。
お勧めします。

ロシア産と書かれていても、実際は北方領土4島の水揚げですので、地元産と変わりません。
粒の大きなバフンウニを選んで食べると当たりです。

追伸、ヨロイダイは初めて見ました。
まさか釣ってくる方がいるとは、驚きです。

投稿: AP | 2019年2月14日 (木) 18時16分

珍しい見たことのない魚ですね。

ウロコがそんなに硬いとは…

ラジオペンチで歯を抜くがごとくウロコを引っぺがすこと1時間・・・・

恐るべき探求心に脱帽です^^;

結果美味しくてようございました。

投稿: 飛竜丸 | 2019年2月14日 (木) 20時26分

お疲れ様でした🎵

私が行った日曜日(2/10)の福浦は、断然コマセ釣りのほうが活性が高かったです。

アマダイも殆んどがコマセのウィリーに来ました。
コマセや誘いで活性を上げてやらないと駄目かな?と言う感じでしたよ。

マイベストポイントの防弾ブイ沖(80m)には刺し網が入ってましたので、次回はそこら辺りを流してみたいと思っています(笑)。


投稿: 腰痛持ち | 2019年2月14日 (木) 21時23分

こんばんは。
めずらしい魚なんですね。
初めて見ました。

それにしてもラジペンでウロコ全部取るなんて発想絶対におかしいです。
想像しただけでアウト。

私も同じく脱帽です。
おつかれさまでした。

投稿: buru | 2019年2月14日 (木) 21時24分

APさん、こんばんは。

そうですね、釧路はAPさんのところよりも更に北ですから
覚悟はしていますよ。
というか、気嵐のタンチョウは-20~-25以下にならないと
いい写真は撮れないようです。

3年前に不用意に地吹雪の中を行き、レッカーされて懲りてますので
気をつけて行ってきます。

ヨロイダイはたまたまどこかから迷い込んだのでしょうね。
ここまで水温が下がるとは思っていなかったでしょう。

投稿: 五目漁師 | 2019年2月14日 (木) 22時07分

飛竜丸さん、こんばんは。

九州ならこちらで見るよりかは普通そうですが
やはり珍しいのですね。
それを聞くとますます珍しいものが食べられたなと
今更ながら嬉しくなります。

ただ、あの鱗とりがある限り
もう一度釣れるのはごめんです。

投稿: 五目漁師 | 2019年2月14日 (木) 22時13分

腰痛持ちさん、こんばんは。

この日はもう一杯(多分国分ボートから)出ていました。
随分沖で釣っておられましたが、
9時ころに釣果を聞いた時には
全然だめです、小さいアマダイが1匹と言っておられました。

そういえばコマセ籠はつけてましたが、
私より沖でしたから-100mは越えてましたね。
マダイ狙いだったのかもしれません。

確かに腰痛さんポイントに刺し網の旗がありました。
しかも4本ありましたからあのエリアに入るのは
ややこしそうですよ。

投稿: 五目漁師 | 2019年2月14日 (木) 22時24分

buruさん、こんばんは。

釣り上げた時にはこんなに珍しい魚だとは思っていませんでした。

調べてみて美味しい魚とわかっていながら
それこそ処分するなんていう発想は全くなかったですよ。
これしか方法はなかったと思います。

苦労した甲斐があって噂通り美味しい魚でしたよ。

投稿: 五目漁師 | 2019年2月14日 (木) 22時35分

釣れない冬場の工夫仕掛け、私もこのようなチャレンジに興味があり、面白く拝読させていただきました。誘い方も餌重視、タイラバ重視とで変わるので、面白そうです。ヨロイダイですが、色や目の大きさからは深場の魚に見えますが、水温が比較的安定してそうな深場にも環境変化があるのですかね?貴重な美味しい魚、羨ましいです。

投稿: MBL | 2019年2月16日 (土) 13時20分

こんにちは。

皆さんと同じく私も見た事がない魚です。
キントキなんかも鱗が硬くて大変でしたごラジペンでウロコ取り1時間は別格ですね。でも美味しそうですからやりがいがあったのではないかと。

ボの字がありましたがしっかりインスタ映えならぬブログ映えするお魚を釣られていますね。流石でいらっしゃいます。南国の魚が釣れるくらい海の中は暖かいのでしょうか。

肩がもう少し動くよあになれば直ぐにでも出かけたいのですが今しばし我慢かもしれません。来週の休みは気温も高いので釣り日和になりそうですが、、、

投稿: まっく | 2019年2月16日 (土) 15時52分

MBLさん、こんばんは。

おっしゃる通り、タイラバかエビかどちらかにくればよい
というわけではなく
タイラバ期待とエビ期待を分けて釣っています。

例えば、最初3回のフォールとリトリーブはいつもと同じようにタイラバ
それで来なければ、次は竿を上下して誘いながらエビで釣るといった感じです。
折角落とした-100mですからいくつかの釣りを試せるのはいいですよ。

あと1か月もすればこんなことしなくてもマダイが来てくれますかね。

投稿: 五目漁師 | 2019年2月16日 (土) 20時30分

まっくさん、こんばんは。

キントキですとじゃりじゃりいわせながらも
なんとか出刃を横に動かせますが
この魚は包丁では全く歯が立たずでした。
不死身の魚ですね。釣ってやりましたが。

肩の故障でしょうか? 
まだ早いと思いますが40肩、50肩、55背中、65首
と次々にやってきますよ。

今日はオーシャン釣具のお客さんがやはりマキコボシで
マダイを釣っています。
釣果を見る限りどうやらビシ釣りよりもマキコボシが有利のようです。
肩の調子が戻ったら是非やってみてください。

投稿: 五目漁師 | 2019年2月16日 (土) 20時46分

おはようございます
今頃は雪の中ですかね
雪景色の中、カメラを手にシャッターを押し続ける
五目漁師さんの姿が目に浮かびます
私は逆に薄暗い飲み屋の中で
シャッターを押していましたね
久しぶりにブログよりメールを先に見て
仕事優先でした
そんな事で福浦で釣っていた事に気付きませんでした
ヱビスダイは初めて見る魚です
鱗だけ見たならば、キントキかキンメダイのようですね
鱗が硬い魚は皮が美味いです
一口食べてみたい魚ですね

投稿: 趣味人たけ | 2019年2月19日 (火) 09時16分

趣味人たけさん、こんばんは。

今、根室からです。
今回は丁度冬の海に匹敵するほどシャッターチャンス、
というか被写体に恵まれずがっかりが続いています。

魚と同じで
居なくなったわけではなく居場所が変わったような気がしています。 

エビスダイ、たけさんですら初めてとは
余程珍しい魚なんですね。
二度と釣ることはないと思いますが
数年前にヨロイイタチウオという魚を釣ったことがありますが
これと並んで、記憶に残る魚になりそうです。

投稿: 五目漁師 | 2019年2月19日 (火) 19時10分

師匠こんちわ^_^

全然ボじゃないし!
エビスダイ、とてもメデタイ感じな魚ですね
そしてラジペンで(笑)
葉山でアンコウも驚きましたがこれもまた驚きです。
そういえば最近ニョロ釣ってませんね

投稿: ガル | 2019年2月23日 (土) 18時55分

ガルさん、こんばんは。

ボはガルさんを釣るためでしたが
ボごときでは飽きられたのか食いつきはあまりよくなかったようです。

やはり次はご期待にこたえるニョロですね。
といっても、ボートの上に上げるわけにはいきませんので

眼をつむりながらなんとか写真を撮ってみます。

投稿: 五目漁師 | 2019年2月24日 (日) 22時59分

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