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2018年11月14日 (水)

どっちが先か?!

 

 

 

 

 

五目漁師はたまに富士山の写真を撮りに行く。

 

数年前までは釣り以上に頻繁に出かけていたが
最近はあまり行かなくなった。

とにかく人(カメラマン)が多すぎる。
人のことは言えないが
仕事をリタイヤして自分の時間が持てるようになった。
さて何をやろうか、
読書や散歩だけでは少し物足りないし、
かといって今さら一からゴルフはきつそうだし、
仮に興味を持ったとしても
急ごしらえの手漕ぎボート釣りなどできるわけがない。

そうだ、写真撮影なら
と安直に考えてしまうのかどうかはわからないが、
とにかくジジババ団塊世代のカメラマンが
急増したように思える。

富士山周辺は、
どの撮影ポイントも夜明け前から三脚が立ち並び、
動きがおぼつかない、
あるいはしなやかさに欠ける、
あるいはたるから手足が出てきたような無言
(時には闇夜をつんざくほどうるさい輩もいるが)
のシルエットがうごめいている。

平日であっても
決して人影がまばらになったりしないのは
彼らの多くが晴れて“私暇なんで”
になった世代である証拠であろう。

もちろん五目漁師も同類ではあるが、
こんな現地の様子に少し嫌気がさして
最近は撮影行よりも
少なくとも海上に出てしまえば
ひとり気ままな自由人になれる
釣行の方が余程が多くなっている。

ただ、手漕ぎボート釣りと違って
これならヨメサンと一緒に楽しめる
というのがもともと富士山撮影を始めた
一つの理由なので
これはこれでこれからも続けたいとは思っている。

で、これは先日
塩尻の高ボッチ高原から撮った写真。

 

Dsn18a5640ts

 

Dsn18a5677as

 

ここ10年ほど高ボッチには
毎年この時期になると1、2回出かけている。

実はヨメサンがここから
どうしても撮りたいというイメージの写真がある。

諏訪湖を中心とする諏訪盆地に
比較的薄い霧がかかり
高原から見下ろす下界には雲海が広がる。

そして街の灯りがベールをまとったように
橙や信号灯の緑や赤のグラデーション模様が
山々に囲まれた星空の下に浮かび上がる。

右手には南アルプスの山々、
左手には八ヶ岳連峰、
もちろん中央の遥か彼方には富士山が
見えることになっている。

つまり、高ボッチ高原から
富士山までの50km以上のスパンにわたっては
雲があってはならないという
矛盾しているかのような条件が
整わないといけない。

しかも暗い深夜では富士山が映らないし
逆に夜明けが近づきすぎると
周囲の明るさとともに
グラデーションの色彩は消えてしまい
ただの白い雲になってしまう。

つまり、時合いは富士山の明るさと
盆地の明るさがバランスする
夜明け前の一時だ。
うーん、なかなか難しい。

五目漁師が30cm超のカイワリを釣るのが先か
こんな風景が撮れるのか先か、
雪が降って林道が走れなくなるまでに
もう一度行ってみたいと思っている。

さて少し古くなってしまったが
先日のカイワリ、脂のりのりでうまいが
さすがに連日では飽きてしまうので
レシピ本をなめなめしながら
なんとか多彩にしようと努めた。

今回は都合で釣った日刺身はできなかったが
翌日のほんの少し熟成のマダイとカイワリの4点盛り、

 

Cas188505s

 


カイワリの梅ネギダレかけ、

 

Cas188535s

 


カイワリのムニエルゴマドレッシング、

 

Cas188515s

 


カイワリのカルパッチョ

 

Cas188540s

 


カイワリのチリソース、

 

Cas188549s

 


カイワリの漬け丼、

 

Cas188527s

 


冷蔵保管もできそうになかった分は
一夜干して冷凍保存、

 

Cas188518s

 


一尾ずつ焼いてみたがそれにしてもでかい。

 

Cas188543s

 

いくらうまいと言えど
一人一尾だと持て余し気味。





さて、帰省から戻ったらどこに行きますかね。
天気も潮もおとなしそうなら観音崎、
福浦のアマダイもシーズン真っ只中、
伊東のカイワリも絶不調から
そろそろ戻ってきますかね。

 

 

 

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コメント

こんばんは。

う~む、どれも旨そうだけど、やはりカイワリの漬け丼に1票かな?(笑)

福浦のアマダイは、そろそろ産卵に入りますので、1時的に食い渋る事が有ります。

流石のアマダイも子供を産んでる時は、飯など食う暇がないようです(笑)。

私は車が来るまで、しばらく釣りはお休みです。

命拾いしたなアマダイ、カイワリ、シマアジ、、、(芋さん風)。

腰痛持ちさん、こんばんは。

漬け丼は簡単ですし美味しいですよね。
今回のカイワリは脂ものってなかなか良かったですよ。

私も一昨年、突然3か月間車がなくなりました。
荷物の選択、服装、到着時刻などやはり車に比べると
ハンディは大きいですね。

食いッ気がないのは困りもんですが
鬼の居ぬ間に福浦でアマダイ釣りでもしてみようかなと
考えています。

素晴らしい!!!!
宝石箱を開けたような写真ですね
やはり写真は面白いです
また、この日の写真の中で
夕暮れの富士、雲がかかり、生命を感じる写真も好きです
2枚の写真が静なら雲がかかる富士の写真は動ですね
凪も良いですが、荒れた海も好きです
そんな性格ですから
仕事関係で老人ホームへ行く事も多く
ここには来たくないと想いましたね
素晴らしいホテルのような施設を見る度
逆に寂しく感じてしまいます
陽の当たる堤防で、小鯵と遊ぶ老人が
私にはあっています
昔あこがれの磯釣り老人と釣った事があります
小さい竹籠のバックを背負い、竿一本
釣ったイシダイを捌いて
ヌカに包み来た時と変わらぬ状態で帰って行く
電車釣りも、この老人からでした

趣味人たけさん、こんばんは。

おっしゃる通り近景の富士山は雲の動きが早くて
面白いです。
この時もどんどん変わる雲を見ながらドキドキしたのですが
やや中途半端に終わってしまいました。
もう少し雲が薄く光を通してくれると真っ赤に染まったかもしれません。

おっしゃる姿はまだまだたけさんには似合わないように思います。
吹きすさぶ風の中で青物を掛け折れた竿を抱えて帰る
サンダル姿が見えます。

師匠こんちわ^_^
寒さが本格化してますがいかがお過ごしでしょうか?
今年ももう終わりですねぇ。寒いです(^.^)
しかし、ちょいちょいお名前を拝見しますが流石の一言です
富士山も今が1番好きな雪の被り方ですが夜明けのこの色…
ヤバイです

むむー、どちら様でしょうか、こんばんは。

これくらいの寒さはボートを漕ぐには丁度いい加減ですよ。
まだまだ、釣りは今が一番いい時であっちにもこっちにも行きたいと
うろうろしています。

何が流石なのかよくわかりませんが
富士山の方はそろそろ周辺の紅葉も終わり完全に冬支度ですね。
雪が積もれば積もったで四季折々の景色が楽しめます。

仕事がまた慌ただしくなり、休みに拝見しております。

カイワリが釣れたら刺身、タタキ、塩焼き、、、までいけば釣った方でこんなに多彩な食べ方はした事がないですね。羨ましい限りです。

一度開きにしてみましたが、体高があるのでグルリに2匹入らなかったのですが、干すと旨味が増すので美味いですね。

先般釣ったタイは一部残して近所の居酒屋さんにもらっていただきましたので完売。来月頭には次回を予定しております。

まっくさん、こんばんは。

忙しそうで何よりですね。

我が家は釣り魚は釣った日に食してこそ値打ちがある
という考え方ですので先ずは刺身は欠かしません。

翌日からは大概熱を通す揚げ物やムニエルが多くなります。
または干物にしますがおっしゃる通り
先日釣ったでかカイワリの干物はじゅうじゅうと脂が滴り
文句なしでしたよ。

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