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2018年11月

2018年11月27日 (火)

豪華“しゃぶしゃぶ味比べ”ならず

 

 

 

 

昨日(1126日)は伊東(オーシャン釣具)に釣行。

先にタイミングに恵まれ
デカカイワリの良い釣りをしたが、
その直後からどこに行ってしまったのか、
仲間の名人がこぞって狙いに行くものの
申し訳ないほど釣れない。

あんなに美味しくて、
グイングインと見事な引きっぷりを
見せてくれるカイワリなら
何度でもと思うのは当然のことであるが
一旦そっぽを向かれてしまうと
釣り師のあの手この手のあがきなど
なんの効果もない。

仕方がない。

今回は最初からカイワリは諦めて
沖流しでアマダイとオニカサゴを狙ってみよう。

その後はタイラバでマダイとハタを釣って
オニ、ハタ、マダイ、そしてアマダイの
夢のような“しゃぶしゃぶ味比べ”をやってみよう。

この時期のしゃぶしゃぶには欠かせない
柚子も既に買って準備万端整っている。

そしてその翌朝、
なんと10分ほど走ったところで
スマホを忘れてきたことに気づく。

大物との出会いは一瞬の巡り合わせ。

さて、この予定外のタイミングのずれが
吉と出るか凶とでるか、
30分の出遅れを取り戻そうなどと
ケチなことは考えずに寧ろ、
OKこれで良しと思いながらゆったりと
明け方の134号、135号線を吹っ飛ばす。

結局、定刻よりも少し遅れ目で
マリンタウン沖を目指して漕ぎ出る。

 

1dsxp184167s

 


このポイントでは1月に
アマダイやオニカサゴを釣っており
時期が時期だけに
今回はそれ以上のものを期待している。

 

2cas185660s

 


オニとアマダイが混在するエリアなので
こんな仕掛けも使ってみる。

 

3dsxp184177s

 


サバタンとオキアミ同時仕掛け、
うまくいけばアマダイ2尾とオニカサゴ2尾の
4連掛けが期待できる。

ところがどうしたことか、
1月にはあれほどアタリがあったエリアなのに
海底はシーンと静まり返ったままだ。

フグにハリスを一度切られた他には
一度も餌は取られないし、
もちろんアタリも一切ない。

このまま続けたところで
一日やってもまぐれで23尾釣れれば良い方だ。

仕方がないので、一旦餌釣りを止めて
タイラバをやってみることにする。

ついでにアマダイ釣り用の竿にもジグを付けて
ベイト反応があればいつでも
ジギングに切り替えられるように準備する。

 

4dsxp184183s

 


しばらくするとタイラバの着底と同時に
根掛かり風の
おやっ? としたアタリ。
どうやら魚のようだ。

ただ海底から引きはがした後は
巻き上げ中もズーンと重いだけでほとんど動かない。

ひょっとして小ザメでも掛けてしまったかな?

潮は透き通っているので
67mも下から魚影が見えてくる。

おや、茶色いぞ。
イカ?

で上がってきたのはなかなかのサイズのハタ(44cm

 

5dsxp184171s

 


それにしてもハタとはいえ動きが鈍かったのは
底潮が相当冷えているのであろうか。

(調べてみましたがハタは種類や雑種が多く
なんというハタなのか同定ができていません。
誰かご存じでしょうか?
頭部と胴体の上半分くらいに小さい斑点があり、
マハタなどと同様に体には横じまがありますが
かなり薄いです。)


狙いの魚種を変えたので
これから順次ハタがいそうなポイントに
移動しようと考えてはいたが、
ここは取りあえず寸前まで
アマダイを狙っていたポイントなので
海底には根などはないだだっ広いイメージ。
しかも今日に限ってはアマダイっ子一匹もいない
荒涼とした砂漠のような海底に違いない。

こんなところで行動範囲の狭いハタの眼の前
(もしかして頭の上)にタイラバが命中したとは
正に千載一遇の出来事だったように思える。

朝の30分弱の遅れが
この獲物をもたらしてくれたことに
五目漁師にとってはラッキースマホ忘れ、
ハタにとっては(もし事情を知っていれば)正に
運命のようなものを感じざるを得なかったであろう。

待てよ、もし遅れていなければ
もっと大物に出会えていたかもしれない
なんて欲張りなことは考えないことにしよう。

次に掛ったのはハナダイ。

 

6dsxp184181s

 


タイラバ回収の途中だった。

海底近くから随分長くタイラバを追ってきたが
五目漁師にとっては所詮タイラバの回収。

一層早巻きした時に
これが最後のチャンスと思って
飛びついてきたようだ。

その後ジギング竿に持ち替えたり、
もう一度に餌釣りに戻ったり
あの場所この場所、
あの手この手を尽くすが
お魚不在の海ではどうにもこうにもならない。

たまに遊んでくれるのはこいつぐらい。

 

7dsxp184186s

 


終盤にはなんというか、
次はアタルぞ、次は掛かるぞ
という期待すら持てなくなってしまい、
五目漁師として珍しくも巻き巻きしながら
眠くなってしまった。

で、今日の釣果はこれ。

 

8cas188648sハタ44cm、ハナダイ33cm

 


タイラバやジギングの釣果は美しくてよい。

狙いのアマダイ、鬼カサゴとも皆無に終わったが
タイラバの釣果としては我が家では一番の
ハタが釣れたのでこんなものかな。

豪華しゃぶしゃぶの味比べはできなかったが
ハタとハナダイのしゃぶしゃぶ、

 

9cas188664s外側のピンク色がハタ、内側の白いのがハナダイ、
軍配はもちろんハタにあがった。

 


しゃぶしゃぶの後は
ハタのアラでとった出汁を加えて雑炊。

 

10cas188668s

 

11cas188676s

 


次の日は二人では食べきれなかった
ハタしゃぶの残りとカマ焼きでお茶漬け。

 

12cas188689s

 





伊東はどうしたのでしょうか。
海面水温はまだ20.4度もあります。
あの半端ない静けさからすると
底潮は逆に相当冷たいのかもしれないですね。

今のところカイワリは気まぐれ、
マダイは釣れない、青物も不在。

例年ならまだまだ楽しめるころですから
変化を待つしかないですね。

追伸:
今日はオーシャン釣具のオヤジさん自らが出陣、
マダイ(40cm)とカイワリが数尾釣れています。
この調子で釣果が上向くといいですね。

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2018年11月20日 (火)

カイワリに続いてアマダイも型揃い

 

 

 

 

昨日(1119日)は福浦に釣行。


Dsxp184156s_2

 



2
3日前に舞鶴と尼崎への帰省から戻ってきた。
帰省中は現金なもので
自分が釣りに行かないとなったら
全く海の天気など興味がなかったが
戻ってきて久しぶりに天気予報をながめていた。

すると雨模様だった福浦の予報が
前日の夕方になってくもりマークに変ったので
急遽じっちゃんに電話を入れる。

これは決して予約の電話にはならないが、
平日行なので
行ってみると一人の可能性もあり、
もしお迎えがない場合には
電話で叩き起こしますよ
という宣言のようなつもりだ。

結果、駐車場に真っ暗闇の
5時過ぎに到着すると
更に早い先客がいらっしゃったようで、
電話をすると
じっちゃんは既に作業中だった浜から
駆けつけてくれた。

それにしても福浦の朝は早い。
この時期の5時はいくらなんでも早すぎる。

さて、福浦と言えばアマダイ。
なのに、一昨年あたりから
新子の10数cmサイズが多く混じるようになり
アマダイ狙いからは遠のいていたが、
仲間のyさんやaさんが
今シーズンに入って良型を揃えていらっしゃる。

ということで、久し振りにアマダイを
狙ってみることにする。

と言いつつも、
福浦だけでなせる早朝の時合いは
ジギングでマダイ、
それに青物も1尾くらいなら欲しい。

海上で夜明けを待って沖に漕ぎ出し
定置網回りでジギングを始める。

マダイやヒラメを期待しつつ
底近くではスロー、もしくはただ巻き、
中層以降はスローよりも少し早めの
ワンピッチジャークで巻き上げてくるが
反応はない。

うまくしたもので
定置網のロープが及ぶ範囲内には
結構なベイト反応があるが
小心者の五目漁師は
朝一早々にリーダーもろとも持っていかれると
意気消沈の度合いが大きいために
危険範囲には近づかないことにしている。

その結果かどうかはわからないが
一度のアタリすらないままに
ジギングは1時間半程で終了し
続いて、少し沖に出て
アマダイの流し釣りを始める。

やはり餌釣りは違う。
早々にアタリがあり
少し小ぶりだがアマダイがあがってくる。

 

Dsxp184158s

 


潮の流れは殆ど感じないが
風は岸沿いに対して斜め沖(熱海方面)に
ボートを流してくれるので
-65mから-80mを探りながら
南北方向に場所も探れる
というなかなか良い感じだ。

そんな中で
いきなり穂先が海面に突っ込む強いアタリ。

なんだろう、
これだけの引きはアマダイではなさそうだ。
どうやら警戒したサバでもなさそうだ。

とにかく顔が見たいので慎重にあげてくる。

見えたのはイナダ。

 

Dsxp184164s

 


少し、いや
かなりがっかり。

とは言え
先ほどまでジギングで狙っていた
魚の一つではないか、
かなり痩せ気味に見えるが一尾ならいいか。

オキアミ餌のアマダイ仕掛けに
カンパチが掛かったり、
ヒラメが掛かったりすることはよくあるが、
さきほどまでジギングで
シャクシャクと狙って釣れなかった魚が
こんな風に殆ど同じ場所で
アマダイの仕掛けに掛かってくると、
分かった風な釣り師の狙いって
一体何?
と苦笑いしてしまう。

青物が釣れると静かなアマダイと違って
写真撮りの最中もバタバタと暴れるし、
血抜き処理も面倒だし
ボート内が急に騒々しくなってしまったが、

やれやれ、また元のアマダイ釣りに戻る。

その後は、ポツリポツリではあるが
最初の一尾を除いては期待通り
278cmの型揃いで申し分ない。

 

Dsxp184162s

 


残念なことにアマダイが
連続ヒットするコロニーは見つけられなかったが
数もそれなりに釣った(はずだ)。

仕掛けを落とすにも上げるにも
時間がかかる深場で
仕掛けの着底と同時に食ってくる
厄介なオキトラギスの部類も今日は
ほとんど掛からなかった。

あれだけ煩かったレンコダイの幼魚に至っては
一度も顔を見なかった。

すっかり福浦の海底は(今のところ良い方に)
変わってしまったようだ。

で、今日の釣果はこれ。

 

Cas188578s

 


あれっ?!

釣った大物がクーラーボックスの中で
小さくなってしまう話はよく聞くが、

釣ったはずの魚が
いなくなってしまうこともあるようだ。

今日は軽く12、3匹は釣ったつもりで
やや気をよくしていたのに
逃げられてしまった。

型揃いで一尾一尾が楽しませくれたてので
よく釣った気分になり
数え間違ったのだろうか。

で、釣った日刺身はアマダイと言えば
やっぱり昆布締めが美味い。

 

Cas188590s

 


締めるのに少し時間(2時間ほど)がかかるが
沖上がりが早い福浦なら
その日の夕食に昆布締めが間に合うのが良い。

五目漁師家の定番料理
バター風味のあっさりムニエル。

 

Cas188605s

 


白身魚ならアマダイはもとより
鯛もヒラメもハタも
この料理はよく合う。




自宅ではストーブを使い始めました。
500mlのペットボトルを4本も空にしたのが
つい最近のように思えますが
昨日は1本だけ持ち込んで
一度口につけただけでした。
水温は21度でした。
例年18度くらいまでは楽しめますが
各所の大物情報を聞くと焦りますね。

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2018年11月14日 (水)

どっちが先か?!

 

 

 

 

 

五目漁師はたまに富士山の写真を撮りに行く。

 

数年前までは釣り以上に頻繁に出かけていたが
最近はあまり行かなくなった。

とにかく人(カメラマン)が多すぎる。
人のことは言えないが
仕事をリタイヤして自分の時間が持てるようになった。
さて何をやろうか、
読書や散歩だけでは少し物足りないし、
かといって今さら一からゴルフはきつそうだし、
仮に興味を持ったとしても
急ごしらえの手漕ぎボート釣りなどできるわけがない。

そうだ、写真撮影なら
と安直に考えてしまうのかどうかはわからないが、
とにかくジジババ団塊世代のカメラマンが
急増したように思える。

富士山周辺は、
どの撮影ポイントも夜明け前から三脚が立ち並び、
動きがおぼつかない、
あるいはしなやかさに欠ける、
あるいはたるから手足が出てきたような無言
(時には闇夜をつんざくほどうるさい輩もいるが)
のシルエットがうごめいている。

平日であっても
決して人影がまばらになったりしないのは
彼らの多くが晴れて“私暇なんで”
になった世代である証拠であろう。

もちろん五目漁師も同類ではあるが、
こんな現地の様子に少し嫌気がさして
最近は撮影行よりも
少なくとも海上に出てしまえば
ひとり気ままな自由人になれる
釣行の方が余程が多くなっている。

ただ、手漕ぎボート釣りと違って
これならヨメサンと一緒に楽しめる
というのがもともと富士山撮影を始めた
一つの理由なので
これはこれでこれからも続けたいとは思っている。

で、これは先日
塩尻の高ボッチ高原から撮った写真。

 

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ここ10年ほど高ボッチには
毎年この時期になると1、2回出かけている。

実はヨメサンがここから
どうしても撮りたいというイメージの写真がある。

諏訪湖を中心とする諏訪盆地に
比較的薄い霧がかかり
高原から見下ろす下界には雲海が広がる。

そして街の灯りがベールをまとったように
橙や信号灯の緑や赤のグラデーション模様が
山々に囲まれた星空の下に浮かび上がる。

右手には南アルプスの山々、
左手には八ヶ岳連峰、
もちろん中央の遥か彼方には富士山が
見えることになっている。

つまり、高ボッチ高原から
富士山までの50km以上のスパンにわたっては
雲があってはならないという
矛盾しているかのような条件が
整わないといけない。

しかも暗い深夜では富士山が映らないし
逆に夜明けが近づきすぎると
周囲の明るさとともに
グラデーションの色彩は消えてしまい
ただの白い雲になってしまう。

つまり、時合いは富士山の明るさと
盆地の明るさがバランスする
夜明け前の一時だ。
うーん、なかなか難しい。

五目漁師が30cm超のカイワリを釣るのが先か
こんな風景が撮れるのか先か、
雪が降って林道が走れなくなるまでに
もう一度行ってみたいと思っている。

さて少し古くなってしまったが
先日のカイワリ、脂のりのりでうまいが
さすがに連日では飽きてしまうので
レシピ本をなめなめしながら
なんとか多彩にしようと努めた。

今回は都合で釣った日刺身はできなかったが
翌日のほんの少し熟成のマダイとカイワリの4点盛り、

 

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カイワリの梅ネギダレかけ、

 

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カイワリのムニエルゴマドレッシング、

 

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カイワリのカルパッチョ

 

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カイワリのチリソース、

 

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カイワリの漬け丼、

 

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冷蔵保管もできそうになかった分は
一夜干して冷凍保存、

 

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一尾ずつ焼いてみたがそれにしてもでかい。

 

Cas188543s

 

いくらうまいと言えど
一人一尾だと持て余し気味。





さて、帰省から戻ったらどこに行きますかね。
天気も潮もおとなしそうなら観音崎、
福浦のアマダイもシーズン真っ只中、
伊東のカイワリも絶不調から
そろそろ戻ってきますかね。

 

 

 

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2018年11月 7日 (水)

こんなの初めて、型ぞろいのカイワリ

 

 

 

 

昨日(116日)は伊東(オーシャン釣具)に釣行。

伊東でカイワリが釣れ始めた。
しかも当初から群れが入れ替わったのであろうか、
型も良くなってきた。

 

Dsxp184131s

 


今回はアジポイントで先ずアジを釣って
そのアジを持って正面沖に出、
カイワリを釣りながらヒラメを狙う。

実は、アジ釣りの前に30分ほどではあったが
アオリイカ狙いのエギングもやってみた。

ここはポイントが狭いので30分もあれば
その時に抱きっ気があるイカがいるかどうかを
確認するには十分だ。

魚探を覗きながら流していると
ティップの反応よりもアジの魚影が気になる。

予定通り30分でエギングは止め
泳がせ用のアジ狙いに切り替える。

今日はオーシャン釣具のオヤジさんも
泳がせをやると聞いているので
オヤジさんの分も含めて10尾もあれば十分だろう。

とらぬ狸の~で活かしバッカンもそばに準備して
釣り始めるがなかなか釣れない。

たまにそれらしき群れやってきても
タイミングが悪いと仕掛けが落ちていく間に
元の岩肌や根が丸裸になってしまう。

1時間半ほど粘ってみたが
なんとか泳がせができそうな小魚3尾を
バッカンに確保し本命の正面沖に移動する。

先ずはカイワリ狙い、
2.52本針仕掛けでせっせとコマセを振り出すが
一向にアタリはない。

今日は平日でもあり
他のボートは五目漁師の風下側に2ハイのみ。

それらのボートを見ていると
何れもサビキ仕掛けで結構頻繁に釣り上げている。
型が良いのかカイワリ(らしき魚)が
玉網どりされている。

もちろんいつもそうとは限らないが
本日のカイワリはどうやら
ビシかごから振り出されたコマセに突進してくる
活発な状況のようだ。

いかにも“釣ったるぞ” 的で、
“ひょっとしたらあいつやこいつも” 的な
楽しみに欠けるサビキ釣りはどうも好きになれない。

もちろん背に腹は代えられずで
真似しようにも準備もしてきていない。

ボーっとしてる時にドスン!
といきなり来た最初の強い引きは途中バラシ。

そして次にやっとカイワリがあがる。

 

Dsxp184138s

 


でかい!
278cmはありそうだ。

ボート釣りでの30cm超のカイワリには仲間内で
セブンイレブンの100円コーヒーが賭かっているが
一人の時に釣ったらどうしてくれるんだろうかと
心配してしまう。

その後もアタリは遠いが掛かるとでかい。

良型の群れが入ってくると
223cmを主体に
256cmの大型が12尾混ざることはあるが
30cm超はまだ一度もお目に掛かっていない。
(いや、それらしきが一度あったが
ボート際で針はずれ。
ヨタヨタと腰を振って戻っていく姿に
海面に手を突っ込みながら見送った記憶が
未だによみがえる。)

11時ころになってオヤジさんがやって来た。

五目漁師と同じ魂胆であろう。
先程までアジポイントに浮かんでいるボートに
気づいていたが
聞くとやはりアジは釣れなかったようだ。

五目漁師はなんとか確保した小魚を
カイワリ狙いの傍らで泳がせてはいるが
どれもこれも仕事をしてくれない。

最初に泳がせたのはモロという初めて見る魚。
(自宅に戻ってから調べてみたところ南洋の魚で
ムロアジの仲間らしい。
やはり海水温の高さで迷い込んだのであろう。)

 

Dsxp184133s

 


しかし、間もなくご臨終。

続いて泳がせたのはヒメジ。

 

Dsxp184136s

 


これはフグにきれいさっぱり啄まれたか、
または逃走。

そして最後はエソ。

 

Dsxp184139s

 


やはり(多分)フグにやられてしまった。

魚の身になれば、
こんな風にやられるよりか
ヒラメにパクッと一口にやられた方がよいのにと、
実は釣り師の観点。

長活きさえしてくれれば
アジでなくってもよいと思って使ってみたが
この手の魚は鱗が硬くて
背に掛ける錨針が容易に貫通させられないことが
分かった。

さて、オヤジさんは当然のことながら
カイワリではなく
ロングハリスでマダイ狙いと決まっている。

 

Dsxp184143s

 


五目漁師も釣れないカイワリよりも
一発マダイを狙ってみようと
仕掛けを6mロングハリスの五目仕掛けに替える。

これならカイワリを狙いつつも
最終的には餌をマダイ棚に置いて
マダイの食いを待つことができる。

それが当たったのか
棚取りの最中に上針にカイワリが掛かってくれる。

そして次はハリスを手繰ってくると
先針に、してやったりのマダイ(36cm)だ。

 

Dsxp184148s

 



1
時を過ぎたころからカイワリの時合いが始まる。

マダイの棚どりをしようと
コマセを出しながら仕掛けをあげてくると
上針にカイワリが掛かるという
ロングハリスは無駄、嬉し忙しいパターンが続く。

しかもどれもこれも今までになくサイズが良い。

 

Dsxp184146s

 



3度もあったが
27
cm前後の大物カイワリの2連がけになると
カイワリごときでも
リールのドラグが鳴ってしまうほどで
柔い竿の穂先が止まったままで上がらない。

楽し~~~。

もちろん一に時合到来のおかげであるが、
仕掛けを五目仕掛けに替えて
上針がビシに近づいたことが
効果を奏でている気がする。

元々そんな考えで作った仕掛けだったのに
もっと早く替えていればよかった。
アフォ!。

気が付けばいつの間にか海面は結構な波、
空はどんよりと雨模様。
正にオヤジさんがいうカイワリ日和だ。

まだまだこの調子で時合いは続きそうだが
ここで時間切れ。

で、今日の釣果はこれ。

 

Photo(オーシャン釣具の釣果ブログより切り出し)

 

Cas188489s

 


伊東のボート釣りのターゲットは
殆どの場合がカイワリであるが
上がるカイワリ上がるカイワリの型が
これだけ揃ったのは恐らく初めてのことであろう。
(オヤジさんが言うのだから間違いない)

それでも残念ながら最大は29cm、

 

Dsxp184150s_2

 


コーヒーゲットには至らなかった。

小型の群れの中でも
毎年12尾は30cm超があがってはいるが、
この群れがしばらく続いてくれると
今年は五目漁師にもと期待してしまう。

で、今回は釣りの後に伊東で用事があり
帰宅が遅くなったために釣った日刺身はなし。

これだけのカイワリ、一気食いはできないので
一夜干しにでもするつもりでいる。





昼過ぎまでは、隣のボートで上がるカイワリを
恨めし気に見ていたのみで打つ手はなし。
やはり釣りは時合いですね。
(もちろん今回のようにサビキとロングハリスでは
まるで違った釣りになりますが)
釣り師がやれることなどしれています。
いくらいい竿やリールを準備しても
釣れないものは釣れない。
釣れ始めると、
この釣り方がいい、腕がいいなどと思ってしまいますが、
釣りの上手い下手はせいぜい手返しに出るくらいですね。

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