タイラバ降参
昨日(10月28日)は福浦(エトーボート)に釣行。
今日は特に申し合わせたわけではないが
仲間のyさん、aさん、fさんと五目漁師が
福浦に集結することになった。
更に、カヤックのMさん達とも
海上でお会いできそうだ。
福浦には3軒の貸しボート屋さんがあるが
あいにくどのボート屋さんにもブログなどによる
釣果の情報発信がなく、
釣り師的な海の状況がなかなかつかみにくい。
今更ではないが、
ボート屋さん同士の関係が良くないと
なんとなくお客間のコミニュケーションもほとんどなく
今日も結構な人が海に出ていたのに
どこで何が釣れたのか、釣れなかったのか
殆ど興味津々のなぞのままに終わってしまう。
五目漁師が唯一福浦の情報として
チェックしているのは
小田原周辺の日々の定置網の漁獲を載せた
このブログ(小田原市場公式ブログ)。
我々の釣りにとって
どれくらいの参考になるのかどうかはわからないが
例えば、今回の釣りの前日にチェックした情報では
よその網がカマスやアジ主体に対して
福浦の網だけはイナダ350kgとある。
ほほー、福浦にはどうやらイナダが回っているらしい
だとするとワラサやカンパチも期待できるかも
となる。
ただ、残念なことに
この時期福浦で一番人気のあるアマダイが
こんな網に入ることはないし、
一本釣りのマダイや根魚の釣れっぷりが
どうかなどに関しては参考にならない。
さて、いつもながら
自分の釣果が振るわなかった時には
写真も書くこともないので
どうしても字数かせぎの前置きが長くなってしまう。
で、本日は少しでも福浦の釣り情報として
お役に立てればと五目漁師の貧家
(いつもはひんに続いてくだものと入力し、貧果に変換しているが、
間違って、いや間違ってはいないが
ごもくりょうしのひんかと続けるとこうなる。
なかなかうまい変換だ)
で、こんなことはどうでもよいが
要するに五目漁師の貧果情報だけでは
“福浦は釣れない” となってしまうので
敢えて仲間の釣果と合わせて
比較してみることにする。
先ずは、五目漁師の貧果。
先の定置網水揚げ情報を参考にして
朝一は定置網回りで実直にジギングでイナダを狙う。
しかし、
意に反して大アジが一尾のみで終わってしまった。
その後、少しだけエギングをやった後は
高浦方面でジギングカンパチ、その後は
ずっとタイラバでマダイを狙い続けた結果がこれ。
これはfさんの釣果。
fさんも五目漁師と同じく
朝一はジギングでイナダ狙い。
そして見事2本のイナダを揚げた後は
石切り場前の-20m~-25m付近でアキイカ狙い。
ここでも、きっちり4杯のアオリイカを掛けて
その後はジギングでカンパチ狙い。
どうやらこちらの方は振るわず
いつもの食い逃げ、いや颯爽たる早上がりだった。
続いてyさんの釣果。
他にもアマダイの嫁入りが2尾とのこと
yさんは、オキアミ餌で
定置網沖-60m~-80mを石切り場前辺りまで
流されていたように思う。
今日は魚の活性が低かったと言いつつ
素晴らしい釣果だ。
ここ2年ほどは
新子(12~13cm)のアマダイが多くなり
五目漁師もアマダイ狙いからは遠ざかっているが
今年は本来の型が揃っている。
ただ、このお方
自他ともに認めるアマダイ釣りの名手なので
我もと真似てもこうは行かないかもしれない。
そして、今年初めての福浦とおっしゃっていたaさんは
さすがに最初のころは釣れないと苦労されていたが
終わってみるとアマダイは型揃いの3尾他だった。
一方、三っ石経由で
真鶴側からカヤックを漕いでやって来られたMさんは
恐らくジギング一本だったと思うが、
最終的に30cm~37cmのハタを3尾
他に高浦の三つ石側で
大物をバラしたと悔しがられていた。
とこんな具合であった。
どうやら朝マヅメの一時を除いては
ジギングの青物狙いは不調。
マダイ狙いのタイラバは絶不調。
尤も、ジギングやタイラバは
元々一日やって一発来たら成功
そうでなければボは覚悟の釣りなので
これだけでどうのこうのとは言えないが、
オキアミのアマダイ狙いは福浦ならではの
好調といったところであろうか。
それに、fさんのアオリイカも光る。
“釣れた” コールで五目漁師も後を追ったが
へたくそには釣れず、
これもうまさを差し引かないと
誰でも言うわけにはいかなそうだ。
ということで福浦の釣果情報として
少しは役に立ったであろうか。
で、五目漁師の貧家では
せめて薬味を豪勢にと
唯一釣れたオオアジを
オイスターソースを使ったサワーソースかけに。
これ、わかるかな?
アジがでか過ぎて、
一番大きなフライパンでも姿のままでは
ムニエルができないために
真ん中で真っ二つに切ってムニエルし
薬味で繋ぎ目を隠している。
そして、貧果の悔しさを噛みしめ
次に飛躍するためにも
寂しいハタの釣った日刺身。
追記
そうそう、福浦は沖あがりが昼過ぎと早いために
夜明けとともにボートを出してくれる。
釣り師にとって
朝マヅメを釣らせてくれるのは大変ありがたいことで
他のボート屋さんにはない利点だと思っている。
ただ、最近はこれがエスカレートして
暗闇の中を沖に向かって出ていくボートが次々に!
以前にも書いたことがあるが
暗闇の中を走る(または操業する)ことができる船は
特別の許可を受けて
前後左右から自船が居ることが知れる
設備(両色灯など)を付けている。
近づいてくる船には
車のように明るい前照灯が備わっているわけではないので
自分の居場所を知らせて安全を確保している。
手漕ぎボートや2馬力艇だからといっても
見えないものは見えない。
もし他の船が向かってくれば逃げればよい
なんてことを考えているとしたらそれは間違い。
スピードの違いからすれば止まっているに等しいし、
まして竿を出していたりしたらもうじたばたするしかない。
危ないですね。
こんなことで関係者から一言いわれて
折角の早朝出廷(もちろん明るくなってから)が
禁止などにならねばいいがと
暗闇の湾内で浮かびながら心配していた。
鯛はどこに行ったのでしょうか。
それこそ情報が欲しいですね。
yさんやaさんの釣果を拝見し
この型ならアマダイも面白そうと思っています。
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