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2018年4月24日 (火)

釣れる内に釣っておきたい

 

 

 

 

昨日(423日)は伊東(オーシャン釣具)に釣行。

今年のカイワリは型が揃う。
伊東でカイワリを釣り始めて以来
五目漁師の目標は30cmオーバーのカイワリだ。

現に毎年1尾はオーシャン釣具のお客さんがあげている。

計ったわけではないが
数年前に手元でバラした30cmオーバーが
ひらひらと海底に戻っていく姿が
未だに脳裏に焼き付いて離れない。

型揃いの今年は仲間内で
セブンイレブンのコーヒーと唐揚げ棒が賭かっている。

ウシシ、彼らは五目漁師の365日連休を甘くみているようだ。

オーシャン釣具のオヤジさんは
カイワリは少し荒れ気味の天気が良さそうだよ
とアドバイスしてくれる。

今も同釣具店の “カイワリ(55匹)釣り過ぎたで賞” 
として燦然と輝く何年か前の五目漁師のレコードも
少し北東風が強く吹き、波もあり、
今にも雨が降りそうな天気だったことを覚えている。

釣り日和といっても、
今回はいつもの風なし、波なし、雨なしとは基準が違う。

予報が好転し(所謂、いつもの)釣り日和となった22日を
わざと見過ごして23日にする。

この日は午前中から昼過ぎにかけて
4m/s5m/s の北東の風が吹き、天気は曇りの予報だ。

オヤジさんもこれこそカイワリ日和だよと太鼓判を押してくれるが、
北東では少し波もきつくなるので
出られるかどうかは現地で見てから決めることにしよう。

その後、天気予報は前日の深夜には北東の風4/sに、
そして当日の最新情報では3m/sまで下がり、
現地に着いてみるとなんと普通の釣り日和になってしまったが、

 

1dsxp183751s

 


まあいいや、風こそないがしっかりと空は雲に覆われているし
霧が濃くて山立て標識の宇佐美観音が見えないのはちょっと誤算だな。

 

2dsxp183752s

 


しかし、ここは五目漁師の庭、
そんなもの見えなくたってアンカリングは一発で決まる。
水深39m、ドンピシャだ。

先ずは一投目マジックに期待するが餌がそのまま残っている。
二投目も餌はなくならない。
そして三投目、
少しシャクリ上げた時にアタリだ!

実は昨日の同店の釣果ブログで
今年初めてのサバが回ったとあったので
半信半疑で巻き取りにかかる。

うーん怪しい、
いやこの引きはカイワリだ、
いや怪しい、最近のサバは上手に泳ぐからな。

水面を覗き込む。
今日は結構濁りが入っているがビシに続いて
薄ぼんやりと白い魚体がひらひらと上がってくる。
カイワリだ。やったね♬

 

3dsxp183753s

 


隣のボートに来ましたよと自慢気に声を掛ける。

その後のアタリは前回と同様でバタバタと来たかと思うと
しばしのお休みモードに入り、
しばらくするとまたやって来るというパターンだ。

ただ、その周期が前回よりも短いので
バタバタの内に手返し良く釣れば釣るほど釣果はあがる。

イサキなどの場合には親分肌の大物は
ピラミッド構造の頂点(上層)にいるともいわれるが
カイワリはどうだろう?

30cmオーバーは釣り方の工夫ではなく
先ずは確率の問題だと思っているのでどんどんと数を上げていく。

先日TVのニュース番組か何かで、
立ち入り禁止の防波堤に入って釣りをするおじさんが
取材者にカメラを向けられて
どうしてこんな危険なところで釣るのですか?
と聞かれ際の答えがいかしていた。

釣れる内に釣っておきたい だった。

禁止区域に入ってまでかどうかは別として
釣り師の気持ちそのものではないかと納得した。

左手の竿は基本が手持ち。
2.52本針仕掛けをハリス長+2m位の範囲で
おとなしくシャクリ上げたり、
アタリが遠ざかると激しくコマセを出したり・・・、

一方、右側の竿は基本置き竿で
最近五目漁師がお気に入りの6mロングハリス3本針五目仕掛けで
マダイを狙う。

ただ、マダイの棚取りの際にカイワリが掛かってくる
(これが正に五目漁師オリジナルの五目仕掛けの狙いではあるが)ので
ついついこちらの竿がメインになってしまうことが今回は多かった。

中盤では4連続バラシとか
獲物(ざっと見40cmのマダイかハナダイ)を目の前にしながら
手繰り中にハリス切れでバラスとか、悔しい目にも会ったが
とにかく30cm超の大当たりとの遭遇を目指して釣り続ける。

カイワリの他にハナダイや久しぶりにムシガレイ、ホウボウ、

 

4dsxp183755s

 


心配したサバの猛攻はなくマサバが1本。

 

5dsxp183761s

 


帰るころにはクーラーボックスの蓋も閉めるにくくなるほどに
釣った釣った。

結局、本日のカイワリは26cm止まり。

 

Dsxp183757s

 


唐揚げ棒はお預けになったが、
釣果はこれ。

 

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オヤジさんからはまた筍を頂く。

 

Cas186637s

 


さて、どう料理するかで頭が痛いが、
とりあえずは脂がのったカイワリのタタキ丼、

 

Cas186656s

 


前回黒ゴマのすり方が足らず失敗したが
カイワリのムニエルゴマドレッシング。

 

Cas186649s

 






完食するまで次の釣りはお預けの予定ですが
丁度連休で元々出る気はないのでOKです。
次はいよいよマダイ狙いですね。

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<!ー010伊東釣行ー>」カテゴリの記事

コメント

お疲れ様でした。
まあ釣りましたね。
これで当分伊東のカイワリは残ってませんね(笑)。
新しい大型の群れが来るまで、見送ります。
連休明けには30㎝以上のカイワリがガッポガッポです。
コーヒーと唐揚げ棒のご準備をお願いします。

さて連休はどうしましょ?
田舎で、草刈りを兼ねてイワナ釣りの予定でしたが、
まだ雑草が育ってないので、夏に延期かな?
検討ちうです(笑)。

五目漁師さま
大変、ご無沙汰しております。
カイワリ大漁とは羨ましいかぎりです、私はカイワリの味を忘れてしまいました。
何か仕掛け変更や工夫をされたのでしょうか?
もし、いつも通りなのでしたら、環境要因がかなり大きいなっ、という印象を改めて感じます。
以前に福浦でのコマセ釣りのため静止するアイデアをご相談したのち、結局、足濃きカヤックに鞍替えしてしまい、エントリーできる近所でジグ釣りをしています。餌釣りをしていないため、カイワリが羨ましくて仕方ありません。
カイワリはコマセなしのウィリーでは厳しいですかね!
カヤックは狭くてコマセ釣りが困難なため、五目漁師さんの5m下流でごっつぁんウィリーでもさせていただき、コバンザメ釣法を確立したいと思っています。

腰痛持ちさん、こんばんは。

それにしても、カイワリの引きは楽しいですね。
柔い長竿の穂先は海面に突っ込んだままです。
残してありますから是非是非楽しんでみて下さい。
腰痛さんの得意なムシガレイも久しぶりに来ていますよ。

更に大型の群れが来るか、サバの群れが入るか
連休中辺りが分岐点になりそうです。

完食なくして釣行するべからずがマイルールですから
連休中はお休みでしょうね。

MBLさん、こんばんは。

最近お見掛けしなくなったのでお仕事でも忙しいのかなと思っていましたが
そういうことでしたか。
息子さんや仲間とお二人のことが多かった思いますが
カヤックだと一人行になりますね。

カイワリは特に釣り方は変えていませんが、
去年がひど過ぎましたから今年は楽しめそうですよ。
群れはそんなに大きくはなさそうですが型がよく
掛けると楽しいです。

ウイリーやサビキの人は多いですがコマセなしはきついですね。
この日も近くをグルグルとカヤック釣り師がいらっしゃいましたが
一向に釣れている様子はありませんでした。

足漕ぎならこれからの季節タイラバとかも面白そうですね。

おはようございます
凄い釣果ですね、オーシャンのブログで見ていました
カイワリは引き味も良いですから楽しめたと想います
またメジナでは浮いてしまい飽きてしまいますが
カイワリは底で掛けるから面白いですね
しかし、30cmは中々出ませんね
伊東よりも川奈の方にいるのですかね
これで、次は余裕を持っての真鯛です
観音崎が面白そうです

カイワリ大漁、おめでとうございます。
もう楽しくて楽しくてしょうがなかったんではないでしょうか?
私だったら鼻歌歌いながら釣るパターンです(笑)
高速しゃくりに合わせてややアップテンポのロック調の曲がベストです。
さて、この釣果は伊東にとって相当な集客力となると思います。
GWは週末アングラー、それまでの平日はリタイヤ常連組で賑わいますね。
ボート屋にはたまには稼いでもらわないと潰れては困るので(笑)

それでは、また。

すばらしい!

やはり釣って楽しい、食べて美味しいカイワリですね。
ここのところカイワリ、全然釣れなくてガッカリしていたのですが、今年のカイワリ、期待したいです。

カイワリ、もっともっときてきて~。

趣味人たけさん、こんにちは。

上層を狙えば大物の確率が高くなるのかもしれませんが
あの引きがあると思うとみすみす魚がいない層を釣るのは
なかなかの決断がいりますね。

昔から宇佐美の船などは初島方面で大物カイワリを売りにしていますが
あれは船頭が釣るようなものです。

伊東や川奈ではまぎれカイワリの懸賞に当るような感じだと思いますが
待ち遠しいです。

海の様子次第で次は観音崎か大津辺りで
タイラバでマダイ狙ってみたいと思っています。

flex-pさん、こんにちは。

楽しいのなんのって
さすが、カイワリ釣りも名人だけあってよく気持ちを分かってくれていますね。
時間がもったいないので昼飯の量も、小便回数もいつもの半分でした。

いい宣伝にといっても
ままならぬ天気(風)とサバの襲来次第ですね。
待ったなしですから週末アングラーにはなかなか厳しいかもしれません。

芋焼酎さん、こんにちは。

何せ伊東に行くのはカイワリあってですから
昨年がひど過ぎましたので戻ってきてくれただけでもうれしいです。

今年はとにかく型が揃っていますので毎回あの引きが楽しめます。
楽しい×38、これはなかなかありませんよ。

素晴らしい釣果、おめでとうございます。
オーシャンのブログ見て目が飛び出してしまいました。
おやじさんの喜んでる姿が目に浮かびます。

伊東行きたいのですが週末漁師には厳しい天気が続いています。
もっとも釣り方忘れてしまったので釣れるかわかりませんが(笑)

buruさん、こんばんは。

伊東、福浦はそれでも大津や観音崎に比べると
出られるチャンスは多い方だと思います。

カイワリは食い気さえあれば難しい魚ではないですが
いい日に当たるかどうか、これが一番ですね。

サバ、ソーダ、シイラにフグと邪魔魚が絶えない伊東ですが
今はカイワリとハナダイしか釣れないという絶好の時期ですよ。
いつまで続くかわわかりませんが。

素晴らしい!
釣れるときに釣る!
お手本のような釣果。
コマセ釣りの楽しさ、カイワリの楽しさが頭の中でリフレインしてるのではないでしょうか?
こんな釣果を見せられては、唐揚げ棒争奪戦に参加すべきか悩みますね(^_^;)
たいがい、誰か大釣りしたあとは2匹目のドジョウを狙って撃沈するのが私なので、伊東に行くにしても端の方で他の方が狙わないものを狙った方が結果的に正解な気がします。

APさん、おはようございます。

そうそう、思い出しました。
以前伊東でご一緒させていただいたときに
APさん、あんなところで何を釣ってるんだろうと
私とaさんが定位置から眺めていましたが
でかいマダイを釣っていましたね。

そろそろソーダの大きいのがぽつんと現れる時期ですから
狙いがてら30cm超のカイワリも上げて下さい。

唐揚げ棒争奪戦は参加自由ですから手だけ上げていただければOKです。

こんばんは。先日の伊東でお会いした者です。
手漕ぎボートは二艘だけで貸し切りに近かったにも関わらず、至近距離でお邪魔させて頂きありがとうございました。
絶妙な竿受け角度で竿をしならせ、2本竿を手返しよく操り、次々と取り込む姿を拝見させていただきました。
こちらは同じボートに乗っているのに、しゃくり方の違いでしょうか相方にはハナダイ、自分にはカイワリとはっきりと別れた時間がありました。
食ってくるのも底から10メートル近くしゃくった一定の棚で、五目漁師さんの棚とは違いました。もっとも、釣果は半分程なのですが。
食い気の有る魚がいれば、何をやっても食ってくるし、数は釣り人の手返しの差とはごもっともです。
後半は食いが浅くなり、バラしが多くなりましたが、型が良くなり最大28センチでした。ウィリーにもオキアミにも食ってきました。
その後のルアーでは、さっぱりでしたが、一日曇りで食い続けてくれたので、良い日に当たりました。

またお会いした際には、宜しくお願いします。

師匠…釣りすぎです((((;゚Д゚)))))))
す、すごい…

RYUさん、おはようございます。

この日はお互いに楽しめて良かったですね。
RYUさんの28cmはオヤジさんからお聞きし惜しかったな思っていました。

私は普通は2本竿はやらないのですが、
ヒラメの泳がせとロングハリスでマダイを狙う時は右側に置き竿をします。

この日の置き竿にはロングハリスの上部にカイワリ用の針2本を付けた仕掛けを使っていましたが
6mの先針をマダイ棚に合わせようとするとビシ下部のカイワリ針にアタリがあり
置き竿の方が忙しくなってしまいました。

結果38匹の内21匹は置き竿の積りの竿で、
しかもその内17匹が上部のカイワリ針でした。

ですから私の方もカイワリが一番多かった棚は底から7、8mくらいとなります。
最近はこの五目仕掛けが面白く掛かりの傾向をメモしながら釣っていました。

いつまで続くかわかりませんがサバがいない伊東は面白いですね。
今後ともよろしくお願いします。

ガルさん、おはようございます。

すごいのは、あんなのっぺらぼうの海で釣れてしまう伊東の海ですね。((((;゚Д゚)))))))
サバに見つかるまでは面白そうです。

23キロヒラマサにコメントありがとうございました^^

ぐっちゃんも驚いてくれましたからやはり珍しいのですね。

老人と海の格闘で疲れてしまって、今週は仕事になりませんでした。

カイワリ大漁ですね。壱岐近くまで行けば釣れたとの情報がありましたので、やってみたいと思います。

伊東のカイワリが絶滅してしまう!とお写真を拝見して心配になり、5月2日に残りのカイワリを釣りに行こうかと思っております。伊東でマサバは珍しいような気がしますが、本格的に回ってくる前にできるならばなんとか五目漁師さんのようにカイワリを数釣りしたいでのでがんばってきます。

飛竜丸さん、こんばんは。

あのヒラマサにはカイワリ百騎で駆けても太刀打ちできません。
釣りの違いをまざまざと見せつけられました。

あそこまでは夢にも出てきませんが、
ヒラマサ自体釣ったことがありませんので
一度は釣ってみたいです。
福浦や川奈では話を聞くことはありますので。

まっくさん、こんばんは。

多分カイワリは晩秋までずっと伊東にいると思うのですが
サバですね、サバやソーダが湧いてしまうと
カイワリがいようとハナダイがいようと
もう釣りにはなりません。

2日は今のところカイワリ日和のようですから
釣果が楽しみです。

サバが湧かないことを祈っています。

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