フォト
無料ブログはココログ

« 今度もアマダイ一直線 | トップページ | 朝マヅメと夕マヅメ、そして赤い獲物 »

2018年1月22日 (月)

意外な赤い魚三昧

 

 

 

 

昨日(121日)は伊東(オーシャン釣具)に釣行。

とうとう真冬の海になってしまったのだろうか。
(いや、まだかな。伊東の水温は15.3度だった。)

右を見ても左を見てもいい話は聞こえてこない。
それでも釣りには行ってみたい。
どうしよう、何をしよう。

そうだ、どうせ釣れないなら普段やらない釣りをやってみよう。

実は五目漁師は来週末にあるイベントの準備で今は結構忙しい。
本来なら釣りはもとより
釣った魚などを捌いている場合じゃないのでは
と焦ってもいるので
釣れなきゃ釣れないでそれも良し。

伊東で一番似合わない釣り、結果が出ない釣り、
それは多分流し釣りだな。

伊東を案内する時にはいつも
“伊東に行くならカイワッリ♬” と唄って聞かせる
(嘘、しわがれ声の五目漁師がそんなことをするわけがない)。 

沖に出て流せば
たまにはオニカサゴやアマダイが釣れないことはないが
狙って釣るようなもんじゃないですよ。
と言ってきた。

もちろん自身もカイワリをやっていて
あまりにも釣れないから飽きてしまって沖を流すことはあっても
腕まくりしてやったことはない。

今回は集中してその沖流しをやってみよう。

で、念入りに仕掛けを準備する。

 

Cias185716s写真帰宅後撮影。
結局、使ったのはアマダイ仕掛けとタイラバ錘の胴付き仕掛けだけだったが。


アマダイ用には定番の1.8m/2本針吹き流し仕掛け、
タイラバを錘代わりに使う6本針胴付き仕掛け、
サバタンとオキアミを交互に付けるオニアマ仕掛け、
念のためにフラッシャーを使ったホウボウ仕掛け、
オニ専用の仕掛け、
それに普通にタイラバも準備する。

エサは取りあえずオキアミでスタートしよう。
いつもは憎々し気に放り投げているのに
こんな時に限ってサバタンの手持ちがない。
アフォくさくてわざわざ買う気はしないので
オニをやる時には釣った魚をその場で捌くつもりだ。

五目漁師は手漕ぎボートによるタイラバやアマダイの流し釣りは
ボートを上手く流してくれる風が全てだと思っている。

前日の風予報を見て土曜日だった予定を
本日、日曜日に変更しただけあって絶好のコンディションだ。

 

Dsxp183634s

この風なら沖に出ても大丈夫そうだ。

マリンタウンの沖のポイント(水深5054m)に着くと
先ずは場が新鮮な内にタイラバから始める。

すると一投目マジックで掛かってきたのは可愛らしいホウボウ。

 

Dsxp183635s

しかしあとが続かない。
直ぐにアマダイ仕掛けに切り替えると
しばらくしてクンと小さなアタリで上がってきたのは正に狙ったアマダイ。

 

Dsxp183639s

やった!いるじゃないですか。アマダイさん。

狙った通りの魚が釣れると小さくてもうれしいし、
でかいのがいるかもと気合も入る。

その後はポツリポツリとアマダイとホウボウが交代ごうたいに釣れてくる。

一向にサイズが大きくならないので少し沖に出て
ゆっくりゆっくりと元の方向に流れて戻ってくる時だった。

もぞもぞっとしたアタリに大きく竿を煽ると
ゴンゴンと竿を叩くような乱暴な引き。

なんだろう。アマダイではなさそうだ。
まさかデカフグ!?

沖流しは何が来るかわからない、
しかもでかいのが掛かると上がるまでに
23分もあれやこれやと妄想が続く。

そして覗き込む海中にやがて赤い点がうっすらと見えてくる
おやおやなんだろう?

アマダイ同様最後は観念して大きな口を開いたまま浮かび上がる。
妄想が現実になる瞬間だ。

 

Dsxp183642s

やった。立派なオニカサゴ(34cm)だ。
よくもこんな小さい針(チヌ4号)がすっぽ抜けずに掛かってくれたもんだ。


昨日は川奈のfさんからオニカサゴで、

 

Image1

伊東のyさんからはマハタで

 

2018012012520000s

“ミッションコンプリート” 
の写メが入ったので、
お返しをしようとスマホを取り出したが
波あり眼鏡なしではこの数文字が書けない。
時間がもったいないので断念する。

その後は相変わらず小アマダイとホウボウが掛かる中で
やっとそれなりのアマダイ(32cm)も釣れてくる。

 

Dsxp183651s

しかし、アタリがあったのも昼まで。
昼を過ぎると無風、潮流も皆無になり
ボートはピタッと止まったままで動かなくなってしまう。

これでは投げ入れた仕掛けが
たまたま彼らの頭にでも命中しない限り
底でじっとして動かいない行動範囲の狭い根魚は狙えない。

ボートに勢いをつけて斜め流しをやってみたり、
片手漕ぎをやってみたりするがうまくいかない。
やっぱりスワンの足漕ぎボートが欲しい。

結局、昼からは胴付き仕掛けで一尾釣れただけで
今日の釣果はこれ。

 

Cas185661s

伊東の流し釣り、
期待していなかっただけによく釣れた方だと思う。


ホウボウとアマダイの釣った日刺身+ホウボウの薄造り、

 

Cas185671s

本日はアマダイの蕪蒸し、

 

Cas185689s

アマダイとホウボウの海鮮丼

 

Cas185712sうーん、さすがの白身魚もこれは合わない。
残念ながら五目漁師の好みではなかった。



さて明日はメインのオニカサゴ、どうするかな。




釣れないと思っていた伊東の流し釣り、
結果的には冬場のメッカ福浦以上でした。
オキトラギスやレンコダイなどの雑魚がほとんど掛からないのもいいですね。

本日もポチッとよろしくお願いします。

 

 

 

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

 

 

« 今度もアマダイ一直線 | トップページ | 朝マヅメと夕マヅメ、そして赤い獲物 »

<!ー010伊東釣行ー>」カテゴリの記事

コメント

五目漁師さん、こんばんは。
赤い魚3目、みな美味しい魚ばかりで上々の釣果だと思います。
さすがにこの季節になると、釣り方や魚種を決めつけての釣行はボウズ上等なので、
根魚やイカも狙おうかという事になります。
運良く釣れたら、青物よりはるかに家族受けがいいのがせめてもの救いです。
とは言え遠浅の外房ゆえ、風が弱く荒れていない日しかポイントまで行けないんですけどね。
今年はヒラメが不調なので、近場限定の釣りは特に厳しいです。

おはようございます
意外ですね
伊東で冲流しをしていなかった事が意外です
これで伊東の冬、ボート釣りが変わりますね
一か所に集中することなく
広い海をユラユラと全てのボートが流れる光景
伊東の風物詩となるかもしれませんね
海釣りの面白さ
改めて気づかされた釣りでしたね
流石です
週末のイベント頑張ってください

五目漁師さん、伊東お疲れ様でした。

この時期の伊東の流し釣りとは思えない立派な釣果ですね。
私もやってみよう!と思いますが、
私が利用させていただいてるボート屋はそこまで出張すると出禁になるので、
やはり伊東での釣りは春を待つ、という感じです。

ようやく日の出時刻が早まってきました。
海水温が上がるにはあと2ヶ月ほどかかりますが、
実釣時間が増えてボート釣には良い季節になってきましたね。

それては、また。

ぐっちゃん、こんにちは。

ぐっちゃんにとっては厳しい季節ですね。
内房は寧ろ赤い魚のイメージが強いですが
男の海、外房は違うようですね。

ヒラメはこちらでもあまり調子は良くいないです。
と言っても私の釣り場にベイトの小アジやイワシが湧かないのが
理由かなと思っています。

イカの好釣果を楽しみにしています。

趣味人たけさん、こんにちは。

伊東は福浦や川奈のように沖に出てもなかなか深くはなりません。
今回はあまり手漕ぎボートではいかないマリンタウン側の沖を流してみました。
岸からの距離はいつもとあまり変わりありませんが
ボート屋さんからは少し離れてしまいます。

仰る通り伊東の流し釣りも面白いことがわかりましたが
余程海が静かな時だけの限定ですね。

今週末はお休みですが、次の釣りをどうしようかと
いつもの冬の悩みです。

flex-pさん、こんにちは。

多分あまりやる人がいないというのが一番大きな理由だと思いますが
福浦などに比べてもアタリの頻度全然違いました。
それに煩いエサ取りが皆無に近いのが良いです。

今度はサバタンで流してみたいと思っていますが
flex-pさんも内緒でたまに浮気してみませんか。

今頃は1日に1分弱程度は明けるのが早くなりますね
福浦の出番ですかね。

お疲れ様でした。

お見事な釣果です。
これで親父さんも、伊東はマダイだけではないと思ってくれると嬉しいです。

伊東の沖は何が釣れるかわからない楽しみがあります。
今までにオニカサゴ、アマダイ、カンコ、マハタ、ハモ、ミシマオコゼ、イトヨリ、カイワリ、、、等多彩に釣れてます。

ただしよほど海が良い日以外は行かないようにお願いします。
私もまだ3~4回程しか行ってません。

沖は定期船、遊覧船、プレジャーボート、釣り船、夏はヨットなどが頻繁に通ります。
波のある日はボートが波間に隠れて見えないことがありますので、非常に危険です。
特に伊東港寄りは、初島への大型定期船が通りますので、絶対に行かないようにお願い致します。
あと伊東の西風は沖に払い出す風になりますので、弱くても危険です。
西風の時も行かないようにしたほうがいいです。

以上、五目さんのブログをお借りしての注意喚起でした(笑)。

五目師匠こんにちは

わたしも同じ日に伊東に行こうか悩みましたが、最近の状況を見て網代ボートに乗ることにしました。

釣果が厳しいと思われた伊東でさすがのお見事な釣果ですね!

伊東での沖流し釣り、とても参考になりましたm(_ _)m

週末のイベントがんばって下さ~い (^_^)

腰痛持ちさん、こんばんは。

足りない分を補足いただきありがとうございます。

そういえば、腰痛さんは結構沖を流されていますから、
さすがに経験からくるアドバイス、仰る通りです。

これでオヤジさんもご安心されると思います。

伊東のこの日は非常に厳しかったようですね。
そうとなればと今少し次の作戦を練っているところです。

よっしぃーさん、こんばんは。

網代でしたか。
私の知り合いも数日前に網代に行ってますが
結果は良くなかったようです。

尤も、伊東のこの日もコマセ釣りの方が何人かいらっしゃいましたが
絶不調だったようですよ。

アジかコサバが湧いてくれると
本来ならヒラメが面白い時期だとは思うのですが。

師匠こんばんわ(^○^)

伊東で赤いの尽くし…凄い(°▽°)
こうして新しい狙いものができていくので
遠く後ろから追いかける私などのようなエセ物には有難いです。
ただ、大分沖なんですね…これは臆病な自分には無理w
海は怖いので指をくわえて見てることにします(^○^)
これから先、死の海を制していくのですね…楽しみです

ガルさん、こんにちは。

いえいえ、既にガルさんの
冬眠とは名ばかりの釣り〇〇ぶりには負けています。
ガルさんのように磯から深海まで、
そんなに幅広く動き回ることもできません。

せいぜい、死の海の藻屑にならないように
老骨にむち打ち頑張りますので元気は下さいね。

こんばんは!
伊東の手漕ぎ釣果とは思えない魚種で揃えましたね!
流石です!!
でも皆さんのコメントからもかなり沖に出ないと無理なんですね~(;^ω^)
福浦の深海ゾーン行くイメージですかね。

沖はボート経験豊富な人しか行かない方がいいですからね、色々危険と隣り合わせですから。
そういえば日曜に国分ボートの人が湯河原の根沖の深海ゾーンに居ましたよ。
やはり手漕ぎでやってる人はやってるみたいですね!

こんばんは!
流石の釣果!
伊東で終日、流し釣りとは掟破りですね(^^)?
コマセ釣りより私に向いている釣り方ですので、楽しみが増えました。
あ、だから、腰痛持ちさんが注意喚起しているんですね(笑)!?

それでも、
釣りものと釣り方が多賀や網代と近いならば、駅から近い伊東は魅力的です(  ̄▽ ̄)!!

沖が高速艇やフェリーの通り道に近いと危ないですね?
西風は東伊豆のボート釣り師なら逃げるのが常識です。

片道を何km位まで沖に出て流しているのでしょうか?
興味深いです。

追伸、
国分ボートの沖のポイント、ピンと来ましたが、かなり条件が良くないとエトーボートの場合は厳しいですね(笑)!

すーさん、こんばんは。

少しボート乗り場から離れていますが
岸(何かあった場合の避難場所)からはいつもと同じくらいなんですよ。

天候によっても漕ぎ手によっても違いますので
福浦と違ってそこらへんはオヤジさんがきっちりアドバイスしてくれます。
ただ、ある程度風の変化を察知する必要などがありますので
少し慣れてからでしょうかね。

APさん、こんばんは。

あまり人がやらないでせいでしょうか魚影は濃いようですね。
底物釣り師のAPさんに荒らされても困りますのでお手柔らかにお願いします。

yさんがおっしゃることは正にその通りなんですが
ここにはたまに遊漁船が来るくらいで遊覧船や定期船の航路からは
完全に離れています。
そういう意味では寧ろ安心して釣りができます。
ただ、ボート乗り場からは少し離れます(大津の中根くらいです)ので風の変わりの察知には注意ですね。
機会があれば一度一緒に行きましょう。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 意外な赤い魚三昧:

« 今度もアマダイ一直線 | トップページ | 朝マヅメと夕マヅメ、そして赤い獲物 »