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2017年4月24日 (月)

冬以上に冬の海

 

 

 

 

一昨日(4月22日)は伊東(オーシャン釣具)に釣行。

先日、大津のアジとイシモチをやっと完食したばかり。
もう魚はいらねー。

でボーズ上等、良い凪のはずなので
浜のボート乗り場から少し足を延ばして
タイラバとジギングで乗っ込み真鯛を狙ってみよう。

“私暇なんで”の五目漁師にとっては
ちんたら、だらだら、
物置と2階の部屋と車の間を行ったり来たり、
不要な動作を挟みながら時間を掛けて
明日の釣りの準備をするのも楽しみのうち。

両リールのリーダーも交換したし、
タイラバやジグの針も点検したし
さあこれで準備万端整った。

と、その時、ピッポロポーン♬

このブログにコメントくださるガルさんからのメールだ。
“五目さん、今日伊東でカイワリがあがりましたよ!” 

直ぐに伊東釣り具の釣果ブログを見ると
常連さんがなんと25匹のカイワリ、
しかも2時間ほどの釣果で早上がりらしい。

うーん、このタイミングで困った。
ボーズ上等初志貫徹の乗っ込み真鯛狙いか
それともあれほど待ち焦がれたカイワリか。

釣ったのは伊東釣り具の常連さんとは言え、
自分が釣っても半分くらいは行くだろう。
いや、一日頑張れば同じくらい釣れるかも。

あくる日(日曜日)はお出かけの予定があるので
そんなにたくさん釣れても困っちゃうな。

間にヨメサンの買い物の付き合いを挟んで悩み続ける。

よしっ、ここは折角だからカイワリ主体で行こう!
買い物から帰ってくると、
既に積み込んでいたタックルボックスやバケツを車からおろし
仕掛け類や小物を追加したり、入れ替えたりする。

コマセ釣りとなると当然荷物はふくれ上がる。
竿は釣れ過ぎた場合を想定して
時間つぶしになるタイラバ竿を残して
ジギング竿の代わりに2本のコマセ用の竿を追加する。
もう暗くなってしまったので再準備の効率は更に悪い。

さて、あくる日、どうしたのだろう?
嵐が去って2日目というのに
車の窓から見る湘南海岸から熱海方面にかけての海面は乳白色だ。

伊東まで来るとさすがにそんなに酷くはない。
漕ぎだした感じでは寧ろいい加減の濁りにも思える。

 

1dscf3104s

しかし、いつもはくっきりと見える海底のごろた石が
こんなにぼんやりとしか見えないのも珍しい。

 

2dscf3103s

先ずは、正面沖-39mで
カイワリ用に自作した5本針吹き流しサビキを入れる。

サビキ仕掛けとはいえ先針のみは空針でオキアミを付けているので
サビキ釣りが余り得意ではない五目漁師にも安心感はある。

ハイテンポでコマセて行くが一向にアタリはない。
先針のオキアミ餌もなくならない。

反対舷にはロングハリスの置き竿も出すが
同じく餌はいつまでも付いたまんま。

サビキ仕掛けを2本針の餌仕掛けに替えるが
やっぱり反応はない。

3時間近く両舷の竿でコマセ続けたが
結局いつまでたっても餌は付いたまんまで
盗られることは一度もなかった。

しかも粘れば来るかもしれないという気配が感じられない。

や・ら・れ・た。
一体あの25匹のカイワリは夢の中だったのだろうか。
カイワリの気まぐれ野郎。

こうなれば釣れ過ぎた時の逃げ道にと持ってきた
タイラバに切り替えるしかない。

コマセ釣り用の道具や餌はとりあえずそのままに
沖に出て巻き巻きを始める。

赤潮の前兆かと聞いていたが、そんな気配はない。
ただ、いつもならゴルフ用のパラソルで作った
配色鮮やかなパラシュートアンカーが
くっきりと波間に映えるのに
今日は薄っすらと影が見えるのみ。

 

Canvas

魚が相手をしてくれないのはやっぱりこの濁りのせいかなあ?

しかもクルーザーレースの三角エリアの中に入れられてしまい
(マークブイを設置される)、
窮屈な思いをしながらの流しのコース取りを強いられる。

 

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レース艇から見ると手漕ぎボートは単なる障害物(岩と同じ)、
向こうが避けて走らなければならないがなんとなく気は引ける。

それでもコマセ釣りと違って何度かアタリがあった後、
ビクビクググッ、来た!
しかし3秒後にはバラシ。
残念、今のは鯛くさかったのに・・・

しばらくして、おやっこんなところで根掛かりかな?
いや動いているなんだろう。 変な引き方だ。
恐恐と半信半疑で巻き上げてくるとこいつだ。

 

5dscf3113s

普通ならハリスをハサミでプチっと切っておしまいにするところだが
大事な飛竜タイラバをサメごときにくれてやるわけにはいかない。

こんな時のためにといつも準備しているハモバサミを握りしめるが
こんなものではとても挟めそうにない。

いよいよ決心して、五目漁師の生涯で初めてサメを手掴みする。

ざらっ? ギャー、 強烈な力で尻尾をくねらせてくる。

フーッ、タイラバにはこんな欠点があったとは。
ウツボとかだったらどうしよう。

その後やっと一尾、タイラバボーズの救世主、イトヨリだ。

 

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そして最後にもう一度だけコマセ釣りをやってみよう。
潮が変わっているかもしれない。
最後の手段は黙って使えば必ず釣れる
五目漁師の魔法のビシ天を取り出し、
余ったコマセをふんだんに使ってシャクリあげる。
しかし、状況は変わらず。
ビシ天を使って釣れないなら魚が居ないと思うしかない。

で、今日の釣果、実は大漁。

 

7cimg1997s(イトヨリは鱗を既に剥がされている)


この時期になると毎年オヤジさんが裏山から掘ってきてくれる。
今回は一緒に料理する魚がないのが残念。

久しぶりにカイワリの漬け丼は手固いと思っていたのに
夕食は釣果がない時の定番になってしまったカレーライス。
今日はにしきやのレトルトカレーだ。

 

Cimg1999s

そして、就寝前にイトヨリで一杯やりながら静かに反省会。

 

Cimg2005s

 

 

 

 

 

 

 




でもそろそろ来ますかね。
春は一晩で潮が変わります。
気まぐれな魚ですね。

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<!ー010伊東釣行ー>」カテゴリの記事

コメント

五目師匠

申し訳…m(_ _)m
誘惑してしまってこの結果は、まさしく!私のせいです(笑)
翌日に出撃し釣りまくって自ま…いえいえ、敵討ちしようとおもいましたが起きたら12時でしたm(_ _)m
去年もこんな感じでしたがきっとカイワリは殺意に敏感なんだとおもいます!
文中、タイラバでサメでどうするんだろう?と思いましたが思わず吹き出してしまいました(笑)
タイラバの思わぬ弱点が出てきましたね…
ウツボ、掛からないとは限らないですからね。

ガルさん、おはようございます。

そうなんです。 
はははっ、あそこは、(ガルさんに)や・ら・れ・た
と書きたかったところなんですよ。

多分、カイワリの群れがスーッと通っていく。
そこを上手い釣り師が手返し良く引き留めて釣る。
まだそんな具合なんでしょうね。
早く底一面に湧いて欲しいですね。

私の回りにはサメはもちろん
ウツボもヘビも食ってしまう何人かの釣り師がいます。
こんなのを見るときっともったいないと思っていますよ。

そうですね100回に1度、これが確実についてきます。
だったら、私は釣りをやめますね。

五目漁師さん、おはようございます。

私のために伊東のカイワリを取っておいていただき、ありがとうございます。

来週はいい加減、爆釣してもらわなければ困りますね。
というわけで今週末は午前中カイワリガッポリ、
まずめ後はジギングで青物ガッポリの予定です。
22リッターのクーラボックスで足りるか心配ですね(笑)

それでは、また。

お疲れ様でした。

え、サメをつかんだのは初めてですか?
しかもそのサメはホシザメですから、結構美味しいですよ(笑)。

それにしても伊東のカイワリは気まぐれですね~!
私が次に伊東に行くのは5/20の予定ですが、その頃にはさすがにガッポガッポでしょう(笑)。

ダメなようなら、私も新規開拓をしてみます。
沖(水深50m)あたりには、オニとカンコの巣があるらしいです。
もちろん凪の日限定ですけど。

ガルさんにや・ら・れ。たー!(笑)
私は昨日行って来ました。
カイワリ情報が入る前から行く予定でしたので、私は自業自得ですがカンポ、撃沈でした。

五目さんの一昨日は、水温15℃台でしたが、昨日は17.3℃まで上がりました。
イワシの群れも大量に入っていましたが、昨日出たボートでは誰もカイワリの姿を見る事が出来ませんでした。
伊東はこれからですね。
何処でエサを食うスイッチが入るのか?、だと思っています。

そんな昨日、ジギングでは真鯛他釣れている船外機があります。
エサには口を使わない時でも、習性(本能)には勝てない事があるのでしょうね。
是非、伊東でジギングで釣っちゃって下さい。
エサ釣りは私に任せて(笑)

flex-pさん、こんにちは。

取っておいていただき?

その考えは甘いですね。
私の場合は、27日も、28日もOKです。
来たとなれば週末までにはきれいにかっさらっておきますよ。

それはそうと、カイワリもいいですが乗っ込み真鯛をやはりじっくりと
狙ってみたいと思っています。

正直、flex-pさんのボート屋さんでは水深-40m以上は✖となると
苦しいですね。
またスズキでしょうか。

腰痛持ちさん、こんにちは。

私はニョロ系、サメに、エイも駄目です。
昔写真を撮りたさに一度玉網でボート上に上げたことはありますが。

トカゲでも芋虫でも食う人は食いますからその口でしょうね。
私はごめんです。

伊東の海ももう少し海底に変化があると面白いのですが、
ただ、そんな伊東ですがタイラバをやっていると一番アタリが多いのが伊東ですね。
イトヨリが多いせいかもしれません。

この時には、上がりませんでしたがイカらしいアタリも2、3度ありました。
カイワリ、マダイに変わる新しい頼りになる釣りが欲しいところです。

ananさん、こんにちは。

お疲れさんでした。
私が行った前日とどうやら同じ感じだったようですね。

その日も、午前中は水温は15.3℃でしたが
帰り際には丁度17℃まで上がっていました。
あくまでも海面温度ですが。

ただ、イワシなど小魚の群れは正面のポイントでは一切見かけなかったですし、
更に沖でも見なかったですね。
前回は結構反応があったのですが。真冬に戻ったかなという感じでした。

ジギングはやりませんでしたが、タイラバには何度かアタリがありました。
確かにずっと餌がついたままのコマセ釣りよりも可能性を感じました。

こんばんは!

この時期の筍、羨ましいですね~(^^)!
奥さまのお加減はいかがかな?と思い出してしまいます。

伊東のカイワリ、やはり気まぐれですね(^_^;)?
私なら必ず保険をかけて釣りをしないと完ボになってしまいます(*_*)

もっとも、伊東は保険に何をかけたら良いかが不明ですが(笑)!

ムシガレイが何枚か良いサイズ釣れてくれるなら筍と炊き合わせて煮付けに丁度良いのですが…

同日、東京湾側は酷い濁りでした。
こんな日は何が釣りものが良いか??

底もの釣りながら思いましたが、その時は思い付かないで後から「あ、根物か?」などとボート屋のブログを見て気づくも、時既に遅し。
海況を見て何が良いか判断出きるようにならないと私は腕がないので保険が効かないです。

伊東で濁りが入ったら…根がないから何を狙って良いやら(笑)!

沖を開拓しないとダメですね(^_^;)

APさん、こんばんは。

この日は一帯が濁っていたようですね。
伊東辺りではむしろいい加減な濁りのようにも思えたのですが
濁りがどうのこうの以前に、海(潮)が変わったということ自体がまずかったのだと思います。

伊東の場合はあまりにも名物カイワリが突出していたお陰で
確かに他の釣り物は置き去りにされていますね。
他にはキスくらいでしょうか。
私自身も他の魚には今まではあまり興味がなかったですね。
昨年あたりからでしょうか、カイワリがあまり釣れなくなり
何か他の魚が釣れないかなと思い出したのは。

あの地形ですから、こちらから積極的にターゲットを替えるのは
なかなか難しそうですね。
あれだけ釣れたムシガレイも狙ったわけではなくカイワリ釣りの外道でしたからね。

おー、実は大漁でしたか。

当日、さーーっぱり何の音沙汰もないので、コッソリ大漁か、さもなくば全然釣れていないのか、どっちかだろうなーと噂していたところでした。

タケノコ、今年は不作だそうで、スーパーでみかけるタケノコはなんだかけっこういい値段しているのでなかなか買う気にならず、結局今年は全然食べていません。
タケノコ、好きなんだけどなー。

タケノコ、たけのこー。

おはようございます
私も伊東ボートの釣果を見て
カイワリ、イサキが釣れているなら
油壺でもチャンスかなーと、昨日行きましたが
何もいない、まだ冬の海のような
クラドは流れているが潮は透明度があり
目が良ければ10m以上見える澄み潮です
メジナがいれば見釣りでしたね
今年の海は異常ですね
魚は裏切らないと信じていましたが
居留守とは残念でした
判らない何かが起きていそうですね・・・・大げさですが

お疲れさまでした。
たった2日前の祭り情報に促され、出向いてみれば水温が2度も下がって真冬の海…。
同じ日に外房に行った我々はそんな感じでした。
思うとおりにはならないのが自然であり海ですから、仕方ないですね。
それでも着実に季節は進んでいるはず。
次回は渾身のカイワリ料理をお願いします♪

どこの海も良い釣りが出来ない様ですね。
伊東は魚影が濃い様ですが、それでも渋い日に当たりましたね。

東京湾全体の水温が15度台に上がったので、好転したかと思ってました。
しかし、同じマリーナのボート釣り仲間が貧果で帰って来るので、
沖はまだ春の海になってないようです。

鰯の生け簀周りのヒラメは安定して釣果を出してますがそれは手慣れた名人だけの様です。
鯛は連日散々な結果で、ボート釣りはしばらく潮待ちと言ってます。
今年は良い釣りが出来ませねん。

芋焼酎さん、こんにちは。

私のように両手が空かない釣りは
なかなかリアルタイムで状況報告ができずに申し訳ありません。

釣れると、ボート上で記念撮影したりしてタイミングがとれますが
釣れない時って、漕ぐか、しゃくるか、巻くかしていますから
合間がないですね。

タケノコ、今なら一本付いてくるかもしれませんよ。
急ぎましょう。

趣味人たけさん、こんにちは。

濁ったり、澄んだり、
イワシも何もいないと思ったら次の日はいきなり魚探の画面が真っ赤になるほど、
水温も一進一退でなかなか上がらず
思えば春先はいつもこんなことを言っているいうな気もしますが
待ち焦がれる思いからでしょうかね。

でも確かに遅いですね。
週末からもう連休が始まってしまいます。

たけさんの平日行は珍しいですね
都合がつけば私も駆けつけます。

ぐっちゃん、こんにちは。

とは、言いながら、さすがにぐっちゃんは羨ましい釣果です。
目まぐるしく様子が変わる湾内に比べると
やはり沖合の方が環境は安定しているんでしょうか。

カイワリ、アオリイカ、乗っ込み
海の春を告げる獲物がさっぱりです。

連休中は釣り人口も増えますから
各地の釣果が楽しみです。

釣吉さん、こんにちは。

東京湾のより出口側にあたる釣吉さんのところで
マダイが釣れ始めるのを待っている状態です。

太陽の力が強くなってきただけに
浅場の表面水温は昼前になるとどんどん上がってきますね
この時には17度まで上がりました。

昨日はとうとうサバが現れたようです。
いきなり嫌なシーズン突入の気配もあります。

なかなか厳しい釣りが続いてしまいますよね(;^ω^)この時期は。
青物も反応あっても全然ジグ追わないですからね…。

こんな時は水深150オーバーエリアは結構楽しめますね♪
あとは浅場のアオリイカですかねー。

キントキはコンスタントに出てるみたいなのでコマセ釣りはキントキ狙いにシフトするのもありですね!

私はアオリイカ→深場ローテでたまにジギング&キャスティング青物で当分は行く予定です。

春先の濁りのある愛だってほんとに状況が変わりますし、

九州の玄界灘も沈黙しています。

先日筑後川にボートを浮かべて航そうテストするため、川に入るので、

短パンと半そでTシャツといういでたちで、川の水に入ったところ、

飛び上がるほど水温が低くびっくりしました。

地上は春ですが水の中はまだまだなようですね^^

すーさん、こんばんは。

-150mは行きたくても行けませんから私は浅場のいアオリ狙いです。

ガルさんと約束していますので連休中にでも一度行こうかと思い
今日はエギを買ってきました。

そういえば小田原でワラサが大漁との記事が新聞にありましたが
おこぼれ欲しいですね。

飛竜丸さん、こんばんは。

あれだけ釣って沈黙はないでしょう。

晩秋のころとは逆で、今は外気の方が水よりも温度が高いですから
余計に冷たく感じますね。

コマセ釣りよりもタイラバの方がまだ何とかなりそうという状況です。
コマセによって来るアジやカイワリが不在なんでしょうね。

北九州方面と違って、
例年比較で水温が低いというのが気になるところです。

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