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2017年4月

2017年4月29日 (土)

五目漁師の釣果に2人でしらけムード

 

 

 

 

昨日(428日)は伊東(オーシャン釣具)に釣行。

週末からゴールデンウイークが始まる。
“私暇なんで”の五目漁師にとっては
外に出たくない1週間になる。

天気も良さそうだし明日(28日)が最後のチャンスだ。

 

1dsxp173122a

前回はタイラバとジギングで鯛狙いを予定していたが
前日に、“カイワリ釣れた”の吉報が入り
迷った挙句にコマセ釣りに変更して失敗した。

今回も前日に、またまた“カイワリ釣れた”情報があったが
もう気持ちは変えない。

一日徹底してマダイを狙えば必ず1匹くらいはくるだろう。
何の根拠もない念力釣りは五目漁師の専売特許のようなもの。
よく言えば集中力と忍耐、それに体力。
普通に言えば海のことも魚のことも未だにわかっていないアフォな釣り。

まあ、いい。
今日はマリンタウン側の少し先まで足を延ばし
粘ってみるつもりだ。

魚探を覗きながらの道中、
今回もイワシなどの群れはほとんど見当たらない。

少し波と風が出てきた。
ボートを乗り降りする浜からは結構遠いので
風の向きや動向には注意を要するが
沖からの風なので今のところは問題なさそうだ。

今日は竿もメタルトップのやや胴調子の竿に替え、
マダイの警戒心対策も念入りだ。

ポイントに入りタイラバの巻き巻きを始めると
一投目からアタリがある。

最初に掛かったのはウッカリン

 

2dsxp173128s

続いてイトヨリ。

 

3dsxp173131s

小鯛かなと期待したのになーんだ、
と、この時にはタイラバボーズ救世主のイトヨリも有難みがない。

いずれにしても幸先は良い、
次もその次もイトヨリが続く。

今日は行けるぞ、マダイは時間の問題だ。

しかし、その後ぴたりとアタリは止まる。
たまに高感度竿の穂先からもぞもぞ感は伝わってくるが
アタリには届かない。

しつこくポイント内を探ってみたが
所詮、縦横200300m四方程度のエリア、
とうとう正午には諦めて
取りあえずはタイラバ実績がある
ボート乗り場正面沖方面に戻ることにする。

こちらの方も、先週同様にベイト反応はほとんどない。
寧ろ数週間前の一時には小魚が集まり
春の到来を感じさせてくれたのにどうしたのだろう。

朝方はこの辺りに何人か
(おそらくカイワリ狙いの釣り師)が集まっていたのに
皆諦めて帰ってしまったのか海上もひっそりとしている。

やっぱりコマセ釣りも駄目だったのかな・・・。
(後でわかったがきっちりと5尾のカイワリを釣り上げた釣り師もいらしたらしい)

五目漁師はそんな状況を見定めて沖に出ることにする。
この沖は伊東港に出入りする航路が近いので気を付けないといけない。
水深46m、この辺りが限界かな。

こうなれば鯛でなくってもいいよ、
カサゴでもホウボウでもイトヨリでも歓迎だよ。
いつもなら結構アタリがあるはずなんだけどなあ・・・
ここでも無反応が続く。

まだあと1時間ほどあるが
そろそろ嫌気がさして沖合を見つめていると
カモメが賑やかに舞っている。

もう何でもいいや、
急いでできるだけ近くまで漕いで行き
一度はジグをオリャーッ!とカモメの方向に投げてみるが
急場しのぎのベイトリールではうまくいかない。

しかし、魚探を覗くと
ボート直下でも上層から中層に反応がある。

そこで中層までジグを落としてしゃくり上げようとすると
既に穂先がビリビリと振動している。
ヒットだ。

やがて上がってきた水中の魚影をみて
一瞬イナダに見えたので玉網を握るが、
なーんだサバ野郎だ。

 

4dsxp173135s

それにしても型が良い(44cm)し、幅広、おそらくマサバだな。
サバタンも切らしているので一尾持って帰ってみよう。

以後はジグを落とした瞬間にサバが掛かってくる。

 

5dsxp173144s

正に五目漁師の天敵サバの瞬掛かりだが、
真面目にカイワリを狙っている時に襲撃してくるサバと違って
退屈なジギングでのサバは、仕掛けを目茶目茶にされるわけでもないし、
既に本命の魚は諦めているので無性に腹が立つほどでもない。

 

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ただ、この場にいる限りは
ジグもタイラバも底まで落ちることはないので釣りにはならない。

結局、大きそうなのを3尾処理してクーラーボックスに入れる。

とうとう今日もマダイの顔は見られず。
浜ではこのところずっと冴えない五目漁師の釣果に
気の毒そうな顔で迎えてくれたオヤジさんが気の毒で
お互いにしらけてしまう。
いつも期待して最後に戻ってくる五目漁師を待ってくれるのに申し訳ない。

で、今日の釣果は結局、朝方早々に来たこれだけ。

 

6cas172220s

老夫婦2人なら、
明日に残らない釣果、
これが熟練ならではの最高の釣果!
と言うに相応しい釣果ではあったが
今日は残念ながら娘夫婦が孫を釣れて帰省してくる。

これじゃ、足りない。
そこでヨメサンと娘達は外食、
五目漁師は旦那を餌食にして
中途半端な釣魚料理をふるまうことにした。

先ずは、カサゴとイトヨリの半身を釣った日刺身に。

 

7cas172232s

そして、こうなれば仕方がない。
サバタン用に持ち帰ったサバを食ってしまおう。

定番の味噌煮と竜田揚げに。

 

8cas172236s

 

 

 

9cas172250s(竜田揚げはこの他に場外でもたくさん作った)


なんとこれが、伊東のサバにしては結構いける。
外食から戻ってきた娘も美味い美味いと手を出すので、
なんと3尾をペロリ。
サバタン作りはお預けになってしまった。

 

 

 

 

 

この日は心底鯛が釣りたかったですがなかなか釣らせてくれません。

今回は埼玉から連荘でいらっしゃったOさんが
前日にいい釣り(カイワリ10尾)をされていました。

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2017年4月24日 (月)

冬以上に冬の海

 

 

 

 

一昨日(4月22日)は伊東(オーシャン釣具)に釣行。

先日、大津のアジとイシモチをやっと完食したばかり。
もう魚はいらねー。

でボーズ上等、良い凪のはずなので
浜のボート乗り場から少し足を延ばして
タイラバとジギングで乗っ込み真鯛を狙ってみよう。

“私暇なんで”の五目漁師にとっては
ちんたら、だらだら、
物置と2階の部屋と車の間を行ったり来たり、
不要な動作を挟みながら時間を掛けて
明日の釣りの準備をするのも楽しみのうち。

両リールのリーダーも交換したし、
タイラバやジグの針も点検したし
さあこれで準備万端整った。

と、その時、ピッポロポーン♬

このブログにコメントくださるガルさんからのメールだ。
“五目さん、今日伊東でカイワリがあがりましたよ!” 

直ぐに伊東釣り具の釣果ブログを見ると
常連さんがなんと25匹のカイワリ、
しかも2時間ほどの釣果で早上がりらしい。

うーん、このタイミングで困った。
ボーズ上等初志貫徹の乗っ込み真鯛狙いか
それともあれほど待ち焦がれたカイワリか。

釣ったのは伊東釣り具の常連さんとは言え、
自分が釣っても半分くらいは行くだろう。
いや、一日頑張れば同じくらい釣れるかも。

あくる日(日曜日)はお出かけの予定があるので
そんなにたくさん釣れても困っちゃうな。

間にヨメサンの買い物の付き合いを挟んで悩み続ける。

よしっ、ここは折角だからカイワリ主体で行こう!
買い物から帰ってくると、
既に積み込んでいたタックルボックスやバケツを車からおろし
仕掛け類や小物を追加したり、入れ替えたりする。

コマセ釣りとなると当然荷物はふくれ上がる。
竿は釣れ過ぎた場合を想定して
時間つぶしになるタイラバ竿を残して
ジギング竿の代わりに2本のコマセ用の竿を追加する。
もう暗くなってしまったので再準備の効率は更に悪い。

さて、あくる日、どうしたのだろう?
嵐が去って2日目というのに
車の窓から見る湘南海岸から熱海方面にかけての海面は乳白色だ。

伊東まで来るとさすがにそんなに酷くはない。
漕ぎだした感じでは寧ろいい加減の濁りにも思える。

 

1dscf3104s

しかし、いつもはくっきりと見える海底のごろた石が
こんなにぼんやりとしか見えないのも珍しい。

 

2dscf3103s

先ずは、正面沖-39mで
カイワリ用に自作した5本針吹き流しサビキを入れる。

サビキ仕掛けとはいえ先針のみは空針でオキアミを付けているので
サビキ釣りが余り得意ではない五目漁師にも安心感はある。

ハイテンポでコマセて行くが一向にアタリはない。
先針のオキアミ餌もなくならない。

反対舷にはロングハリスの置き竿も出すが
同じく餌はいつまでも付いたまんま。

サビキ仕掛けを2本針の餌仕掛けに替えるが
やっぱり反応はない。

3時間近く両舷の竿でコマセ続けたが
結局いつまでたっても餌は付いたまんまで
盗られることは一度もなかった。

しかも粘れば来るかもしれないという気配が感じられない。

や・ら・れ・た。
一体あの25匹のカイワリは夢の中だったのだろうか。
カイワリの気まぐれ野郎。

こうなれば釣れ過ぎた時の逃げ道にと持ってきた
タイラバに切り替えるしかない。

コマセ釣り用の道具や餌はとりあえずそのままに
沖に出て巻き巻きを始める。

赤潮の前兆かと聞いていたが、そんな気配はない。
ただ、いつもならゴルフ用のパラソルで作った
配色鮮やかなパラシュートアンカーが
くっきりと波間に映えるのに
今日は薄っすらと影が見えるのみ。

 

Canvas

魚が相手をしてくれないのはやっぱりこの濁りのせいかなあ?

しかもクルーザーレースの三角エリアの中に入れられてしまい
(マークブイを設置される)、
窮屈な思いをしながらの流しのコース取りを強いられる。

 

4dscf3111s

レース艇から見ると手漕ぎボートは単なる障害物(岩と同じ)、
向こうが避けて走らなければならないがなんとなく気は引ける。

それでもコマセ釣りと違って何度かアタリがあった後、
ビクビクググッ、来た!
しかし3秒後にはバラシ。
残念、今のは鯛くさかったのに・・・

しばらくして、おやっこんなところで根掛かりかな?
いや動いているなんだろう。 変な引き方だ。
恐恐と半信半疑で巻き上げてくるとこいつだ。

 

5dscf3113s

普通ならハリスをハサミでプチっと切っておしまいにするところだが
大事な飛竜タイラバをサメごときにくれてやるわけにはいかない。

こんな時のためにといつも準備しているハモバサミを握りしめるが
こんなものではとても挟めそうにない。

いよいよ決心して、五目漁師の生涯で初めてサメを手掴みする。

ざらっ? ギャー、 強烈な力で尻尾をくねらせてくる。

フーッ、タイラバにはこんな欠点があったとは。
ウツボとかだったらどうしよう。

その後やっと一尾、タイラバボーズの救世主、イトヨリだ。

 

6dscf3119s

そして最後にもう一度だけコマセ釣りをやってみよう。
潮が変わっているかもしれない。
最後の手段は黙って使えば必ず釣れる
五目漁師の魔法のビシ天を取り出し、
余ったコマセをふんだんに使ってシャクリあげる。
しかし、状況は変わらず。
ビシ天を使って釣れないなら魚が居ないと思うしかない。

で、今日の釣果、実は大漁。

 

7cimg1997s(イトヨリは鱗を既に剥がされている)


この時期になると毎年オヤジさんが裏山から掘ってきてくれる。
今回は一緒に料理する魚がないのが残念。

久しぶりにカイワリの漬け丼は手固いと思っていたのに
夕食は釣果がない時の定番になってしまったカレーライス。
今日はにしきやのレトルトカレーだ。

 

Cimg1999s

そして、就寝前にイトヨリで一杯やりながら静かに反省会。

 

Cimg2005s

 

 

 

 

 

 

 




でもそろそろ来ますかね。
春は一晩で潮が変わります。
気まぐれな魚ですね。

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2017年4月20日 (木)

海岸散歩と(関係ないが)イシモチ完食

 

 

 

 

先日の大津釣行のあくる日(418日)
自宅近くの海岸に出てみた。

 

1dsn176352s

昨日と打って変わって海岸は大荒れだ。
20m/sec程も吹いているかもしれない。

西側に振り向くと富士山の裾野に日が落ちる。
(実は今から始まる夕焼けショーを撮りに来た。)

 

2dsn176349s

 

3dsn176390s

風上にレンズを向けるとすぐに潮風でレンズが曇ってしまうために
眼鏡拭きで拭きながらの撮影になる。

いよいよ日が落ちて次第に焼けてくる。

 

4dsn176437s

予想した通りだ。
写真では良くわからないが
富士山の周りの青空部分の明度が高過ぎてうまく撮れない。

ディジタルカメラの明度に対するダイナミックレンジが
人の目の高性能さにはまだまだ追いついていないと感じる。

これが焼けのピーク。
海面も海水を吸った砂浜も空を映して真っ赤に焼ける。

 

5dsn176445ts

そして力尽きたかのように
あずき色の2番焼けを残して約40分のショーは終わった。
おそらく今年一番の夕焼けだったと思う。

 

6dsn176464s


さて、先日釣ったアジとイシモチは
結局3日間で完食した。

正確には冷凍分があるので
処分済みの完売と言った方が良い。

初日のアジの釣った日刺身と押しずしなどに引き続き、
2日目はアジのたたき丼

 

7cas171903s上からわさび醤油をかけていただく


とイシモチの木の芽あんかけ。

 

8cas171924s

そしてこれが大量消費の決め手となった。
イシモチのツミレ団子とさつま揚げ用の下準備。

 

9cas171894s

 

10cas171889s

つみれ団子は後日なべ物や吸い物用に
そのまんま冷凍保存する。

その場で揚げたさつま揚げは上出来のうまさ。
あつあつをフーフーしながらつまみ食いもよし、
夕食には生姜醤油かわさび醤油でいただく。

 

11cas171912s

これで今後は気兼ねなくいくら釣って帰っても良さそうだ。

3日目は最後に余ったアジのナメロウをご飯に乗せて
沸騰したお湯をかけていただく。

 

12cas171931s_2

細かくたたいたアジがそぼろのようにコロコロになって
ナメロウとはまた違った食感でこれもいける。

これが最後のイシモチ。

 

13cas171936s

イシモチは塩をして半日ほど天日干しにして
水分を飛ばしてから焼くと美味しいですよ
と石田丸の女将さんに言われたので、
そのままにやってみた。
なるほどこうすればまあまあいける。


さて、これで次の釣りにも行けるぞ。
ただ、どこに行っていいやら。

 

 

 

 

 

いい知らせがありませんね。
こんな時には坊主上等、一か八かのタイラバやジギングがいいですね。

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2017年4月18日 (火)

来てしまったイシモチシーズン

 

 

 

 

昨日(417日)は大津(石田丸)に釣行。

4月半ばというのにどこからもいい釣果が聞こえてこない。

五目漁師が手漕ぎボートのホームとしている伊東(オーシャン釣具)も
釣果の更新が止まったままだ。

“カイワリ釣れました”
の見出しがでないかなあと期待しながら
前日の夕方になっても更新がないことを確認し、
手堅く大津に決める。

アジを釣りながら泳がせをやってみよう。

女将さんによればアジは結構難しそうだ。
いつもは海苔棚の何枚目の角とか
岸側とか沖側とかと教えてくれるが、
うーん、アジねー・・・
昨日はイシモチがどこどこで調子が良かったですよ。
になってしまった。

五目漁師にとって
イシモチはサバ野郎のように敵とまでは言わないが
あまり好きな魚ではない。

アタリが楽しめない、目つきが悪いし、
釣りあげた時にはきもい浮袋がズボッと飛び出すし、
鱗の光り方や鱗をとった後のお肌の感触、
それに捌いている時の川魚のような臭いも好きになれない。
(食感や食味は好き好きなのでとやかくは言うのはよすが)

さて、未だに大津がよくわかっていない五目漁師は
HEPPOさんの最新の海苔棚配置図をパウチックしてきたので
端から順に数えていくつもりをしていたが
準備をしながらお話をさせていただいた常連さんと
どうやら行先(海苔棚4枚目と5枚目の間)が同じなので
ついていくことにする。

大津にしては珍しく海面が静かで
滑るようにボート自体はよく進むが
どうやら右方向にかなりの潮流があるのか
右腕にばかり力が入る。

魚探を覗きながら漕いで行くと
なるほどポイントが近くなる(海苔棚の淵を漕ぐ)につれて
魚影が見えてくる。

20分ほどで目的のポイントに到着。
常連さんの狙いはイシモチ君
(私のイシモチ野郎とは随分待遇が違う)
ときいたが、
見ていると結構アジが釣れている。

残念ながら、
イシモチが来たのはこちらの方が先だったと思う。

 

0dsxp173100s_2

ただ、同じようなところで釣っているのに
五目漁師にはアジが来ない。

うーむ、大津のアジの釣り方がわかっていないようだ。
2本の竿を竿掛けに掛けて
ゆったりとアタリを待つ常連さんの釣り方と比べると
どうやら、忙しそうに手持ち竿で
せかせかと仕掛けを動かすのが悪いような気がする。

その代わりにこんな奴が食って来ても
ハリスを切られることは滅多になく釣りあがってくる。

 

1dsxp173095s良い型のショウサイフグ


今日も45匹は釣ったであろうか。
イシモチよりも釣り味は良いが
途中でこいつだとわかってしまうとげんなりする。

さて、肝心の泳がせは
底でヒラメ、たまに棚をあげてスズキを待つが
一向にアタリはない。

 

2dsxp173098s_2

最初のころは泳がせるには少しアジの型が良すぎるかな
と思いつつ付けていたが
小さいのが釣れてくる都度マメに交換している。

早朝の静けさが嘘のように
10時過ぎ頃から次第に南寄りの風が強まってくる。
最近の天気予報のパターンそのものだ。

6
7m/sは吹いたであろうか、
いつの間にか沖にしがみついてるのは
五目漁師のボートだけになってしまった。

これくらいなら戻るのに多少苦労する程度だし、
予報からも今がピークのはずだと
気にしながら釣っていると、
案の定1時ころにはまた静かな海に戻る。

さて、移動のチャンス到来とばかりに
魚探のマップを頼りに
アジが釣れそうな富士山根方面に移動し
何か所かで仕掛けを落としてみるが無反応。
どうも浅い(25m前後)と釣れる気がしない。

結局元の場所に戻ることにする。
ただ、一つ海苔棚を見誤って朝の場所とは違うが
もう時間がないので
そこ(4枚目と3枚目の間の沖側)で釣り始める。

ところが間違ったことが幸いしたのか
たまたま時合いのせいなのかはよくわからないが
アジの調子が良い。
しかもイシモチではなくアジが主体だ。

1時間ほどでなんとかアジの帳尻合わせもできたようだ。

また少し南風が強くなってきた。
今度こそは本気で吹きそうな気配がするので早めに
(といっても漕ぐのに時間を要する分、予定より10分ほど前に)
撤収にする。

で、今日の釣果は
残念ながらイシモチが大部分を占めるがこれ。

 

3cas171846sアジ27cm他、イシモチ34cm他(ザル径:47cm)


久しぶりに大津ブランドの中、小アジはやっぱり美味い。

 

4cas171862s

酢締めにしたアジの上に
おにぎり用のおぼろ昆布をのせて押しずしに、

 

5cas171865s_2

イシモチの塩焼きには
ヨメサンがこんな時のためにと
瓶詰め保存している庭の木の芽を使った味噌をトッピング。

 

6cas171885s

アジの骨せんべい。

 

7cas171879s

 






渋い一日でしたが、ぽつりぽつりと釣れていたので
久しぶりのざる写真が撮れました。

一気に暖かくなりそうですが海の方はどうなることやら、
伊東のカイワリ、観音崎の真鯛が楽しみです。

 

 

 

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2017年4月11日 (火)

お前さん一体何年釣りをやっているの?

昨日(410日)は福浦(エトーボート)に釣行。

 

このブログのプロフィールでも自己紹介しているように、
悪くても晩のおかずくらいは必ず釣って帰るのが五目漁師の釣り(だった)。

完ボや貧果が多くなった最近、
釣果がそんなに期待されているわけではないが、
ヨメサンには貪欲さがなくなったのでは?
とからかわれている。

確かに、おかず確保の面では
タイラバやジギング、それに泳がせオンリーに比べると
餌釣りの方がはるかに効果的だ。

 

1cas171822s本日(4月11日撮影)


それに、少し遅れていた庭の木の芽もこんなになり、
今回こそは必殺で釣果が欲しい。

そこで、今日はこの時期に一番確実な
福浦アマダイにターゲットを絞り漕ぎ出る。

 

2dsxp173083s

予報に反してどんよりと曇り空では山の桜も賑わいに欠けるが、
風はやや強めの北西、パラシュートアンカーを入れると
丁度良いくらいにボートを流してくれるし、
水の色も澄まず、濁らずで釣り環境としては申し分ない。

ただ、水温は未だに15℃度と平年に比べると1℃前後は低い。

ターゲットをアマダイに絞って、
といいつつも実は、ジギング竿はちゃっかり持参している。

1時間だけと決めて
ソーセージブイの前方から沖方向に流しながら
底から中層までをしゃくり上げる
(こそばゆいがジギンガーはワンピッチジャークと称する)。

いかにも釣れそう。 雰囲気はいいが音沙汰はない。

きっちりと1時間で切り上げて、
ここは自身では自信のアマダイ釣りに切り替える。

最初はジギングの延長線上で同じエリアを流すが
一向にアタリの気配がない。

え~?、こんなはずはないだろう。
西に東に、北に南に、
-60m-90mにと探しに探し、
やっと11時過ぎに定置網沖-85m
最初のアマダイをゲットする。

 

3dsxp173085s

お前さん、こんなところにいたのか。
わかったぞ!
と周囲を流すがそれっきり二度とアタリはナッシング。

12時半に沖上りの福浦ではもう時間がない。
今日は何としてでもおかずは欲しいので
いよいよアマダイは諦めて
うまくいけばオニカサゴで一打逆転も狙える
カサゴ系の狙いに切り替えて、
少し定置網寄りにポイントを移動する。

さすがに、アタリはそれなりあるが小物が多い。
普段なら帰っていただく彼らも今日に限っては頂き!

で、結局、最後の帳尻合わせもままならず、
釣果はこれだけ。

 

4cas171794s

うーん、参った。せめて、

明日に残らない釣果、
これが熟練ならではの最高の釣果!

と言いたかったが、

いつもいつもおかずに届かない釣果、
お前さん一体何年釣りをやっているの?

になってしまった。

自宅に戻ると、
今日は外食にする?それとも貧食にする?

と迫られたが、
何としてでも、
たったの10数日と旬が短い木の芽を使ってやりたい。

で木の芽味噌にして貴重なアマダイに乗せてみた。

 

5cas171819s

しつこいようだが

旬だからこそ使ってやりたい、
貴重だからこそ更に美味い。
貧釣り師の思いここにあり。

しかし、味だけでは胃袋は満たされない。
こんな時はご飯を使う料理でごまかすのが良い。

小魚を集めて唐揚げ丼にしてみた。

 

Cas171814s_2

唐揚げこそは小魚がベスト。
からっと揚がって実にうまい。
ともう一度胸を張る。




余談、五目漁師は富士山撮影の仲間とLINEをやっています。
この貧果を悩んでいる時に指先が滑り、
仲間から送られてきた富士山と桜の写真のレスに
あろうことか“唐揚げ丼”の一言を誤送信してしまいました。
相手がどう思ったかはわかりませんが
気の動揺は失敗を起こしますね。 気を付けないといけません。

次は、どうしましょう。
伊東はまだまだのようですし、
観音崎の乗っ込みも更に時期が遅れるとのことですし、
やはり大津のアジが固いですかね。

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2017年4月 9日 (日)

雨の日の暇つぶし

 

 

 

 

天気が悪くボートに乗りたくても乗れない日には、
また仕掛け作りが始まる。

仕方がないからとだらだらとやっていても、
こんなにたまってしまう。

 

1cas171740s

作り過ぎたので今度は整理でもしようと
一つ一つ眺めていると
また新しいのを作りたくなってしまう。

で結果的には釣りをしない限り
じわじわと増えてしまう一方だ。

針や仕掛け作り用の小物もだんだん増えてくる。

 

2cas167415s

油壷の真鯛釣り師〇っ〇〇さんのように
針フェチとまではいかないまでも
釣り道具屋で針を眺めていると妄想が膨らんでくる。

買ってきた新種の針や

 

3cas167398s

一度使った針を

 

4cas171746s

人指し指の腹にチクチクと刺してみたり、
爪の上を滑らせたりしながら
尖り具合をチェックしていると、

えーと、左手の指がMで右手の指がSで、だから私は・・・とか、
鹿の角で針を作っていた縄文時代の老釣り師なら
こんな錆びた針や少しくらい丸くなった針でもきっと喜ぶだろうな、
もってけ!・・・

とかわけのわからないことを真面目に考えていたりする。
要するに暇としか言いようがない。

五目漁師は釣れる釣れないは魚の気分次第、
釣りの成否は殆ど魚のせいにしてしまう。

つまり、妄想を膨らますだけ膨らましながら、
どちらかというと針の大きさや形、ハリスの太さなどは
餌の付けやすさ、
仕掛けの絡みにくさ、
取り込みのしやすさなど
魚ファーストではなく自分ファーストで決める。

当然のことながら
仕掛けのちょっとした工夫や出来栄えが
釣果に影響するなどとはあまり思わない。

ただ、仕掛けを作るたびに
ハリスの長さや枝スの間隔が変わったりすると
仕掛けを替えるたびに
いちいち棚どりやしゃくり幅を気にしないといけないので
種類毎にその構成や各部の長さなどはノートに整理して
自分なりに標準化している。

 

5cas171750s

おおかたは対象魚毎に
一般的に市販されている仕掛けと変わらないが、
中には五目漁師特有の工夫や
内緒の仕掛けもないではない。

最もよく消費する針はチヌ針4号。

 

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軸が少し長めで、細くて、ネムリが入っていない、
それに指でつまむチモトの形も良く
オキアミが一番付けやすい。

手返しが大事なカイワリやアジなど
小物釣りにはもってこいの針だ。

他にウイリーやアマダイ仕掛けにもこの針はよく使う。

 

6acas167424s

ただ、口の中の天井が固いマダイや
ホウボウのでかいのが食った時に
合わせのタイミングが悪い
(多分うまく刺さらずに針の腰の部分にモーメントがかかる)と
4号ハリス以上では先に針が折れてしまうことがよくある。

大物の可能性があり4号ハリス以上を使う場合には
軸太のグレ針やマダイ針を使うことにしている。

サバタンなどをチョン掛けにし、
口のでかいオニカサゴなどを狙う仕掛けには
17号程度のムツ針を使う。

 

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ネムリが入っているので固い根などに掛かりにくいのと
一気飲みされても口元に掛かってくれるのが狙いだ。

ヒラメなども飲み込まれてしまうと
ハリスを噛み切られてしまうので

 

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ネムリ針を使いたいところではあるが、
ネムリが入っていると活き餌のアジが掛けにくくなる。

ここでも自分ファーストを発揮して、
最近ヒラメの泳がせ仕掛け用に
五目漁師がお気に入りの針はこの“超人ヒラメ親針

 

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先が比較的細いので
活きアジの口天井を貫通しやすい割には頑丈だと思う。

一方、孫針には錨針を使うことが多い。

格好いいお兄さん達が使うルアーのアシストフック用に
市販されているせいか、錨針は少々高い気がするが、
なぜか五目漁師の泳がせは
親針よりも孫針に掛かるケースが多いので
おろそかにはできない。

最近は、タイラバやジギングをやるので
こんなアシストフックなども自作するが

 

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特に向こうから掛かってくれるのを待つタイラバは
刺さり具合に気を遣う。

よく刺さる針と言えば
昨年から始めたジギング太刀魚用のかえしがない錨針。

 

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皮膚に少し触れただけで
逃がさないぞとばかりに刺さってくるこの針は
腹が立つほど扱いづらいが、
その分太刀魚から見てもたまったもんではない針に違いない。

かえしがないので難しい釣りになるかもしれないが
タイラバでも試してみたいと思っている。

カマスのフラッシャーサビキや太刀魚の餌釣り用には
軸の長い専用針を使う。

 

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後者は一つテンヤ用の替え針としても使っている。

カワハギには競技用とかと称して
専用針が市販されているが大概はネムリが入っている。

五目漁師は餌にアサリではなく
コマセ釣りと併用するためにオキアミを使うことが多いので
ここでも餌の付けやすさから
ネムリのないチヌ針(0.8号)やグレ針(6号)を使う。

 

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カイワリの吹き流しサビキ針に緑の針を使うと
サバ避け対策として効き目があると聞いたので、
何軒も釣り道具屋を探してやっと見つけた珍しい針がこれ。

 

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イシモチは好きではない魚なので
この針でわざわざ狙おうとは思わないが
サバ野郎はこれでもよく釣れる。

うーん、針の話は尽きないが早く釣りに行きたい。

 

 

 

 

 


釣りに行けばどんどん消費するのですが。
明日辺りは行けそうですね。

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2017年4月 3日 (月)

赤いもの狩り

 

 

 

 

たまの完ボや超絶完ボは気持ちがせいせいするし、
これが次の釣りの糧になるんだと
負け惜しみ含みではあるが納得もする。

しかし最近のように、これだけ頻繁にやってしまうと
この寒空にわざわざ出かけてやっているのにと
海の面さえ見たくなくなってしまう。

で、今日は恒例の赤いもの狩りに出かけてみた。

入れ食いだ。

まるで小アジのサビキ釣りのように
手を延ばすだけで口の中に、腹の中に
次々と獲物が飛び込んでくる。

3月の末に入ってから冷え込みが続き
先週末はいつも行く江間のいちご狩りセンターも
完熟いちごが不足気味で一時閉鎖していたらしい。

再開の本日、
一番乗りし、二人で歳の数の2倍ずつくらいも食ったであろうか。

 

Img01431s_3江間の久保田いちご狩り園。
ここは立っていちごが狩れるので楽ちん。



農園側にとって、
小さい子供と老人は好餌だと思うのは
相手が五目漁師の場合には甘い考えだ。

昔からこの手のものでは
元を取らないと気が済まない五目漁師(とヨメサン)は
ヘタの数を数えてでもそこは確認する。

かって、桃狩りツアーではバスの中で
ガイドさんが今までの最高は7個というのを聞いて、
その後にさくらんぼ狩りが控えているにも関わらず
8個を完食した。

もちろん別の時ではあるが、
さくらんぼ狩りでは280粒という(自称)ギネス級の記録がある。

むむー、
しかし練乳が入っていた器にぎゅうぎゅうに押さえた上に
限界まで盛ったヘタの山を見ると
その器を返しに行くのも恥ずかしい。

あっぱれ!
我ながらこの歳に至っても貧乏根性丸出しが可笑しくて、
今にも破裂しそうな腹にううっと響く。

果物狩りの中でもイチゴは特に速攻でトイレが近くなる。

だから、いちご狩りは観光バスなどで行くのは絶対にやめた方がよい。

途中で駆け込んだ道の駅で地元野菜が安かったので、
とらぬ狸のなんとかではあるが
釣り魚の料理に使えそうな菜の花やパセリなどを買い込んだ。

 

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昼過ぎには自宅に戻り
気になっていた庭の木の芽をチェックすると
やっと芽が吹き始めたところだ。

 

Imk173735s

下の写真は一昨年の330日に撮ったもの。

 

Cas151755s

やはり今年はここにきて春の訪れが足踏みしている。
魚も同じなのかな?
そろそろまともに顔が見たい。

 

 

 

 

 

明日が良さそうでしたが、明日は茅ケ崎ダイヤが見られる日でした。
明後日海が良ければ久しぶりに面でも見に行きますかね。

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