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2017年2月10日 (金)

真冬の定番旅行

 

 

 

 

昨晩34日の道東の撮影旅行から戻ってきた。

ここ数年は冬になると釧路、根室、羅臼などを中心に
道東の各地を巡り丹頂やオオワシの写真撮影を楽しんでいるが、
昨年は事情があって行けず、
今冬も(五目漁師ではなくヨメサンの都合がつかず)
諦めかけていたが、
3泊くらいならなんとかということで
出発の1週間前に突然フリーツアーの往復便や宿を決めた。

幾つか飲み会があったり、
先立って現地に送り込む防寒着やレンズなどの荷造りで
ばたばたする中、
実は2月2日(*1)には無理やり福浦に出かけてもみたが
相変わらずのジジンボ(爺さんのジギングボーズ)と
タイラボ(タイラバボーズ)では
記事を書く気にもなれず
とうとうブログアップもサボってしまった。


北海道と言えばこの時期なら
札幌の雪まつりやオホーツク海の流氷見物に
かこつけたグルメ旅行というのが相場であろうが、
我々(五目漁師とヨメサン)の場合は
特に今回は期間が短いこともあって
そんな気は微塵もなかった。

昼間から飯屋に座り込む時間があるくらいなら
一枚でも多くシャッターを切りたいという気持ちが優先した結果、
4日間で撮った枚数は2人で約8600枚。

撮ったはよいが多分一年は掛かってしまう
今後の整理(取捨選択やトリミング)に
いつもながらに先が思いやられる。


先ずは、釧路丹頂空港に着くやいなや
ホテルに届いているはずの防寒着などを受け取る前に
近くの雑木林に寄りシマフクロウを探すも
この日はどうやらお出かけらしくお目にかかれず。
知り合いに居場所を聞いてきただけに残念。

 

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続いて、定番の鶴居村で久しぶりに丹頂にご対面。

 

2dsn172268cs

あくる朝は厳冬(-20℃前後以下)の夜明けに限って現れるという
“けあらし”の中に佇む丹頂の風景を期待したが
気温(約-6℃)が高く“けあらし”どころか
朝日に照らされて日向ぼっこのようなのんびりムードが漂う。

 

3ims17a0544

今や、自然の中にある鳥というよりも
自然の中で飼育されている鳥と言った方が当たっている丹頂は
冬に餌が探せなくなると
普段の強いテリトリ意識をかなぐり捨てて餌場に集まり
雪上に巻かれたトウモロコシを皆でついばむが、
虫の居所が悪いとたまに蹴りを入れ合うことがあり
撮影者を喜ばせてくれる。

 

4dsn173551a

これは夕方になると餌場から集団で夜を過ごすねぐらに帰っていく丹頂。

 

5ims17a1469

五目漁師もヨメサンも丹頂撮影の中では
このシーンを撮るのが一番の楽しみだ。

時には20羽近い集団の飛翔が見られることもあるが
残念ながら今回はタイミングが合わなかった。

2日目には鶴居村から根室に移動し、
凍結した風蓮湖の氷上に
これも餌にありつこうとしてやってくる
オオワシやオジロワシを撮る。

 

Ims173306cs

オオワシやオジロワシの多くはシベリアや樺太から
暖かい道北や道東に餌を求めてやってくる渡り鳥。

元々は漁師が氷上に取り残した漁のおこぼれを
目当てに集まって来たらしいが
今や餌付けのために置かれる冷凍魚に集まり
壮絶な争奪戦を繰り広げる。

 

Dsn175034cs

さて、自宅に戻ってくると心構えの違いもあるのか
寒さに驚く。

こんな寒空で釣りなどは考えられない。
(は多分うそ)。

年末のえらいこっちゃ会でせしめた大津のボート券があるので
アジもよいが釣れているのだろうか?

このところジギングやタイラバで
実入りの少ない釣りが続いているので
久しぶりにわんさかと釣れる釣りをやってみたくなってきた。

 

*1:2月1日を2月2日に修正(2月12日02:07)

 

 

 

この一番寒くて一番釣れない期間をどう過ごすかが
毎年の課題ですね。
各手漕ぎボート釣り場とも海上に出られる日が少なく
情報があまりないのもネックですね。
うーん、考えてしまいます。

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コメント

五目師匠

こんばんわヾ(๑╹◡╹)ノ"

釣りに行けない楽しみは他の人のブログを読み漁る事です…
師匠のページも通勤時に凪いでる時は上がるか?と待っていましたが北に居ましたか…想定外でした(笑)

丹頂鶴、肉眼で見た事ないですが写真を見て行動を聞いていると行きたくなりますが氷点下の世界は無理だと毎回アッサリ諦めがつきます。
しかし、写真というかアングル?が良いですね!
こんな僕に褒め称えられてもマイナスになりかねませんが…

僕の初釣りが決まりました!
ワカサギさんと戯れてきます♩
今年は相模湖のワカサギさんヤル気みたいなので楽しみです(╹◡╹)
釣果見てると師匠がワカサギやったらどうなるのだろうと…
半文にもありますがワンサカ釣れる事間違いなしですよ(^o^)

やはり旅行でしたか(^^)?
そろそろ行く頃だと写真を心待にしてました。
自然の中で飼育されているとは言い得て妙です!
いったん餌を与えると越冬の為の技能や習性を失ってしまいますから、今後、人間は責任を持って飼育し続けないと行けませんね(^_^;)

ちなみにカナダだと野生動物に餌を与えるのが禁じられてます。
越冬するための食いだめをしなくなり凍死するからだそうです。

やはり北海道に行かれていましたか^^

この時期は多分…と思っていました。

しかしご夫婦とも寒さをものともせずにすごいなぁ!

長時間雪原でファインダーを覗いて、どうやって暖を通られるのですか?

私なんぞ寒がりですので、雪が積もった今日などは家で丸くなっております。

しばらくの間、釣行日記が無いので、どうしたのかと思っていました。
道東に撮影旅行だったのですね。
撮影した写真は個展でも開かれるのでしょうか?
国家試験に挑戦したり、北国へ撮影旅行したり、
と忙しくも楽しい日々を過ごされてますね。
羨ましい限りです。

寒がりの私はちょっと体調を崩したこともあり、沖釣りもしばらくお預けで、
温暖な気候のこの地から殆ど離れられません。

ガルさん、こんにちは。

この寒さと、釣れないの同時進行で私を含め皆さんのブログアップも滞り気味のようですね。

今年の北海道は雪が多いので警戒をしていましたが意外と暖かく上着を脱ぐこともあったくらいです。

数年前に網走湖でワカサギ釣りしたことがありますよ。
氷にドリルで穴を開けて釣りましたが、
相模湖や山中湖のワカサギと言えば暖房の効いた船の床下で釣るあの不精な釣りですね。
ガルさんにはピッタ・・・いや、忙しくて居眠りする間もないほど釣れると良いですね。
頑張ってください。

APさん、こんにちは。

本当は鮭が遡上する秋に一度行きたかったのですが、
なかなか都合がつかず今になってしまいました。

丹頂、オオワシ、エゾリス、フクロウ・・皆餌付けされていますから苦労せずに撮れます。
キタキツネもそうですし、次はヒグマでしょうか。

人間に慣れていた鹿は鉄砲で撃たれるようになってから最近は逃げるようになったらしいです。

可愛がられたり、鉄砲で撃たれたり人間の勝手ですね。

飛竜丸さん、こんにちは。

心構え次第ですね。
向こうでは震えたことなどありませんが、
気が抜けた自宅に戻ってからはブルブルと震えていました。

そう言えば、覚悟していく冬の釣りも
釣っていて寒いと感じることはあまりないのではないでしょうか。

今年は九州や中国地方も雪降りが多いですから
トレーラーの運転にはお気をつけください。

釣吉さん、こんにちは。

本当はもう少しゆっくりと行きたいのですが
最低限の旅行になってしまいました。

繁忙期を避けて安く長く行けるのは我々暇人の特権ですね。

沢山撮った写真の整理で退屈せずに一年は暮らせます、一石二鳥です。

我々にとって沖に出られるかどうかは体調のバロメータ、
体調管理をしながらどんどん出てください。

北の国に旅行中でしたか!いつみてもカメラの腕前すごいですね!!
ワシめっちゃかっこいいですねー真鶴ではトンビくらいしか見ないので貴重ですね♪

2/1水曜はやっぱり行っていたのですね。
9時過ぎに定置沖周辺を探してましたが、お一人のボート釣り師はジギングのお兄ちゃんくらいしか居ませんでしたので、諦めて浜に上がってしまいました(;^ω^)
ジギンボにタイラボだったのですかー( ;∀;)残念。実は35cmアカムツ2本贈呈予定でしたw
定置周辺のジギングはなかなか最近渋いですよね。
カラーが合わないと食ってきませんので。木曜1時間だけやりましたがイナダ1バイト1ゲットでした。
明日もジギング予定ですが、今現在はどこに行くか未定です。
東側に少しベイトが多いエリアがあるのでそっちに行くかもですが、
福浦沖に行くようでしたまたイナダ狙いで行きますね♪

こんばんは。

へー、自然の中で飼育されているというのは面白いですね。
人間の撒いた餌とか魚の残り物とか、良し悪しはともかくとして、けっこう人間の影響を受けているんですね~。

オオワシなんてアラスカにいかないと観られないのかと思っていました。
優雅そうに見えるタンチョウも時々蹴りを入れあっているというのも面白いです。

お疲れ様でした。

すーさん、こんばんは。

オオワシは羽をひろげると2m以上もあるんですよ。
格好いいです。
カラスが寄ってきますが小さく見えます。

文中2月1日福浦とありましたが、2月2日の間違いでした。
(本文修正済みです)
アカムツは今後も私には縁がなさそうですので惜しいことをしました。

この日はブイ沖で釣っていたジギンガーがイナダを2本あげていました。
私はタイラバにチェンジしましたが小さなカサゴが掛かっただけでした。

当日は水温が17.2度もありびっくりでした。
一時的なものだとは思いますが、続いている間はまだ行けそうですね。

芋焼酎さん、こんばんは。

ある意味アフリカの保護区で鉄砲から守られている動物も
人間の影響を多分に受けており
野生かどうかということになると50歩100歩かもしれませんね。

丹頂は蹴り合うこともあれば、
同じスタイルの艶めかしい求愛ダンスも見せてくれます。
レンズを通して1日観察していると
行動表現が見えて来るのも面白いですよ。


おかえりなさいまし~!
今回は無事に帰れたようで、何よりです(笑)。

ん~、確かに今の時期は釣りものに困ります。
去年良かった福浦は西風ばかりで、行けないし、、、。
今のところ好調な大津の船アジがメインですね。

今気になってるのは福浦のアマダイ、伊東のマダイ、川奈のオニカサゴ、白間津のシマアジ、網代のメダイ、伊勢町のマコガレイ、、、等々(笑)

ん~、早く暖かくなって欲しい!

腰痛持ちさん、こんばんは。

積雪こそありましたが、行っている間はずっと暖かく防寒着を脱ぐ程でした。

腰痛さんや芋さんのように何が何でもというわけでもありませんので
少しさめた目でみると
福浦の青物、伊東ではヒラメ、大津では少し型のいいアジを狙いたいです。
川奈? そこはどこでしょうか、忘れてしまいました。
確かにオニカサゴ釣りでほぼ確実に釣れるのは川奈ですが
今ならホウボウやハタも面白そうです。

五目漁師さん、北海道激写ツアーお疲れ様でした。
鶴とか鷲とか羆?とかが放牧されているとは知りませんでした。
タンチョウが美しいのは誰もが知ってると思うのですが、
大鷲の自然物とは思えない造形、配色がかっこいいですね。
カメラの腕前も良いので余計そう思わせるのだと思います。

で、思ったんですがオオワシを飼い慣らしつけてナブラを見つけさせ、
そんで持ってルアー投げるのも面倒臭いのでそのままワシにブリをまさに鷲掴みというのは如何でしょう?
あんなでかい鳥ですから10キロのブリくらい持ち上げてしまうんじゃないでしょうか?

我ながらグッドアイデアですね。
それでは、また。


おはようございます
やはり北海道でしたか
狙った獲物は違いますが
写真を見ていると釣りと同じだなー!!!と
想ってしまいますね
オオワシやオオジロワシを撮った瞬間
釣った気持ちと一緒です
ピントが合わなかったり、ちょっと外れては
逃げられた気持ちになり
ワンショットに集中する
望遠レンズではスナイパーですね
次回の写真を見たいです
楽しみです


、おはようございます。

餌付け(半野生半飼育ですね)とは言え
冷暖房完備の完全なオサボリではありませんので
飼育檻や動物園で見る彼らとは違って
羽や毛並みが本当に美しいですよ。
動作の俊敏性にも目をみはるものがあります。別物ですね。

それに魚、特にサバ野郎ほどアフォでもありませんので、
鉄の固まりに食らいつくかどうかはわかりませんが
必ず人とは一定の距離をとります。

確かに鮭を一尾まるまる掴んだままで飛びますから
鵜飼のようにflex-pさんの作戦を実行すると
大空高く舞い上がれるかもしれません。

趣味人たけさん、おはようございます。

今年は諦めかけていたのですが
さっと決めて、効率の良い旅行でした。

おっしゃる通り、撒き餌に寄ってくる中での一瞬のタイミングです。
ただ、どちらかと言えば、腕よりも機材で撮りますね。
スピードの速いカメラ、でかいレンズには歯が立ちません。

たけさんのように腕で釣る釣りとは違うところでしょうか。

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