明日に残らない釣果が最高の釣果と負け惜しみ(大津釣行)
昨日(2月15日)は大津(石田丸手漕ぎ)に釣行。
先日、長年使ってきたデスクトップPC
(購入時のOSはWin Vista)
を新調して入れ替えることにした。
旧PCのOSは既にWin7にバージョンアップしていたものの
今度のWin10の使い方がさっぱりわからず
メーラーやデータの移行に四苦八苦していた。
現在もデータ移行などに四苦八苦中のNew CP
明日は天気もいいので釣りにも行きたいが
さっさと移行も終わってしまいたい。
どうしようかなと今一つ決め兼ねている時に
同じ茅ヶ崎の釣り師fさんから
“先日釣った大津の小アジもクロダイも
女将にもらった芽かぶも激美味ですよ”
とメールが入った。
グッタイミング、よしっ、明日はやっぱり釣りに決めた。
最近は釣果に見はなされているので
小アジをわんさか釣って、
もちろんヒラメもやってみよう。
翌朝、6時半に現地に到着。
なんと今日は一人だ。
年末の“えらいこっちゃ会”でせしめたボート券を
こんな日に使うのはなんとなく心苦しかったが、
定刻通り7時に岸払い。
平日とはいえ一人で岸払いする大津は初めてだ。
(後からもう一人来られた方に海上でお会いしたが)
こんなに天気がいいのに余程釣れないのかな?
皆さん現金だねとぶつぶつ言いながら港を漕ぎ出る。
さて、女将さんに沖の海苔だなの4枚目と5枚目の角辺り、
深いところがいいようですよと言われて出てきたが、
あれっ? これって3枚目?4枚目?
端から数えてきて、忘れないように
3枚目、3枚目、3枚目・・・と唱えながら漕いでいるのに
いつの間にか
4枚目、4枚目、4枚目・・・に変わっていたりして
訳がわからなくなってしまう。
五目漁師の根っからの方向音痴と
後天性のボケのせいだ。
結局、海苔だなを追跡するのは諦め、
魚探のポイントマップを見ながら
先ずはアンカーを入れずに
中根近くの海苔だなの間(-31m)に見つけた魚影をめがけて
ドボンと仕掛けを落としてみる。
すると直ぐに小アジ(22cm)が掛かって来る。
久しぶりの一投目マジックだ。
ボートはだいぶ流されたが続く二投目にもアジ。
なんだ、簡単に釣れるじゃないの、
これなら予定通りわんさかと釣れそうだな。
ところがいざアンカーを入れると
その直後に急に吹き始めた北寄りの風と大きなうねりで走錨してしまう。
海底に左右からのロープが交錯するこんな場所で走錨すると
“えらいこっちゃ”。
アンカーはその内にロープに掛かって止まってくれるだろうが
仕掛けも掛かる、
アジも掛かる(これはウソ)。
海苔だなの波止め効果は大きく、
棚と棚の間や棚の風下側ならなんとか釣りになるが、
風上や風上側の角では下手をすると水を被ってしまうので
しばらくは風上側を避けながらあっちこっちを移動する。
予報の通り10時ごろには風もうねりも収まってきたので
ボートの流れる方向に気をつけながら
海苔だなの風上側の角に入る。
しかし、今日は運が悪く
入る度に、そこで海苔だなの作業が始まり
移動を余儀なくされる。
何度移動したであろうか、
魚探を覗いていると
場所移動で新たなポイントに入ると
最初は魚影はないが、
しばらく撒き餌をしていると
どこでも同じように黒い影が流れ始める。
ただビシが落ちていくと
その流れの帯が細くなり
下に折れ曲がる(多分散っている)ところを見ると
コマセ好きのアジではなさそうだ。
きっとこの中に紛れている数少ないアジが
たまに食ってくるだけに違いない。
更に、移動によってはヒラメ泳がせの長竿と
アジ釣りの手持ち竿を構えるのに都合の良い舷が変わるために
なかなか落ち着いて泳がせができない。
食いの悪い中で2、3尾釣ると
また次の移動といったジプシー釣りに終始し
最初の期待とは裏腹に
結局ツツ抜けにも及ばない貧果に終わってしまった。
小アジ(21~22cm)
大津のヒラメには貸しがあるが
泳がせにも一度もアタリはなかった。
それにしてもここのアジは元気だ。
魚探の水温表示は丁度11℃、
同じ日の伊東の水温は15℃だったと聞く。
確かに掛かった後の引きはいつもに比べると
ピクピク感に乏しく重みだけで上がってくるが、
趣味人たけちゃんの魚種毎の適水温表によれば
大概の魚(多分普通のアジも)は
この水温では何処かに逃げてしまっているか
海底で固まっている頃なのに・・・。
海苔だなの存在が
彼らの元気に一役かっているいることは明らかだが
こんなところに大津アジの旨味が潜んでいる気がする。
さて、久しぶりの釣った日刺し身。
そうそう帰り際に石田丸の女将さんから
芽かぶをたくさんいただいたので
アジの刺身皿に芽かぶの刺し身も盛ってみた。
生姜醤油がよく合う。(ありがとうございました。)
アジといえば定番は
釣り師だけが楽しめるフッカフカのフライ。
これを一度食ったらもう弁当屋のフライなどは食えなくなってしまう。
骨せんべいはキスよりもうなぎ(やったことはないが)よりも
味のあるアジのが一番美味い。
少し多目に作ったナメロウは
熱々のご飯にのせて、
締めはもちろんお茶をかけていただく。
完食!
明日に残らない釣果。
これが最高の釣果、
熟練ならではの釣果と負け惜しみ。
今年の大津にはあの目つきの悪い海鮒(イシモチのこと)がいません。
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昨日は海が穏やかな良い凪になりましたね。
きっとボートで浮かんで釣りをしているなと思っていました。
こちらの相棒も沖釣りに出ておりましたが、凪倒れと言って帰って来ました。
海水も綺麗に澄み切って、魚が住む住む潮では無い、と言ってました。
走水のアジは殆ど全部がマアジで金鯵も混じるし、
どれも大変美味しい鯵ですね。
鰺を堪能されましたね。
私の方はもう一週間は我慢の週になりそうです。
投稿: 釣吉 | 2017年2月16日 (木) 18時48分
五目漁師さん、こんばんは。
結局大津に行かれたんですね、
お疲れ様でした。
今の季節の小アジ本当に美味しいですね。食いはシブチンですが。
何と言っても小アジのうまさとメカブのうまさ。
クロダイはデカイ真子が入っていて煮付けでいただきましたがもう最高!
刺身も最高!
塩焼きも最高!でした。
大津の真髄はどこでも釣れなくなる2〜3月なのではないでしょうか。
改めて大津の魚の旨さを再認識したので近々また行ってみようかと思います。
それでは、また。
投稿: flex-p | 2017年2月16日 (木) 21時50分
釣吉さん、おはようございます。
こちらの方は予報と違って、
いきなり吹き始めた北西の風と大きなうねりで
10時ころまでは波を被るほどでした。
海水の澄み様には東伊豆で慣れていますので、
まだまだこんな濁りで魚が釣れるの? って感じです。
大津の小アジは本当に美味しいです。
大アジよりも食べるなら小アジですね。
私も3月には心配の健康診断が迫っていますが
早く安心できるお墨付きをもらって沖に出て下さい。
投稿: 五目漁師 | 2017年2月17日 (金) 07時11分
大津さん、おはようございます。
前日が火曜日でしたのでボート屋さんは休みかと思い
予約はなしに気が向けば行くつもりでした。
背中を押していただいたのはありがたかったのですが
もう少し釣り方も教えてもらうべきでした。
ただ、10時ころまでは波で釣りにならず、
それと海苔だな近辺でやっていると作業が始まり移動ばかりでした。
あれはひょっとして平日のデメリットですかね?
水温11℃でも平気で釣れる海は珍しいですね。
海苔だなのお陰で餌も適度にあり静かで平和な環境なのでしょう。
投稿: 五目漁師 | 2017年2月17日 (金) 07時28分
こんにちは
大津でしたか、いつものパターンなら伊東かと思っていましたが
しかし水温11度とは微妙な水温です
まぁー以前より安定してきましたので午前中良さそうでしたが
風が吹いては釣りになりませんね
後1度欲しい処です
今日の春一番に期待ですね
今年は若干ですが水温の上昇も速いような気がしますので
いつも釣れない3月に釣れそうな気がします
来週半ば過ぎに見てきます
お疲れ様でした
投稿: 趣味人たけ | 2017年2月17日 (金) 13時33分
こんにちは。
お疲れ様でした。
そうですか、水温は11℃でしたか。
大津では水温が下がった当初はアジが口を使わなくなりますが、低水温に慣れるとまた食いだします。
ただし、水温が10℃を切るとダメですね、何にも食わなくなります。
今の時期で水温が11℃ならば、今年は10℃を切ることはないと思います。
I丸さんのHPを見ると、カサゴとかマダイが釣れ始まったようなので、これからアジも良くなると思います。
五目さんの好きなイシモチも良くなってくると思いますよ(笑)。
投稿: 腰痛持ち | 2017年2月17日 (金) 15時39分
趣味人たけさん、こんばんは。
4月頃までは海水が少しでも暖かい東伊豆でスタンバイでしょうかね。
といっても東京湾の魚ほど耐寒性がなさそうなので同じかもしれません。
伊東は今ポツリポツリと真鯛があがっていますが
一日2、3回のアタリの拾い釣りですね。
比べると大津の海中は賑やかです。
どこで撒き餌を打っても小魚が湧いてきます。
真鯛やヒラメがいても全く不思議ではないですね。
ポイントも深くなっているのであのロープさえ交わせば面白いですね。
投稿: 五目漁師 | 2017年2月17日 (金) 22時58分
腰痛持ちさん、こんばんは。
早朝は10℃前後しかありませんでしたが
昼頃には11℃丁度でした。
手を入れてもひんやり、福浦や伊東では考えられません。
それでも小アジが口を使います。
ただ、引きは頼りないですね。まるで小さい海鮒かと思ってしまいます。
大津はよくわかっていませんが
タナゴやイシモチが例年に比べると少ないのではないでしょうか。
どこの海も変わっていますね。
投稿: 五目漁師 | 2017年2月17日 (金) 23時11分
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投稿: myrnaay60 | 2017年2月18日 (土) 08時02分
海苔棚があるから鯵が集まる、さらに海苔の収穫で虫も落ちるので鯵が居付く。
海苔もあるのでクロダイも居付く。
良いことづくめですので収穫の船には感謝して、いつもアンカーを上げて移動しております(^^)
海苔の収穫は土日も関係なく入ってます。
平日のデメリットにはなりませんのでご安心を。
海苔の収穫の唯一のデメリットはアカメフグなどのフグたちまで寄せることですね。
私は光り物無しで仕掛けを作りますが、潮下になると千切れた海苔とフグが一緒に流れてきますので苦しいところです。
水温10℃までは楽しめる大津の鯵釣り、冬の貴重なボート釣り場です。
漁師さんと上手くやって、今後も続けられるよう勤めたいものです。
投稿: AP | 2017年2月18日 (土) 14時20分
APさん、こんばんは。
お泊り釣行でレスが遅くなりました。
そうですか。土日も同じなんですね。
定置網や生け簀などと違って海苔だなは深さ方向には厚みがありませんが。
ロープ一本でも十分魚が集まる拠り所にはなるようですね。
昨日は伊東でしたが、水温は15.5℃でした。
にも関わらず、水中は真冬の海です、
大津の賑やかさはありません。
投稿: 五目漁師 | 2017年2月19日 (日) 23時27分