2つ覚えて3つ忘れる前に
“私暇なんで”、一昨日こんな受験をしてきた。
どうせいつも釣り場の天気予報に釘付けになるくらいなら
一層のこと少し勉強でもしてみようかと
昨年の正月過ぎから独学を始めた。
合格率が4%と言われる難関の試験に
今回、先ずは第一回目の受験を体験してきた。
気象予報士になるためには
学科(一般と専門)2科目と
実技の合計3科目の試験に合格する必要がある。
今回は学科試験の準備しかしていなかったため
実技試験はほとんど白紙状態で
問題用紙だけを頂いて帰ってきた。
尤も、付け焼き刃で応用力がない今の実力では
学科のみでさえ合格を望める状況ではなかったが
資格をとって気象予報士として活躍を目指す若い人達に混ざって
五目漁師と同程度と思われる爺さんの姿も
予想以上に多く見かけられ大いに元気づけられた。
ある通信講座の受講者で24回目の受験で
やっと合格したという方もいらっしゃるらしい。
五目漁師の次回は8月、
今や3つ覚えると2つ忘れてしまう我が脳みその風通しが
更に良くなる前に
実技試験の合格はともかくとして
なんとか学科試験の合格まではたどり着きたいと思っている。
さて、天気も良くなかったし、
本件の受験でさすがに間際は忙しかったために
釣りは少しご無沙汰していた。
(1回我慢しただけかな?)
今、周囲から聞こえてくるのは
釣れない話ばかりであるが
こんな時は海面をアメーバのように漕ぎ回り
あっちでちょい、こっちでちょいと
仕掛けやルアーを落とし海中の様子を探り、
来るシーズンのガンツケをやっておくのが良さそうだ。
今は釣れなくても釣ってみたいと思うポイント、
妄想の世界にに引きずりこんでくれるポイントは
昨年もこの時期に幾つか見つけた。
昨シーズンは、地上と同様、海にも秋がなかった。
そろそろかなと思っている間に
何も釣れずに冬の海に入ってしまった。
毎年時期になると同じものが
同じところで釣れる海よりも
目まぐるしく変わってくれる海の方が寧ろ面白い。
勝手に妄想していた伊東の海底温泉が
休みに入ったのかもしれない。
その結果、春にも秋にもカイワリの姿は稀になってしまった。
もう伊東のカイワリは忘れよう。
同時に五目漁師の天敵鯖も大していなくなったし
釣りをする気さえ失せてしまうほどの
サバフグの猛威もなくなった。
しかし変わってしまった新たな海中環境の方が
好きだという別の魚がいるはずだ。
少し気が早いがどんな顔をした魚なのか
シーズンが楽しみだ。
そう言えば昨年福浦でfさんがウメイロモドキを釣った。
五目漁師が南の海のダイビングでよく見た魚だ。
どこだったか忘れてしまったが
近くの海でマンボウを釣ったという話も聞いた。
カイワリの代わりにカンパチやシマアジなら歓迎だ。
少し南方系の魚が釣れるようになるのかも知れない。
ベラの代わりにナポレオンフィッシュ
真冬の釣りを唯一楽しませてくれた福浦のアマダイ。
昨シーズンは期待もしないのに夏にも結構釣れた。
そのまま本格シーズンの冬に続くのかと期待していたが
逆に釣れなくなってしまった。
そして今、福浦の遊漁船ではイナダの好釣が続いているらしい。
やっぱり海が変わっている。
*文章の見直し(1月31日 8:00)
試験では解答の写し間違いという大ポカまでやってしまいました。
そこまでやるか・・・
実は、これは歳のせいではなく昔からなんですよ。
五目漁師の持って生まれた性格のようなものです。
本当は場所を忘れたカイワリに戻ってきて欲しいですね。
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