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2016年9月18日 (日)

ミックスウイリーを試す(伊東釣行)

昨日(917日)は伊東(オーシャン釣具)に釣行。

水曜日の予定が木曜日になり、
木曜日が金曜日になり、
金曜日がとうとう土曜日になってしまった。

台風を含め、最近の天気の不安定さは
最新の予報技術でもってさえ手に負えないと見た。

更新の度にころころと予報が変わり、
“明日が駄目なら明後日があるさ”
の雨や風が嫌いで、しかも“私、暇なんで”
の五目漁師の決断を鈍らせる。

その結果、この日やっと納得のGo!になった。

で、必然的に土曜日しかチャンスがなく、
元々この日に伊東を予定されていたfさんと
またご一緒させてもらう。

今日の狙い魚は二人とも
最近少しずつ顔を見せてくれるようになったカイワリ。

隣のボート屋さんから
一足先に沖に出られたfさんの様子を聞いてみると
サバ、ソーダ(どちらも25cm前後で
持ち帰って食べるわけにもいかないし、
かと言って泳がせ魚には少し大きすぎるという
どうしようもないサイズ)に邪魔されているとのこと。

とはいっても、釣り場のバリエーションに乏しい伊東
(よく言えば、下手に迷わずそこに行けば釣れる)。
五目漁師もとりあえずは正面沖を目指し漕ぎ出る。

 

1dsxp162678s

今日の一投目マジックはイトヨリ。
一つあけて次はマルアジ、
次は小型のハナダイ、
次はイトヨリ、
次はカイワリ 
 
????
小サバも小ソーダもいない。
なんと4連チャンではないか。

少し離れたfさんに入れ食いですよっ!
と恥ずかくも、大きな声で呼び掛けたのが運の尽き。
以後はバシャバシャと彼らに捕まってしまった。

魚探を見ながら海中の鎮まりを待って
仕掛けを投入するも
こうなるともう釣りにならない。

そんな時に、
おやっ!
今日は帽子を車に忘れてしまい
今や外観も中身ももうどうでもよくなった頭には
タオルを被っていたが、
今になってもう一つ忘れ物に気づく
(やっぱり中身も・・・)、

なんとライフジャケットを着忘れている。

五目漁師は軽装の夏場なら
プカプカと寧ろ陸上よりも軽やかに
水の中で過ごすことができるくらいなので
そんなに必要性は感じていないが、
ルール破りが気になる。
このままでは肩身が狭い。

無理やり泳がせていた大きな小サバが
風の加減で自ボートのアンカーロープに絡まってしまったタイミングで
浜に戻ることにする。

鬼漕ぎで戻ったついでに
気になっていたマリンタウン側の-35mポイントを覗いてみよう。

本日海上に出ている10数ハイのボートは
全て正面沖にかたまっており、
こちらのポイントには皆無。

昨年は何度か同じ様な状況下で
一人ここでアジを釣りいい目をした記憶がある。

海中は正面に比べると静かではあるが
仕掛けを落とすとチラホラと魚影が見えてくる。

やがて、掛かってきたのは食べ頃サイズのアジ。
しかも殆どがマルアジの正面沖と違って
美味しそうなマアジだ。

しかし、嬉しくて少し巻に力が入り過ぎたのか
その後4連チャンの手元バラシ。

誰もいないので
“ワシは下手くそや”とか
“釣りはもうやめてしまえ”とか
大声で嘆きながらやっと仕留めた2匹目がこれ。

 

2dsxp162679s

マアジですよの連絡に
やがてfさんもこちらに移動してくる。

 

2adsxp162690s

この後は意外なマダイや

 

3dsxp162680s

ワカシを交えながら

 

4dsxp162685s

退屈しない程度にポツリポツリと釣れ続く。

ウイリーは白がいいとかブルーがいいとか
仲間内で話をすることがあったが、
感覚の鈍い五目漁師はモフモフの糸がついていれば
色など何でもよい派。

ウイリーの肝は色よりもシャクリだー、
誘いだー、
コマセの出し方だー!

そこで冗談で作ってみた橙とブルーなどのミックスウイリー。

 

5cas168245s(右の3つがミックスウイリー)


この通りアジは食ってくれた。
(ただ、ブルーならこの2倍釣れたかどうかはわからない)

 

Dsxp162687sブルーと橙のミックスウイリーに掛かったアジ


もちろん、ここでも奴ら(小サバ、小ソーダ)はやってくるが
辛抱できずに投げ出したいほどでもない。


もう、1時半。
コマセを使い切ったfさんは
沖に出て流し釣りをやるらしい。

実は、五目漁師も少し試してみたいことがある。

手持ちのタイラバ用の竿(紅牙69HB-S)が少し柔く、
80gのタイラバを巻き巻きすると
竿の弾力を使い切ってしまっているような気がしている。

そこで先日手に入れたジギング竿(BLAST-BJ 66HB)を
使ってみたらどうかなと試してみたかった。

沖を流してみると

 

Dsxp162693s

この通り直ぐにイトヨリが掛かってくるが、
これはこれでシャクるわけではないタイラバには
少しバネがあり過ぎて
余り良い感覚ではない。

で、ついでにジギングもやってみたくなり
タチウオ専用ジグとあったジグに着けていたバーブレス4本錨針を
自作のアシストフックに替えてシャクってみると

 

6cas168439s

こちらにもイトヨリが。

 

Dsxp162694s

巻き巻きとシャクシャク、
うーんどちらも楽しいが
今日のところは後者の方があたりが頻繁にあったような気がする。

で、今日の釣果はこれ。

 

Cas168441s(ザル経:52cm


もう一つ冴えないポツリポツリの様子であったが
1日真面目にコツコツとやっていると結構釣っている。

一方、こちらはfさんの釣果。

 

Image1_16

うーん、fさんも調子が悪いと言っていたのに、
いつの間にこれだけのイトヨリを。
いつもながらの金力、筋力、いや釣力に驚かされる。




やっと先に釣った大津のタチウオ消費に
目処がついたばかりなのにまた大変です。
私もヨメサンも胃袋は水族館状態、
コマセ釣りはどうしてもこうなりますね、
次は一発狙いが良いかな。

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<!ー010伊東釣行ー>」カテゴリの記事

コメント

そろそろアップしたかなぁー、と毎回楽しみに拝見しております。
名実ともに見事な五目釣り達成ですね。
中でも鯵は真鯵で、こちらでは金鯵と呼ばれ、
夏に脂が乗って最高に美味しい鯵ですね。
イトヨリも今は鯛より美味しいかもしれませんね。

ライフジャケットのことはいろいろ面白い話があります。
こちらの海は巡視艇が良く巡回で通ります。
あるボート釣りの仲間がライフジャケットを忘れたとき、
風呂敷の様な布の中に少しの物を入れて、腰に巻き付けて、
ライフジャケットに見せかけて一日過ごしたそうです。

五目師匠こんにちわ(*^_^*)

今日は出ただろうなぁ〜と徘徊していたらお名前を見かけました(笑)
いつも師匠の釣果写真は前後の写真とは違いますね…流石であります!

赤に青にと美味しそうな釣果も気になりましたが、師匠の鬼漕ぎが気になります。
一体どんな速さだったのか…

まだグーフーさんは猛威をふるっていないようですね。

こんにちは!

大三元まではいきませんでしたが、素晴らしい釣果!

ザルが小さすぎて魚が溢れている感じは釣り師の垂涎です。

ライフジャケットがないとなんか気持ち悪いですよね(^^)?

私も2回位、浜に戻ったことが有ります(^_^;)

明日は釣りに行きたいのですが、天気が分からない。
とりあえず、横浜辺りまで出て出せるボート屋に電話かけまくりたいと思います。

追伸、
「胃袋は水族館状態」…五目漁師さんの身体の真ん中に金魚鉢がはまっている状態を想像してしまいました(笑)!

五目漁師さん、土曜日はお疲れ様でした。
なかなか疲れる釣りでしたね。
いつもなら手漕ぎならではの横着で、
仕掛けを水面に流しながらオキアミ付けたりするのですが、
瞬殺でチビソーダの餌食となりますし、
全層に小鯖がいて投入の半分以上はこいつらが鈴なりです。

カイワリが釣れない時(釣る人は釣りますが)、伊東の釣りはなやましいですね。
アジ、イトヨリ、アマダイ、なら他の海の方がサイズも良いですし、魚種も豊富です。

五目漁師さんのマキマキは伊東の海では一つの解なのかもしれません。

それでは、また、


釣吉さん、こんばんは。

肝心のカイワリは2尾でした。
結果的には、色々な魚がいる方が
あとの楽しみがありますね。

鯛はいつものより少し色が悪かったですが
オヤジさんが言うには、養殖鯛の脱走兵らしいです。

最近は海で遊ぶ人は皆さんライジャケを身につけるようになりました。
いいことだと思います。
着けていなのは漁師くらいですね。
結構事故は起きているようですが。

ガルさん、こんばんは。

あれ、ガルさんも同じ日に大津でタチウオ狙いではなかったですか?
どうだったのだろうと気になっていますが。

鬼漕ぎですか、二人乗りの2馬力程度でしょうか。
私なんかまだまだ
二人乗りの手漕ぎに置いて行かれたことがありますから
凄い人がいますよ。

フグは一昨年と昨年が特別でしたが
どうやら今年は大丈夫のようですね。
ただ、下手に釣っていると普通に1日10回切られる程度だと思います。

APさん、こんばんは。

ライフジャケット、防寒着や長靴を身につけている冬場ならともかく
夏場は私的には邪魔にしかならないです。
でも最近は着けていないとなんとなくそわそわするというほど
当たり前になってきました。いいことですね。

天気は今週はずっと雨模様、風も強いですし
余り無理せずにこれからが良いシーズンですから
あとにとっておきましょう。

flex-pさん、こんばんは。

お疲れさんでした。
flex-p さんは天気次第では今日もまた釣行だったんですね。
私は、最低でも一週間くらいはあけないと次のファイトが沸いてこないです。
これが普通ですよ。

仰る通り、カイワリあっての伊東です。
アジ釣って喜んでいる場合じゃないですね。

確かに小サバや小ソーダに阻まれて仕掛けが底まで届かなくなリますが
アンもソーダもあの程度の大きさならそんなに遊泳力がありません。
ビシを重たくして超特急クラスで落としてやれば結構生き残ることがあります。

今、私の部屋は25℃設定のエヤコンと強の扇風機です。
私は冬用の防寒着を着ています。
それよりも、何よりも部屋が臭い。
こんな魚、美味いのか?と思ってしまいます。

おはようございます。

いつものことながら、ブログアップが早いですね。
釣りした後は一杯やってゴロゴロしている私よりもはるかにパワフルです。

伊東でサバソ-ダに邪魔されると、私にはホントーにそれしか釣れなさそうですが、赤いのやら青いのやらアジやらと、ちゃんと絵になる釣果がすごいです。

確かに釣れる時って邪魔するヤツも多いんだよな~。
なかなか悩ましいです。

芋焼酎さん、こんにちは。

ブログは本当ならたけちゃんのようにその日のうちに書いてしまいたいのですが
いつも魚を捌いて、料理し食い終わると11時前になってしまいます。
適当に酔いも、眠気も回っていますので少し書き始めても
結局は次の朝になります。

準備に1日、釣りに1日、ブログと後片付けに1日
後の4日は魚があれば食って、次の釣りの妄想で過ごす。

これが“私、暇なんで”の私の一週間です。
忙しいですね。

そうそう、目指していますが、釣果は美しくないといけないですね。
漁師じゃないですから。

やっぱりあの日、出られていましたか。
しばらくは、秋雨や台風でコンディションのよい日は、そこしかないですよね。

大島不完全燃焼でくすぶっているオイラですが、明日よりの4連休連日釣り三昧をもくろんでいましたが、台風直撃で一日たりと釣りに出れなそうな予感。

それにしても、ご両人とも毎度調子が悪いとか言いながら、ガッポガポ釣ってしまうんだもんなぁ。

格言、名言が出まくりですね。

「胃袋が水族館」とか…

「ウイリーの肝は、色よりシャクリだー、誘いだー、コマセの出し方だー」などとそんなセリフ一度でいいから言ってみたい。

オイラがやってると、同じ針にばかり食いついてくることがあるので、ウイリーカラーによる好みはあるのかなーと思います。
お師匠様の場合は例外です。

師匠様の手に掛かれば、巧みな竿さばきでウイリーの替わりにスチールウールをつけても魚が喰ってくるはずです。
今度、試してみて下さい。

甲斐の荒熊さん、こんばんは。

そうです、私暇なんで一番コンディションのいい日を狙い撃ちします。
もっとも、皆さんにはできませんがこれが釣果につながる第一条件です。

明日からの4連休とはお気の毒です。
全部返上してたった一日でもいいですから良い日と交換しましょう。

ウイリーですが、間違いなく餌には勝てないと思っています。
ただ、餌釣りはボケーっとしていて餌を知らぬ間にとられていたり、掛け損なうと以降は釣れません。
活性がいい時には手返しも良くなります。
トータルでどっちがよく釣れるかは釣人次第だと思いますが、ずっと神経を尖らせているなら私なら餌釣りですね。

おはようございます
ポツリポツリでもこれだけ釣ってしまうと
消化するのに半月以上掛かりますね
私なら半分は干物にしてしまうので
一か月はポツリポツリと食べています
私もウイリーの色に拘りは無く
使っていますが
半分以上は先端のオキアミです
釣れ過ぎても困るのが釣りですね

趣味人たけさん、おはようございます。

餌釣りなら、置き竿でも釣れる、居眠りしていても釣れる。
ただし、餌がついていることが条件。

それが難しかったり、面倒な時はウイリーがいいですね。

冷蔵庫や冷凍庫の魚を覗きながら次の釣行の時期や狙い魚を考えるのも
楽しみの一つです。

五目漁師さん、こんにちは。
未だに自分のボートで釣りには行けませんが、
24日の土曜日に会社の人と二人でオーシャン釣具店からボートに乗る予定ですので貴重な情報ありがとうございます。

釣れると良いなぁ✨

わーお!大漁ですねー!

ジグの方がテンポが速かったりして。

おまけにウイリーだから数が出ましたね。

結果オーライさん、こんばんは。

自分のボートで出るまでに随分苦労されていらっしゃるようですね。

今の伊東は小サバや小ソーダが多く釣りにくいですが
仕掛けが底まで落ちればイトヨリやアジ、カイワリも釣れます。

釣果を楽しみにしています。

飛竜丸さん、こんばんは。

正にコマセ釣りサイズといったところでしょうか。

後半はタイラバとジギングもやってみました。
この日に限ってはジギングの方がアタリは多かったですが
どちらも短時間でしたので次回はじっくりとやってみたいと思っています。

五目漁師さん、こんばんは。
いやー、大漁ですね!
しかもコマセ、タイラバ、ジグと釣り方も幅広く。
イトヨリダイってジグに食ってくるんですね。初めて知りました。
ところで、房総半島は内房も外房も5~60cmのショゴ(カンパチ)が
泳がせ釣りでよく釣れています。
そちらでも泳がせてみれば釣れるんじゃないですか?
食べるなら、ワカシよりもショゴでしょ(笑)

ぐっちゃん、おはようございます。

ここ数年、東伊豆ではどこに行ってもイトヨリがよく釣れます。
ジギングはまだ私自身があまりやったことはなかったですが
タイラバの外道No1がイトヨリですので恐らく同様だと思います。
餌釣りに比べると型がいいですよ。

私が釣るショゴは精々45cmまでですが、
カンパチは小さくても美味しいので嬉しい魚です。
泳がせで狙いますが岸寄りに入ってくるのは限定的ですから
我々のエリアではなかなか思うようには釣れない魚です。
60cmなら大喜びです。

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