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2016年9月11日 (日)

8号ハリスを噛み切る五目漁師と魚たち

この刃にやられたら細いハリスなど一たまりもない。

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これは先日大津で釣ったタチウオの腸(はらわた)から出てきた
タチウオ仕掛け用の針。

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写真はないが、
同様の針が実はその後に釣った13尾の中の1尾からも発見された。


これは五目漁師のサバタン餌用の自作タチウオ2本針仕掛け。

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ハリス8号は決してタチウオの引きに耐えるための太さではなく、
ギシギシとやられた時に
少しでも時間を稼ごうという魂胆だ。

腸から出てきた針と同様に軸*の長い針を使った上に、
チモトの部分には蛍光保護チューブを被せているが、
どうやら完全な噛み切られ防止にはなっていないようだ。

もっとチューブを長くすればよいのかも知れないが
どうだろうサバタンの動きが不自然になって
食いが悪くなるかもしれない。


何年か前に五目漁師は
年齢の割には丈夫な歯をしていますね
と歯科でお褒めいただいたことがある。

それを思い出して
8号フロロカーボンハリスにタチウオよろしく、
ガブッ!と噛みつき
ギシギシと噛み切ってみた。

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この通り。

タチ君、どうだ、参ったか!

因みにジギング仕掛けでは
リーダーとジグの間にこのようなワイヤーを入れている。

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自宅で、使ったジグを水洗いしていると
ピッカピカだったジグにかなりの噛み傷と
ワイヤーのジグ側にも傷があることに気づいた。

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今度はガブッ! と
ジグに噛みついて勝負しようとしたが
上下に付いている錨フックが怖いので止めた。

他にもハリスを噛み切る魚はいる。

ヒラメ、カマス、ウスバハギ、フグ・・・、

ヒラメの泳がせ仕掛けも同様に
68号の太いハリスを使うか、
あるいはワイヤーを使っている。

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太いハリスを使うにしてもワイヤーを使うにしても
泳がせの小アジの泳ぎっぷりが悪くなるのでは
と心配してしまうが
その分はハリス長を短く(7080cm)することにより
小アジの負担を減らすようにしている。

これはカマス用の自作フラッシャーサビキ。
ここでも軸*の長い専用針を使っている。

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ウスバハギも侮れない。
静かな海面に現われたので呑気に見ていると
穂先直下のPEと戯れた挙句に高切りして去っていく。

PE50m+天秤+ビシ+仕掛けが一気に消滅する。

まだ試したことはないが
これは今度出たら退治してやろう
と五目漁師考案のウスバハギ掬い仕掛け。

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海面に浮かぶウスバハギが
浮きに興味を持ち戯れているところを
後ろから網で掬おうという魂胆だ。

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もちろんすぐ下には餌の付いた小針も付いているので
釣りあげることもできる。


さてここまではなんとかして釣りたい魚なので
釣るための努力と工夫は惜しまない。

しかし、こいつは違う。
ハリス切り魔の筆頭は何と言ってもこいつだ。
うかうかしているとワイヤーさえずたずたにされてしまう。

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対策が厄介なのは、
狙い魚が彼ら自体ではなくカイワリやアジ、マダイなどであるために
無闇にハリスを太くするわけにはいかないことだ。

ひたすらに切られた仕掛けをボート上で修理するしかない。

これは、ここ数年来シーズンになるとクロサバフグが湧き
商売あがったりの伊東はオーシャン釣具の
オヤジさんがくれたサバフグ対策用の針。

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これならカイワリを狙いながら
サバフグ退治もできるかもしれない。

さて、物の本を見るとこれらの魚は総じて
色の着いたPE(特に白色の部分)に興味を持ち
噛み切ることがあるので
カラフルなPEは使わない方がよいともある。

仕掛けに工夫を凝らしたところで
その上部のPEを切られたのではたまったものではない。

突然穂先がピコッと跳ね上がる。
五目漁師は最初におやっ?とわけのわからない間抜け顔、
そしてリールを巻き始めた直後に
悔しさと腹立たしさが入り混じり、
最後にもう天秤の手持ちがないことがわかった時には
絶望感がやってくる。

そんなことが何度かあると
フグ釣りの腕も上がってくる。

先ず、置き竿はしない。
対象魚を気にしながらも竿の動きを止めないこと。
そして微妙なアタリをとって掛ける。

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それでもこんなに沸いた日にはもう降参するしかない。

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向こうが切らなくっても
こちらからさっさとハリスを切ってしまう魚もいる。

ウツボやダイナンウミヘビ、美味しいと言われるアカタチなど
五目漁師が大嫌いなニョロヌル系の魚だ。

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で、ここではたと気づいた。
冒頭の腸から出てきた針。
ひょっとしたらタチウオ恐怖症の釣り師が
釣ってはみたものの怖くなって自ら切ったのかもしれない。



さて、そのタチウオは着々と消費中。

ホットソースがけ

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尻尾に近い細いところは天ぷらに

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南蛮漬けは小麦粉をつけた唐揚げではなく焼いてみた。
あっさりしているのでいくらでも食べられる。

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同じくこちらはアジの南蛮漬け

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タチウオ定番の塩焼きと煮付け

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締めはトマトケチャップを使ったサバの洋風味噌煮

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*:元“袖”を“軸”に修正(9月12日7:34)




そろそろクロサバフグが現れる時期ですね。
今年はどうでしょうか。

あれだけあったタチウオもあとが見えてきましたので
次回は伊東でカイワリを狙ってみようかなと思っています。
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コメント

8号フロロカーボンハリスを噛み切った。
とは、また丈夫な歯ですね。と言うか犬歯が鋭く成長しているのでしょうか?
歯には自信が無い私にとっては羨ましい限りとはこのことです。

太いハリスをいとも簡単に噛み切る魚にはタチウオの他にムツやクロシビカマスが下ります。
過去にpeラインを切られて、水中ライトから下の仕掛けや錘まで海に奉納したことが何度もあります。
peラインを黒色にしたら切られることが少なくなりました。
近年の鯛釣りではフグにpeラインを切られて、天秤以下をそっくり失い泣いたことがあります。

ちなみに、私もニョロヌル系は大嫌いです。
タチウオ釣りをしないのもその理由の一つです。

アナゴ・オキギス・メダイなどもダメです。

投稿: 釣吉 | 2016年9月11日 (日) 13時04分

釣吉さん、こんにちは。

昔はハリスを切るのは全て自分の歯でしたが
今は普段はハサミを使います。

タチウオやヒラメの歯が鋭いのはわかっていますが
あの隙間だらけの歯並びでどうして切れるのかは不思議に思っています。

仕掛けだけですと我慢できますが
道糸を切られる状況では怖くて仕掛けが落とせないですね。

不思議なものです、ニョロヌルは駄目ですが
タチウオやアナゴなら大丈夫です。

ヌルではないですがサメは小さくても駄目です。

先入観、洗脳的なもんですね。

投稿: 五目漁師 | 2016年9月11日 (日) 17時26分

こんばんわ
昨日はボート釣り初めての親子連れでしたので
ボートの漕ぎ方アンカーの上げ下げ
潮の流れを教えていたので釣りにはなりませんでした、が
仲間の三村君がタイラバで3kの真鯛、ジグで太刀魚2匹
上げていました
太刀魚は大津と同じサイズですね
モンスター級はいなかったようです
タイラバは60gPEライン0.8号との事でした
ルア-専門の彼ですが
やはり潮の緩い小潮廻りが狙い目
速い潮では無理と言っていましたね
昨日は沖へ出ず青物に掛けていましたが
まだ先のようです

投稿: 趣味人たけ | 2016年9月11日 (日) 18時24分

趣味人たけさん、おはようございます。

私が普段使っている鯛ラバは85g、PEは少し太目の1号です。
流れのきつい観音崎では無理かなと思っていましたが
タイミング次第ではなんとかなりそうですね。

コマセマダイもタイラバもやってみたいです。

投稿: 五目漁師 | 2016年9月12日 (月) 09時19分

こんばんは!
太刀魚釣り未経験の私のために書いてくださったかのような記事!!
有り難い限りですm(__)m
ブックマークに保存しました(*^^*)
昨夜、ガルさんに食べさせて頂いた太刀魚、甘くて本当に美味しかったです。
あんな美味しい魚を毎日食べてる五目漁師さん夫妻、贅沢の極みですね~(*^^*)!!?
太刀魚のホットソース掛けは、オリーブオイル、ニンニク、パセリを刻んで一緒に熱した物がソースでしょうか?
色合いが綺麗で、太刀魚の旨みを熱したソースが引き立てるように見えましたが実際は、どうなのかは食べた五目漁師さんしか分からないので、解説お願い致します(笑)!

投稿: AP | 2016年9月12日 (月) 22時35分

APさん、こんばんは。

タチウオは今大津に沸いているようですからチャンスだと思います。
風が弱い時にはジギングで流し釣り
ボートが流れ過ぎならアンカリングして餌釣りが良いと思います。

やっとタチウオの在庫がはける目処がついてきました。
結構色んな食べ方をしてみましたがホットソースがけも美味しかった
(と覚えています)

オリーブオイルで焼いて、ソースはこれまたたっぷりのオリーブオイルに
にんにくのすりつぶしと大葉の刻み、
あとワインビネガーと塩、七味を混ぜたソースをかけています。

投稿: 五目漁師 | 2016年9月12日 (月) 23時21分

仕掛け造りはさすがですねー!

先日釣ったサワラはなんと、80Lbのリーダーでした^^;

釣り大会だったので、バショウカジキや、クロマグロの子がきても大丈夫なように…

私の硬式テニスラケットのガット並みの太さです。

とにかくあいつらは、かかった時の魚信で察知したらば、ハリス、チモトを噛まれないように、

ひたすら鬼巻きに限りますね。

投稿: 飛竜丸 | 2016年9月13日 (火) 22時13分

こんばんは。何も歯ばかりではありません。
先日行っていた伊豆大島では噛み切るではなく、引きちぎる魔物も住んでおりました。
PE10号ラインでも、油断すれば切られると地元民が行っておりました。
歯の鋭い物。剛力な物。わずかに触れただけで掠め取る物…。
海には、様々な魚が住んでおり、ニョロも含めて何が揚がるか解らないのも、川では味わえない凄みなのかなと思います。

タチウオ釣りにおいては、オイラも最終的にたどり着いたのは同じくワイヤーハリスでした。

最初は軸の長い針にタコベイトとサンマ短の合わせで、釣っていましたが、タコベイトがミニスカートになるばかりか、針上から切られる。
揚げ句のはてに活性がよいときなどは、タチウオがメジナのように海面を輝かせるまで浮上し、モタモタしてると共食いも始まり釣れたタチウオさえ半身以下になって揚がる始末でした。

タチウオ料理、味醂干し、バター蒸し、塩焼き、刺身、タタキしかしりませんでした。
師匠様のレパートリーの多さには感嘆致します。

いっそ、茅ヶ崎で魚料理専門の居酒屋でも開かれたらどうでしょうか?
flex氏とanan氏と一緒に夜な夜な通わさせて貰います。

投稿: 甲斐の荒熊 | 2016年9月13日 (火) 22時55分

飛竜丸さん、こんばんは。

やはり、一旦は飲み込まれますから即座に合わせて
口元まで針を引きずり出さないことには切られてしまいますね。

ジグやタイラバはもともと口の外側に掛かることも多いですから
餌釣りに比べると安心な気がします。

投稿: 五目漁師 | 2016年9月13日 (火) 23時21分

甲斐の荒熊さん、こんばんは。

引きちぎる魔物、何でしょうか?
マーメイドなら視線で溶かしてしまいそうですね。

ヒラメなどと違って比較的数があがるタチウオなら
あまり大げさにせず切られたら仕掛けを替える
でもありかなと思いますがどうでしょうか。
タコベイトは深場の釣りなどでも使っていましたがコスパが悪すぎますね。

タチウオ料理、今回はたくさん釣れたので色々やってみましたが
癖がないだけに結局どうしたって美味しくいただけます。

願わくばもう少し生で食べたかったのですが
3日目以降は全て冷凍品になってしまいました。

今日は蒲焼きをやってみましたがこれもいけます。
完食までもう少しですが、見えてきましたので
天気の回復を待って伊東に行ってみる予定です。

投稿: 五目漁師 | 2016年9月13日 (火) 23時38分

五目師匠こんにちわ(*^_^*)

8号を噛み切る師匠…
恐ろしや(^◇^;)

実際に2度ほど血だらけにされた経験から申しますと、長い歯が無い部分は細かい歯みたいのがあり痛いっす。
長いのはぶっ刺さりますが無いと思ってるところもかなり痛いですよ(笑)
太刀魚も某クマさんが弄ってて負傷してましたのでまちがい無いです…

伊東も行きたいのですが、太刀魚が釣りたいのでリベンジしてまいりますのでカイワリと物々交換お願いしますm(_ _)m

投稿: ガル | 2016年9月15日 (木) 14時35分

ガルさん、こんばんは。

そうでしょうね、あの尖った歯は噛み切り用じゃないですよね。
血 出すための歯ですね。

天気さえ良ければタチウオ釣れると思います。
頑張って下さい。

伊東はサバとソーダでどうしようもないらしいですが
そんな中でどうするかも釣りですから私も頑張ってみます。

OKですよ、サバとタチの物々交換、
タチは長いですから2:1でどうでしょうか。

投稿: 五目漁師 | 2016年9月15日 (木) 21時49分

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