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2016年6月22日 (水)

釣ったサバが美味しかったなんて珍しい

先日の伊東釣行では
天敵サバ野郎に遊ばれてしまった。

下手くそにも、コマセ釣りでは
狙いのカイワリは釣れずにサバばかり。

五目漁師は
なんとか釣れないように、釣れないように
と手を尽くしたにも関わらず釣れてしまった魚は
負の釣果として
その日の釣果には入れないことにしている。

そんな魚はサバとソーダくらいだが
彼らにはもう痛い目には合わせたくないので
二度と戻ってくるな!
海の中の家族や仲間にもよく伝えておけ!
と言ってリリースする。
(個体は違うにしろ、何度も何度も掛かって来ると
あまりの鬱陶しさに一々言い聞かさずに
天に向けて放り投げることもあるが。)

今回はサバタン用に3尾だけ
準備してきたスーパーのビニール袋に入れて
他の魚とは区別して持ち帰った。

 

Cas167320s(サバタン用に持ち帰ったマサバ、39cm41cm


で、自宅で短冊にして塩漬け冷凍保存にしようと
捌きかけたところ
いつもと違う身の色に気づいた。

特に腹身側などはしっとりとくすんだ肌色に脂ののりを感じる。
気のせいか、包丁の滑り心地も違い、
ヌーっと脂につかまるような感触。

ひょっとしたらこれはいけるかもしれないぞ!

そこで、急遽予定を変更して
一番小振りの一尾だけを短冊にし、

 

Cas167382s塩漬け冷凍後に撮影したサバタン


あとの2尾を食べてみることにした。
(食べるつもりはなかってもサバとソーダを持ち帰る時には
多量の生ごみが発生することを避けるために
エラと腸は現地で処分してくるので新鮮さは保たれている)

このブログでも何度か書いているが、
五目漁師はサバが大好き。

回転寿司では必ずしめ鯖の握りをとるし、
定食屋ではサバの塩焼定食や
味噌煮定食をお決まりで注文する。
安いし、美味い。
(特にやよい軒の~サバ定食などがお気に入り)

ところで、釣った魚は美味いのが当たり前とは言え、
サバだけはそうではない。

マダイもアジもカワハギも
釣った時期や場所によって、
あるいは個体によってハズレの場合はもちろんある。

しかし、何回かトライしたがサバにはいつも裏切られている。
(わかりやすく言うと、やよい軒のサバの旨さからは遥かにかけ離れている)

果たして今回のはどうであろうか?!

サバとくれば、
先ず外せないのは味噌煮、

 

Cas167379s

そして塩焼は以前ワラサで成功したので
塩麹に漬けてから焼いてみた。

 

Cas167369s(よく焦げる分だけ塩麹漬けは失敗だった)


塩麹は揚げ物にも良いと聞いたので
竜田揚げもそのままのものと
塩麹漬け版の両方をやって比べてみた。

 

Cas167364sそのまま版

 

Cas167362s塩麹漬け版



塩焼は今ひとつではあったが
味噌煮、竜田揚げは何れも美味しい。

このサバなら2本までは食用に歓迎。

東伊豆で釣ったサバが美味しかったなんて珍しい。




サバタンの写真の色からも脂のりのりの様子ははうかがえます。
これで久しぶりに中深場の魚を狙うのが楽しみです。

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コメント

美味しいサバが釣れましたね。
仰るとおり、鯖は時期や場所によって味は大違いですね。
良型でさぞ美味しいだろうと鮮度を落とさず丁寧に持ち帰った鯖が全く期待外れだったりします。

サバもゴマサバも、今は脂が乗って美味しいサバが釣れることがあります。
前回の釣行で持ち帰った鯖は〆鯖で脂が乗って美味しかったです。

その鯖は大きな群れで回遊する鰯を追って食べて育った鯖は脂が乗って美味しいです。
鰯の大群の下で泳ぐサバを釣った時は持ち帰ります。

釣吉さんのコメントを見て なるほど と納得
あるんですよね~ ビックリする程の良質のサバが釣れる事
深場釣りをするのでサバは必ず持ち帰ります
当てにし残念な思いも包丁の滑りであれ?!って思う事も身に覚えがおおありです^^
干物にして焼いた時に脂が浮いてきたら嬉しくなりますね
残念ながらサバアレルギーになったため、以前よりサバへの執着は少なくなりました (*_*;

釣吉さん、こんにちは。

東京湾方面ではサバが美味いとよく聞きますが
油壺、福浦、伊東や川奈で釣るサバで美味しいのに出くわすことは
滅多にありません。
そんなこともあって私は釣りサバ嫌いになっていますが
今回の鯖は珍しく美味しかったです。

なるほどイワシを食っているサバが美味しいのですね。

マリン・ブルーさんこんにちは。

マリン・ブルーさんにはサバは必需品ですね。
キンメも脂ノリノリの方が絶対によく飛びついてきますよ。(きっと)

サバアレルギー、じん麻疹でしょうか?
新鮮な野菜に、美味しい魚を食べ過ぎですね。
美味しい貝もありました。

今回のサバ
嬉しい誤算(?)で美味しかったです。
元々、サバに美味しく無いのイメージは持っておらず、釣ったサバは持ち帰って、塩焼きか味噌煮にしています。
そして、こんなもんだで食べておりますが、今回はまず3枚におろした時に、身がバラバラにならず、もっちり固まっていたヤツがいました。
それを塩焼きにしたら、脂分がちゃんとあり、先週の福浦のサバとは違い、美味しいと口から出た。
味噌煮も、かって無い程に美味しいものが出来まして、完売
7匹持ち帰り、1匹が塩焼き、2匹半が味噌煮、残りをサバタンとしましたが殆どが真鯖
これなら釣った11匹全て持ち帰ってもOKでした。
ただ、美味しいのは、全てでは無く、三枚におろした際に、身がばらけないヤツだけなんだと思います。
伊東、カイワリも釣れるし、サバも美味しいし、こんな状態なら、また行こうと思います。
塩麹漬けもやってみたいので。

こんばんは。サバ釣れるとオイラは、サバ短と〆サバ、生サバで食します。
カサゴばりに悪食なオイラは、土地土地による魚の味の違いにも気づいたことがないです。
今度は、意識て食べてみたいと思います。

味にこだわる、お師匠様の舌を唸らせたサバ。

それを餌にしたら、グルメな魚達も、まっしぐらに飛びつきそうですね。

ちなみに、地域差の話を聴いて、意識してこないだの福浦で豆サバの切身を餌に落としたのですが、脂一つ海面に浮いて来なかったです。
もちろん、何も釣れませんでした(笑)

ananさん、こんばんは。

釣り師だからこそと言える新鮮で美味しい魚を食べたいと思っています。
サバは私が経験する魚の中では一番当たり外れが大きいですね。
ananさんご自身も、サバは美味しいものとイメージしながらも
今回のは嬉しい誤算とおっしゃっています。
定食屋の方が美味いとなるとせっかく釣り師をやっていることの値打ちが半減、
悔しいじゃないですか。

今回のようなサバなら、私もサバ野郎からサバちゃんに改めねばと思っていますが
きっとそうはいかないでしょうね。

私のは、クーラーボックス内とは言え、どうせサバタン用と思って
ビニール袋に入れて少しぞんざいに扱っていましたし早朝に釣れた3尾でしたので
身割れもありましたが生食ではなかったので余り気にしなかったですよ。

塩麹はワラサにはてきめんでしたが今回はあまり効果がなかったように思います。

五目師匠こんばんわ

ブログだけでなくコメント欄でも楽しめるのは凄いです…(*^_^*)

僕の仲良し鯖さんですが、味音痴の自分でも美味しく感じた時はバケツで血抜きしてる時に脂が浮いてきました。

そんなことはわかってる…
はい、すみませんm(_ _)m

また失言が出る前にこの辺で( ̄^ ̄)ゞ

五目漁師さんの食道を通過した鯖は名誉ですね^^

こちらは私のブログに10年登場しなかったように、ほとんど釣れません。

五島列島までいけば対馬海流に乗ってきた脂ノリノリのうまい鯖がいるのですが…

先日、落とし込み釣りしていて、途中でかかった小魚がイワシならば、持ち帰って塩を振り、七輪であぶって

食おうかと思ったら、サバコでがっかり^^;

甲斐の荒熊さん、こんばんは。

健康診断では胃カメラでさえ遠慮している私は
この歳になって胃袋をホジホジされるのはいやですから
自宅では生鯖は食べません。

飲み屋やすし屋で出てくる生鯖は一旦冷凍でもしているんでしょうね。
アニちゃん見逃すと大変ですから
シビヤにチェックしているだろうと思って外では食べますよ。

今回作ったサバタン美味しそうに見えませんか?
今度福浦で使ってみます。

ガルさん、こんばんは。

私は別に富士山写真のホームページもやっていますが
HPと違ってブログはこのコミニュケーションが
最大の特長だと思っています。
そうでなければ自分記録を人前にさらけ出す理由などありませんので
コメントは歓迎です。
今後共よろしくお願いします。

私は食べる食べないは別にしてエラと腸は現地で出しますが
先ほどお魚関係のブログをみていたら
腸は出さずに持って帰えると数時間後には脂が回って美味しく食べられる
というのを見ました。 本当かな?

五目漁師さん、こんばんは。

伊東の鯖、確かに美味しかったのですが、
塩焼きに関してはいつもの伊東の鯖でした。
酸味あるけど美味い、的な味。
持ち帰った6尾の鯖のうち一尾だけ塩焼き、後シメサバ→冷凍なのでシメサバはまだ評価できていません。

でも、その日釣れたカイワリはその日の鯖より何倍も美味かったんですよ。

旬の魚を旬に釣る。
実践したいですが永遠にできそうもない。
もう、お・て・あげ!


飛竜丸さん、こんばんは。

鯛やアコウにイカ、イサキは釣り放題。
サバの姿など見たこともない。
なんとも、羨ましいです。

昨年辺りから少しなりを潜めていますが
こちらのサバ地獄、ソーダ地獄は本当に凄いですよ。

世の中うまくできていますね、美味いものはそんなに釣れはしないです。
逆にあれだけ釣れるサバがもし絶品だとしたら
釣りの興味はなくなってしまいますね。

flex-pさん、こんばんは。

カイワリが美味しかったって!
釣れなかった私にそれを言いますか?
お・て・あ・げ!
ananさんも盛んにカイワリが・・とか何とか言ってますが無視しています。

ひょっとすると群れの違うサバが混ざっていたのでしょうかね、
私も塩焼は今ひとつでした。
それに少なくとも一尾は確認しましたがマサバでした。
味噌煮にしましたが。

今週末は旬のデカカイワリ釣りでしたね、
カイワリは大きければ大きいほど美味しいと聞いています
楽しみですね。

私は、伊東のカイワリが続いているようでしたら
次週再挑戦します。

おはようございます
自称サバ釣り名人です
日立沖堤防で始めて釣り、大島の堤防夜釣りで魚拓ものを釣り
釣れないボートの上でサバでもいいからと釣っています
昔から鯖の旬は冬、尚且つ深場の大鯖が美味いと
言われていました
しかし、この2~3年で変わりましたね
鯖の旬は6月~7月
腹には卵あり、身には滴り落ちる程脂がのっています
鯖を焼いて脂が落ちてくるのは
この時の鯖ですね
しめ鯖最高です

趣味人たけさん、こんにちは。

たけさんなら相手に不足はありません。
一度サバ釣り合戦でもやりましょうか。
自称サバに狙われた釣り師ですから逆手にとれば私は強いですよ。

カイワリや美味しいアジをオーブンで焼くと
脂が落ちて後始末が大変ですが、
東伊豆のサバを焼くのに受け皿は不要ですね。
ヨメサンが皮肉っぽく喜んでいます。

こんばんは。

サバはおっしゃる通り、食べて後悔するようなヤツから大変美味しいヤツまで実に個体差が激しいですね。

概して冷たいところで獲れるほうが美味しいそうなので、そういう意味では東伊豆方面はイマイチ条件がよくないのかなあと思います。

そんな条件を覆し、今年の東伊豆のサバは当たり年になるのか?
サバが美味しいということは、その餌になる小魚が豊富なはず。
ということは、同じく小魚を餌にしている青物も今年は当たり年になるといいなあと思いました。

芋焼酎さん、こんにちは。

私が好きなサバは北欧の冷たい海水で脂肪に身を固めたサバ
それを某国で加工して更に怪しげな油でトロトロにしたサバですね。

鯖好きの私が、40年この方釣ったサバで旨いと感じたことは滅多にありませんから
今更当たり年はないと思いますが
芋焼酎さんのようにオイルをふんだんに使った料理が正解かもしれません。

サバは旨い、喜んで釣ると言っていた皆さんが
少なからず私の気持ちに同調する一面を見せてくれる今日このごろ、
嬉しいですね。

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