« 掛けの瞬間の感動を放棄するのは余りにももったいない | トップページ | 天気予報って大したもんだと思う »

2016年5月29日 (日)

またまたおかず分

昨日(528日)は福浦(エトーボート)に釣行。

この日はもともと釣りは考えていなかったが、
羽田の飛行機事故の影響で
予定していた用事がなくなってしまったので
急遽福浦へ。

こんな時は手っ取り早いタイラバやエギングに限る。

今や福浦名物の超早朝岸払いは
621日の夏至の日にピークになる。
今朝は4時半過ぎに一番乗りの岸払い。

気になっていた赤潮やクラドはどうやら去ったようだ。

1dsxp162467s

先ずはアオリイカを狙ってみよう。

と、ここで失敗に気づく。
無風でボートが流れない。
しかも浅場で産卵を控えたデカアオリ狙い。

こんな時にはエギを岸側に向けて投げ込みたいところなのに、
なんとなく惰性で準備してきたのが深場用の重いエギと
ティップラン用の竿。

仕方なく、一番軽いエギ(30g)を投げ込んでみるが
どうしても底のズル引きが多くなってしまい
根掛かりが頻発する。

とうとう一本やられたところで
敢え無く本日のエギングは終了とする。

さて、次はこのところ不調のタイラバだ。
特に福浦では未だいい目にあっていないので
今日こそはと期待する。

海上が穏やかなので
内袋海岸の東側の岬から延びる根回りまで漕いでみる。
これ以上先に行くのは遊漁船がうろうろしているので無理だろう
と思う辺りでタイラバの巻き巻きを始める。

海中には小魚の群れが濃いが、
肝心のアタリの気配は全くない。

海上が穏やか過ぎてボートが流れないというのも困ったもんだ。
黙っていると海底の景色はほとんど変わらないので
比較的深いところ(40m70m)をターゲットに
漕ぎ漕ぎ、巻き巻きしながら探って行く。

9時半になってやっと最初のアタリでイトヨリが掛かってくる。

2dsxp162470s

少し話がそれるが
タイラバのアタリから掛かりまでのプロセスは
長い時には数秒もかかることがあるようだ。

この間に竿をシャクリ上げて掛けに行くと
逃げられてしまうことがよくある。

わかってはいるが、
いまだにもういいだろうとついつい念押しで
竿をシャクリ上げてしまう。

最近少しタイラバの正体がわかってきたが
これが掛かりの典型的な例であろうか。

3dsxp162472s

写真からわかるように2本の針とも口の外側に掛かっている。

どうやら針の部分を一気にパクリとやるのではなく
水中で優雅になびくひらひらのついたスカートに興味を示し
(あるいは縄張り内に突如侵入してきたUFOなのかもしれないに)
先ずはじゃれつき(あるいは威嚇し)ながら追ってくる。

スカートの中に頭を入れてみたり、
肩を寄せてみたり、
たまにはひらひらをそっと噛んでみたりする。

この時タイラバを巻き巻きしている釣り師には
竿先を通してあの独特のビリビリ感が伝わってくる。

おっ!キタキタキタ、あるいはオヤ?オヤ?状態だ。

そして、口を使って感触を確かめている内に
気の毒にも鋭い針先に触れてしまう。

この触れてしまう
というところがタイラバの掛けの全てであるような気がしている。

つまり、不要なシャクリを入れる暇があったら
せっせと触れれば刺さる針を準備し
躊躇せずにどんどん交換しろということだと思っている。

4dscp168221s

アタリは多いがどうも掛からないというのは
多分針先の問題。
と五目漁師流に今はこんな風にタイラバを考えている。

さて、この後も釣れそうで釣れない穏やな海上が続く。
やがて今日の福浦には魚がいないのではと思いかけたころに
待望のマダイが掛かってくれる。

うーん、引きからしてもう少し大きいと思ったのに35cm

5dsxp162475s

そして最後に再びイトヨリ。

6dsxp162482s

前々回、前回に引き続きまたまたおかず分のタイラバ釣果。

7dscp168199s

ではあるが、
食べごろサイズのお魚をおかず分だけ釣る。
負け惜しみではなく本当にそう思ういい釣りだ。


木の芽の摘み頃は遠に終わってしまったが
全盛期に冷凍しておいた芽を試しに使ってマダイの押し寿司。

8dscp168207s間に挟まっているのが冷凍木の芽


イトヨリは甘酢あんかけ、

9dscp168210s

マダイの残りの半身でお茶漬け。

10dscp168226sピンク色は桜の塩漬け。出汁をかけるといい香りとともにと開く。




おかず分の釣り、いい朝が迎えられますよ。
クーラーボックスは昨日の内に洗ってしまったし、
料理の心配ももうない。後は次の釣りを考える。

本日もポチッとよろしくお願いします。


にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

|

« 掛けの瞬間の感動を放棄するのは余りにももったいない | トップページ | 天気予報って大したもんだと思う »

ボート釣り」カテゴリの記事

コメント

こんばんは。福浦でのタイラバ、イトヨリ率が高い気がします。
福浦でハタを釣った友人もいるので、お師匠様の特別指名手配中のハタもどこかにいるはずですが。

タイラバの2本針ですが、泳がせの孫針なども餌に刺さずにフリーにしておいた方が掛かるなんて話も聴いたりしますので、タイラバにおいても切れ味のよい針は必要とオイラも思います。

魚の目には、あのヒラヒラな動きやカラフルな錘、スカートは何に写るんでしょうね。
見た目の先入観で判断してしまう人間(オイラだけかもだけど)にはタコかイカか、はたまた、出目金のようにしか見えませんが(笑)
そんなタイラバのネクタイを引っ張ると錘に内蔵された超小型の銛が、パイルバンカーのように撃ち込まれる仕掛けとか、そのうち出ないかな(発想が釣りじゃなくなって来てる(笑))

ところで触れるだけで刺さるタイラバの貫通力の高い針ですが、交換の目安はどれくらいと思いますか?

魚が釣れずとも潮に晒された劣化。
魚を掛けたことによる劣化(鯛などのオール臼歯の魚とイトヨリではまた変わってきそうですが)色々考えられますが、オイラは、針は自分の爪にかけて滑らなければOkにしてます。

投稿: 甲斐の荒熊 | 2016年5月30日 (月) 00時27分

甲斐の荒熊さん、おはようございます。

最近はイトヨリが異常繁殖、伊東はもとより昔は珍しかった福浦でも
コマセ釣り、流し釣り、タイラバ何をやっても掛かってきます。
関東が生息の北限(?)と聞いた記憶があり、本来はここら辺では珍しい魚だったはずなんですが。

触るだけで刺さる針、注射針と一緒で基本はやはり細い針ですが
大物がかかることを考えるとチヌ針のような細い針は向かないと思います。

最近はタイラバ専用の針(私も買った)もありますが
少しネムリが入っていますので爪の上は滑ってしまいます。
私の場合は肉側に引っ掛けてみて、ヌメッと吸い付くように突き刺さる感触ですね。

投稿: 五目漁師 | 2016年5月30日 (月) 07時22分

五目漁師さん、おはようございます。

タイラバの針、確かに異常なほど鋭いですね。
絡んだネクタイを解いていると、吸い付くように手に刺さってきます。
自分は爪ではなく、人差し指の腹にちょい刺ししてなまり具合を見ています。

ところで、タイラバ眠くなりませんか?
前の伊東、昨日の網代とタイラバやりましたが、アタリがそれほどないことと、
釣り自体が単調なせいか、
釣っている最中に眠くなることがない自分が、どちらも「釣り落ち」してしまいました。

仕事でも一つのことをコツコツやるのが苦手なので基本的に向いてないのかもしれませんね(笑)

それでは、また。

投稿: flex-p | 2016年5月30日 (月) 08時14分

土曜日は海が穏やかな良い凪になりましたね。
やはり行かれたのですね。

この時期のアオリイカは抱卵していて、大きいのではないでしょうか?
残念ながら、型を見なかった様ですね。
お疲れ様でした。

タイラバでは見事に食べごろサイズの鯛を掛けましたね。
まだ、乗っ込み前で脂が乗って美味しそうです。

私はとうとう今週は出そびれました。
乗っ込み真鯛は終わってしまい、釣り物に迷ってます。

投稿: 釣吉 | 2016年5月30日 (月) 09時38分

お疲れ様でした
海水温は上がってきても何か魚の活性の無い海ですね
昨日の観音崎はクラド、クラゲ、冲では赤潮が
出ていたみたいです
こうも、想っている釣りが出来ないと気が抜けてしまいますね

今回、鈎先の検証はなるほどと思いました
わたしの持っているタイラバは2年も放置していたので
全部変えてみるつもりです
また、釣る前に増えて行くタイラバに
ちょっと焦り始めました

投稿: 趣味人たけ | 2016年5月30日 (月) 11時20分

こんばんは!のりべんです(^-^)

タイラバのカラクリ、得て妙です。
成る程なぁ、そういうものかもしれませんね。。

最近、スーパーディープでも、そのヒラヒラの効果に
興味をもつ機会があり、いろいろなブロガーの記事を読ませて
頂いてますが、五目漁師さんと近い見解をされている
方がいらっしゃいましたよ。

でも、タイラバは。。餌でないものを信じるのは困難。
それは勇気とねちっこいほどの粘りが必要ーまだのりべんはその覚悟が足りません(^^;;

投稿: のりべん | 2016年5月30日 (月) 19時29分

flex-pさん、こんばんは。

眠くはならないですよ。
尤も私は居眠りするのが得意ではないです。
まして、巻き巻きしている時などはギラギラと穂先を睨みつけていますね。
コマセ釣りも一緒ですが。

アタリは少ないですが、小鯖やトラギスの類にアタラレル位なら
静かな方が良いと思っています。

ビリビリからククッ、グイーンまでの長いアタリは
餌釣りとはまた違った感触で面白いですよ。

投稿: 五目漁師 | 2016年5月30日 (月) 20時56分

釣吉さん、こんばんは。

アオリイカはタイラバ以上にアタリの数は少ないですから
それこそ辛抱の釣りですね。

アタリの頻度と大物度のアタリは反比例の関係にありますね。
アタリなければないほど期待は高まってきます。

福浦の乗り合いでは既にマルイカ狙いが始まっているようです。
一向に船が止まらず走り回っていますので
あまり調子は良くなさそうですが
乗っ込み鯛の次はそろそろマルイカではないでしょうか。

投稿: 五目漁師 | 2016年5月30日 (月) 21時10分

趣味人たけさん、こんばんは。

今年は本当に訳の分からない状況が続いています。
伊東のカイワリはなし、その分うるさいサバもなし、
福浦や網代では未だにアマダイが釣れるし川奈、伊東では
春からワラサやブリが回っています。

私は実は初めてのタイラバは初めての観音崎でやりましたが
この時は川のように流れる潮の中で底取りさえ取れず
ほうほうの体で逃げ帰りました。
以来、観音崎はトラウマですね。


投稿: 五目漁師 | 2016年5月30日 (月) 21時31分

のりべんさん、こんばんは。

私が使っているタイラバは80g前後。
これで-70mくらいまではいけます。

300gの深海タイラバというのもあるようですが
これなら-250mでもOKらしいですよ。
是非一度やってみてください。
暗黒の世界でタイラバがどう検知されるのかわかりませんが
きっといい魚が釣れて来ると思います。

投稿: 五目漁師 | 2016年5月30日 (月) 21時42分

五目漁師さん、こんばんは。私も28日エトーボートででてました。7-11時までしかいませんでしたが、、、私もタイラバやりたいのですが、いまだ福浦で、マダイとイトヨリを釣ったことないので、、、ポイントはどの辺がおすすめでしょうか?

投稿: 井の頭 | 2016年5月30日 (月) 22時20分

井の頭さん、おはようございます。

28日、私はあっちこっちを漕いでいましたのですれ違っていたかもしれないですね。

私もタイラバの経験は浅いですし、
福浦のタイラバポイントもよくわかっているわけではありませんが
今回のマダイはボート乗り場を出て左側の石切り場前の根回り-50m、
イトヨリは2尾とも正面定置網ソーセージブイの左側-55m~-60mでした。

マダイはよくわかりませんがイトヨリはこの辺りが良さそうです。
但し、ソーセージブイの辺りは海底のロープにタイラバを掛けてしまいますので
数100m以上は離れられることをお勧めします。

投稿: 五目漁師 | 2016年5月31日 (火) 08時58分

おはようございます。

あおり狙いは残念でしたね。

しかしイトヨリはエサで釣るものよりも型がそろいますから良しとしましょう。

塩焼き、おすましの具にはもってこいですし。

サーベルポイントは軸が太いので、相対的に針先は鈍くなりますね。

先日お話ししたものが鋭くていいです。指に深く刺さっても、その鋭さゆえ、

出血すらせず、すぐに傷が治るという優れモノです。

返しが大きいということは貫通抵抗になりうるので、それも小さいのがいいですね^^

投稿: 飛竜丸 | 2016年5月31日 (火) 09時00分

五目漁師さん、こんにちは。
タイラバの掛かり方、深い考察ですね。
単純に巻き巻きするだけのタイラバに、いろいろなドラマが隠れていて、それがラインを通じて釣り人の手元に伝わる、という感じでしょうか。
なんだかこの記事を読んで、タイラバの繊細さを感じ、少し見直してみようかな、と思いました。
イトヨリとマダイ、十分な釣果だと思います。個人的にはアオリイカゲットの記事も期待してます。

投稿: ぐっちゃん | 2016年5月31日 (火) 09時10分

五目さんこんにちは!
私は29日の日曜に三石よりの場所をマキマキしてきましたが、
フグが多すぎでラバーが速攻死んでしまう状態でした(;´∀`)

赤潮もディープゾーンまで広がっていて石切り場から潮が緩いポイントは
浅いとこは全滅的な海の様子でしたね( ;∀;)

潮が通している場所でちょっとした自作鯛ラバに大物がヒットしましたが根がきついポイントだったのもあってリーダー切られて終了でした(;^ω^)
底付近で根がある場所でしたのでおそらくヒラマサっぽい感じでした。残念。

福浦は昨日結構ワラサの水揚げもあったみたいなのでそろそろ青物も良さそうですね♪

投稿: すーさん | 2016年5月31日 (火) 14時17分

飛竜丸さん、こんにちは。

そうですね、タイラバの方で自動的に小魚をはねてくれるので
釣果が美しくてお気に入りです。

やっぱり、太いですか。
同じがまかつだったのでタイラバはよくわかっているはずだとは思ったのですが。
刺さる角度が悪いとチヌ針等はよく折れたりするのでいつも太さも気になるところです。

タイラバを始めてから指にチクチクとお試しで刺してみる機会が増えました。
もう少し定量的に尖り具合を確認する良い方法はありませんでしょうかね。

追伸 ところで飛竜丸さんの動画がこんなところで使われているのはご存知でしたか?
http://タイラバ.com/movie/
この動画凄いですよね。
お試しで落としてすぐでしたから。

投稿: 五目漁師 | 2016年5月31日 (火) 14時40分

ぐっちゃん、こんにちは。

ありがとうございます。
実は、何をやってもあまりうまくいかないので
次はどうしようかと考えあぐねているところでした。
ぐっちゃんの一言で決まりました。
次は久しぶりにアオリオンリーをやってみます。

というか、海のせいにしていますが
最近コマセとタイラバ、タイラバとエギング・・・
二股かけてどっちつかずになっていることに気付かされました。

次回はきっぱりアオリ狙いです。

一言で言えば巻き巻きだけの簡単なタイラバですが
スランプに入るといろいろと考える、そこで奥の深さに気づきますね。
どんな釣りもですが。

投稿: 五目漁師 | 2016年5月31日 (火) 14時54分

すーさん、こんにちは。

いつもフレッシュな情報をありがとうございます。
福浦はボート屋の釣果情報がありませんから仲間からの情報が嬉しいですね。

この日は、静かでしたが三ツ石までは遠いなと横目に見ながら巻き巻きしていました。
根に向かって突進するヒラマサが掛かった時には
切れる覚悟であと2ランクくらいドラフを締め直さないと駄目かな
なんて空想しながらのタイラバでしたが
残念ながらその前触れはなかったですね。

それでも回っているという話があっちこっちから聞こえてくると力が入りますね。
掛けてみたいです。

投稿: 五目漁師 | 2016年5月31日 (火) 15時03分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/586241/63700197

この記事へのトラックバック一覧です: またまたおかず分:

« 掛けの瞬間の感動を放棄するのは余りにももったいない | トップページ | 天気予報って大したもんだと思う »