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2016年2月28日 (日)

伊東に釣行(風の感じ方、見え方)

昨日(227日)は伊東(オーシャン釣具)に釣行。

このところ218日、同25日と2回続けて
現地まで行ったものの
風や雨で漕ぎ出すことができなかった。

どうせ暇なので時間の無駄(いや、有効利用?)はよしとしても
買ってしまった餌は残るし、
ガソリンは無駄に使うし、
妄想は募る一方。

天気予報に騙されて帰ってきたのに
またその天気予報に釘付け状態になる
情けないあり様の五目漁師。

明日(27日)は午前中は良さそうだが、
昼からは風が強まる予報だ。

このままではボート屋さんに予約を入れても
断られそうだなー
と幾つかの天気予報とにらめっこが続く。

8時になって更新されたある予報で
気になっていた昼からの風速が少し好転した。

よし!これならなんとか行けそうだ。

オーシャン釣具のオヤジさんに
恐る恐る予約の電話を入れたのは夜の10時前だったが
なんとかOKの返事はいただけた。
ベットイン直前だったらしい。

どうしても出たかったので、
申し訳ありませんでした。

で、今日はヒラメとマダイを狙う。

泳がせ用のアジが釣れないと困るので
ケチクサク3尾だけ買ってきた。

この時点では絶好の日和だ。

 

Dsxp162250s

しかも、水温が下がってから見なくなっていた小アジの群れが
今日は根の上を真っ黒にして流れて行く。
(もちろん魚探の画面で)

これはヒラメも来ているかも知れないぞ。
早速、買ってきた小アジを泳がせ、
傍らで泳がせアジの補給釣りも始める。
マルアジなので沢山釣っても仕方がないが、
泳がせアジとしては1170円もするので
えらい得した気分になる。

 

Dsxp162252s

しかし、肝心の泳がせの方にはアタリがない。
アンカーを揚げて少し根回りを流してみたりもしたが
結局9時には諦めて場所を真沖の-40mに移動する。

今度は仕掛けを8mのロングハリス1本針に替えてマダイを狙う。

すると早速、何か来た。
いつもの一投目マジックだ。
少し重たいだけなので、
やれやれムシガレイかなと思って上げてくると
なんと小振りのアマダイではないか。

 

Dsxp162253s

そして次もまたアマダイ。
こんな調子なら沖を流してみたくなるが
今日は鯛釣りに集中しよう。

しかし、3投目以降はアタリはなし、エサ取りもなし、
正にこれが冬の海かなと思わせる状況が続く。

それでも今日は粘ってみよう、
ちまちまとうるさい餌取りなどいらない、
一発来れば“ご破産”だから
と、ここ数日風呂の中や布団の中で考えた通りの
棚取りとコマセワークを繰り返す。

やがて東の風と波が次第に強まってくる中で、
やっと狙いとは違ったが小振りのハナダイ(26cm)が上がってくる。

 

Dsxp162257s

その後また小一時間もたったであろうか、
さすがに少し飽きが来てしまい
食わせ棚を底から一気に10mも上げようとして巻き始めるとアタリ。
どうやら居食いのタイミングだったらしい。

今度は少し型が良さそうだ。
ハリスが8mもあるので最後の手繰りが長い。
竿のように弾力がないために
ボートが大きく揺れる度に
引きが強くなったり、急に軽くなり、おやっバラしたかな? を繰り返す。
上がってきたのはハナダイとしてはなかなかのサイズだ(37cm)。

 

Dsxp162259s

この頃から風が次第に南に振れ、
伊東湾を囲む陸地の影で波は少し収まったものの
海面を押さえつけるような腰の強い風が
海面に飛沫を上げながら背中を押すようになってくる。

釣りたい、でも風が怖い。
オヤジさんも心配しているに違いない。
これ以上(風が)上がるとやばいかも。

まだ、朝採れのイキイキした小アジが残っているので
もう一度ヒラメのポイントに戻りたいが
帰りの向かい風を考えるととても無理そうだ。

仕方がない2時前には後片付けに入り
オヤジさんに帰るコールを入れる。

すると、なんと返ってきた返事は、
そんなに吹いてるの?
こちらからはそうは見えないけどなー。

いつも最後の最後まで粘る私が早上がり
というのが余程以外だったらしい。

あれっ、しまった。
その時には餌は捨て、
生かせバッカンの小アジはリリースしてしまっている。

岸に上がってからも、
そんなに吹いてたの? 56mだと思うよ。
◯◯さんならまだやれるよ。

いやっ、ブローで8mはありました。

(五目漁師は昔20年間もワンマンディンギーに乗って
草レースにも公式のレースにもよく参加していたので
風速の読みには自信があるんだけどなー。

確かに岸にあがって沖を見ると
波頭が低いだけにフラットな海に見えてしまい、
うーんもう少し頑張れたかな
と残念に思ってしまう。

喉元過ぎればってやつかな? ちょっと違うか。)

で、今日の貧果はこれ、

 

Cas166266s

ただアジポイントに
一旦姿を消した小アジがまた湧きだしたのを確認できたのが
今日の一番の収穫だった。

真沖の水温も14.9度、
そろそろカイワリ君戻ってらっしゃい!

 

 

 





残念、こんなことだったら小アジの泳がせを
もう少しやってみたかったと悔しがることしきり。
それでも安全第一、
自分で判断することが大事ですね。

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<!ー010伊東釣行ー>」カテゴリの記事

コメント

昨日はそこそこナライが吹いてました。
こちらでも陸と海上は風の向きや強さが違います。
沖で吹かれた帰港すると意外と穏やかな海になっていることがあります。

水温が14.9度あれば、真鯛の他にいろいろ狙えそうですね。
東京湾は11度台で魚の活性が低くて、釣れません。

お疲れ様でした
ボートの上で吹き始めた時、風の判断は難しいですね
特に陸からの風は吹き始めては遅いので
気を付けています
私も今回は従弟と一緒でしたので
早めに移動しました
途中何度か風の弱そうな処で従弟に釣らせたかったのですが
無理と判断して早上がりでした
この時期の風は難しいですね
冬型の気圧配置が逆でも北風が吹く事もあり
またその風が止む事も無く風向きが変わるなど
想定外の風に翻弄されます
釣果は二の次ですね
海の状況を知る事も釣果の一つと思います
この判断を釣り人に判ってほしいものです
次に期待します

釣吉さん、こんばんは。

東伊豆の伊東や川奈はナライが吹くと湾内の波が高まります。
ただ、この風はボート屋さんに押し戻される風です。

一方、南や西が吹くと波は立ちませんが腰が強い風で
しかも湾外に持っていかれる風なので要注意です。

そろそろ15度台になるとアジやカイワリも期待できます。
もうすぐですね。

趣味人たけさん、こんばんは。

東伊豆は西風には強いですが
ただその結果として吹き出した時には
外に持っていかれる風ですから怖いです。
波が立たないだけに恐怖感も薄く
ボート屋さんも心配する風です。

何れにしても、手こぎボートの釣りは
山が迫った岸沿いや岬の影が多いですから
風の予報も難しいでしょうね。

13度台の時にはどこにも魚の影がない静かな海でしたが
正直なもので水温が上がり賑やかになってきました。

今年は1月の中旬までは海水温が高かったですから
真冬の海は短かったです。

佐世保沖まで出撃しましたが、カサゴ1匹で撃沈でした^^;

冬場はタイラバにエサ付けるほうが釣果が上がりますね。

ハナダイ立派なサイズじゃないですか。

塩焼きがうまそう。

飛竜丸さん、こんばんは。

やはりタイラバに餌付けるってありですか?!

昔、よくサビキにオキアミを付けることがありました。
安心代ですが
いつもその方が良いなら問題ですね。

エビとかではなくイソメとかが面白そうです。

五目漁師さん、お早うございます。

自分的にはこの時期死の海と思っている伊東の海にも魚がいるのが意外です。
餌もあるという事なんでしょうね。
それにしてもナイスサイズのデコッパチおめでとうございます。

前も書きましたが3月のカイワリにすごく期待しています。
高感度ライトタックル+夢の天秤+コマセドバマキ作戦でつ抜けを目指します。

それでは、また。


flex-p さん、おはようございます。

ははっ! 言ってくれましたね。
私も正にその海だと思っていますが、伊東に遠慮して
静かな海とか冬の海とかと言っています。

ハナダイもマダイも一緒よとオヤジさんは慰めてくれます。
確かに食味は区別がつきませんが、なんとなくありがたさに欠けますね。

竿はどうでもいいですが、夢のテンビン+ドバマキ作戦は私の狙いと一緒です。
でも、いないとどうしようもないですね。
今のところ予感なしの静かな海です。

おはようございます。立派な鯛じゃないですか。
オイラには貧果に見えませんが。

タイラバですが、この間の38cmのムシガレイ、実は嫁に内緒で数日前に波止釣りしたイソメが冷蔵庫で生存してたので、アオイソネクタイとサバ短もアクセサリーで付けてました。

風読みは難しいですね。
釣りたい気持ちと、戻れなくなる不安感。
オイラも、この間はチキンになり釣れてる110mから撤退してしまい苦い想いをしました。

結果、蓋を開ければ南は吹きましたが5〜6mの予報とは全然違う微風でした。

甲斐の荒熊さん、こんにちは。

上の飛竜丸さんへのコメントで冗談でイソメを付ける話しをしていますが
荒熊さんがもうやってらしゃったんですね。

ビシカゴの錘代わりにタイラバとかサビキの錘代わりにタイラバとか
いろいろ面白そうです。

来週からは一気に暖かくなりそうです。
こんな時は結構風の方も吹きまくることが多いですから
お互いに気をつけましょう。

こんばんは。

いいですね、ハナダイ。
やはり赤いのが釣れると華やかになりますね。

小アジが沸いてきているのはよい傾向ですね。
去年は本当にサッパリだったカイワリ、今年こそは期待したいです。
早く暖かくならないかなあ。

芋焼酎さん、おはようございます。

東京湾側に比べると東伊豆の水温は上々です。
15度台に入ると一気に活気づくかもしれませんね。

昨年は近くの防波堤からワラサが、今は港でスズキがよく上がっているそうです。
ボート釣りのポイントに回ってきてくれると面白いのですが。

お早うございます!
風読みは難しい!

私も同日は多賀で南風にやられました。
ウサギが飛んで波をかぶり、沖上がり12時40分でしたが、14時位に陸から海を見ると静かな海でした。
わからないものです。
でも、悪い方に間違えるより100倍マシだと思ってます。


伊東での真鯛のコマセ釣り、私も夢のテンビンとコマセドバマキです。
竿は柔らかいブロンズバロン5:5調子で動かさないように、ガシャガシャ言わないように気をつけてますが、上手くならないです(笑)!

ところで皆さん、タイラバに色んなライブネクタイを付けてますね(*^^*)?

参考にさせて頂きます。

でも、そんなことより早くタイラバ使ってみたいです。
箱庭が海況ベタ凪ぎになってくれないと行けない~(^_^;)

他の場所でタイラバと言うと大津でしょうか?

海苔棚が無くならないと厳しいですね。

APさん、こんにちは。

同じ日でしたね。
地形的にも似ていますし風も多分同じような感じだったと思います。
私も上がるときには背中に時折スプレーを浴びるほどで
既にお尻はひくひくしていました。
アンカーを上げた後に出てきた浜に向かえない場合には
風下の道の駅のマリーナに突っ込もうと考えていたくらいです。

鯛釣りは伊東で好成績が多いマキコボシとロングハリスがどう効果的に違うのか
興味があり、この日は8mを使ってみました。
仕掛けを含め釣り方を考えるのは楽しいですね。

タイラバはもう少し魚の活性が上がってきた頃にやってみたいポイントが幾つかあります。
箱庭の川奈の次は福浦辺りも面白いと思っています。
(あとで、タイラバの良い記事をメールで送っておきますね。
参考になると思います。)

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