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2016年1月 4日 (月)

五目漁師、サビキでヒラメを釣る

昨日(161月3日)は伊東(オーシャン釣具)に釣行。

初釣りは五目漁師がホームのボート釣り場として
いつもお世話になっているオーシャン釣具店にした。

 

1dsxp162166s穏やかな伊東の海。今年もよろしく。


今日は日夜、陸釣りと称して
自分の釣りに合った竿やリールを探し求めて止まない
(もちろん五目漁師の理解の外の)aさんも一緒だ。

aさんとも相談して、
先ずはマリンタウン方向でヒラメを釣って、
その後正面沖に移動して
最近よく釣れているマダイにもあやかろうという魂胆。

前回は、泳がせ用の小アジがなかなか釣れなかった
にもかかわらず終了間際に辛くもゲットした一尾で
大当たりを果たした記憶が新しい。

 

Dscf2151s大当たりのヒラメ62cm


昨シーズンはヒラメには散々な目に合った分
今シーズンはこんなお返しが合っても良いだろうと思ったほどだ。

オヤジさんは今日も自信を持って小アジは釣れる
と言ってくれたが、どうだろうか?

ポイントに入ると魚探には魚が群れている。
魚影が殆ど見えなかった先週と違い、
今日はいるぞ!

五目漁師は胴付タイプのサビキの釣り味が好きにはなれず
自作の吹き流しサビキを使う。

 

Cas149259s

これならいつもの吹き流し仕掛けと同様の釣り心地だし、
掛かった小魚のバラシも少ない。

仕掛けを底まで落としてコマセを巻いて待つと
先針に付けたオキアミ餌は取られるが
サビキには一向にアジが掛かってこない。

どうやら魚探に映る魚影はアジではなさそうだ。
少し棚を上げてやっと2尾の泳がせアジをゲットしたが
aさんも回りのボーとも小アジ釣りに苦労している。

今、ここのポイントでは
小アジを釣ってヒラメ(またはワラサ)泳がせのパターンの釣りしかなく、
アジ釣りでつまずいてしまうと為す術がない。

10時過ぎにはこの場所を諦めて
貴重な泳がせアジをスカリに入れて
正面沖のマダイ狙いに移動する。

朝からここで釣っていたボートに調子を聞いてみると
全く駄目ですの一言。

こっちも駄目か!
五目漁師はボート集団の少し岸側の38mにアンカリングし
8m31本針のロングハリス仕掛けを落とす。

いつもの一投目マジックで小型のホウボウが直ぐに掛かってくる。

 

2dsxp162170s

しかしその後は全くと言っていいほど魚信がない。
たまにマダイに食いちぎられた痕跡のある
オキアミが上がって来るところを見ると、
いるにはいるが食いっけがないと読んだ。

ここに来て始めた貴重なアジの泳がせも
しばらくして上げてみると硬直状態で既にご臨終だ。

大概のアジはヘトヘトになるまで泳いでくれるのに、
たまに見受けるこの状態は一体何なんだろう?
近づいてくるヒラメを見て恐怖でショック死?
別のポイントで釣ったので水が合わない?
針のさし方が悪く神経をやられてしまった?

さて、1時にはまたここを諦めて
朝のヒラメポイントに戻って
残ったもう一尾の貴重なアジをボートを流しながら泳がせる。

すると間もなくクンクンの後に
ズコンと竿先が海面に突っ込む。

意表をつかれ、
五目漁師の腕が反射的にシャクリを入れる。
すっぽ抜けだ。

うーん、残念。
お前は何度言っても待てない男だね、
なんで待たれへんのや!
と後悔の一人言。

しかし、アジさえあればヒラメはいる。
まだ時間はある。

ポイントにアンカリングし再びアジ狙いを始める。
隣のボートに聞いてもアジは来ないという。

朝一と同じで、
底まで落とすと必ず先針の餌はやられるが
サビキには掛かって来ない。

魚探の群れを無視して
-20mでコマセを出した後にしばらく待つとアタリだ。
20cmの泳がせアジが1尾掛かって来る。

この後、同じ調子で3尾をゲット。
未だ向こうでマダイを狙っているaさんにも
アジが釣れたよと声を掛ける。

余った時間を考えるともう少しアジが欲しいが
aさんがやってきた頃にはまた釣れなくなってしまう。
aさんにはマダイ狙いを止めてこっちに来てもらったのに申し訳ない。

コマセはまだ沢山余っている。
えいっ!こうなればやけくそだ!

コマセをてんこ盛りビシカゴに詰めて、
窓を大きく開き底からハイテンポでシャクリ上げてきて
-20mで止める。

もう、一体何を釣ろうとしているのかわからない。

その23度目であったろうか、
一旦止めたシャクリを再び繰り返そうとすると
強烈な引き。

何だこれは、
グイーングイーンと引きは強烈だか暴れる感じではない。

ハタかカサゴのでかいのでも掛かってくれたかな。

仕掛けは自作のハリス3号スキンサビキ5本針。

時折穂先が海面に突っ込む中、
慎重に柔い竿で引きを交わしながら上げてくる。

見えた!
なんと、ヒラメではないか。
大きさもそこそこはある。

予期していなかったので玉網を手元に取ろうとするが
でかい網が何かに引っかかっている。

すったもんだしたが無事に玉網入れに成功。

 

3dsxp162172s

サビキに掛かったアジにヒラメや青物が食いつくとか、
投げ釣りで掛かったキスにマゴチが食いつくとかはよくある話だが、
どうやらそうではなく
エラの下の腹の部分にサビキの針がスレがかりしたようだ。

しかも海底から15m以上の棚。
底から仕掛けを追ってやってきたのか、
元々こんな高いところで白い腹を見せながら
小アジをハンティングしていたのかは分からないが、

伊東でヒラメを狙う皆様、
伊東の海には今ヒラメがかってのサバフグのように
うようよといますよ!

ここは掛かったヒラメの間抜けさを笑うよりも、
今、丁度細ハリスで如何に大物を釣り上げられるかを探求中の
五目漁師の腕を褒めてやって下さ~い。(えっへん!)

昨シーズンの(運のない)失敗のお返しであろうか
前回といい、今回と言い、
今シーズのヒラメは私に味方してくれる。

で、今日の釣果はこれ。

 

4cas165726sヒラメは丁度50cm


正月帰省中の娘家族に
ヒラメのしゃぶしゃぶと昆布締めをご馳走する。

 

5cas165736s上段が昆布締め

 

6cas165742sしゃぶしゃぶの二皿目

 

 

 

それに暮れに横須賀沖で釣ったマダイは
最近マイブームの蕪蒸しと茶碗蒸しに。

 

Cimg5672sマダイの蕪蒸し

 

Cimg5711sマダイの茶碗蒸し

 

 

 


二人で平らげるのは難しかった釣り魚は
これであとマダイ2尾を残すのみになりました。
ヒラメはちょっと飽き気味です。アマダイが食べたいと。


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<!ー010伊東釣行ー>」カテゴリの記事

コメント

あけましておめでとうございます。

前回の伊東といい、今回の伊東といい、素晴らしいです。
ボートでヒラメの連チャンというのは初めて見ました。

今回の場合、コマセをドバ撒きして寄ってきたアジを狙ってヒラメが寄ってきた感じでしょうか。
釣り師が釣ろうとして集めたアジをヒラメが横取りする。
誰も気がついていないだけで、いままでにもそういうことはあったのかもしれません。
しかし今回は、横取りヒラメよりも人間のほうが上手でスレで釣り上げてしまったわけですね。
ヒラメ君、普通なら仕掛けをぶっちぎって逃げればいいやと思っていたのかもしれませんが、五目漁師さんのアジを横取りしようとしたのが運のつきでした。

コマセドバ撒きでヒラメをかける。
信じられない釣法です。

芋焼酎さん、明けましておめでとうございます。

自作サビキに使っている針は根魚釣り用の針で
眠りが入っています。
平面には掛かりにくい形状です。

そんな針に掛かってしまったヒラメは余程不運な奴か
本当に海中ではヒラメの乱舞かもしれません。

昨年は3尾を立て続けに取り逃がしていますから
もう1尾掛かってくれればご破算です。

五目さん

渋かった伊東
それでも、終わって見れば、お見事の一言!

目の前で、エサのアジ釣りしているのに、なかなか仕掛けが回収されず、何か釣れていると言う。
果て、どうしたんだろうと見ていると、ヒラメ?がなんとかと言っている
やおらタモ網を取り出してすくい上げた網の中には、平べったい魚が。

ヒラメだぁ!
サビキにアジが食いついて、それをヒラメが食ったと思ったのですが、そうじゃ無かった。

今回のヒラメは、お年玉ですね。(^ ^)

私もお年玉がもらえる様に、まずアジ釣りから精進します。(^^;;

今年も宜しくお願い致します。

PS
冬の釣りで、終わった後の温泉は最高ですね。
それだけでも、伊東に満足してしまいます。

五目漁師さん、お早うございます。

連チャンヒラメの釣果おめでとうございます。
もうかないま

すいません、コマセで荒れた手でスマホいじってたら飛んでしまいました。
これからは五目漁師さんではなく、ヒラメ王さんと呼ばせていただきます(笑)
HPのサブタイトルに「湘南のヒラメ王」と付け加えられれば完璧かと思います。

それでは、また。

ヒラメ絶好調ですね。体色が黒くて底の色が岩みたいに黒いのでしょうね。

いい型だし肉厚でうまそうです。奥様も喜ばれたでしょう。

冬場はあれる玄海なので、近場の湾内でヒラメをしばらく狙います。

こんにちは。

伊東で連続ヒラメ、おめでとうございます!

そうなんです、何故かヒラメって狙うと釣れなくて、思いがけなく掛ってきたりします。
次の伊東では、私はヒラメは狙いません、絶対狙いません(笑)。

あやうくボーズだった初釣りのリベンジで、マダイが本線です。

こんにちは
伊東の海も日替わりで釣れたりしていますね
しかし、この渋い中で、ヒラメとは嬉しい釣果です
又、サビキ仕掛けでスレで釣り上げたとは
運以外にも何かありそうですね
ヒラメは5~6mあたり、一気に飛びついてきますが
その上を泳いでいるとは不思議です
まだ水温も18度と高く、舞い上がっているかのようですね
観音崎は一気に14度前後と落ちてきました
暫くは外洋がよさそうですね


ananさん、こんにちは。

ananさんには悪いことをしました。
マダイが釣れたのは1時ころから、
私がお呼びしなければあそこでマダイがあがっていたと思います。

正にお年玉です。
ただ昨年は普通ならやらない取り逃がしをやっていますので
神さんのバランス感覚でしょうね。

底には10cmに満たないシマイサキがいました。
泳がせて見ましたがいつまでも元気に泳いでいたところをみると
食いは悪いように思います。

flex-pさん、こんにちは。

flex-p さんも手荒れでしょうか?
私も酷いですよ。
皆さんコマセと仰っていますが多分付けエサのオキアミが原因だと思います。
少なくとも私はあおき釣具のブロックオキアミ(300円)を使うようになってから
症状はほぼなくなりました。

あと、たまにエギングやタイラバオンリーをやって皮膚を休めるのも効果的です。

湘南のヒラメ王、格好いいですね、
副タイトルが付けられるよう精進します。

飛竜丸さん、こんにちは。

ヒラメはもともと可食部分が多い魚ですから
50cmあると二人では食べきれないですね。

先日までヒラメが食べたいと言っていたヨメサンは既に飽き気味。
今度はアマダイらしいです。

釣り師の評価に比べると正直です。


腰痛持ちさん、こんにちは。

ご安心下さい。
今、ヒラメがうようよ湧いているポイントとマダイのポイントは別です。
マダイ釣りの外道でヒラメが来ることは先ずないと思います。
ただ、フグにはお気をつけ下さい。

オーシャンのオヤジさんの釣果から見ても
午前中に2、3尾ヒラメを釣った後で
マダイ釣りに移動するのが良いと思いますが
いかがでしょうか?

趣味人たけさん、こんにちは。

芋焼酎さんへのレスにも書きましたが
サビキに使っている針にはネムリが入っています。
よくあんな平らなところに掛かったもんだと不思議に思います。

ネムリ針もいい加減なもんですね。

伊東港ではいまだに日に数尾ワラサが上がっていると聞いています。
このポイントでもまだ可能性はあります。

今年は元旦から穏やかな日が続きますね。

相模灘も穏やかな良い凪になりましたね。
初釣りから釣運がありそうです。
今年は釣果に恵まれ良い釣りが出来そうですね。

ヒラメは運だけでは釣れませんが、良い釣りをしましたね。
お疲れ様でした。

釣吉さん、こんにちは。

もちろん手放しでは喜べませんが、この暖かさはいいですね。
いつもの冬の海のように手がかじかんだり、
頭が痛いほど空気が冷たいことはありません。

初釣りの釣果がこの一年を占うものであれば
今後が楽しみですが、どうですかね?

週末出られれば、もう一度鯛を狙ってみます。

明けましておめでとうございます。

年をまたいで連ちゃんでヒラメ
さい先いいスタートで今年はいいことありそうですね。

五目さんのこの釣果で伊東へ向かう人も増えると思います。
自分もヒラメは食べ飽きたなんて言わせてみたいです。

本年もよろしくお願いいたします。

buruさん、明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

ヒラメにマダイ
カイワリの伊東の様子が今年は変わってしまいました。
私はカイワリが唯一狙って釣れる伊東であって欲しいですね。

今年はまだ水温が高いですので
今から春にかけてがその見極めになる時期だと思っています。

今、初釣り中ですが、現時点で唯一の先ほどのアタリは、バラシました。初釣りも激渋です。
予報にない少し強めの西風まで吹きはじめ、身も心も凍りつきそうですが、五目漁師様のブログを見て暖まってます。

どの料理も美味しそうですね。
ヒラメ食べ飽きちゃいましたか。
オイラは、肉が食べ飽きました。
それにしても、サビキでヒラメを釣りあげちゃうとは凄いですね。
新年、早々から神がかった釣りの妙技お見事です。
オイラも、あやかりたい。
残り時間4時間気合い入れて釣りをします。

あははっ! やっぱり海上でしたか。
しかもバラシ。
あらためておめでとうございます。

この時刻であと4時間ということは福浦でしょうか?
それとも乗り合いでしょうか?

福浦の西の突風はきついですからお気をつけ下さい!

ヒラメやアマダイの代わりに肉が釣れてくればどんだけ大量の肉かと思いながら
日夜冷凍庫の魚を有りがたく頂いています。
今回はお正月で娘家族が帰省してきたのに助けられました。

あと2時間半ですね。
大物は最後の1分があれば大逆転です。
頑張って下さい。

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