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2015年7月30日 (木)

あったあった同じ竿が2本

NSの名人釣師“こっ”さんのブログに
自宅にたまった竿の整理をしていたら同じ竿が2本あった
というなんとも物持ちな記事があった。

あれ程にスマートで繊細な“こっ”さんでさえ・・・

煩悩な私なら1本や2本ではきかないかも・・・
と探してみると

あったあった同じ竿。

Cas153439s

しかも中深場を中心に愛用している
シマノの海明(50-240)だ。

おやっ!レンズを穂先の方に向けていくと、

Cas153440s_2





ポキリ!

Cas153441s

実は、先日網代から出た富士丸の釣りで折ってしまった。

先ガイドを含めガイド3本分も先がなくなってしまうと
さすがに修理は不可能。

23日悩んだ末に、
仕方がない、穂先交換の費用をお店に問い合わせてみたところ
予想通り割高だ。

先ずは折れることのない本体側に比べると
わずかに穂先の方が安いことは安い。

しかし問題は値引き。

新品で買う時には竿にもよるが
メーカーがカタログなどで提示する価格に対して
釣り具店の売値は普通に2.5割から4割り程度の割引がある。

しかし、部品として購入する際には
割引きは一切しないとのこと。

いつものことではあるが、
思いもよらぬ出来事で憔悴しきっているお得意さんに
なんともお固い、なんとも冷たいことを平気で仰る。
(こんな時にこそ助け舟が欲しいのに)

それだけではない、
通常の割引の他に
お店がセールなどで時々振る舞ってくれる金券やクーポン、
時には店頭でのお楽しみガラポンくじびきの対象からも外れますよ、
と追い打ちをかけられる。

メーカーやお店側の作戦かどうかは知らないが、
結果的に穂先の交換と
新品購入(もちろん穂先と元竿の2本セット)の
実質的な差はほとんどなくなってしまう。

うーん、考え込んでしまったが
折れた竿はタコ竿にでも変身させてやろう
という苦肉の策が頭に浮かび
穂先取り寄せではなく
お店にあった新品を買うことになってしまった。

因みに、五目漁師は
“こっ”さんのように物持ちではないので
間違っても未使用の竿がでてきたり、
同じ竿がでてきたりすることはない。


さて、折角だから愛竿が折れた理由(状況)を
参考のために記しておこう。

この竿は標準的なカーボンロッドで
穂先は1.8mmφのチューブラー構造、
錘負荷は30号~100号とある。

グラスロッドもカーボンロッドも
素材そのものに関しては
引っ張り力には強くても鋭角的な曲げには弱い。

そこで竿が細い部分では
特に短い間隔で道糸ガイドを取り付け、
曲がりが滑らかに孤を描くにようにすることによって、
錘や魚による竿を曲げる力を
むしろ引っ張る力に変えているものと考えている。

こうすることによってか弱い穂先部分は
そこから出て行く真っ直ぐな道糸に沿うかのごとく
(通常の釣りの動作の中では)
決して鋭角的に曲がったりはしない。

竿を水平に保持した状態で
50号や100号の錘をぶら下げてみるとよくわかるが
細い穂先部分は決して曲がったりはせず
むしろ真っ直ぐに下を向く。

竿の調子にもよるが比較的太い部分が
しかも曲げ力を分散しながら大きな孤を描き全体に曲がる。

このような竿の穂先が折れるとしたら
竿を煽って極端に穂先を持ち上げてしまった時とか
道糸を握って竿と平行方向にテンションをかけた時だ。

つまり本来の釣りでは曲げられることがない穂先を
“へ”の字から“く”の字、そして“つ”の字に曲げてしまうと
この竿のようにあえなくポキリと逝ってしまう。

当然のことながら、逝かすのにそんなに力はいらない。

釣具屋の売り場に竿は指で曲げないで下さい
との注意書きをよく見かけるが、まさにこれだ。

こんなことは承知はしていたが慣れない船釣りで
ついついやってしまった。

当日は結構風が強かったので
餌を付けたり、かごにコマセを詰める際に
たるんだPEが穂先に絡むのが嫌で
ロッドホルダーにかけた竿先の道糸を手元で張って、
つまり“く”の時に曲げていた。

風が強い時には手漕ぎボート釣りでもここまではよくやることだし
まだ大丈夫と思っていたが
慣れない船釣りでいつもの感覚とは違って
既に限界近くまで曲がっていたのかも知れない。

折れたのは丁度船が移動のためにエンジンを加速した瞬間であった。

あれっ!何で?
と思ったが今になって考えてみると
不用意に限界まで曲げられていた穂先が
船の加速で“つ”の字状に曲げられ
当の本人もびっくりするほど簡単に折れてしまったのではないだろうか。

細い穂先はよく曲がるものというのは錯覚で、
穂先が通常の釣りで曲げられることはない。





ということを再認識させられたお粗末なポキッ!でした。

本日もポキっとよろしくお願いします。


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ライフスタイル」カテゴリの記事

コメント

グラス竿から変わりカーボン竿が世に出て軽くて丈夫になりましたが良く折りましたね。
其の後ボート釣りで竿の重さは気にならなくなり、グラスの無垢竿が多くなって折らなくなりました。
しかし、最近やはり竿が重く感じるようになりました。
結局、カワハギなど小物釣りでは釣り易く軽いカーボン竿になり、折る心配が出て来ました。
気を付けないと愛用の竿を折りそうです。

投稿: 釣吉 | 2015年7月30日 (木) 11時25分

釣吉さん、こんにちは。

感度が良いと言われるチューブラーのゴンゴンとくるアタリよりも
クンクンのグラスソリッドの方が好きですが種類の点では圧倒的に
カーボンの方が多いですね。

ただ、この竿にはグラスソリッドタイプがあったのですが
強度を含め最終的に選んだのはカーボンチューブラでした。

そこで、先の折れた竿の穂先(50cm程度)をグラスソリッドで補修することを
今考えています。

投稿: 五目漁師 | 2015年7月30日 (木) 17時55分

五目さん、こんばんは。"とん"です。
同じ竿を2本も持っているなんて、
"こっ"という人はどんな人なんでしょう?
でもなぜか親近感を覚えてしまいます。

「なんだ、五目さんも同じ竿が2本あるんじゃないですか〜」
と思ったら、アフターパーツの高さで「増殖」した竿ですか〜

我が家では、折れた竿は植物のツルの支えとして
第二の人生(竿生)を送っています。

チューブラの竿は簡単に折れてしまいますよね…
私もボートに持ち込んだだけで
使わずに折ってしまった竿があります。

もちろん、ツルの支えになっています。

投稿: とん | 2015年7月30日 (木) 21時16分

五目漁師さん、こんばんは。
データ管理や釣具への思い入れが深い五目漁師さんが同じ竿を誤って2度買いするわけがないと思いましたが、やはり愛用竿の負傷による増殖でしたか。おいらのように海に奉納して同じ竿を買い直すよりはずいぶんマシです(笑)
さすがに竿を誤って2度買いしたことはありませんが、消耗品であるラインやメタルジクは時々やらかしてしまいます。ただでさえお気に入りはかぶって買いやすいルアー類は、いくつ在庫があったか忘れて買い足す、なんてこともありますね。
傷がついたりロストしたりして消耗するからそれほどやっちまった感はありませんが…。
それとは別に。レンタルDVDで映画を何本かまとめて借りると、過去に借りたことがあるタイトルが入っていたりすることがあります。
監督名や主演俳優で選ぶので起こるバカらしいミスですが、これも老化の始まりか?とドキッとしたりしてます(爆)

投稿: ぐっちゃん | 2015年7月31日 (金) 00時07分

とんさん、こんばんは。

“こっ”さん、同じ竿が2本あったなんて“とん”でもない釣師ですね。

“とん”さんのように狭いボートの中で踏んづけて折ってしまうこともありますが
やはり一番多いのは海の神様への奉納です。

置き竿を神様の使者に引っ張り込まれるのはまだしも
片付けた竿を後手にボートの上に置いたつもりが海の上だったとか・・・
ありました、ありました。

竿の価格、仮に穂先の定価が全体の4割、
元竿のそれが6割だとします。

全体を買う時には4割り引きで買えるとすると、
穂先の定価の2割アップです。
おまけの有る無しを考えると同等になってしまいますね。
うーん、納得できません。

投稿: 五目漁師 | 2015年7月31日 (金) 00時12分

ぐっちゃん、こんばんは。

はははっ、タイミングが良すぎます。
今丁度、奉納大臣のぐっちゃんのことを思い出しながら
“とん”さんへのコメントを書いていたところでした。

ぐっちゃんの奉納は私のとは額が違いますからさぞかし神様の受けもよいでしょう。

私は余程ケチなんでしょうか、
買ったつもりが実は買ってなくて家探ししたりすることはありますね。

老化もドキッとする内が花です。
私など、この歳になったらそんなもんだよ! 上等! ですから。

投稿: 五目漁師 | 2015年7月31日 (金) 00時29分

おはようございます
竿は消耗品ですね
特に私は性格が雑なのか、丁寧に物を扱う事が苦手です
ン万円の竿も飽きてくるとバラバラにしてしまいます
それを作り変えて失敗して今は部品の状態
こんな性格になってしまったのは
海への奉納、玄関のドアで折れる、また車のドアに挟んで
船の上で踏んづけて、地球を釣って、まだまだありますね
残った竿はガラクタばかり
しかし、そんな竿がホッとします
なかねぼーとや以前の船宿に置いている竿セットも
まだ残っていますが
あまりにもひどい竿セットなので
誰も使いませんね
今回の折れた穂先、グラスに変えるのは大賛成です
カンコなど面白そうですね

投稿: 趣味人たけ | 2015年7月31日 (金) 09時28分

趣味人たけさん、こんにちは。

何を間違ったか、ややもすると釣りよりも竿自慢、リール自慢の中にあって
たけさんに使われる竿は幸せものです。

私はせいぜいガイドの取り付けくらいまでしかやったことはありませんが
今回の竿、穂先全体をソリッドにするのは面白くないので
折れた竿の穂先50cm位だけをグラスソリッドで修理し
しなやかな海明240-30に仕立てたいと考えています。

投稿: 五目漁師 | 2015年7月31日 (金) 12時31分

竿が折れるとショックですよね。独身時代の大事な業物、折れてしまいましたが製造中止で修理不能。

今は定価2500円の、なまくらで勝負です。
その、なまくらもこないだ穂先が折れましたがトップが2cm程折れただけなので200円でトップガイド付けて復活です。

業物は、感度が違いますよね。
酒代に変わって消えていくお小遣いに反省です。

ちなみに、折れたロッドの再生先が、この間福浦潜ったときに出来ました。
新技!泳ぎ釣り用のロッドにします
( ̄-+ ̄)

投稿: 甲斐の荒熊 | 2015年7月31日 (金) 13時29分

甲斐の荒熊さん、こんにちは。

泳ぎ釣りとか海に浮いている丸太につかまった釣りは子供のころよくやりましたよ。
腰にゴカイの入ったカゴをぶら下げて立泳ぎしながらキスなどを釣ります。

内緒ですが、泳いで行って生簀に放り込んだところあっという間に
ハリスを切られましたね。

うさぎ追いしかの山♪ キスを釣りしかの海♪
田舎の海の懐かしい想い出です。

投稿: 五目漁師 | 2015年7月31日 (金) 17時02分

五目漁師さん、こんばんは。

まったくその通りで、
せっかく激安バーゲン品をゲットしても
穂先が折れて定価で修理なので基本使い捨てです。
まあ私のように買値で2万円未満の竿とリールしか買わない人間にとっては
使い捨ての一択になります。

修理は釣具屋の貴重な収入源なんでしょうね。
粗利6-7割とかの世界なんじゃないでしょうか?

明日は伊東ですが、死ぬほど暑そうです。
クーラーの氷の原料をルービーにして凍らせておき、
暑くなってきた時にガブ飲みしたいです。

車だとルービー飲めないので、
誰か連れてってください(笑)

それでは、また。

投稿: flex-p | 2015年7月31日 (金) 19時45分

flex-pさん、こんばんは。

今天気予報チェックしましたが、明日は涼しいじゃないですか!
30度超えないですよ。

おまけに無風。 釣り日和です。
 
多分一年に一回あるかないかくらいの渋滞もお待ちしていますから
少し早めにそちらを出ないと花火が終わっちゃいますよ。

私は今から湯快爽快に浸かって、かき氷を食べに行きます。

明日のアジは固いと思いますが、途中の-25m辺りで小アジが釣れると聞きました。
ワラサ、ヒラメも片手間に是非狙ってみて下さい。
釣果楽しみにしています。

投稿: 五目漁師 | 2015年7月31日 (金) 21時19分

五目漁師さん、こんにちわ。
まだ釣りを覚えて間もないころです。
先輩のチヌ釣りの穂先見て「こんなに細いのでは、大きいのかかれば折れちゃうでしょう?」なんて言ったことがあります。
「いいや、折れないよ。負荷がかかりすぎた部分は曲がり切って糸とまっすぐになるから、折れることは無いよ。」
という回答でした。この時、竿の原理がやっと理解できたようです。今から30年前かな?(笑)
それからは折れないものだと思っていたのが良かったのか、まったく竿を折ることなく来ていました。
しかし、カヤックで一度折ると、立て続けに同じ竿を3回・・・。(笑)
原理とは全く別の、地球だとか、乱暴だとか、いろいろな理由で折っています。
五目漁師さんの竿もほんとに意外な時に折れましたね。
Uの字型の曲がりだとよかったのでしょうけど、何らかの力、おそらくスロットルの操作で船が動いたときにVの字型になったのでしょうか。
いい穂先作るのもいいですね。生き返った竿でまた行きましょう。

投稿: ume | 2015年8月 1日 (土) 08時58分

umeさん、こんにちは。

船上でも首を傾げていましたが、本当になんで? という感じであっけなく折れました。

やはり少し風が気になり手元で引き過ぎていたのではと思っています。
いまどきの竿は竿尻まで軽くしてあるのでロッドホルダーに掛けにくいですね。
一番後端で挟むのでバランスが悪くそれもあったかも知れません。

結局同じ竿を買いましたし、実はもう一本新発売の竿を新調しましたのでスタンバイOKです。
また誘って下さい。


投稿: 五目漁師 | 2015年8月 1日 (土) 09時57分

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